
リゾートと言えば美しいビーチや青い空の下で余暇を楽しむことが思い浮かびますね。
「リゾート」の語源は、「Re(再び)」とフランス語の「sortir(出かける)」が組み合わさってできた言葉とされています。
その語源の通り、リゾート地へは何度でも訪れたくなる不思議な魅力がたくさんあります。
この記事では、そんなリゾート旅行のための必需品や、あると便利な持ち物を紹介します。旅行の準備はこれで完璧!ぜひ最後までお読みください。
- 必ず持っていくべき持ち物・貴重品
- 日数・目的に関わらずリゾート地・ビーチで必要になる物
- 長期滞在時にあると便利な物|洗濯グッズ・繰り返し使える物等
- 子連れ・カップルでリゾート地へ行く際の便利アイテム
- 荷物を減らすコツ・パッキングのポイント
- まとめ
必ず持っていくべき持ち物・貴重品
海外のリゾート地に必須の持ち物は以下の通りです。
これらは出発前にチェックリストなどで必ずチェックを実施してくださいね。
パスポート
赤ちゃんから大人まで必ず必要なのがパスポートです。
パスポートの申請から発給までは時間がかかるものです。旅行の予定が決まったらすぐに申請しましょう。
また、既に持っている人でも、渡航先に準じた残存期間が必要なため、必ず確認しておいてください。
ビザ
旅行が目的の渡航の場合、国によってビザが必要かどうかが異なります。
多くの国では短期滞在ビザ(旅行ビザ)は不要なことが多いですが、人気のリゾート地・ハワイでは、ESTAが、オーストラリアではETASが必要です。
申請忘れがないよう、各国省庁など公式のHPをチェックしましょう。
航空券
近年、航空会社から発券されている航空券のほとんどが電子チケット(eチケット)です。
スマホにデータを入れている人がほとんどですが、何らかのトラブルによりeチケットが表示されない可能性があります。
念のため、紙に印刷した航空券を持っておくと慌てずに対応できます。
クレジットカード
クレジットカードは海外でも広く使えるブランドのものがおすすめです。
トラブル時に備えて、最低2枚持っていると安心です。
現金(日本円、現地通貨)
ローカルのスーパーや小さな土産物店では、支払いに現金しか利用できない可能性があります。
出発前までに現地の通貨に両替しておきましょう。万が一、現金が不足した時のための日本円も忘れずに。
スマートフォン、充電器、SIM
スマホはどこにお出かけするにも必需品ですよね。
スマホを海外でも使えるよう、データ通信用のSIMの契約や充電器もお忘れなく。
日数・目的に関わらずリゾート地・ビーチで必要になる物
リゾート地のイメージは海や砂浜、プールなど、解放感溢れる南国の景色ではないでしょうか。
強い日差しや朝晩の気温差、アクティビティを考慮した「ビーチリゾートで持っておきたいもの」を紹介します。
紫外線対策グッズ
■日焼け止め
日本人に人気の旅行先、ハワイやグアムでは、日本の約3~6倍の紫外線が降り注いでおり、肌を紫外線から守るための日焼け止めは必須。
日焼け止めは現地でも購入できますが、日本製の方が使用感が良いと感じる人が多いです。
ただし、ハワイでは環境保護の観点から、特定の成分が入った日焼け止めを制限しているため、事前に情報をチェックしてくださいね。
■帽子
強い紫外線から目や頭皮を守るための帽子はとても重要です。
特に日焼けしたくない女性は、つばの広いリゾートハットがおすすめです。
収納に困らないよう、小さく折りたためる帽子もあるので、通販サイトなどをチェックしてみましょう。
■サングラス
サングラスも目を守るための大切なアイテム。
海外の日差しは想像以上に眩しく、白い砂浜や海に反射し、長時間浴びていると目にダメージがあります。サングラスはUVカットのものを選ぶと良いです。
ビーチリゾート用の衣類
■水着
海やプールに入る予定のある人は水着はマストアイテム。
現地でも購入できますが、サイズ感がわかりにくいため、日本から持って行くほうが安心です。
水着とあわせて持って行きたいラッシュガードは、紫外線ダメージから肌を守ってくれるので、ぜひ持参したいアイテムです。
■カジュアルなワンピース
女性はサラリと着心地の良いワンピースがあると重宝します。
旅行先の気候によっては蒸し暑いこともあるため、通気性の良い生地のワンピースがおすすめ。
女子旅でお揃いのワンピースにするのも楽しいですよ!
