海外旅行で困らない洗濯術!手洗い・コインランドリー・便利グッズ徹底ガイド

洗濯、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

長期の海外旅行や海外出張では、その期間の衣類をどうするか頭を悩まされる人も多いのではないでしょうか。

たくさん洋服を準備するにもスーツケースのサイズや重量制限で限界があり、現地での洗濯は避けて通れません。
とはいえ、海外の洗濯事情は日本のそれとは異なり、戸惑うこともあるでしょう。
この記事では、海外旅行で困らない洗濯術について徹底解説をします。

海外旅行での洗濯ってどうするの?

長期の海外旅行や海外出張において、日数分の洋服を準備する人もいますが、大多数は洗濯することを視野に入れて準備を進めています。

しかし、海外では言葉の壁もあり、「どこで、どうやって、何を使って」洗濯をするか不安や疑問が尽きません。
結論から言うと、海外でも衣類の洗濯は「できます」

洗濯物ができるとわかっただけでも、旅の荷物を減らせたり、旅先での洋服の心配もグッと減るのではないでしょうか。
これから紹介する現地での洗濯方法を知っておけば、旅先でも快適に過ごせます。

また、海外で洗濯するには日本の便利グッズを持参するとさらに気軽に洗濯ができます。

ただし、海外で洗濯するにはメリットやデメリットもありますので、それらを踏まえた上で持ち物の準備や洗濯方法を選んでくださいね。

海外旅行で洗濯する方法3つ

海外旅行先で洗濯をするには以下の3つの方法があります。

先にも述べたように、それぞれにメリットやデメリットがあります。
お持ちの衣類に合わせた洗濯方法を選ぶなど、上手に使い分けることが重要になります。

コインランドリー

コインランドリーはリーズナブルで、しっかり洗えて乾燥までできるため、海外旅行者や長期出張者には欠かせない設備です。

日本人に人気の海外旅行先には、街中にコインランドリーが点在しています。
滞在先の近隣にコインランドリーがない場合は、コインランドリーの設備がある宿泊先を選ぶと良いでしょう。

使用方法は日本のコインランドリーと同様、コインを投入して洗濯モードの設定をして開始です。

洗濯終了後には乾燥機に入れ替えて乾燥開始。
海外の洗濯機や乾燥機はパワーが強いものも多いため、デリケートな衣類は低温設定で乾燥させるか、乾燥機の使用を避けるのがベターです。

支払いは日本同様、現金が必要です。
コインランドリーによってはキャッシュレスの場所もありますが、硬貨が必要な場合も。
あらかじめ調べて小銭を準備しておくと安心です。
また、洗濯洗剤や柔軟剤は基本的にコインランドリー内で購入できますが、お気に入りの洗剤や柔軟剤がある場合は持参すると良いでしょう。

何度かコインランドリーを利用する場合は大きめのボトルをドラッグストアなどで購入するほうが割安になることもありますので、滞在日数に合わせて準備してくださいね。

手洗い

手軽にできるのが手洗いによる洗濯です。

少々面倒だと感じる人もいるかもしれませんが、「下着や靴下、デリケートな洋服だけ」など、少量の衣類を洗うには手洗いで十分。
特に女性用の下着やデリケートな素材の洋服はコインランドリーのパワフルな洗濯機に入れてしまうと生地が傷んでしまうこともあるため、手洗いで洗濯するのがおすすめです。

シンクやバスタブに水(またはぬるま湯)を貯めて、洗剤をつけて優しく揉み洗いをします。

汚れが十分に落ちたら、水気を絞り、室内で乾かします。
乾いたバスタオルで包んで水分を吸い取ると、乾くスピードがより一層早くなるのでおすすめです。

手洗いは手間と時間がかかるため、一気にたくさん洗いたい人や、早く乾燥させたい人はランドリーの利用がおすすめです。

ホテルランドリー

ホテルによってはランドリーサービスを提供していることがあります。

方法は客室に備え付けられているランドリー用の袋に衣類を入れ、スタッフに依頼をするだけ。
とても手軽な方法である一方で、価格は少々高めです。
また、仕上がりまで時間を要することがあるため、急いでいる人にはおすすめできません。
しかし、プロが丁寧に洗濯を行い、アイロンがけまで行ってくれるため、スーツやシャツ、ドレスなどはホテルランドリーに依頼すると安心です。

乾きやすい洗濯方法の選び方

手洗いで洗濯する場合、気になるのが乾燥方法です。

洗ったあと、手で絞るにも限界があったり、力強く絞りすぎて衣類が傷んでしまうこともあるでしょう。
コインランドリーを利用するにしても大量に洗濯をしたり、乾きにくい素材のものがあったりすると、追加で料金を支払う可能性があります。
そこで、以下のポイントを抑えて洗濯を行うと、乾燥時間がグッと短くなるのでぜひ実践してみてください。

・速乾性のある素材の服にする

ポリエステルやナイロンなど、そもそも乾きやすい素材の洋服を用意していると、洗濯後の乾燥時間が大幅に削減できます。
特に乾燥しているホテル内であれば、乾燥機を利用することなく、自然乾燥でも十分に乾きます。

また、速乾性のある素材の洋服はシワになりにくいというメリットも。
衣類の収納が難しいスーツケース内でも、シワになりにくい素材ならそこまで注意を払わなくても良いのがメリットです。

・手洗い時の脱水はバスタオルを利用する

手洗い時に困るのが脱水です。
洗濯機の脱水モードと、手で絞る脱水では雲泥の差がつくほどで、脱水が十分でない場合は生乾き臭の原因になります。
そこで、おすすめしたいアイテムはバスタオル
手洗い時の脱水を助けてくれます。

