
台湾旅行や出張を控えている中で、「台湾には空港がいくつあって、どこを使うのが便利なのか」は、必ずと言っていいほど気になるポイントではないでしょうか。
特に、台北エリアには桃園国際空港と台北松山空港という2つの主要空港があります。
それぞれアクセスのしやすさや設備が大きく異なるため、旅行スタイルに合わせた選択が欠かせません。
本記事では、台湾の主要空港の特徴や違いをわかりやすく整理し、各空港の設備やラウンジ情報、そして市内へのアクセス方法まで解説していきます。
日本から台湾に行く際のおすすめ空港は主に2つ | 桃園国際空港・台北松山空港
日本から台湾へ向かう際、多くの旅行者が利用するのは桃園国際空港と台北松山空港の2つの主要空港になります。
まずは、この2つの空港のアクセスのしやすさや利便性の違いを解説します。
桃園国際空港は、国際線の大半を担う大規模空港で、日本各地からの直行便も多く発着します。
空港の規模が大きいため、カフェやレストラン、フードコート、両替所、SIMカウンター、ラウンジなどの旅行者向け設備が非常に充実している点が特徴です。
市内中心部からはやや離れており、台北駅まではMRTやバスを利用して30〜60分程度かかります。
台北松山空港は、台北市内のど真ん中に位置する非常に珍しい都市型の空港です。
立地の利便性が最大の魅力で、空港を出てすぐにMRTに乗れるほか、台北駅・台北101・士林夜市など主要エリアへも短時間でアクセスできます。
空港規模は小さめで、飲食店やショップの数は桃園に比べると限られますが、そのぶん動線がシンプルで迷いにくく、手続きもスムーズに済ませやすいです。
桃園国際空港
台湾の玄関口として最も利用者が多い桃園国際空港(Taiwan Taoyuan International Airport)。
初めての台湾旅行でも安心して使えるよう、空港内の設備や市内へのアクセスをわかりやすく案内します。
特徴と魅力
桃園国際空港は、日本各地からの直行便が多く、LCCからフルサービスキャリアまで幅広い航空会社が乗り入れているため、予算や時間に合わせて便を選びやすい点が最大の魅力です。
ターミナルは拡大が進んでおり、施設全体が広く近代的で、旅行者向けサービスが非常に充実しています。
また、桃園空港は館内の案内表示が日本語に対応しており、音声アナウンスも多言語で流れるため、語学に不安がある旅行者でも問題なく利用できます。
空港スタッフも丁寧で、日本からの観光客の対応にも慣れているため、困った時のサポートを受けやすいです。
飲食店・ラウンジ・両替所など
桃園国際空港は、台湾の空港の中でも飲食店やショップが最も充実しており、到着後・出発前の過ごし方が非常に豊富です。
飲食に関しては、台湾名物が気軽に味わえるレストランから、スターバックスなどのカフェチェーン、日本でもお馴染みのモスバーガーやかつや、ルーロー飯などの台湾グルメを楽しめるフードコートまで幅広く揃っています。
ラウンジも非常に充実しており、航空会社ラウンジに加えて、有料やプライオリティパスで利用できるプラザ・プレミアム・ラウンジやオリエンタルクラブラウンジなど、様々な選択肢があります。
さらに、ラウンジ外にある「Airport Experience Zone」には、無料で利用できるシャワーもありました。
驚くほど清潔で、ファミリーマートも同じフロアにあるため、タオルやアメニティも簡単に購入できる点が便利でした。
両替所・ATM・SIMカウンターも豊富で、特に到着階に複数並んでいるため、必要な手続きを1か所でまとめて行うことができます。
両替は台湾ドルのレートが比較的安定しており、空港でも大きな損はありませんが、時間帯によって混雑しやすいため、並ばずに済ませたい人はATMでの現金引き出しもおすすめです。