■ビーチサンダル
リゾート地では、泳がなくてもビーチを散歩する機会があるかもしれません。
スニーカーだと砂が靴に入って不快な思いをする可能性があるため、ビーチサンダルはスーツケースに入れておきましょう。
また、海外のホテルにはスリッパが用意されていないことが多いため、ホテル内でスリッパ代わりに履くこともできますよ。
■ビーチバッグ
リゾート地では砂や水に強い防水のビーチバッグが大活躍します。
ただし、貴重品をビーチバッグに入れたまま泳ぎに行くのは盗難のリスクがあり、危険です。
貴重品はホテルのセーフティボックスに入れるなど、自分で安全に管理するよう心がけましょう。
その他
■羽織りもの
旅行先によっては朝晩の寒暖差が激しいことがあります。ショッピングモール内では冷房が効きすぎているように感じることも多いでしょう。
そんな時に便利なのが、カーディガンやコンパクトに収納できるライトダウンです。
旅先以外でも、機内での温度調整用としても使用できるため、手荷物に入れてさっと取り出せるようにしておくと便利です。
長期滞在時にあると便利な物|洗濯グッズ・繰り返し使える物等
海外での長期滞在では、衣類が大量に必要になり、荷物がかさばることがあります。
現地で洗濯することを視野に入れている人もいるでしょう。ここでは、長期滞在時にあると便利なグッズを紹介します。
洗濯ロープ、洗濯ばさみ
水着や下着を干しておくのに便利なのが洗濯物を干すロープや洗濯ばさみです。
ホテルの部屋では干す場所に困りますが、洗濯ロープや洗濯ばさみがあると部屋干しが叶います。
大きめのジップ付き保存袋
ジップ付き保存袋は、水をためて下着や水着など、ちょっとした衣類を洗濯するのに便利なアイテムです。
洗面台を使うのに抵抗がある人には、ジップ付き保存袋は清潔感があっておすすめです。
また、濡れたものを入れる用途としても使えますので、何枚か準備しておくと便利です。
折りたたみ式エコバッグ
長期滞在では、食品や日用品など、買い物をする機会も増えるでしょう。
多くのリゾート地では、エコバッグを導入し、レジ袋は有料であることが多いため、観光客であってもエコバッグを持参しておくと余計な費用がかかりません。
買い物のほかにも、荷物を仕分けするのに便利なアイテムです。
子連れ・カップルでリゾート地へ行く際の便利アイテム

海外のリゾート地はお子様連れやカップルの初めての海外旅行先として、とても人気があります。
ここでは、子連れ家族旅行とカップル旅行、それぞれ持って行くと便利なアイテムを紹介します。
子連れ家族旅行の便利アイテム
子連れ旅行は国内でも海外でも荷物が多くなりますが、特に環境の異なる海外では、入念に準備をする必要があります。
■慣れ親しんだおもちゃやぬいぐるみ
「いつも使っている」おもちゃやぬいぐるみは、お子様に安心感を与えてくれるアイテムです。
身の回りにいつも置いているものを準備してあげましょう。
■塗り絵やシールブック
移動中の機内や、レストランでの食事に飽きてしまったとき、お子様の暇つぶしに困ることがありますよね。
百円ショップなどで、塗り絵やシールブックをいくつか準備しておくと、お子様も楽しく過ごせます。
■食べ慣れたおやつ
お子様のおやつは現地でも手に入りますが、子どもは食感や風味がいつもと違うと受け付けてくれないこともあります。
食べ慣れたおやつはお守り代わりに持参しておきましょう。
■キッズ用日焼け止め
鋭い紫外線が降り注ぐ海外のビーチリゾートでは、日焼け止めを塗るのが鉄則。
特に子どもは肌がデリケートなので、日焼け止め以外にもラッシュガードや帽子で日差しをカバーするなど、対策を講じておくと安心です。
■ベビーカー
