フランスの観光名所「シャルトル大聖堂」とは?アクセスや見どころをわかりやすく解説!

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シャルトル大聖堂
は、パリから電車でわずか1時間、フランス北部の静かな街シャルトルに佇む壮麗な大聖堂。

「シャルトル・ブルー」と称される神秘的なステンドグラスが訪れる人々を魅了し続け、世界中から巡礼者や観光客が絶えることのない聖地です。

中世から800年以上の時を経ても色褪せることのない美しさを誇るこの大聖堂は、ゴシック建築の最高峰として1979年にユネスコ世界遺産に登録されました。

本記事では、シャルトル大聖堂の魅力をご紹介していきます。

シャルトル大聖堂とは?

フランス中北部、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏のウール・エ・ロワール県に位置するシャルトル大聖堂は、正式名称を「ノートルダム・ド・シャルトル大聖堂」といいます。

パリから南西約90キロメートル、ボース平野に広がる麦畑の中に建つこの荘厳な建造物は、フランスゴシック建築の傑作として名高く、中世キリスト教芸術の頂点を極めた宝石のような存在です。

大聖堂が世界的に知られる最大の理由は、総面積約2,600平方メートルにも及ぶ173枚のステンドグラスです。

その中でも特に、深く鮮やかな青色を放つステンドグラスは「シャルトル・ブルー」と呼ばれ、現代の技術をもってしても再現不可能とされる美しさを今に伝えています。

12世紀から13世紀にかけて制作されたこれらのステンドグラスは、戦火を奇跡的に逃れ、創建当時の輝きを保ち続けています。

この大聖堂には聖母マリアが身に着けていたとされる聖遺物「サンクタ・カミシア」が納められており、中世から現代に至るまで、ヨーロッパ屈指の巡礼地として多くの信仰者を惹きつけてきました。

高さ100メートルを超える二つの尖塔は、シャルトルの街のどこからでも眺めることができ、訪れる人を温かく迎え入れてくれます。

シャルトル大聖堂へのアクセス

シャルトル大聖堂へは、パリから日帰りで行くことができます。

アクセスの良さも人気の理由の一つとなっており、パリ市内から公共交通機関を利用して簡単に旅行することができます。

ここでは、最も一般的なアクセス方法を解説します。

パリからの電車でのアクセス

パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からフランス国鉄SNCFのTER(地域高速列車)に乗車し、シャルトル駅(Gare de Chartres)まで直通で約60分から70分です。

列車は1時間に1〜2本程度運行しており、往復チケットの料金は約30〜40ユーロ程度。

チケットは駅の窓口や券売機、またはSNCFの公式ウェブサイトやアプリから事前購入できます。

シャルトル駅に到着後、大聖堂までは徒歩約10分の距離です。駅を出ると、すぐに大聖堂の美しい尖塔が目に入り、道に迷うことはほとんどありません。

駅前の通りをまっすぐ進み、旧市街の石畳の道を歩いていくと、次第に大聖堂が近づいてきます。

パリ市内からモンパルナス駅への行き方

パリ市内からモンパルナス駅へは、メトロ(地下鉄)が便利です。

メトロ4号線、6号線、12号線、13号線が乗り入れている「モンパルナス・ビヤンヴニュ駅(Montparnasse-Bienvenüe)」で下車すれば、モンパルナス駅に直結しています。

