3万円で行ける海外旅行を徹底ガイド! 旅行の実例と格安で行くコツを紹介

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なるべく安く海外旅行に行きたいと考えている人は多いですよね。そんな人に朗報です。3万円あれば、海外旅行を実現できます!

今回は、3万円で海外旅行を実現できる国やコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

また、あわせて格安で海外旅行を実現させるうえで重要なポイントや、注意すべきポイントも解説します。

格安でも安心して海外旅行を楽しめるように準備しましょう。

3万円の海外旅行を実現できる国を紹介

アジア圏内であれば、3万円で海外旅行を実現できます。3万円で海外旅行が楽しめる国は以下の5つです。

・韓国(ソウル、釜山)
・中国(上海、北京)
・台湾(台北、高雄)
・タイ(バンコク)
・ベトナム(ハノイ、ホーチミン)

それぞれ詳細を紹介していくので、参考にしてみてください。

韓国(ソウル、釜山)

3万円で最も手軽に行ける旅行先は韓国で、日本との距離が最も近いためフライト時間も楽々です。

1月〜2月の真冬時期なら航空券の価格が大幅に下がり、LCCのセールを活用すれば往復1万円台で購入できる場合もあります。

宿泊費の相場はソウルのスタンダードクラスのホテルで1泊8,000円なので、2泊3日であれば航空券とホテル代で3万円に収まりますよ。

格安ホテルやドミトリータイプのホステル、ゲストハウスなどを選べば1泊3,000円〜も可能です。

また、中心部であるソウルから少し離れた釜山であればホテルでもかなり安価で宿泊でき、2泊3日で約2万円の旅行も実現できるでしょう。

観光は南浦洞や広安里ビーチなど、無料で満喫できるスポットも多くあります。

項目 詳細
フライト時間 約2時間
最も安い時期 1月、2月
ベストシーズン 3月〜5月、9月〜11月
時差 なし
レート 1ウォン=0.105円 ※2025年12月時点

中国(上海、北京)

中国への渡航は、1月〜2月の真冬が最もリーズナブルな時期です。

LCCの航空券セールを狙えば上海で往復15,000円、北京で往復18,000円で購入できるケースもあり、中国東方航空の深夜便を選ぶのが最も安くできる方法です。

宿泊費用は、上海は地下鉄2号線沿いの浦東エリア、北京は地下鉄5号線の宋家庄エリアのホステルを利用すれば1泊2,000円〜で探せます。

地下鉄の運賃は1回あたり約40円と格安なので、観光も豫園や天安門広場などの入場無料の場所を中心に回れば、旅費を大幅に抑えられますよ。

項目 詳細
フライト時間 上海:約3時間、北京:約4時間
最も安い時期 1月、2月
ベストシーズン 3月〜5月、9月〜11月
時差 マイナス1時間
レート 1元=22円 ※2025年12月時点

台湾(台北、高雄)

台湾旅行は6月〜9月の雨季が狙い目です。

LCC各社のセールを活用すれば往復1万円台の航空券を確保できる可能性があるので、さらに費用を抑えられます。

宿泊場所は、台北は西門町から少し離れた龍山寺エリア、高雄は六合夜市の近くにあるホステルを選ぶと1泊約2,500円〜で泊まれます。

食事は夜市に行けば1食300円ほどで現地のおいしい料理を楽しめますし、朝食や昼食は台湾式マクドナルドを利用すれば、200円ほどでボリュームたっぷりの食事ができますよ。

2泊3日の旅程で全て含めて2万5,000円も実現可能です。

項目 詳細
フライト時間 約4時間
最も安い時期 6月〜9月
ベストシーズン 10月〜12月
時差 マイナス1時間
レート 1台湾ドル=4.97円 ※2025年12月時点

タイ(バンコク)

