
海外でリゾート気分を満喫したいけど、予算が少ないため手軽に行ける場所がないか探している方もいるのではないでしょうか。
ビーチリゾートと聞くとラグジュアリーなイメージを持つかもしれませんが、リーズナブルに楽しめる場所も少なくありません。
この記事では、コスパのいい海外リゾート地を紹介し、おすすめの過ごし方や安い時期、旅費を抑えるコツについて解説します。
少ない予算でビーチリゾートを満喫できる場所を探している方は、ぜひ参考にしてください。
【地域別】コスパのいい海外リゾート地
ここでは、コスパのいい海外リゾート地を「東南アジア」と「南太平洋」の地域に分けて紹介します。
なお、ホテルや航空券の価格は、シーズンや航空会社、予約時期などによって大きく変動します。記載の価格はあくまで目安であり、2025年時点の最安値や一般的な相場です。
東南アジア
バリ島|インドネシア
バリ島は、インドネシア中東部、ジャワ島の東側に位置する島です。白砂のビーチや透明度の高い海が魅力で、サーフィンやダイビング、パラセーリングといった多彩なマリンスポーツが楽しめます。
特に、クタビーチは「サーフィンの聖地」として知られており、サーフィンを楽しみたい方におすすめのスポットです。
また、バリ島ではリーズナブルな価格でスパやマッサージを受けられます。ビーチリゾートを満喫した後に、旅行の疲れを癒すのも良いでしょう。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊5日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊1万円前後〜 |
| 航空券代の目安 | 往復5万円前後〜 |
ダナン|ベトナム
ダナンは、ベトナム中部に位置する海岸都市です。近隣には世界遺産のホイアンやミーソン遺跡などへのアクセスも良好で、ビーチだけでなくさまざまな観光スポットを楽しめる場所です。
ビーチリゾートとして人気のスポットが「ミーケービーチ」。パラセーリングやジェットスキー、バナナボートといった豊富なマリンアクティビティを満喫できます。
ビーチ沿いには、レストランやカフェも立ち並び、ベトナムのフルーツを使ったジュースやカクテルを味わいながら、のんびり過ごすのもおすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊4日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊5,000〜1万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復4万円前後〜 |
セブ島|フィリピン
セブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島に位置する、世界的に有名なリゾート地です。真っ白な砂浜と透明度の高い海が特徴で、シュノーケリングやダイビング、パラセーリングといったマリンアクティビティが楽しめます。
中でも、セブのオスロブはジンベエザメと泳げる場所としても有名です。遭遇率は99%と言われており、高い確率でジンベエザメに出会えます。
ビーチリゾートと併せて、ジンベエザメと泳ぐ体験にもぜひチャレンジしてみてください。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊4日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊5,000〜1万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復4万円前後〜 |
ランカウイ島|マレーシア
ランカウイ島は、マレーシア半島北西部に位置する、99の島々からなる群島です。世界ジオパークに認定され、自然が豊かなリゾートアイランドとして人気を集めています。
観光スポットはそれほど多くないものの、穏やかなリゾートホテルが点在しており、落ち着いた時間を過ごすのに最適です。
また、島の奥地を探索するカヤックを体験するのもおすすめの過ごし方。ランカウイ島の自然を満喫できるでしょう。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊4日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊5,000〜1万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復5万円前後〜 |
ピピ島|タイ
ピピ島は、タイ南部のアンダマン海に浮かぶ、6つの島々からなる諸島です。透明度の高いエメラルドグリーンの海と、巨大な絶壁岩が作り出す景観が魅力です。