観光の中心地であるシャトレ駅からは、メトロ4号線で約10分程度です。

車でのアクセス

レンタカーを利用する場合、パリ中心部からA10高速道路、またはA11高速道路を経由して約1時間半で到着します。

大聖堂周辺には有料駐車場がいくつかありますが、週末や観光シーズンには混雑することもあるので、公共交通機関の利用がおすすめです。

シャルトル大聖堂の営業時間・休館日・所要時間

シャルトル大聖堂を訪れる際には、営業時間や見学に必要な時間を事前に把握しておくことで、観光をより充実させることができます。

計画を立てる際の参考にしてみてください。

営業時間

シャルトル大聖堂は年中無休で開館しており、毎日午前8時30分から午後7時30分まで入場可能です(最終入場は午後7時15分)。

ただし、6月から8月の夏季期間中は、毎週火曜日、金曜日、日曜日に限り、閉館時間が午後10時まで延長されます。

これは、夜間のライトアップやプロジェクションマッピングイベントに合わせた特別措置です。

大聖堂内部への入場は無料ですが、ミサや宗教儀式が行われている間は、身廊(ネイブ)やトランセプト(翼廊)への立ち入りが制限されることがあります。

静かに祈りを捧げる信者の方々への配慮が必要です。

有料エリアと営業時間

地下礼拝堂(クリプト)や北塔への登頂は有料です。

営業時間

・午前: 10:00 〜 12:30(最終入場 12:00)
・午後: 14:00 〜 17:30(最終入場 17:00)※冬季は17:00閉館の場合あり

注意点: 12:30〜14:00はお昼休みで閉鎖されます。 到着時間には十分ご注意ください。

休館日: 1月1日、5月1日、12月25日

最終入場は閉館時刻の45分前となりますので、ご注意ください。

北塔への登頂は約300段の階段を上る必要がありますが、シャルトルの街並みや周辺の麦畑を一望できる絶景が待っています。

※地下礼拝堂の見学は、主にガイドツアー(フランス語など)への参加が必要です。

休館日

大聖堂本体は年中無休ですが、1月1日(元日)、5月1日(メーデー)、12月25日(クリスマス)には、地下礼拝堂や塔など一部のエリアが閉鎖されることがあります。

これらの祝日に訪問する場合は、事前に公式サイトで確認することをお勧めします。

所要時間

大聖堂内部をじっくり見学する場合、最低でも1時間から1時間30分は確保しましょう。

ステンドグラスの細部や彫刻を丁寧に鑑賞したい方、オーディオガイドを利用する方は2時間程度を目安にしてください。

さらに、北塔への登頂や地下礼拝堂の見学を含める場合は、プラス1時間ほど追加で時間が必要です。

シャルトルの旧市街散策や周辺観光も含めると、パリからの日帰り旅行として半日から1日の行程が理想的です。

シャルトル大聖堂の歴史


シャルトル大聖堂は、キリスト教の伝播とともに長く波乱に満ちた歴史を歩んできました。

この地に最初の教会が建てられたのは4世紀頃と伝えられており、以来1700年近くにわたって、信仰の中心地として人々の祈りを受け止めてきました。

初期の教会と火災の歴史

シャルトルの地には古代ローマ時代から集落が存在していました。

キリスト教がガリア地方に広まるとともに、この地にも教会が建てられます。

しかし、中世を通じて何度も火災に見舞われ、その都度再建が行われます。 743年、858年、962年と相次ぐ火災により、初期の教会は何度も焼失しました。

特に1020年の大火災では、当時の大聖堂がほぼ全焼し、その後11世紀中頃から新たな再建が始まりました。

この時代に、ロマネスク様式を基調とした大聖堂の建設が進められ、現在の南塔(旧塔)の基礎部分が築かれました。

1194年の大火災と再建

シャルトル大聖堂の歴史において最も重要な転換点となったのが、1194年6月10日に発生した大規模な火災です。

この火災により、大聖堂は西側ファサード部分と南塔、そして地下礼拝堂を除いて、ほぼ完全に焼失してしまいました。

しかし、奇跡的に聖母マリアの聖遺物「サンクタ・カミシア」は無事に発見され、人々はこれを聖母の加護と受け止めました。

この出来事が人々の信仰心を奮い立たせ、フランス全土から寄付が集まり、大規模な再建プロジェクトが始まっていきます。

王侯貴族から一般市民まで、多くの人々が再建に協力し、わずか26年という驚異的な速さで、1220年には大聖堂の主要部分が完成しました。

この再建では、当時最新の建築様式であったゴシック様式が全面的に採用され、高い天井、尖頭アーチ、飛び梁(フライング・バットレス)といった革新的な構造技術が駆使されました。