SIMカウンターは中華電信・遠傳電信・台湾大哥大など大手キャリアが揃い、日本語対応のパンフレットもあるため、通信プラン選びも簡単に済ませることができます。
市内へのアクセス
桃園国際空港から台北市内へのアクセスは、MRT、バス、タクシーなど複数の選択肢があり、旅のスタイルに合わせて便利に利用できます。
MRT(桃園機場捷運)は台北駅まで約35〜50分で到着することができ、快速列車なら停車駅も少なく、混雑する時間帯があるものの移動自体はスムーズです。
バスも台北駅行きの主要ルートがあり、料金がMRTより安く、深夜や早朝便でも安心です。
ただし、宿泊先が台北駅から徒歩圏外だと少し移動が大変でした。
台北駅自体が大きく、出口も複数あるため、どこから出れば良いか迷いやすいです。
荷物が多い場合や乗り継ぎがある場合は、駅近くの宿泊先を選ぶと移動の負担が格段に軽くなります。
その後台湾に再渡航した際は、乗り継ぎ便で荷物が多く、一泊しなければならなかったのですが、Klookで予約した配車サービスが非常に便利でした。 料金は約7千円ほどで、ホテルまで荷物ごとスムーズに移動できました。
台北松山空港

台北中心部にある松山空港(Taipei Songshan Airport)は、アクセスの良さが際立つ都市型空港で、スムーズに市内へ移動したい人に人気があります。
このセクションでは、松山空港ならではの使い勝手や、施設面の特徴を見ていきましょう。
特徴と魅力
台北松山空港は、台北市内中心部に位置する非常に利便性の高い空港で、旅行者にとって到着後すぐに街に出られるのが最大の魅力です。
空港自体は規模がコンパクトで、館内は迷うことなく移動できる設計です。 初めて台湾を訪れる旅行者でも、入国審査や荷物受取、税関通過までスムーズに行えます。
規模が小さい分、施設やショップは桃園ほど多くはありませんが、短時間の滞在でもストレスが少ないのが松山空港の魅力です。
また、桃園空港と比べると多言語案内が劣っている印象はありましたが、英語や中国語に自信がなくてもさほど困ることはないと感じました。
一方で、松山空港は空港にしては珍しく営業時間が決まっており、早朝便の場合は注意が必要です。
私自身、朝イチの便に乗るため早朝に到着しましたが、空港は6時まで入れず、外で待たなければならなかった経験があります。
早朝便や深夜便の利用時は、事前に開門時間を確認しておくと安心です。
飲食店・ラウンジ・両替所など
台北松山空港は規模が小さい一方で、必要最低限の飲食店やショップがコンパクトにまとまっています。
空港内のフードコートは桃園ほど広くはありませんが、サブウェイやモスバーガー、スターバックスがあり、さらに台湾グルメを楽しむことができるレストランも揃っています。
また、お土産屋さんもあり、パイナップルケーキやドライフルーツなどの定番土産を購入できるので、旅行中に買いそびれてしまった方も安心です。
ラウンジは対象の航空会社利用客専用のVIPラウンジやプライオリティパス対応のプラザ・プレミアム・ラウンジがあります。
また、両替所やATMも1階到着ロビーにまとまっており、到着直後に必要な現金や通信環境を整えることができます。
市内へのアクセス
台北松山空港の最大の特徴は、何と言っても市内アクセスの良さです。
空港を出てすぐMRTに乗ることができるほか、タクシー乗り場も到着ロビーに整備されており、荷物が多い場合や家族連れでも負担なく移動可能です。
所要時間は台北駅まで約15〜20分と非常に短く、桃園空港と比べると移動時間を大幅に節約できます。
バスも複数路線が利用可能で、周辺のホテルや観光スポットまで直行できるため、目的地に応じて柔軟に選択できます。
桃園国際空港と台北松山空港間の移動