タイは雨季である6月〜9月のLCCセールを狙うのがポイントです。

さらに、深夜便を選べば往復1万8,000円〜のチケットを見つけられることも多いです。

宿泊は、カオサンロード周辺にあるゲストハウスを探せば、1泊約1500円〜で見つけられます。

食事は屋台料理を中心にすれば1食200円ほどで済みます。観光は、寺院を巡る場合は入場料が各200バーツ(約800円)ほどです。

移動はBTSスカイトレインとメトロを活用し、交通費を1日あたり300円ほどに抑えられると、3泊4日で行ったとしても3万円以下での旅行を実現できるでしょう。

項目 詳細
フライト時間 約4時間
最も安い時期 6月〜9月
ベストシーズン 11月〜2月
時差 マイナス2時間
レート 1バーツ=4.95円 ※2025年12月時点

ベトナム(ハノイ、ホーチミン)

ベトナム旅行は9月〜11月の雨季終盤に行けば、航空券の費用を抑えられます。

さらにLCC各社の深夜便を活用すれば、往復2万円も可能です。

ベトナムならではの食事も例えば、麺料理のフォーは200円ほど、サンドイッチのバインミーは150円ほどで食べられるお店がたくさんあります。

移動手段は、ベトナムのバイクタクシー「Grabバイク」を利用すると日本のタクシー料金と比べて数分の一程度で楽に移動できますよ。

渋滞の回避も簡単で、アプリ上で事前に目的地と料金が表示・確定されるため、ぼったくりの心配がないので安心です。

ただし、雨季はカッパ、長距離利用ではマスクを用意しておくことをおすすめします。

項目 詳細
フライト時間 ハノイ:約6時間、ホーチミン:約6時間半
最も安い時期 9月〜11月
ベストシーズン 11月~2月
時差 マイナス2時間
レート 1ドン=0.00059円 ※2025年12月時点

往復2万円でも海外に行ける国がある?

往復2万円前後の航空券代でも海外旅行に行ける国はあります。

前章で紹介した韓国・中国・台湾・タイ・ベトナムの5か国に加えて、マカオ(香港)・フィリピン・マレーシアなどもLCCのセール時や閑散期に、格安チケットが取れれば可能ですよ。

往復2万円台で行ける海外旅行を実現するのに必要な共通条件は、以下の通りです。

・日本から距離が遠すぎない
・フライト数が充実している
・LCCで行ける国である
・日本よりも物価が安い
・閑散期を選ぶ
・セール時期に航空券を買う

海外旅行を往復2万円台で抑えるには、日本から近い国であることが大前提なので、アジア圏が中心です。

料理や建築物、買い物、リゾート、自然など自分の旅行目的にあわせて目的地を考えてみましょう。

3万円で海外旅行を実現するためのポイント

予算3万円で海外旅行を実現させるためのポイントをいくつか紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

ハイシーズンは避ける

渡航時期は、海外旅行の費用を大きく左右する要素のひとつです。

安く海外旅行に行くための前提として、ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始などのハイシーズンは航空券や宿泊施設の料金が大きく跳ね上がるので避けましょう。

また、各国のベストシーズンも観光客が増えるために価格が高騰するので、事前に調べて避けるようにしましょう。

海外旅行は可能であれば余裕を持って半年ほど前から目的地を決めて、人気の旅行シーズンの前後に旅程を組むようにするのがベストです。

出発の3か月前には航空券を買えるようにしておきましょう。

航空券を予約するタイミングを見極める

航空券を予約するタイミングは、海外旅行の費用を抑えるうえで非常に重要なポイントです。

航空会社のシステム上、火曜日の深夜から水曜日の未明にかけて運賃の見直しを実施することが多いといわれており、出発3カ月前の深夜が格安チケットを入手するベストタイミングです。

さらに、早朝便や深夜便を選択すればより安価なチケットを購入でき、3万円以下での海外旅行も実現できるかもしれません。

また格安航空券を見つけるには、Trip.comやスカイスキャナーなどといった航空券比較サイトを活用するのも大切です。

加えて、LCCのセールやキャンペーン時期を逃さないようにこまめなチェックもしましょう。

宿泊先はホテルにこだわらずに幅広い選択肢を考える

3万円の予算で海外旅行に行くには、宿泊先の節約も重要です。

ホテルだけにこだわらず、ホステルやゲストハウスなども選択肢に入れてみてください。

個室を選べる所もありますが、部屋を他の宿泊者とシェアするドミトリータイプであれば、さらに滞在費を削減できます。

他には、低価格でアパートメントの一室を貸し出している「Airbnb」や、無料または低コストで旅行者を家に泊めるホストを探せるコミュニティサービス「Couchsurfing」もありますよ。