この技術革新によって、壁面を薄くすることが可能となり、巨大なステンドグラスの窓を設置する空間が生まれたのです。

中世から近代へ

13世紀に完成したシャルトル大聖堂は、以後数世紀にわたってヨーロッパ有数の巡礼地として栄えました。

聖母マリアへの信仰の中心地として、年間を通じて多くの巡礼者が訪れ、大聖堂は宗教的な活動だけでなく、教育や文化の中心としても機能しました。

16世紀には、北塔(新塔)がフランボワイヤン・ゴシック様式(後期ゴシック様式)で建設され、現在の左右非対称の美しい姿が完成しました。

この北塔は高さ113メートルを誇り、より装飾的で繊細なデザインが特徴的です。

フランス革命の時代(18世紀末)には、多くの宗教建築が破壊される中、シャルトル大聖堂も危機に瀕しましたが、地元の人々の尽力により大きな被害を免れました。

また、第一次世界大戦、第二次世界大戦の戦火も奇跡的に逃れ、中世の姿をほぼ完全に保ったまま現代に至っています。

世界遺産への登録

その建築的価値、芸術的価値、そして信仰の歴史を評価され、シャルトル大聖堂は1979年、フランスで最初にユネスコ世界遺産に登録された5つの遺産の一つとなりました。

ゴシック建築の完成形として、また中世ステンドグラスの最高傑作として、人類共通の宝として認められたのです。

シャルトル大聖堂の建築・見どころ

シャルトル大聖堂の魅力は、その壮麗な建築様式と数々の芸術作品にあります。

訪れる人々を圧倒する美しさの秘密を、具体的な見どころとともにご紹介します。

左右非対称の二つの尖塔

シャルトル大聖堂の最も印象的な外観上の特徴は、西側正面に立つ高さの異なる二つの尖塔です。

右側(南側)の旧塔は12世紀のロマネスク様式で建てられ、高さ106メートル。シンプルで力強いデザインが特徴です。

一方、左側(北側)の新塔は16世紀に建造された後期ゴシック様式で、高さ113メートル。装飾的で繊細な彫刻が施された華やかなデザインです。

この左右非対称の姿は、1194年の火災で旧塔だけが残り、その後300年以上の時を経て新塔が追加されたという歴史を物語っています。

異なる時代の建築様式が一つの建物に共存する姿は、大聖堂の長い歴史と、それぞれの時代の人々の情熱を感じさせます。

世界最高峰のステンドグラス

シャルトル大聖堂を訪れる最大の理由とも言えるのが、173枚、総面積約2,600平方メートルに及ぶステンドグラスです。

12世紀から13世紀に制作されたこれらの作品は、中世ヨーロッパのステンドグラス芸術の頂点を極めています。

特に有名なのが「シャルトル・ブルー」と呼ばれる深い青色のステンドグラスです。

この鮮やかで神秘的な青は、コバルトを含む特殊な顔料を使用して作られたと考えられていますが、正確な製法は今も謎に包まれており、現代の技術をもってしても完全な再現はできていません。

見逃せないステンドグラスをいくつかご紹介します。

■ 「エッサイの樹」(西側ファサード)

入口左手に位置するこのステンドグラスは、12世紀の作品で、イエス・キリストの系図を樹木の形で表現した傑作です。

ダビデ王の父エッサイから始まり、聖母マリアとキリストへと繋がる家系図が、鮮やかな色彩で描かれています。

■ 三つの大バラ窓

北側、南側、西側にそれぞれ設置された直径13メートルもの円形ステンドグラスは圧巻です。

北のバラ窓は聖母マリアを中心に旧約聖書の人物が描かれ、南のバラ窓にはキリストと黙示録の場面が表現されています。

■ 「聖母マリアの生涯」

内部の多くのステンドグラスには、聖書の物語や聖人の伝説が細かく描かれています。

ステンドグラスは下から上へ、左から右へと読み進めることで、物語を理解できるように設計されています。

太陽の光が差し込む時間帯によって、ステンドグラスの輝きは刻々と変化します。特に午前中から正午にかけて、東側から差し込む光が内部を幻想的に照らし出す様子は必見です。