2つの主要空港間を移動する必要があるケースは意外と多く、所要時間や交通手段を知っておくと旅の安心感が大きく変わります。 本セクションでは、移動の基本ルートや押さえておきたいポイントをご紹介します。
台湾旅行では、桃園国際空港と台北松山空港を組み合わせて利用しなければならないケースもあります。
例えば、到着は桃園で、翌日のフライトを松山から利用する場合や、乗り継ぎ便の都合で空港間を移動する必要がある場合です。
この2つの空港は台北市内を挟んで位置しており、直線距離では約40kmほど離れています。
代表的な移動手段は、タクシーや配車アプリ、バスです。
タクシーは直接移動できるため、荷物が多い場合や家族・友人と一緒の場合に便利です。
バスも空港間移動の選択肢として利用可能で、事前に路線や時刻を確認すれば比較的安価に移動できます。
私が以前EVA AIR(エバー航空)でヨーロッパから日本へ帰国する際、空港を変える必要があった経験があるのですが、カウンターで確認すると、空港間を結ぶバスが運行されており、100元で移動可能でした。
ただし、英語も日本語もなかなか通じず、バスを見つけるまでかなり苦労したので、慣れない旅行者にはタクシーやUberなどの配車アプリの方が安全で快適です。
旅の目的に応じて利用空港を選ぼう
日本からの台湾旅行は、どちらの空港を選ぶかで時間や負担が大きく変わります。 ここでは、渡航の目的に合わせて、空港選びのポイントを分かりやすくまとめます。
台北市内を中心に観光を楽しみたい場合や、仕事の出張で滞在時間が限られている場合は、台北松山空港が便利です。
市内までのアクセスが短いため、到着後すぐに移動でき、無駄な時間を省けます。
特に半日しか自由時間がない弾丸旅行では、松山空港を使うことで観光や食事に充てる時間を最大化できます。
一方、国際線で長時間のフライトを経て台湾に到着する場合や、家族や友人との旅行で時間にゆとりのある場合は桃園国際空港がおすすめです。
市内までの移動時間は松山ほど短くはありませんが、空港内の施設が充実しており、両替やSIMカード購入、軽食や休憩など、到着後すぐに必要な手続きをスムーズに済ませることができます。
また、国際線の便数も多く、世界各地からアクセスしやすいのもポイントです。
まとめ
台湾には国際線・国内線ともに複数の空港がありますが、日本からの台湾旅行を計画するときに便利な空港は台北にある桃園国際空港と台北松山空港の二つになります。
どちらの空港を選ぶかによって、旅のスタートのスムーズさや目的地への移動時間が大きく変わるため、旅行プランに合わせて最適な空港を選ぶことが大切です。
次の台湾旅行を計画する際は、ぜひ本記事の情報を参考に、自分の旅に最も合う空港を選んでみてくださいね。
◇経歴
高校は日本国内の文部科学省グローバル教育指定校に通学。
高校卒業後、タイの国立タマサート大学に1年間正規留学。
その後、転入先であるチェコの国立マサリク大学で政治とメディア学を専攻。
イギリスの企業でマーケティングインターンを経験し、その後ジュニアマーケターとして採用され、英語での実務経験もあります。
◇資格
・TOEIC 800(高校2年次取得
・ IELTS 6.5(高校3年次取得
・ CEFR C1 (大学2年次取得)
◇留学経験
・アイルランド・ダブリンで2週間のホームステイ (高校2年次)
・タイ国立タマサート大学(1年間正規留学)
・チェコ国立マサリク大学(現在3年目で政治とメディア学専攻)
◇海外渡航経験
・25カ国訪問済み(例:ギリシャ、ベトナム、アルバニアなど)
・現地での留学やインターンシップの経験あり
・現在は30歳までに30カ国訪れることが目標
◇自己紹介
旅行が大好きで、異文化交流や新しい経験を大切にしています。これまでの経験を活かし、留学の良さを伝えていけたらと嬉しいです。