初めての海外旅行、何を準備する?出発までにやるべきことや持ち物リストをご紹介

準備、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

初めての海外旅行は、ワクワクする一方で何を準備すればいいのか不安になりますね。

準備が必要なのは持ち物だけではありません。必要な手続きも含めた当日までの流れを把握しておくことも大切です。

この記事では、初めて海外旅行に行く人、空港での手続きや荷物の準備に不安を抱えている人に向けて、出発までにやるべきことや持ち物リストを紹介します。

初めてでも安心して海外旅行へ行けるようにサポートするので、ぜひご一読ください。

初めての海外旅行は早めに準備を始めよう

海外旅行は早めに準備することが大切です。特に初めての場合は慣れないことも多いので、早く行うに越したことはありません。

ここでは以下の2つのポイントについてお話します。

・準備は4か月前から始める
・海外旅行準備の大まかな流れ

準備は4か月前から始める

海外旅行の準備は4か月前から始めることをおすすめします。

その理由は、国内旅行に比べて準備することが多く、特にホテルや航空券は早めに抑えないと埋まってしまう可能性があるからです。

また、パスポートの取得には申請から受理までに1週間程度かかりますし、クレジットカードを持っていない場合も申し込みから発行までに時間がかかります。

海外旅行に行く場合は早めの準備を心がけ、4か月前から取り掛かるようにしましょう。

海外旅行準備の大まかな流れ

海外旅行に必要な準備の大まかな流れを紹介します。

  • パスポートの取得
  • ツアーやホテルの予約
  • 観光スポットやオプションの申し込み
  • 旅行先に応じてビザを取得
  • 旅行に必要なアイテムを準備
  • クレジットカードを発行
  • 海外旅行保険に加入
  • スマホやWi-Fiの準備

パスポートの取得とツアーやホテルの予約はどちらが先でも構いません。ツアーや航空券は早めに予約すると割引でお得になる場合があります。

クレジットカードも発行までに一定時間かかるため、早めに申し込んでおきましょう。

ステップ1:早めに申請を!一番大事なパスポートの準備

パスポートの申請は、必要書類を揃えて各市区町村の申請窓口に提出します。

必要書類を揃えるために要する時間や、受領されるまでに土・日・祝日を除いて1週間程度かかることを踏まえ、できるだけ早めに申請することが大切です。(更新の場合のみオンライン申請も可能)

ここでは、以下の2つのポイントについてお話します。

  • ①パスポート申請に必要な書類
  • ②パスポートに関する注意点

パスポート申請に必要な書類

パスポートの申請には以下の書類が必要です。

  • 一般旅券発給申請書(申請窓口で入手)
  • 戸籍謄本(または戸籍抄本)
  • 住民票の写し
  • 顔写真(縦45mm×横35mm)
  • 申請者の本人確認書類
    (1点で良い:マイナンバーカード・運転免許証・船員手帳など、
    2点必要:国民健康保険、健康保険、船員保険など)