王の扉口(西側正面入口)

西側ファサードの三つの入口は「王の扉口」と呼ばれ、12世紀に制作された彫刻群で飾られています。

中央の扉の上部には、威厳に満ちたキリストが玉座に座る姿が彫られ、その周囲には旧約聖書の預言者や王たち、そして天使たちの姿が精巧に表現されています。

これらの彫刻は、ロマネスク様式からゴシック様式への過渡期の作品であり、人物の表情や衣服のひだの表現には、リアリズムへの挑戦が見て取れます。

特に縦に引き伸ばされた人物像は、当時の彫刻芸術の特徴であり、神聖さと優雅さを表現しています。

荘厳な内部空間

大聖堂内部に足を踏み入れると、高さ37メートルにも達する天井と、全長130メートルの身廊が生み出す壮大な空間に圧倒されます。

ゴシック建築特有の尖頭アーチと細い柱が天高く伸び、視線が自然と天へ導かれます。

内部の照明は、ほぼ全てステンドグラスから差し込む自然光によるもので、時間帯や天候によって、内部の雰囲気は劇的に変化します。

薄暗い空間に色とりどりの光が降り注ぐ様子は、まさに神秘的な体験です。

床に描かれた巨大な迷路(ラビリンス)

身廊の床には、直径約13メートルの円形の迷路が描かれています。

この迷路は13世紀初頭に制作されたもので、巡礼者が祈りながら歩くための瞑想の道として使用されていました。

中心に到達するまでの道のりは約260メートルもあり、当時の巡礼者にとって、エルサレムへの巡礼の代替としての意味を持っていました。

通常は椅子が置かれていて歩くことはできませんが、四旬節(レント)から諸聖人の日(11月1日)までの期間、毎週金曜日の午前10時から午後5時まで、椅子が取り除かれ、実際に迷路を歩くことができます。

地下礼拝堂(クリプト)

大聖堂の地下には、9世紀に建てられた地下礼拝堂が広がっています。

フランス最大規模を誇るこの地下空間には、『地下の聖母(Notre-Dame de Sous-Terre)』の像が祀られた礼拝室や、古代の井戸、ロマネスク時代の壁画などが残されています。

有料のガイドツアーでのみ見学可能ですが、大聖堂の歴史をより深く理解できる貴重な体験です。

北塔からの眺望

体力に自信のある方は、ぜひ北塔への登頂に挑戦してください。

約300段の螺旋階段を登り切ると、シャルトルの街並みと周囲に広がる黄金色の麦畑、そして遠くまで続く地平線を一望できる絶景が広がります。

大聖堂の建築構造を間近で観察できるのも魅力の一つです。

シャルトル大聖堂の周辺スポット

シャルトル大聖堂を訪れたなら、周辺の魅力的なスポットにも足を延ばしてみましょう。

中世の面影を残す旧市街や、個性的な観光名所が点在しています。

シャルトル旧市街(歴史保存地区)

大聖堂を中心に広がるシャルトルの旧市街は、中世の雰囲気をそのまま残す美しいエリアです。

石畳の細い路地を歩けば、15世紀から16世紀に建てられた木骨造り(コロンバージュ様式)の家々が並び、まるで時代を遡ったかのような感覚を味わえます。

旧市街には小さなブティック、アンティークショップ、カフェ、レストランが点在しており、のんびりと散策するのに最適です。

特に、ウール川沿いの小道は絵画のように美しく、川にかかる古い石橋や水辺に建つ家々が印象的な景観を作り出しています。

鮭の家(Maison du Saumon)

