
フィリピンのバギオには
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)という観光地があります。
米軍基地を保護区としてリゾート地化した場所で、別荘もあります。
アメリカ要素とフィリピン文化、豊かな自然が混じり合った独特な雰囲気がある場所です。
今回は、キャンプ・ジョン・ヘイにある魅力的なホテルやゴルフ場、バギオで最も古いスターバックスなど見どころを紹介します。
- camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)とは?
- camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)のホテル
- camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)のスターバックス
- camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)のゴルフ場
- camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)へのアクセス
- まとめ
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)とは?
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)はフィリピンのルソン島北部にあるため、避暑地としても知られるバギオにある観光スポットです。
もともとはアメリカ統治時代に米軍の軍事施設であったことから米国感が残り、先住民文化と混じり合った雰囲気があります。
今では保護区に指定され、カフェやレストラン、ゴルフ場、高級ホテルが立ち並ぶ人気のリゾート地となっています。
さらにトレッキングなど自然を満喫できます。
また、第二次大戦後にフィリピン方面軍司の令官だった山下奉文(やましたともゆき)が、降伏文章に調印した場所としても有名です。
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)のホテル
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)には2か所、顔と呼ばれるホテルがあります。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
ザ フォレストロッジ アット キャンプジョンヘイ
1つ目に紹介するホテルは、The Forest Lodge at Camp John Hay(ザ フォレストロッジ アット キャンプジョンヘイ)。
178の客室を有する宿泊施設で、カップル・家族旅行・団体旅行と幅広い客層から高評価を獲得しています。
各部屋は十分な広さがあり、清掃も行き届いています。
館内にはビュッフェ形式のレストラン、英国風パブ、ティールーム、テラスバー、パン屋などの多彩な飲食店舗があり、ホテル内での食事も充実した環境です。
同ホテルはキャンプジョンヘイ敷地内にあり「ヒストリカル・コア」「フィリピン・アメリカン・フレンドシップ・ガーデン」「ロスト・セメタリー」といった観光名所へも徒歩圏内です。
また近隣には「チョコレート・デ・バティロール」「ハマダ・レストラン」「シーフードアイランド キャンプジョンヘイ バギオ」などの評判の良いレストランが立ち並び、外食の選択肢も豊富です。
| ホテル名 | The Forest Lodge at Camp John Hay(ザ フォレストロッジ アット キャンプジョンヘイ) |
| 住所 | JHSEZ, Loakan Rd, Camp John Hay, Baguio, 2600 Benguet |
| 施設・アクティビティ | ゴルフコース/乗馬/ツアーデスク/ハイキングコース/子ども用の遊び場/マッサージ等 |
| チェックイン/チェックアウト | 15:00/11:00 |
| agodaユーザーによるレビュー | 8.9/10※agoda2025年8月時点での情報 |
ザ マナー アット キャンプ ジョン ヘイ
2つ目に紹介するホテルは、The Manor at Camp John Hay(ザ マナー アット キャンプ ジョン ヘイ)。
172の客室を持ち、エレガントな雰囲気が特徴です。
無料で利用できるフィットネス施設や子ども用のプレイエリアなど充実した設備が揃っています。
手指の消毒液設置や共用スペースの除菌、非接触での入退室手続きなど、衛生管理も行き届いています。
また広々とした庭園があり、緑豊かで全体的に癒される印象です。
加えてより癒しを求める方のために、スパやサウナも用意されています。
