台風が来たときに飛行機の運航はどうなる?知っておきたいルールや払い戻し・振替手続き【解説】

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台風のシーズンでは、飛行機の欠航や遅延のリスクを避けられません。

特に家族旅行や仕事での大事な渡航を控えており、急な運航状況の変更による払い戻しや振替手続きができるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、台風時の飛行機の運航ルールから、欠航や遅延が発生した場合の対処法まで詳しく解説します。

飛行機の運航に変更があっても落ち着いて対応し、安全に渡航できるよう事前に対処法を確認しておきましょう。

台風シーズンに飛行機の欠航は増える?

実際のところ、台風シーズンの飛行機の欠航率は、そこまで高いわけではありません。

国土交通省が発表した「特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報公開のポイント」によると、令和5年7月〜9月の欠航率は日本航空(JAL)が2.34%、全日本空輸(ANA)が2.16%、スカイマーク(SKY)が2.6%です。

その他の航空会社でも約1%〜3%が多く、比較的低い欠航率となっています。

参考:国土交通省|特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報公開(令和5年7月〜9月)

しかし、台風が最も接近する日は大規模な欠航が発生することもあります。

例えば、2024年8月16日には、台風7号の影響で羽田・成田空港を中心に国内航空会社だけでも750便を超える欠航が発生しました。

参考:乗りものニュース

そして、同じ月の台風10号が発生したときには、ANAだけで国内・国際線合わせて602便が欠航となり68,400名が影響を受け、JALも国内・国際線で178便が欠航し7,023名が影響を受けました。

参考:旅TIME|台風10号の影響(航空各社)

台風シーズンの欠航率は全体で見ると2%と低いものの、台風が接近するタイミングによっては欠航になる可能性もあるため注意が必要です。

台風で欠航になる基準やタイミングは?

