パリで一番高い丘モンマルトル!アクセスや主要スポット、知っておきたい治安も解説!

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パリで最も魅力的な観光地の一つ、
モンマルトルの丘

標高130メートルの小高い丘に佇む真っ白なサクレ・クール寺院をはじめ、芸術家たちが愛した歴史ある街並み、映画「アメリ」の舞台として世界的に有名になったカフェなど、見どころが満載のエリアです。

しかし、観光客が多く集まる場所だけに、治安面での注意点もあります。

この記事では、モンマルトルを安全かつ効率的に楽しむための完全ガイドをお届けします。

モンマルトルの場所とアクセス

パリ18区にあるモンマルトルは「芸術家の丘」として親しまれ、パリ市内で最も高い場所に位置しています。

この魅力的なエリアへのアクセス方法をご紹介します。

地下鉄(メトロ)でのアクセス

定番ルート:アンヴェール駅(Anvers)

・地下鉄2号線
・駅からサクレ・クール寺院まで徒歩約10分
・ステンケルク通り(Rue de Steinkerque)を北に進むと、丘の上に寺院が見えてきます

坂道を少しでも減らしたい方におすすめ:ラマルク=コーランクール駅(Lamarck–Caulaincourt)

・地下鉄12号線
・アンヴェール駅より高い位置に出られるため、登る距離が少なくなります
・駅には長いエスカレーターがあり、階段の負担を軽減できます(完全バリアフリーではありません)

夜の雰囲気も楽しめるルート:ブランシュ駅(Blanche)

・地下鉄2号線
・駅前にムーラン・ルージュがあり、夜の街歩きも楽しめます
・ピガール地区を通るため、夜間はスリや客引きに注意しましょう

ケーブルカー(フニキュレール)の利用

サクレ・クール寺院まで約300段の階段を登るのが大変な方には、丘のふもとから運行しているケーブルカーが便利です。

・所要時間:約2分
・料金:メトロと同じ切符・Navigoパスで利用可能
・乗り場:サクレ・クール寺院正面に向かって左手側

モンマルトルの歴史と文化的背景

モンマルトルが「芸術家の聖地」と呼ばれるようになった背景には、豊かな歴史と文化的な変遷があります。

芸術家たちが愛した黄金時代

19世紀末から20世紀初頭にかけて、モンマルトルは世界中から芸術家が集まる街となりました。

パリ中心部に比べて家賃が安く、自由で独創的な空気に満ちていたため、多くの才能ある画家や作家がこの地に住み着きました。

モンマルトルゆかりの著名な画家たち

・パブロ・ピカソ:バトー・ラヴォワール(Bateau-Lavoir)と呼ばれる集合アトリエで制作活動を行い、「アヴィニョンの娘たち」を生み出しました。

・フィンセント・ファン・ゴッホ:弟テオと共に暮らし、モンマルトルの風景を数多く描きました。

・オーギュスト・ルノワール:代表作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」で、モンマルトルの陽気な雰囲気を表現しました。

・アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック:ムーラン・ルージュやキャバレーのポスターで夜のモンマルトルを描き、当時のパリの社交文化を象徴しました。

・モーリス・ユトリロ:モンマルトルの街並みを生涯描き続けた画家として知られ、「モンマルトルの画家」と称されます。

サクレ・クール寺院の建設

サクレ・クール寺院は、1875年に着工され、1914年に完成、1919年に奉献されました。

パリ・コミューン事件の犠牲者を追悼し、国民の道徳的再生と団結を象徴するために建てられたロマネスク・ビザンチン様式の白亜の聖堂は、パリのランドマークとして今も多くの人に愛されています。

映画の舞台としてのモンマルトル

現代では、フランス映画「アメリ」(2001年)の舞台として世界的に有名になりました。

主人公アメリが働いていた「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」や、コリニョンの八百屋など、映画に登場した場所は今も多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

モンマルトルで訪れたい主要スポット

モンマルトルは見どころが多く、散策するだけでも楽しめるエリアです。

ここでは特におすすめのスポットをご紹介します。

サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)

モンマルトルの象徴ともいえる真っ白な寺院。

丘の上からはパリの街並みを一望できます。

・開館時間:6:00〜22:30(入場無料)
・ドーム見学:有料、360度のパノラマビューが楽しめます(開館は17:45頃まで、季節により変動)
・建築様式:ロマネスク・ビザンチン様式の美しい白亜の建物

テルトル広場(Place du Tertre)

芸術家たちが集まる広場で、現在も画家や似顔絵描きが作品を制作しています。

・雰囲気:石畳の広場にカフェが並び、パリらしい情緒を楽しめる
・体験:似顔絵や風景画を描いてもらうことが可能
・注意点:観光客向けの価格設定なので、事前に料金を確認すると安心

ジュテームの壁(Le Mur des Je t'aime)

世界の250以上の言語で「愛してる」と書かれた壁は、恋人やカップルに人気のフォトスポットです。

・場所:ジャン・リクトゥス公園内
・アクセス:メトロ12号線アベス駅から徒歩約5分

ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)

赤い風車で有名な老舗キャバレーで、フレンチカンカンの本場として知られています。

・歴史:1889年開業、ベル・エポック時代から続く伝統
・体験:夜は華やかなショーが楽しめる(要予約)
・注意点:夜間は歓楽街エリアのため、スリや客引きに注意

映画『アメリ』ゆかりのスポット

・カフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Café des Deux Moulins)
映画でアメリが働いていたカフェ。