海ではシュノーケリングを楽しむことができ、シャークポイントではサメに出会えます。
その他には、人気の島を巡るアイランドホッピングツアーに参加するのもおすすめです。スピードボートやロングテールボートなどで周辺の離島を巡り、絶景スポットを訪れます。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 1泊2日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊5,000〜1万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復4万円前後〜 |
南太平洋
フィジー
フィジーは、南太平洋の中央、オーストラリアとニュージーランドの北東に位置する国です。透き通るような海が魅力で、シュノーケリングやダイビングでカラフルな魚を観察できます。
また、フィジーでは人気の離島を巡る日帰りツアーに参加するのもおすすめです。引き潮のときに現れる白い砂浜でのんびりと海を眺めたり、水上レストランで食事を楽しんだりと、1日中リゾート気分を味わえます。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊5日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊1万〜2万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復8万円前後〜 |
グアム
グアムは南太平洋ではありませんが、コスパの良いリゾート地として人気です。西太平洋のマリアナ諸島最南端に位置する島で、日本から飛行機で3〜4時間ほどの距離にあります。
青い海に白い砂浜が特徴のビーチが魅力的。シュノーケリングやサップをはじめ、イルカウォッチングなどのアクティビティも楽しめます。
ウォーターアクティビティが併設されているホテルもあり、1日中リゾートを満喫できるでしょう。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊4日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊1万〜2万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復4万円前後〜 |
サイパン
サイパンも南太平洋ではありませんが、グアムから近くコスパの良いリゾート地として人気です。太平洋の北マリアナ諸島の中にある主要な島で、日本から3時間半ほどの距離にあります。
美しいサンゴ礁と透明度の高い海が特徴で、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツを楽しめるのが魅力です。
中でも、抜群の透明度の海を誇る無人島の「マニャガハ島」が人気スポット。浅瀬でもカラフルな魚やサンゴ礁が広がり、初心者でも安心してシュノーケリングができます。
| 項目 | 内容 |
| 滞在日数の目安 | 3泊4日〜 |
| ホテルの価格目安 | 1泊1万〜2万円前後 |
| 航空券代の目安 | 往復4万円前後〜 |
海外リゾートでの楽しみ方・おすすめの過ごし方
海外リゾートに行く際は、非日常的な体験を楽しみたいものです。
ここでは、リゾート地をより楽しむために、おすすめの過ごし方を紹介します。
ビーチ・プールでのんびり過ごす
海外リゾートでは、まずホテルの前にあるビーチや併設されているプールでのんびり過ごすのが定番です。ビーチチェアに寝転がり、日光浴や読書、音楽などを楽しみましょう。
また、砂浜やプールサイドで過ごすのも良いですが、海水浴やダイビングを楽しむのもおすすめの過ごし方です。
さらに、ホテルによってはビーチクラブやリゾートのバーがあり、BBQや好きなドリンクも味わえます。
街でショッピングを楽しむ
ビーチでのんびり過ごすだけでなく、街歩きをしながらショッピングを楽しむのもおすすめです。現地の文化を感じながらお土産やファッション、雑貨などを見て回れます。
特に、地元のマーケットがあれば、ぜひ訪れてみてください。現地でしか味わえないローカルの料理を堪能したり、伝統的な工芸品やお土産などをリーズナブルな価格で購入できたりします。
グルメを堪能する
海外リゾートでは、グルメを堪能することも楽しみの1つです。現地の名物料理やローカルフードで、日本とは違った味わいを楽しめます。
ホテルにあるレストランでも食事を済ませられますが、せっかくなら現地で評判のレストランに足を運んでみるのも良いでしょう。
また、地元のビールやカクテルに挑戦するのもおすすめです。バーで青い海を眺めながらドリンクを飲み、リゾート気分を堪能しましょう。
マリンアクティビティを楽しむ