台風で欠航になる具体的な基準やタイミングが気になる方もいるでしょう。

欠航になる基準やタイミングは航空会社によって異なり、統一された基準は設けられていません。

では、どのような要因で欠航になるのか、またそのタイミングについて詳しく解説していきます。

台風による欠航は航空会社が独自で判断している

台風で欠航になる基準は統一されておらず、航空会社が独自で判断しています。

そのため、ある航空会社が欠航となっても、他の航空会社は運航していることも起こりえます。

台風の影響で飛行機が欠航になる要因は、実は雨ではなく風の強さです。

特に離着陸時に空港周辺で強風(横風)が吹いている場合は危険なため、欠航と判断される可能性が高くなります。

航路上に台風が存在するからといって、必ずしも飛行機が欠航になるわけではありません。

欠航になるタイミングは当日が多い

飛行機が欠航になるタイミングは、各航空会社や台風の規模、風速等によって異なります。

例えば、JALやANAなどの大手航空会社の場合、早ければ前日に欠航を決定することもありますが、大抵の場合は当日に決まることがほとんどです。

場合によっては搭乗する直前に欠航したり、搭乗した後に離陸できないという判断になることもあります。

また、台風以外にも以下のような理由で欠航となる可能性もあります。

・前便の遅延や欠航の影響で機材(飛行機)のやり繰りがつかなくなった場合
・交通機関の運転見合わせや遅延が発生し乗務員の到着が間に合わず調整困難になった場合

このように、どんな影響で欠航になるのか予測できないので、運航状況をこまめに確認しておくことが大切です。

台風で欠航になるかどうかを知る方法

台風で欠航になるかどうかを知るためには、次の3つの方法があります。

・各航空会社の公式サイトで確認する
・空港のフライト情報を確認する
・登録したメールやSMSへの通知を確認する

それぞれ詳しく解説します。

各航空会社の公式サイトで確認する

1つ目の方法は、各航空会社の公式サイトで自分が搭乗する便の運航状況を確認することです。

搭乗する予定の便や日にちを検索することで、欠航もしくは遅延しているかを確認できます。

以下は、主要な航空会社の運行状況を確認できるページです。

公式サイトで欠航が正式に発表されるのは、当日もしくは前日であることがほとんどです。

また、払い戻しや振替手続きの案内は、欠航が正式に決定した後に発表されます。

空港のフライト情報を確認する

2つ目の方法は、空港の公式サイトでフライト情報を確認することです。

空港の公式サイトでは、その日に運航予定の便を一覧で確認できたり、自分が利用する便を検索することで運航状況を確認できたりします。

以下は、主な空港のフライト情報検索ページです。

もし台風の影響で遅延や欠航が懸念される場合は、随時空港からの案内を確認してみてください。

登録したメールやSMSへの通知を確認する

3つ目の方法は、航空会社からのメールやSMSの通知を確認することです。

JALやANAでは、登録したメールアドレスや携帯電話番号宛に運航状況をお知らせするサービスを提供しています。

このサービスを活用することで、予約している便に対して天候調査を実施する場合や、欠航・遅延が決定した場合にリアルタイムでお知らせを受け取ることができます。

お知らせの受信設定は、予約時に入力したメールアドレスや電話番号で自動で登録されるほか、予約後に登録することも可能です。

運航状況に関する通知を受け取りたい方は、各航空会社の公式サイトもしくはアプリから受信設定を確認してみてください。

台風で欠航になった際のキャンセル料について

台風で欠航になった際のキャンセル料は、航空会社が欠航を決定した場合や自己判断でキャンセルした場合によって異なります。

ここでは、キャンセル料が発生するケースについて詳しく解説していきます。

航空会社が欠航を決定した場合

台風の影響で航空会社が運航に影響があると発表した便、または欠航が決定した場合、たとえ利用者都合であってもキャンセル料や手数料はかかりません。

払い戻しや振替便の対応は、航空会社の公式サイトやアプリ、コールセンター、空港のカウンターで手続き可能です。

自己判断でキャンセルした場合

航空会社が欠航や運航への影響を正式に発表していない段階で、自己判断でキャンセルした場合は、通常の航空券ルールに基づくキャンセル料が発生します。

航空券の種類によって払い戻し可否や手数料が異なり、特にLCC(格安航空会社)の場合は払い戻し不可であることが多いので、事前に確認しておくことが必要です。

旅行代理店で航空券を購入した場合

旅行代理店で航空券を購入した場合は、払い戻しや振替便の手続きを旅行代理店で行う必要があります。

多くのパッケージツアーや代理店経由の航空券でも、欠航が決定した場合はキャンセル料が発生せず、支払った旅行代金の全額が返金されるケースが一般的です。

また、航空券とホテル・送迎等をセットで申し込んだ場合、旅行代理店によってホテル等へ利用者自身がキャンセルの連絡をしなければならないことがあります。

返金や変更対応は各サービスごとの規定に従うため、事前にツアーの契約内容を確認しておくことが重要です。

台風で欠航になった際に必要な払い戻し・振替手続き

最後に、台風で欠航になった際に必要な払い戻しや振替手続きの方法について解説します。

振替が必要になった場合でもスムーズに対処できるようしっかりと確認しておきましょう。

払い戻し方法

航空券の払い戻し方法は、航空会社や旅行代理店、LCC(格安航空会社)によって手数料の有無や返金条件が異なります。

台風による欠航の場合、基本的に航空会社の払い戻し手数料は免除されますが、旅行代理店で購入した場合は手続き手数料や事務手数料が差し引かれることがあります。

また、LCCでは欠航であっても払い戻しできない運賃タイプがあるので、事前に確認が必要です。

払い戻し申請は、航空会社もしくは旅行代理店の会員ページや窓口から行うのが一般的です。

通常は便の出発日から10日〜1ヶ月以内が払い戻し期限となっているため、期限が過ぎる前に申請しましょう。

振替手続き

台風による欠航時の振替手続きは、航空会社の公式サイトや電話、空港のカウンターなどで手続きが可能です。

欠航が決定すると、空席のある後続便もしくは後日の便に無料振替が認められます。

しかし、希望する便が満席の場合は空席待ち(キャンセル待ち)になることもあります。

また、欠航発表直後の空港カウンターは長蛇の列になることが多いため、振替手続きを行う際はオンラインもしくは電話を利用するのが無難です。

振替便が翌日以降の場合、空港周辺で宿泊が必要になるケースもあるでしょう。

一般的には宿泊費は自己負担になりますが、海外旅行保険や一部クレジットカード付帯保険で補償が受けられる場合もあるので、確認することをおすすめします。

まとめ

今回は台風シーズンの運航ルールや欠航した場合の対処法について解説しました。

台風が接近しているからという理由で必ずしも欠航になるわけではありませんが、強風の影響で欠航になる可能性があります。

欠航は当日に発表されることが多く、急な予定変更になることがあるため、台風接近時に渡航予定の方は航空会社の公式サイト等で最新の状況を確認することをおすすめします。

また、欠航になった場合は今回解説した内容を参考に、払い戻しや振替手続きを行いましょう。

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