店内には映画ポスターが飾られ、映画ファン必見の場所。

・コリニョンの八百屋
映画に登場する八百屋は現在も営業しており、観光客に人気です。

モンマルトル美術館(Musée de Montmartre)

ルノワールやユトリロが住んでいた建物を美術館として公開。

モンマルトルの芸術史や当時の暮らしを学べます。

・展示:モンマルトルゆかりの画家の作品、ポスター、資料
・庭園:パリ唯一のブドウ畑「クロ・モンマルトル」を望む美しい庭園

モンマルトル散策おすすめコース

効率よくモンマルトルを楽しむためのモデルコースです。

所要時間は半日〜1日を想定。

写真撮影や休憩時間も考慮し、余裕を持ったスケジュールになっています。

【午前中コース】体力重視の王道ルート(所要時間:3-4時間)

10:00 アンヴェール駅スタート
観光客が少ない朝の時間帯からスタートすることで、混雑を避けて観光できます。

10:15 サクレ・クール寺院

・階段またはケーブルカーで丘の上へ
・寺院内部の見学とパリ市内の景色を堪能
・ドーム見学(有料)で360度の絶景を楽しむ

11:30 テルトル広場

・芸術家たちの制作風景を見学
・カフェで休憩しながら雰囲気を楽しむ
・似顔絵を描いてもらう(希望者)

12:30 モンマルトル美術館

・かつての芸術家たちのアトリエを見学
・ブドウ畑からの景色を楽しむ

13:30 ランチタイム
地元のビストロで本格的なフランス料理を堪能

【午後コース】映画「アメリ」ロケ地巡り(所要時間:2-3時間)

14:00 ブランシュ駅スタート
映画の雰囲気を感じながら散策を開始

14:15 ムーラン・ルージュ

・外観の写真撮影
・周辺の夜の街の雰囲気を感じる

14:30 カフェ・デ・ドゥ・ムーラン

・アメリが働いていたカフェで休憩
・映画にまつわる展示を見学

15:30 コリニョンの八百屋

・映画のワンシーンを思い出しながら見学

16:00 ジュテームの壁

・愛の壁で記念撮影
・ジャン・リクトゥス公園を散策

16:30 アベス駅周辺

・可愛らしい街並みを散策
・お土産ショッピング

【夕方コース】夕日と夜景を楽しむコース(所要時間:2時間)

17:00 ラマルク・コーランクール駅スタート
階段を避けて直接丘の上へアクセス

17:15 サクレ・クール寺院前の展望台

・夕日に染まるパリ市内を一望
・ゴールデンアワーの写真撮影

18:30 テルトル広場

・ライトアップされた広場の雰囲気を楽しむ
・夜のカフェテラスで食事

モンマルトルの治安と観光客ができる安全対策

モンマルトルは芸術と歴史の香り漂う魅力的なエリアですが、観光客が多く集まるため、スリや観光客狙いのトラブルも少なくありません。

少し注意を払うだけで、安心して散策を楽しめます。

主な注意ポイント

スリ・置き引き

・サクレ・クール寺院周辺や階段、混雑した広場で発生しやすい
・カフェテラスや地下鉄構内では置き引きに注意

観光客狙いの詐欺・押し売り

・寺院前で署名を求める人(寄付を迫る手口)
・金の指輪やミサンガを使った押し売り
・寄付金集めを装った勧誘

夜間の治安

・ピガール地区は歓楽街のため、夜は客引きや酔客が多い
・人通りの少ない路地は避け、大通りを歩くのが安心

安全に楽しむためのポイント

時間帯の工夫

・午前中の明るい時間帯に観光すると混雑も少なめ
・夜遅くの一人歩きは避ける

貴重品の管理

・現金は必要最低限、バッグは体の前で持つ
・スマートフォンは人混みで不用意に出さない
・パスポートはホテルのセーフティボックスに保管

行動のコツ

・署名や物を拾うよう促されても無視する
・知らない人に声をかけられても立ち止まらない
・似顔絵は料金を事前確認してから依頼

服装・身だしなみ

・高価なアクセサリーや目立つ服装は避ける
・石畳や階段が多いため、歩きやすい靴を選ぶ

緊急時の連絡先

・フランス警察:17
・ヨーロッパ共通緊急番号:112
・在フランス日本国大使館・領事館:出発前に電話番号を控えておくと安心
・旅行保険会社:緊急時の連絡先をメモして携帯

エリア別のワンポイントアドバイス

・サクレ・クール寺院周辺:署名詐欺やスリに注意
・テルトル広場:似顔絵料金を確認、カフェでは荷物を椅子の背もたれにかけない
・ピガール・ブランシュ地区:夜は客引きが多いため、明るい通りを選んで移動

まとめ

モンマルトルは、パリで最も魅力的な観光地の一つです。

芸術家たちが愛した歴史ある街並み、サクレ・クール寺院からの絶景、映画「アメリ」の舞台となったロマンチックなカフェなど、訪れる人々を魅了する要素が数多くあります。

安全に観光するためには、適切な時間帯の選択と十分な注意が必要ですが、事前の準備と基本的な安全対策を講じることで、素晴らしい体験を得ることができます。

特に朝早い時間帯の観光は、混雑を避けながら美しい景色と静かな街の雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。

パリ旅行の際は、ぜひモンマルトルの丘を訪れて、芸術と歴史が息づく特別な時間をお過ごしください。

適切な準備と注意深い行動で、きっと忘れられない思い出を作ることができるでしょう。

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