マリンアクティビティは、海外リゾートを満喫できる過ごし方の1つです。
例えば、透明度の高い海でサンゴ礁や熱帯魚を観察するシュノーケリングやダイビングがあります。
他にも、海の上を爽快に疾走するジェットスキーやバナナボート、マングローブの迷路を探索するカヤックやサップなど、さまざまです。
ビーチリゾートでしか体験できないマリンアクティビティに挑戦し、存分に海の魅力を味わいましょう。
スパ・マッサージで日々の疲れを癒す
スパやマッサージで日々の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュするのもおすすめの過ごし方です。
伝統的なマッサージや独自のトリートメントが用意されているところもあり、非日常の癒し体験ができます。
例えば、リゾートのスパ施設で専門セラピストによるマッサージを受けたり、水上スパや露天風呂で絶景を眺めながらリラックスしたりするのが魅力です。
スパと併せてプールやサウナなどの施設も利用し、リフレッシュするのも良いでしょう。
リゾート地への旅費が安くなる時期
海外リゾートへの旅費が安くなる時期は、基本的に大型連休(ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始など)を避けたオフシーズンです。
ここからは、リゾート地への旅費が安くなる時期を詳しく解説します。
お正月明け〜2月下旬
お正月が明けてから2月下旬までは、旅費が安くなります。年末年始や旧正月の大型連休が終わり、旅行者が減るためです。
この時期は、航空券やホテルの料金が下がる傾向にあります。特に、春休み前は観光地が空いており、旅行会社のツアー料金も安くなるので狙い目です。
5月中旬〜6月下旬
ゴールデンウィークを明けて梅雨の時期に差し掛かる時期は旅行者が減り、航空券やホテルの価格が下がる傾向にあります。
また、この時期は過ごしやすい気候の場所も多く、快適な旅行を楽しみたい方にとって狙い目です。
9月〜11月中旬
夏休み後からクリスマスが始まるまでの時期は、旅行客が少なくなるため、旅費が安くなります。
特に9月中旬から11月中旬は、多くのリゾート地でオフシーズンに入ります。観光地も混雑が少なく快適に過ごせるでしょう。
より安く海外リゾートへ行く方法

海外リゾートへの旅行を検討していて、旅費をなるべく安く抑えたいと考えている方もいるでしょう。
ここでは、より安く海外リゾートへ行く方法を解説します。
オフシーズンを狙う
ハイシーズンは避けて閑散期を狙うのが、安く海外リゾートへ行くコツです。特に、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始といった大型連休は価格が高くなります。
安い時期に比べて航空券の価格に倍以上の差が生じることも少なくありません。そのため、安く抑えて海外リゾートに行きたい方は、オフシーズンを狙うのがおすすめです。
LCC(格安航空会社)を利用する
LCC(格安航空会社)を利用すると、航空券代を安く抑えられます。
LCCは、フルサービスキャリアのような機内サービスが含まれていないため、格安で飛行機に乗れるためです。
例えば、バリ島やグアムなどはLCCを利用すると、最安値で往復4〜5万円ほどで購入できます。
航空券代は旅費の中でも大きな割合を占めるので、安く購入できると費用全体を抑えられます。
2〜3か月前に航空券を予約する
航空券は予約が遅くなるほど価格が上がる傾向にあるため、2〜3か月前に予約しておくのがおすすめです。
2〜3か月前は空席が多い時期なので料金が安くなる傾向にあり、早割やキャンペーンが実施されていることもあります。
旅行の予定がすでに決まっているのであれば、早めに航空券を予約しておきましょう。
まとめ
週末や連休に日本から行けるコスパの良いリゾート地は少なくありません。
少ない予算でも、美しい砂浜のビーチで日光浴やマリンアクティビティを楽しむことができます。
旅費を安く抑えつつ、ビーチリゾートを満喫したい方は、今回紹介したおすすめのリゾート地をぜひ検討してみてください。
◇経歴
Webライター(留学・旅行関連)
◇留学経験
・フィリピン 2ヶ月
・カナダ(ワーキングホリデー中) 4ヶ月
◇海外渡航経験
・留学:フィリピン
・ワーキングホリデー:カナダ、ニュージーランド(1年ずつ)
・旅行:アメリカ、シンガポール、台湾など
◇自己紹介
海外での留学や仕事、旅を通じて、英語力だけでなく、行動力や環境への適応力も身についたと感じています。
また、異なる文化や人々の価値観に触れる中で、多くの発見や学びを得て、自分自身の成長も実感できました。
留学や海外に興味があり、挑戦したいと考えている皆さまに向けて、経験者の視点から少しでもお役に立てる記事をお届けしていきます。