「Couchsurfing」は現地のホストの家に滞在するため、ローカル体験や語学・文化交流をしたい人には特におすすめです。

地元住民しか知り得ない観光スポットやグルメなどを教えてもらえるかもしれません。

3万円以内で海外に行けるツアー事例を紹介

3万円以内で海外旅行に行けるツアー事例を紹介します。

今回は、トラベルjpからホテル・航空券がパッケージになった韓国(釜山)の格安ツアープランを紹介するので、参考にしてみてください。

出発地 成田空港
料金(総額) 大人2名 57,400円
(1名あたり 28,700円)
旅程 【3日間】
1日目:成田(10:30~12:30) ➔ 釜山(13:00~15:00)
2日目:自由行動
3日目:釜山(07:30~08:30) ➔ 成田(09:30~11:00)
ホテル立地 地下鉄1号線「南浦(ナンポ)駅」または「中央(チュンアン)駅」より徒歩約5分

紹介したプランは、2泊3日でホテルと航空券がセットになったツアープランです。ただし、ツアーといっても自由行動です。

ホテルはプサンタワーのある龍頭山公園のすぐ下に位置していて、南浦洞の繁華街も徒歩圏内。

ホテル周辺には飲食店やコンビニなども多く、釜山が初めてでも安心で便利な立地です。

格安海外旅行で注意したいこと

格安で海外旅行に行く際は、以下のような注意すべきポイントもあります。

宿泊先の選定

セキュリティがしっかり確保された宿泊先を選びましょう。最新の口コミ、写真付きの投稿をチェックするのがポイントです。

安さだけでなく、安全で快適に過ごせる環境か事前にチェックしておくことが、格安旅行を満喫するコツです。

交通手段

格安旅行では、交通費も考えておかないと予算オーバーになる可能性があります。

空港から市内への移動や観光は、公共交通機関を利用するのが鉄則です。

特に東南アジアでは、メーターを使わない白タクも多く、知らずに乗ってしまうと多額の請求をされてしまうケースもあります。

ある程度どこを周るかを考えておき、事前に大体の移動費を調べておくと予算管理に役立ちます。

インターネット

予算3万円以下の海外旅行でも、インターネット環境は妥協しないことをおすすめします。

旅行中はインターネットですぐに調べられる環境が重要です。

現地のWi-Fiは不安定な場所も多いので、eSIMの購入がおすすめです。

LCCのデメリットの理解

格安で海外旅行に行く場合は基本的にLCCで航空券を予約しますが、以下のようなデメリットを理解し、対策をしておく必要があります。

・預け荷物や座席指定、各種サービスなどは追加料金がかかる
・ほとんどの場合、変更やキャンセルができない
・遅延が多く、欠航した場合の補償もほぼない

LCCで航空券を予約するときは、画面で手続きを進めるときに何に追加料金がかかるのか、慎重に内容を確認しながら進みましょう。

加えて、預け荷物の料金を抑えるために荷物を最小限にできるよう工夫します。

また、遅延の可能性が多いことを意識して、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

大幅な遅延や欠航の補償対策としては、航空機遅延補償特約付きの海外旅行保険に加入しておくと安心です。

クレジットカード付帯の保険を活用する方法もありますよ。

まとめ

3万円で海外旅行が実現できる国は、韓国・中国・台湾・タイ・ベトナムの5か国です。

日本からの距離が近く、物価も安いので、航空券・宿泊費・観光費・食費・交通費を全て含めても3万円前後で収まります。

ただし、実現するためには以下のポイントが重要です。

・ハイシーズンを避ける
・LCCのセール時期を狙う
・現地での移動は公共交通機関を使う
・ホテルのみにこだわらず、ゲストハウスやホステルも探す

コツを押さえて、格安で海外旅行を満喫しましょう!

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