特に家族、団体旅行者から高評価を得ています。
13歳以上の子どもについては大人扱いとなり、追加ベッド料金が必要です。
同ホテルもキャンプジョンヘイ敷地内にあり、周辺には多くの観光名所が点在しています。
ホテル内のレストランの料理も好評です。
| ホテル名 | The Manor at Camp John Hay(ザ マナー アット キャンプ ジョン ヘイ) |
| 住所 | CJ28+5RQ The Manor at Camp John Hay, Loakan Rd, Baguio, Benguet |
| 施設・アクティビティ | ゴルフコース/乗馬/ツアーデスク/ハイキングコース/子ども用の遊び場/マッサージ/ジム・フィットネス/サウナ/スパ/ヨガルーム等 |
| チェックイン/チェックアウト | 15:00/11:00 |
| agodaユーザーによるレビュー | 8.8/10※agoda2025年8月時点での情報 |
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)のスターバックス
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)には、バギオで最も古い第1号店のスターバックスがあり、地域の象徴的な存在として有名です。
緑豊かな森に囲まれたロケーションにあり、静かで落ち着いた雰囲気とレトロな外観が特徴で、観光客だけでなく地元の人にも人気があります。
高級ホテル、ゴルフ場、別荘地がある「大人なエリア」とされるキャンプ・ジョン・ヘイのイメージから、ゆったりしたテラス席などで自然や静けさを堪能できます。
勉強や仕事にも最適な環境で、都会の騒音から離れてコーヒータイムを楽しめます。
限定デザインのタンブラーや珍しいグッズもあるので、スタバファンは訪れるべき場所でしょう。
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)のゴルフ場
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)には「Camp John Hay Golf Club」があり、ゴルフ好きなら1度は訪れてみてほしい魅力が満載です。
また、マニラに比べて1年を通して涼しい気温のため、快適にゴルフを楽しめます。
以下、ポイントごとに魅力を紹介していきます。
プロゴルファーによって改造されたコース
同ゴルフ場は当初、米軍用の保養施設にありました。
米軍が撤退したあと、アメリカのプロゴルファーであるジャック・ニクラスによって場内コースが改造されました。
1960~90年代に活躍したジャック・ニクラスは、日本で「帝王」「史上最高のゴルファー」などと称された人物で、ゴルフファンにとっては歴史的な面でも楽しめるでしょう。
同ゴルフ場は比較的標高が高いのが特徴で、以前は67コースだったのが改造後に69コースに増えました。
コースは標準より少なめですが、プロゴルファーが考えたデザインということもあって、タイトなフェアウェーなど難易度が高くプレーのしごたえがあります。
特に7・8・13・16番ホールは名物ホールとされ、水辺や松林越えのショットが求められるなど独自の工夫が施されています。
また、6番ホールの特有のバンカーはアドベンチャー性が高く、多くのゴルファーに好評だそうです。
基本的には会員、会員の同伴付きもしくは敷地内リゾート宿泊者が利用可能です。
ただし、会員でない場合は予約が推奨されています。
ホテル宿泊者であれば、ホテルに予約してもらえますよ。
豊かな自然環境と眺望
バギオは「フィリピンのスイス」と呼ばれるほどの高原都市で、標高が高いため真夏でも爽やかな涼しさがあります。
また松の森や澄んだ空気、美しい花壇、いちご畑、山の稜線など自然そのものを満喫しながらプレーできるのが魅力です。
加えてコースはゆったりとした雰囲気があり、ピークシーズンでもあまり混み合わずプレーに集中できるでしょう。
地方のゴルフ場のため、グリーンフィーが比較的安いのも嬉しいポイントです。
フェアウェイとグリーンには最先端・高品質の芝(ベント)が導入されていて、雨天時の排水性やメンテナンス性が高く天候に左右されないオールウェザー仕様です。
さらに滑らかなボールの転がりが特徴で、他の芝種では得られない最高レベルのプレーができます。
その他施設とサービス
宿泊者や観光客も多く利用するため、クラブハウス内の設備は充実しており、落ち着いたログハウス風の建物がリゾート感を演出しています。
シャワールームをはじめ、サウナやジャグジーも備え、リゾート地ならではのラグジュアリーさです。
プロショップはチェーン店ではなく個人経営ですが、それなりの数の商品が置いてあり、クラブグッズも購入できるようです。