パスポートに関する注意事項

パスポートに関して、以下の事項に注意が必要です。

  • 有効期限を確認する
  • 書き込みなどはしない
  • コピーをとっておく
  • 証明写真は規格通りに

すでにパスポートを持っている方は、必ず有効期限を確認しましょう。

有効期間が3~6ヶ月ないと入国できない場合があるため、期限の迫っているパスポートは切り替え手続きを済ませる必要があります。

パスポートの余白にメモや書き込みを行うのはNGです。入出国審査で拒否されることもあるので注意しましょう。

また、万一の紛失や盗難に備えて、コピーをとっておくことも大切です。現地で再発行する際に手続きがスムーズになります。

パスポートの証明写真は顔のサイズや位置などの規格が厳しいため、証明写真機より写真館で撮影すると安心です。

ステップ2:国や期間によって異なる!ビザが必要か確認

行き先の国によっては、パスポートだけでなくビザの取得が必要になります。ここでは以下の点について解説しましょう。

  • 滞在日数が長い場合や一部の国ではビザが必要
  • ビザが必要かどうかの確認方法

滞在日数が長い場合や一部の国ではビザが必要

日本国籍保持者の場合、ほとんどの国へビザなしで入国可能ですが、条件によってはビザが必要です。ビザが必要なのは以下のようなケースです。

  • 滞在日数が90日以上になる場合など、長期滞在
  • 留学・就労など、長期滞在を目的とする場合
  • インドやベトナムなど特定の国への渡航

また、ビザは免除されていても、電子渡航手続きが必要な国もあります。

たとえばアメリカやオーストラリア、カナダなどへ入国する際にはそれぞれに電子渡航手続きがあるため、注意しましょう。

ビザが必要かどうかの確認方法

ビザが必要かどうかは、外務省の「海外安全ホームページ」で確認することができます。

また、旅行会社の案内ページや行き先の国の大使館・領事館公式サイトでも確認可能です。

ビザの申請には時間がかかることも多いので、渡航の2ヶ月前までには確認しておくと安心です。

ステップ3:入っておけば安心!海外旅行保険の手続き

海外旅行中に万一病気やケガなどで医療機関を受診すると、保険が効かないため高額な医療費を請求されることがあります。

また、スリや盗難など思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。これらに備えるには、海外旅行保険への加入がおすすめです。

海外旅行保険について、以下の2点を解説します。

  • ①海外旅行保険でカバーされる範囲
  • ②海外旅行保険の加入方法

海外旅行保険でカバーされる範囲

海外旅行保険でカバーされる範囲は、主に以下の4つです。

①ケガや病気
治療費、薬代、通院交通費、医療通訳費など(歯科疾患は含まない)

②賠償責任
人にケガを負わせた、ホテルの部屋を水浸しにしてしまったなど

③盗難や破損
携行品が盗難、破損、火災などで損害を受けた場合

④偶然事故
偶然の事故により予期せぬ費用がかかった場合(飛行機の遅延やキャンセルによる損害を含む)

海外旅行に行く際は、海外旅行保険の補償内容をしっかり確認して万一の事態に備えましょう。

海外旅行保険の加入方法

次に、海外旅行保険の加入方法を説明します。加入方法には以下の3つがあります。

  • ①旅行代理店や保険会社の窓口
  • ②インターネットで事前申し込み
  • ③空港のカウンターで当日加入

海外旅行保険は、旅行代理店や保険会社の窓口で申し込むことができます。担当者に要望を詳しく伝えることで、希望にあった保険を紹介してもらえるでしょう。

また、インターネットを利用してネットの保険会社に申し込むことも可能です。窓口に比べて保険料が安いことや、自宅からいつでも申し込めるのが魅力だといえます。

さらに、空港のカウンターで当日加入することもできます。うっかり加入を忘れていたときに便利ですが、慌ただしくて十分に補償内容を検討できない可能性があるため、できるだけ事前に加入しておくようにしましょう。

ステップ4:意外と時間がかかることも!現地通貨やクレジットカードの用意

海外旅行へ行く際には、現地通貨とクレジットカードの両方を準備しておく必要があります。ここでは、以下の2点について解説します。

  • ①両替のポイント
  • ②クレジットカードやプリペイドカード

両替のポイント

日本円を現地通貨へ両替する際は、日本で両替しておくと安心です。

現地の両替所を利用するとレートが良い場合もありますが、安全面が不安な場所もあるので、なるべく国内で両替しておくことをおすすめします。

ドルやユーロなどの主要通貨なら国内の空港や銀行で両替が可能です。チップ用に細かい紙幣があると役立つので、多めに準備しておくとよいでしょう。

クレジットカードやプリペイドカード

海外旅行では、現金よりもクレジットカードの使用が主流です。

特に使いやすいのはVISAやMastercardです。現地でキャッシングできる機能があると、急な出費にも対応できて便利に使えます。

また、クレジットカードは2枚以上持参するのがおすすめです。1枚だと、そのカードが使えない場合購入をあきらめるしかなくなるので、カードは2枚作っておきましょう。

「クレジットカードを持っていない」「クレジットカードを持って行くのは不安」という方には海外専用のプリペイドカードもおすすめです。

プリペイドカードなら、渡航前に自身の口座に入金しておけば残高の範囲内でお財布のように使えます。

ステップ5:チェックリストを活用!持ち物の準備

ここまで、海外旅行へ行く前に準備が必要なことや物について解説してきました。次に、出かける前に便利な持ち物のチェックリストを紹介します。

ここでは必要な持ち物を以下の2つに分けました。

  • 機内持ち込みバッグに入れるもの
  • 預け入れ荷物に入れるもの

機内持ち込みバッグに入れるもの

貴重品は必ず、機内に持ち込むバッグに入れます。以下は、機内持ち込みバッグに入れる貴重品類です。

持ち物 補足
航空券 コピーやPDFも保存
パスポート 使用期限を確認
ビザ 渡航先や滞在期間によって必要
クレジットカードまたはプリペイドカード クレジットカードは、できたら2枚用意
日本円 帰国後の交通費などに必要
現地通貨 出発前に国内で両替しておくと安心
スマホ 機内でWi-Fiを使用できる場合も
モバイルバッテリー 預け入れはNGなので持ち込むこと
PC・周辺機器 PC、カメラ、タブレットなど