15〜16世紀ごろ建てられた木組みの建物で、現在は観光案内所として営業しています。

外観に施された繊細な彫刻が特徴的で、旧市街を代表する歴史的建造物の一つです。

建物の名前は、かつてこの場所で鮭を販売していたことに由来します。写真撮影スポットとしても人気があります。

ピカシェットの家(Maison Picassiette)

シャルトル大聖堂から約1.3キロの距離にある、とてもユニークな観光スポットです。

墓地の清掃員だったレイモン・イシドール氏が、1930年代から約30年かけて、廃棄された陶器の破片やガラス片を使って、自宅の壁、床、家具、庭園のすべてをモザイクで装飾した作品です。

素朴でありながら圧倒的な迫力を持つこのアート作品は、「アール・ブリュット(生の芸術)」の傑作として国際的に評価されています。

色鮮やかなモザイクが隙間なく敷き詰められた空間は、訪れる人に強烈な印象を残します。入場料は数ユーロで、大聖堂とは全く異なる芸術体験ができます。

サン・ピエール教会

大聖堂から徒歩約10分の場所にある、もう一つの美しい教会です。

12世紀から13世紀に建てられたゴシック様式の教会で、特に13世紀から14世紀のステンドグラスが素晴らしく、大聖堂とはまた違った繊細な美しさを楽しめます。

ウール川沿いの散策路

シャルトルの街を流れるウール川沿いには、美しい散策路が整備されています。

川岸から見上げる大聖堂の姿は格別で、水面に映る尖塔の姿は絵葉書のような美しさです。

春から夏にかけては、川沿いのカフェのテラス席でのんびり過ごすのもおすすめです。

シャルトル・ライトアップ(Chartres en Lumières)

4月中旬から10月中旬まで開催される夜のイベントで、大聖堂をはじめ、旧市街の29の歴史的建造物がカラフルにライトアップされます。

プロジェクションマッピング技術を使った演出で、建物の歴史や物語が光と音楽で表現され、昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。

ライトアップは日没後(夏季は午後10時頃)から深夜1時まで行われ、無料で鑑賞できます。

特に大聖堂のライトアップは圧巻で、ステンドグラスの絵柄が外壁に投影される演出は必見です。

夏季にシャルトルを訪れる方は、ぜひ夜まで滞在してこの素晴らしいイベントを体験してください。

シャルトルのマルシェ(市場)

毎週水曜日と土曜日の午前中、旧市街の広場で開かれる青空市場です。

地元で採れた新鮮な野菜や果物、チーズ、パン、ワインなどが並び、シャルトルの日常生活を垣間見ることができます。

特におすすめなのがシャルトル銘菓の「メンチコフ(Mentchikoff)」というチョコレート菓子で、お土産にも最適です。

まとめ

シャルトル大聖堂は、中世ヨーロッパの芸術と信仰が生み出した、傑出した存在です。

パリから電車でわずか1時間という好アクセスにもかかわらず、訪れる人々に中世の静寂と神秘的な美しさを体験させてくれる稀有な場所です。

「シャルトル・ブルー」と称される青のステンドグラスは、800年以上の時を経ても色褪せることなく輝き続け、太陽の光を受けて大聖堂内部を幻想的に照らします。

この光の芸術は、どれだけ写真で見ても、実際に体験する感動には遠く及びません。

高い天井、精巧な彫刻、そして荘厳な空間が生み出す神聖な雰囲気は、信仰の有無に関わらず、訪れるすべての人の心に深い印象を刻むでしょう。

パリ観光の合間に、ぜひ少し足を延ばしてみてください。大都市の喧騒を離れ、中世から続く静かな祈りの空間に身を置く時間は、フランス旅行の忘れられない思い出となるはずです。

シャルトルの旧市街での散策や、ピカシェットの家など個性的な観光スポットも含めれば、丸一日楽しめる充実した日帰り旅行となるでしょう。

シャルトル大聖堂は、建築、芸術、歴史、そして人々の信仰が織りなす壮大な物語を、今も静かに語り続けています。その物語の一部に触れることは、きっと人生の貴重な経験となるはずです。

 

 

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