レストランも豊富で、ランチブッフェを楽しめる場所もあります。
キャディサービスが初心者にも優しく親切で丁寧にアドバイスしてくれるので、初めてでも楽しくラウンドできます。
広大なコースはカートで楽に移動できますよ。
また全カートは電気式のため、より空気をクリーンに保っています。
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)へのアクセス
camp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)へのアクセス方法を、バギオ市内からとマニラからの2パターンで紹介します。
バギオ市内からのアクセス
バギオ市内からキャンプ・ジョン・ヘイまで行くには以下の方法があります。
1.タクシー
バギオ市内中心(セッションロード、SMバギオなど)からタクシーを利用すると7分ほどで着きます。
運賃も手頃です。
観光案内所やホテル、もしくは配車アプリで簡単に手配できます。
2.ジプニーもしくはバイクタクシー
市内のターミナルからキャンプ・ジョン・ヘイ方面行きのジプニーやバイクタクシーも利用可能。
よりローカル体験がしたい方にはおすすめです。
マニラからバギオへのアクセス
マニラからキャンプ・ジョン・ヘイまで行くには以下の方法があります。
1.飛行機
マニラからバギオ・ロアカン空港(Loakan Airport)まで約1時間。
ロアカン空港からキャンプ・ジョン・ヘイまではタクシーを使えば約10分です。
2.バス
マニラからバギオ行きの長距離バスが運行しています。
所要時間は約5時間です。
バギオ到着後は、市内からタクシーやジプニーでキャンプ・ジョン・ヘイへ向かうのが一般的です。
各アクセス方法の注意点
バギオ市からキャンプ・ジョン・ヘイへのアクセス方法は、ジプニー・バイクタクシー・タクシーがありますが、それぞれ注意点があります。
ジプニーはフィリピン特有の乗り合いバスで、スリへの十分な注意が必要です。
バイクタクシーは二輪車なので、荷物が多い場合は利用できません。
タクシーが1番安全でストレスがないといえますが、ぼったくりのリスクもあるので事前に事情を確認しておく必要があります。
まずフィリピンのタクシーは色によって特徴が違うので、以下の比較表をチェックし、覚えておきましょう。
| ホワイトタクシー | ・車体が白 ・1番よく見る ・初乗り40ペソ~ |
| イエロータクシー | ・車体が黄色 ・空港に多くいる ・運転が荒めで、ドライバーの態度があまり良くないという人もいる ・初乗り70ペソ~ |
| ブラックタクシー | ・車体が黒 ・高級プレミアムタクシー ・大人数に対応しているものもある |
続いて、タクシーを利用するときに注意するべきポイントをお伝えします。
1.乗車して行先を伝えた後、メーターのスイッチがONになっているかどうか確認しましょう。
悪意のあるドライバーだと「メーターが壊れている」「つけ忘れた」などと言ってくることもあります。
2.1,000ペソなど大きな額で支払うと「おつりがない」と言われることがあります。
なるべく常に小銭を用意しておきましょう。
3.日本と比べて忘れ物が戻ってくる確率は非常に低いので、絶対に物を忘れないようにしましょう。
特にスマホや財布など貴重品は要注意です。
ぼったくりやおつりの心配をしたくないという方は、東南アジア版Uberのようなライドシェアアプリ「Grab」を登録しておくとおすすめです。
まとめ
フィリピンのバギオにあるcamp john hay(キャンプ・ジョン・ヘイ)は、元米軍基地を保護区としてリゾート地にした場所です。
敷地内には高級ホテルやゴルフ場、レストラン、カフェが立ち並び、自然豊かで避暑地としても知られています。
バギオで最も古いと有名なスターバックスもあり、静かで落ち着いた雰囲気とレトロな外観が特徴的です。
また、バギオ市の中心部からアクセスしやすく、主要な観光スポットにも近い便利な場所にあります。
アクセス方法にはジプニー・バイクタクシー・タクシーがありますが、それぞれの注意点を把握して安全な旅を楽しんでくださいね。
◇経歴
幼少期から英会話スクールに通い、大学は英語専攻に進学、社会人を経験した後にオーストラリアで1年ほどワーホリをしました。
◇資格
英検準2級、現在IELTSの受験勉強中
◇留学経験
オーストラリアの語学学校で2ヶ月英語を学びました。
◇海外渡航経験
オーストラリアでワーホリ(約1年)、現在フランス人のパートナーとフランス滞在中
◇自己紹介
オーストラリアでのワーホリを1年経験しました。
その時に出会ったフランス人の彼と現在フランスに住んでいます。
彼との会話は英語です。以前ライティングの仕事をしていた経験を活かし、Webライターとして活動しながら、英日翻訳家になるための勉強もしています。