セブ島からボホール島への行き方は?移動に関する注意点・持ち物・観光スポットまで【徹底解説】

「セブ島からボホール島へは簡単に行けるの?」
「セブ島に行ったらボホール島にも立ち寄ったほうがいい?」
「ボホール島へ行く際の注意点を知りたい!」

と考えている方もいるでしょう。

セブ島からボホール島へはフェリーで手軽にアクセスできます。複数のフェリー会社が運航しており、所要時間や料金、乗り心地もさまざま。事前にルートや注意点をチェックしておけば、安心してスムーズに移動可能です。

この記事では、セブ島からボホール島への具体的な行き方をわかりやすく解説します。移動時に気をつけたいポイントや、ボホール島のおすすめ観光スポットについても触れています。

セブ島を訪れるなら、魅力あふれるボホール島にもぜひ足を延ばしてみてください。旅行計画の参考にぜひお役立てください。

セブ島とは

セブ島は美しい海が堪能できるフィリピン屈指の人気リゾート地です。熱帯の気候に恵まれ、一年を通して観光を楽しめる環境が整っています。

フィリピン中部のビサヤ諸島に位置するセブ島は、首都マニラから約570km南東にあり、東海岸には経済と文化の中心地・セブ市が広がります。面積はおよそ4,468平方キロメートル(東京の約2倍)、人口は約335万人。公用語はフィリピン語と英語で、語学留学先としても注目を集めています。

観光地としての魅力も高く、白砂のビーチ透明度の高い海でのダイビング、シュノーケリングなどのマリンアクティビティが楽しめます。特に、リゾートが集中するマクタン島は、高級ホテルやレストランが充実しており、贅沢な滞在が可能です。

さらに、セブ島はボホール島ネグロス島など、周辺の島々へのアクセスも良好。アイランドホッピングで多彩な自然や文化に触れられます。

<セブ島の基本情報>

項目 内容
名称 セブ島(Cebu Island)
位置 フィリピン中部・ビサヤ諸島。首都マニラから南東約570km
主な都市 セブ市(東海岸に位置するフィリピン第2の都市・経済の中心地)
面積 約4,468平方キロメートル
人口 約335万人(2000年調べ)
気候 熱帯モンスーン気候
乾季:11月〜4月/雨季:5月〜10月
平均気温 年間を通じて24℃~32℃ほど
言語 フィリピン語(タガログ語)、英語、ビサヤ語(セブアノ語)
アクセス 成田・中部・関空から直行便が運航。所要時間は約4時間〜5時間
特徴 フィリピン屈指の人気の観光地。語学留学先として人気

ボホール島とは

ボホール島は島の半分が大理石でできているといわれる、ユニークな自然景観が楽しめる場所です。セブ島から高速フェリーで約2時間でアクセスでき、日帰りも可能なロケーションにあります。

フィリピンで10番目に大きなボホール島は熱帯性気候に属し、平均気温は26〜33℃。乾季(12月〜5月)は晴天率が高いため、自然やアクティビティを思う存分満喫できます。言語はフィリピノ語と英語が公用語ですが、地元ではセブアノ語も広く使われています。

観光としては、世界的にもめずらしい地形「チョコレートヒルズ」や、世界最小の霊長類「ターシャ」との出会いがボホール島ならではの魅力です。ダイビングやシュノーケリングを楽しみたい方にとっては、近隣のパングラオ島へのアクセス拠点としてもボホール島は重要な存在です。

ボホール島は、フィリピン有数の観光スポットとして高い人気を誇ります。セブ島と組み合わせて観光のプランに加えることで、より充実したフィリピン旅行を楽しめるでしょう。

項目 内容
名称 ボホール島(Bohol Island)
位置 フィリピン中部・ビサヤ諸島。セブ島の南東に位置
面積 約4,117平方キロメートル
人口 約114万人
気候 熱帯性気候
乾季:12月〜5月/雨季:6月〜11月
平均気温 年間を通じて26〜33℃ほど
言語 フィリピノ語、英語、セブアノ語
アクセス マニラから飛行機で約1時間15分、セブ島からフェリーで約2時間
特徴 世界的にもめずらしい地形「チョコレートヒルズ」、世界最小の霊長類「ターシャ」

セブ島からボホール島への行き方

セブ島からボホール島へは、フェリーを利用するのが最も一般的で便利な方法です。所要時間は片道約2時間ほどのため、日帰り旅行もできます。

ボホール島へのフェリーは、セブ島の港「ピア1(Pier 1)」から出発します。目的地は、ボホール島の主要港「タグビララン港(Tagbilaran Port)」。利用できる主なフェリー会社は以下の通りです。