乾いたバスタオルに脱水させたい衣類をはさみ、パンパンと叩いて水分を吸収させます。

衣類から水が落ちない程度まで吸収させたら、風通りの良い場所で乾かしましょう。
水分を吸収させる際は、足で踏むとさらに吸収がアップしますよ。

・長めの洗濯ロープを利用して間隔を広くして干す

衣類と衣類の間隔を広くすることも、早く乾かすコツのひとつです。
衣類同士が密着すると、湿気がこもり乾きにくくなります。
生乾き臭などのイヤな臭いの原因にもなりますので部屋干しをする際は風通しを良くして干しましょう。

海外旅行で役立つ洗濯グッズ6選

日本には便利なグッズがたくさんありますよね!

中でも100円ショップで購入できる掃除や洗濯に関する便利グッズは幅広い人々からの指示を受けています。

ここでは、旅行先に絶対持って行きたい、海外旅行でのお役立ち洗濯グッズを紹介します。

・洗濯洗剤・柔軟剤

コインランドリーやホテルランドリーを利用する選択肢がない方は、旅行用の小さめのボトルに洗濯用洗剤と柔軟剤を準備しておくと、滞在先での手洗いがスムーズに行えます。

現地で購入する場合、小さいサイズの洗剤が見つけられない可能性があり、大きいサイズを購入するとコスパが悪くなってしまいます。

洗剤を詰め替えたボトルはジップ付きの袋に入れ、液漏れしないように対策をしておいてくださいね!

・洗濯ネット

デリケートな素材の衣類や下着を洗濯するときに必須なのが洗濯ネットです。
海外の洗濯機や乾燥機はパワフルなものが多いため、洗濯ネットは必需品
衣類に合わせて何種類かのサイズを持っていくと便利です。
帰国前に、洗濯していない衣類を入れておくと、自宅に戻ってすぐに洗濯機に投入できるので、仕分けアイテムとしても便利です。

・洗濯用ロープ、洗濯ばさみ

滞在先で洗濯物を干す場所を作るために便利なのが洗濯ロープです。
物干し竿代わりになるのに、小さく丸めて持ち運べるため、場所を取らず、すっきり収まります。
ロープと一緒に洗濯ばさみを準備するのもお忘れなく。

・携帯用ハンガー

小さく折りたためる携帯用ハンガーは別名:トラベルハンガーと呼び、旅行先で大活躍するアイテムです。
洗濯ばさみ付きのトラベルハンガーもあり、省スペースで持ち運べるのが便利です。

・フリーザーバッグ、洗濯バッグ

濡れてしまった衣類を持ち運ぶのに便利なのが、水漏れしにくいフリーザーバッグです。
丈夫な作りになっているため、小さい衣類ならバッグに水と洗剤を入れ、そのままじゃぶじゃぶお洗濯をすることも可能です。

洗濯バッグは浴槽やシンクで洗濯するのに抵抗がある人におすすめ。

容量は5L~10Lほどあるので、意外とたくさん洗えて便利なアイテムです。

・衣類用消臭スプレー

洗濯をしにくい厚手のニットなどを着る予定が多い人は、衣類用の消臭スプレーで対応できます。
シュッとひと吹きすると、イヤな臭いを抑えてくれる優れモノ。
スプレー後はハンガーなどにかけて風通しの良い場所で乾かしてください。
こちらも小さめのボトルに詰め替えておくと持ち運びがしやすいです。

洗濯グッズは100円ショップで手に入るものがほとんどです。
旅行先や日程に合った便利グッズを準備しておくと、現地で快適に過ごすことができるでしょう。

旅行中に役立つ!簡単洗濯テクニック

普段の洗濯物は洗濯機や乾燥機に頼っている人がほとんどではないでしょうか。

海外で手洗い洗濯をするとなると、戸惑ってしまうこともあります。
ここでは、手洗いでも簡単に洗濯する手順とテクニックを紹介します。

1.浴槽やシンクに水またはぬるま湯を貯める
2.洗濯ものを入れる
3.衣類を押すようにして洗う
4.衣類をひっくり返し、同様に洗う
5.何度か繰り返し、きれいな水でさらに洗う
6.最後にまたきれいな水を利用してすすぎを行う
7.手で絞り、バスタオルでさらに水分を吸収させる
8.バルコニーやエアコンの前など、乾きやすい場所に干す

この手順で洗濯を行えば、洗濯機がなくても衣類を清潔に保つことができます。

干す場所は、バルコニーなどの室外よりも、ホテルの室内のほうが空調の影響で乾燥しており、乾きやすいことがあります。

エアコンの吹き出し口付近で乾かすと短時間で乾く上、部屋の加湿にもなるのでおすすめです。
なお、国や地域によっては外干しが禁止されていることがあるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ

長期の海外旅行や海外出張では荷物が多くなりがちですが、なるべく身軽で行きたいと思うのが本音ではないでしょうか。

そんな時に、現地で衣類を洗う選択肢があれば、少ない荷物で旅立つことができます。
中でも、現地でコインランドリーを利用することは、手洗い洗濯の手間を省き、清潔に衣類を保てます。

コインランドリーの利用が不安だと思う人は、便利な洗濯グッズを活用すれば、洗濯機なしでも対応できます。
乾きやすい素材の服にしたり、古い服を持参して、現地で新しい洋服を購入するのもひとつの方法です。
この記事が長期の海外旅行や出張をする人の参考になれば幸いです。

 

 

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