貴重品の他に、筆記具、ガイドブック、耳栓、アイマスク、ネックピロー、使い捨てスリッパなどがあると便利です。

荷物になりすぎない範囲で必要なものを書き出して、チェックリストに追加しましょう。

預け入れ荷物に入れるもの

電源プラグは渡航先の国や地域によってタイプが異なるため、事前に確認してから準備しましょう。

また、常備薬や下痢止めなどの薬類は、現地で手に入らない場合や体質に合わないこともあるので、忘れないように注意が必要です。

以下は、預け入れ荷物に入れる持ち物です。

持ち物 補足
パスポートのコピー 顔写真のあるページをコピー
海外旅行保険の控え 必ず加入しておく
洗面用具・タオル・歯磨きセット シャンプーやリンスなども
メガネ・コンタクトレンズ 必要に応じて
ティッシュ ウェットティッシュもあれば便利
化粧品・クリーム類 クレンジング、クリーム、化粧水など
日焼け止め 液体物に含まれる
薬類 飲みなれたもの
洋服・下着・着替え類 必要に応じてフォーマルも
防寒具・紫外線対策グッズなど 必要に応じて
雨具 折り畳み傘、レインコートなど
ビニール袋 お菓子やゴミなどを入れるのに便利
電源プラグ・変圧器 必要に応じて
生理用品 必要に応じて

必要に応じて追加、削除して自分なりのチェックリストを作ってみてください。忘れ物をしないことも大切ですが、荷物が増えすぎると移動が大変です。

海外旅行の持ち物は、必要最小限に絞ることが快適な旅のコツだといえます。

ステップ6: 海外でもスマホを使おう!Wi-FiやSIMの確認

海外旅行中も、もちろんスマホが必要です。不自由なく使えるように、WiFiやSIMの準備を整えておきましょう。

海外でスマホを使う主な方法は、以下の4つです。

  • ①海外用WiFiルーターをレンタル
  • ②現地SIMカードを購入
  • ③eSIMを利用
  • ④携帯キャリアの国際ローミング

海外用Wi-Fiルーターをレンタル

海外で使えるWi-Fiルーターをレンタルしてスマホに接続する方法です。

到着後すぐにスマホが利用できる、PCやタブレットにも接続可能、複数人で使えるなどのメリットがありますが、長期滞在には料金が高くなる可能性があります。

現地SIMカードを購入

現地のモバイル回線に接続可能なSIMを購入して、スマホを使う方法です。

渡航先で設定する必要があるので少し手間ですが、1ヶ月以上使えるSIMもあるため、長期滞在向き
だといえます。

eSIMを利用

現地でeSIMを契約してスマホに接続する方法もあります。

SIMにはカード型のものだけでなくスマホに内蔵されたeSIMタイプのものがあり、アプリで簡単に契約して接続することができます。

抜き差しができないため、回線を変更する際にはスマホの設定を触る必要がありますが、カードの破損や紛失といった心配もないため人気の接続方法です。

携帯キャリアの国際ローミング

国際ローミングとは、日本で契約している携帯キャリアを通して現地のモバイル回線を使い、通信を行う方法です。

国際ローミングを使うには、日本で契約しているキャリアと現地の通信先が提携している必要があります。

国際ローミングを使うことで海外での携帯料金が想定外に高額になるという危険性を回避できるのは大きなメリットだといえるでしょう。

ただし、長期間の滞在の場合は高額になってしまうため、短期の利用がおすすめです。

まとめ

初めての海外旅行には不安がつきものですが、早めに準備することで安心して渡航できます。

4か月前からパスポートの申請やホテルの予約、航空券の取得などを済ませましょう。

クレジットカードの発行にも時間がかかるため、先に行うのが効率の良い準備のコツです。

早めの準備で具体的な旅行計画を整えれば、きっと楽しい海外旅行になるでしょう。

この記事であなたの不安が払拭され、初めての海外旅行が素晴らしい思い出となることを祈っています。

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