オーシャンジェット(OceanJet):便数が多く船内も快適で人気。片道の所要時間は約2時間。

スーパキャット(SuperCat):快適性は高いものの、本数はやや少なめ。

ライトシッピング(Lite Shipping):運賃は安価な一方、片道約4時間ほどかかる。コスト重視の方向け。

初心者におすすめなのは、運行本数が多くスケジュールに柔軟に対応できるオーシャンジェットです。

チケットはセブ港のフェリーカウンター窓口で購入可能です。ただし、混雑が予想される観光シーズンや週末は、オンライン予約しておくと安心でしょう。

セブ島からボホール島に行く際の持ち物

セブ島からボホール島への旅を快適に過ごすためには、持ち物の準備がとても重要です。目的地での観光や移動をスムーズにするためにも、以下のアイテムを忘れずに用意しましょう。

持ち物 理由・用途
身分証明書 フェリーのチェックイン時に必要
トイレットペーパー/ポケットティッシュ 公共トイレに備え付けがない場合が多い
日焼け止め 強い日差しから肌を守る
帽子・サングラス 熱中症・日焼け防止に役立つ
水着・ラッシュガード 海やプールでのアクティビティ用
軽装の服(Tシャツ、短パンなど) 暑い気候に適した服装
薄手の長袖・軽い上着 フェリー内の冷房対策
折りたたみ傘・防水バッグ 雨季や急な雨に備えるため
飲料水 熱中症予防、こまめな水分補給に
酔い止め薬 船酔い対策に有効

上記のアイテムをしっかり準備することで、セブ島からボホール島への旅がより快適で楽しいものになるでしょう。

ボホール島の観光スポット

ボホール島のおすすめの観光スポットは、以下3つです。

チョコレートヒルズ

フィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリー

ロボック川

それぞれの魅力について紹介していきます。

チョコレートヒルズ

チョコレートヒルズは、ボホール島の中心部にある円錐の丘群です。乾季になると緑の草が枯れて茶色に変わり、まるで無数のチョコレートが並んでいるかのように見えることからこの名がつきました。

高さ40〜120メートルほどの丘が1,700以上並んでおり並んでおり、自然が何千年もの時をかけて作り上げた奇跡のような地形です。石灰岩が風や雨に浸食されて形成されたとされており、その形状は世界でも類を見ないもの。

展望台からは丘の全景を一望でき、特に乾季の風景は格別。茶色く色づいた丘が連なる光景は、ほかでは味わえない特別な感動を与えてくれるでしょう。

フィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリー

フィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリーは、世界最小の霊長類「ターシャ」に出会えるボホール島ならではの貴重なスポットです。

このサンクチュアリーは、ボホール島のコレラ地区に位置し、約1,000匹ものターシャが保護されています。施設内では、ターシャの生態や保護の取り組みについて学べる教育プログラムも提供されています。子どもから大人まで、楽しみながら環境保護への意識を高められる貴重な機会となるでしょう。

ロボック川

ロボック川は、川沿いを進むリバークルーズが楽しめるボホール島を代表する自然観光地のひとつです。美しい景観とフィリピンの文化体験を一度に楽しめるスポットとして、多くの観光客が訪れています。

川の水は季節によって色が変化し、乾季にはエメラルドグリーンに輝きます。幻想的な美しさから、「オリエンタルアマゾン川」と称されるほど。

スタンドアップパドルボードやカヤックなど、自然と触れ合えるアクティビティも充実しています。夜にはホタル観賞もでき、昼とは異なるロマンチックな表情を楽しめます。

セブ島からボホール島への移動に関する注意点

セブ島からボホール島へスムーズに移動するためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。以下は、注意点をまとめた表です。

項目 内容
フェリーの選択 オーシャンジェット、スーパーキャット、ライトシッピングなど複数の会社が運航。所要時間や運行本数、料金が異なるため、比較することが大切。おすすめは、運行本数が多いオーシャンジェット。
チケット購入 チケットは窓口でも購入可能。ただし、繁忙期や週末は売り切れの可能性があるため、オンラインでの事前購入が安心。
出発前の到着時間 出発の1時間前には港に到着しておくと安心。チェックインは出航30分前までに完了させること。
冷房対策 フェリー内は冷房が強いため、上着を持参すると快適に過ごせる。
船酔い対策 酔い止めを事前に服用しておくと安心。
混雑・遅延 特に夕方便は混雑・遅延の可能性大。帰路は余裕あるスケジュールを組むと安心。
飲食物の準備 フェリー内の食事は充実していないため、軽食や飲み物を持参するのが望ましい。

上記の点に注意しておけば、セブ島からボホール島への移動をより快適に、安全に楽しめるでしょう。

まとめ

この記事ではセブ島からボホール島への行き方について詳しく紹介しました。セブ島からボホール島へはフェリーを利用して移動する方法が一般的です。所要時間は片道約2時間ほどなので、セブ島からの日帰り旅行も可能です。

ボホール島には、セブ島とは違った魅力が詰まっています。フィリピンを堪能したい方は、訪れてみてはいかがでしょうか。

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