まだ体力が少ないお子様連れの際はベビーカーがあると安心です。ベビーカーは荷物を運ぶのにも便利ですよ。
■処方薬・市販薬
お子様がいつも飲んでいる処方薬、急な体調不良を助けてくれる市販薬は、必ず持参しておきたいアイテムです。
大人用の薬もあると便利なので、併せて持っていきましょう。
■海外旅行保険
アイテムではありませんが、子連れ旅行では「保険」も重要です。
急な怪我や体調不良で海外の病院にかかると、莫大な費用が請求されることがあります。
出発前に海外旅行保険に加入しておくと、急な病気や怪我、トラブルへの経済的な負担を軽減することができます。
カップル旅行の便利アイテム
カップルでの海外旅行はワクワクする一方、お互い気を遣うことも多いでしょう。
カップル旅行では以下のアイテムを押さえておくと快適に過ごせるでしょう。
■1人1つのスーツケース
仲良しカップルは、「スーツケースは1つでいいよね」となりがちですが、実は大きな間違いです。
行きの荷物はスーツケース1つにまとめられても、帰りにはお土産などがスーツケースを圧迫してしまい、パッキングに苦戦する…なんてことも考えられます。
1つだと、航空会社の重量制限を超えてしまうこともあるため、必ず1人1つで出発しましょう。
■衛生アイテム
飛行機での長時間移動で、なかなか歯を磨くタイミングを見つけられない経験をしたことはありませんか?
特にカップル間だと、お互いにクリーンな印象を与えたいものです。
口の中をさわやかにしてくれるミントタブレットやガム、携帯用のマウスウォッシュは、さっと口腔内をリフレッシュしてくれます。
宿泊施設に到着するまで、何時間もシャワーを浴びられないこともあるため、汗拭きシートでリフレッシュするのもおすすめです。
■小さめのバッグ
部屋からシャワールームに向かうまでに、下着や化粧品などを入れて持ち歩く小さなバッグは女性に嬉しいアイテムです。
コンパクトにたためる小さめのバッグがあれば、お風呂以外にもさまざまなシーンで活躍してくれるはずです。
荷物を減らすコツ・パッキングのポイント
旅行日数分の衣類や化粧品、あれもこれもと荷物を詰めていると、スーツケースはあっという間にパンパンになるでしょう。
リゾート地への旅行で荷物を減らす方法をご紹介します。
衣類は圧縮袋に入れる
常夏のリゾート地に行く場合は、薄手の衣類が多いですが、汗をかいたときの着替え用などを考えると枚数が多くなりがちです。
衣類圧縮袋は、衣類を圧縮しコンパクトにまとめられるので、スーツケースを有効活用したい人におすすめです。
かさばるものは現地で購入する
ビーチリゾートと言えば、浮き輪やビーチマットなどのビーチグッズ。
しかし、ビーチグッズは非常にかさばるアイテムでもあります。
割り切って現地で購入するか、レンタルするのが良いでしょう。
電子書籍を利用する
機内での時間潰しや、現地の情報がたっぷり載っているガイドブックはどうしても荷物になってしまいます。
本は電子書籍を購入し、スマホで見られるようにしておくと、荷物を減らすことができます。
まとめ
日本が寒くなってくると、旅行先はリゾート地を選ぶ人も多くなってきます。
日本との気候の違いもあり、必然的に荷物が多くなってしまうこともあるでしょう。
荷物を減らすコツは、事前に現地の情報を収集しておくことです。
現地で手に入れられるアイテムは現地で購入する、と割り切ってしまえば、身軽に旅行に出発できるでしょう。
リゾート地ならではの持ち物もたくさんリストアップしましたが、「必要なものを必要なだけ持って行く」ことも重要です。
この記事がリゾート旅行をされる皆さまの参考になれば幸いです。
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。