美しい街並みの「バレッタ市街」とは?観光スポット・日本からの行き方をご紹介

ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!今回のネイティブキャンプのコラムでは、円安の影響や世界情勢の影響をあまりうけておらず、近年留学先としても、旅行先としても話題となっているヨーロッパにあるとある国にフォーカスしていきたいと思います!

 

ズバリ、今回特集していくのは、
マルタ共和国
バレッタ市街」についてです!ネイティブキャンプのこれまでのコラムでも、マルタへの語学留学や観光名所についてお伝えしてきましたが、今回はマルタ共和国の首都であるバレッタについて詳しく解説をしていきたいと思います。

 

まずは、首都であるバレッタの様子や基本情報を解説。

その後、日本からマルタ島のバレッタへの行き方を伝授していきます。

また、バレッタ市街についたら行ってみたい主な観光スポットを三つほど紹介していきますので、実際にバレッタを訪れる機会のある方は参考にしてみてくださいね。

バレッタ市街とは?

 

まず初めに、マルタ共和国の首都であるバレッタという地域についての基本情報を確認していきましょう。

 

マルタ共和国とは、地中海の中央部、アフリカ大陸とイタリアのシチリア島のちょうど真ん中に位置する島国です。

全部で五つの島々から構成されています。

その首都であるバレッタには、クリーム色の石灰岩で塗られた建築物が並んでいます。

 

また、バルコニーが突き出ているのが特徴の「ガラリア」と呼ばれるカラフルな家々が特徴です。

なんと、町全体が世界遺産に登録されている世界でも非常に珍しい都市なんですよ!

 

マルタ共和国は、とても歴史の深い国。

遡ること16世紀、マルタ共和国は、当時勢力を拡大していたイスラーム教徒たちの侵略からヨーロッパを守るための砦としての役割を果たしていました。

 

1565年に当時最大のイスラーム勢力であったオスマン帝国の5万人の兵士が攻めてくると、それに対抗したのはマルタ共和国の9千人の聖ヨハネ騎士団です。

島を守り抜いた後は、より頑丈な要塞の建設を始めました。

街の周りには深い堀や、頑丈な厚い壁がつくられ、聖ヨハネの騎士たちがすぐに海岸沿いに駆けつけられるように、碁盤の目でまちが整備されました。

 

これらの街の様子は今ももちろん健在です!バレッタを訪れた瞬間から、15世紀同時の歴史を感じられる景色をそのまま見ることができるのです。

マルタ共和国の基本情報

正式名称:マルタ共和国 (REpublic of Malta)
首都:ヴァレッタ (Valetta)
人口:約51万人(2021年時点)
面積:316㎢
国歌:マルタ讃歌
建国年:1964年
宗教:ローマン・カトリック
言語:マルタ語、英語、イタリア語も通じる
政体:共和性
大統領:マリールイーズ・コレイロ・プレカ
首相:ジョセフ・ムスカット
民族構成:マルタ人(北アフリカ系・中近東系・ヨーロッパ系)

気候

 

マルタの気候は、地中海性気候と呼ばれています。

春(3月〜5月)は徐々に冬からの気温が上がり始め、風の強い日が続きます。

夏まではほとんど雨が降らず、5月には30度を超える日もありますが乾燥しています。

 

夏(6月〜8月)の平均気温は30度前後です。

日中はサングラスや日焼け止めが欠かせません。

夜の8時ごろまで日が沈まず、日照時間が長いのが特徴です。

 

秋(9月〜11月)は9月にはいると気温が下がり始めます。

とは言っても、10月中旬ごろまでは過ごしやすい暖かい日が続きますので海水浴も可能です。

冬に近づくにつれ、雨季に入るのでだんだんと雨の確率が多くなります。

 

冬(12月〜2 月)は、雨季です。

日照時間も短くなり、17時ごろには暗くなります。

日本の東北のように雪が降ることはほとんどありませんが、ダウンジャケットなどの防寒具は必要です。

治安

 

海外に行く際に最も気になるのは、現地の治安ですよね。

マルタ共和国、特に首都のヴァレッタの治安情報について確認していきましょう。

 

マルタは国全体を通して治安のいい場所と言われています。

ヨーロッパ諸国の中でも治安の良さはトップクラスです。

筆者が大学生の時に実際に訪れた時にも、特に怖い思いをしたり、明らかに怪しい地域やスポットを見かけることはありませんでした。

 

現地の人はとても陽気で、英語を公用語として話すので、何か困ったことがあった場合にも助けを求めるのにストレスがありませんでした。

 

ただし、海外旅行の際にはどの国を訪れたとしてもスリや盗難には注意をしましょう。

また、危険と言われている地域には自分から近づくことのないように徹底しましょう。

 

実際、現在スリや盗難などの犯罪は以前よりも増加傾向にあるということですので、貴重品を持ち歩く際にはカバンの持ち方や所持品を隠す方法を工夫しましょう。

また、成人の方はお酒を飲んで気が大きくなった時に犯罪に巻き込まれやすいため、特に注意しましょう。

参考資料:
マルタの基礎情報 | マルタ留学は手数料無料のマルタ留学センター
https://mlt-ryugaku.com/basic-information/

世界遺産登録情報

登録名:バレッタ
世界遺産登録年:1980年
分類:文化遺産
アクセス:イタリアのローマから飛行機で約1時間半
ベストシーズン:7〜9月

参考資料:
ヴァレッタ | マルタ世界遺産 | 阪急交通社
https://www.hankyu-travel.com/heritage/europe/valletta.php

日本からバレッタ市街への行き方

 

続いて、日本からマルタ共和国の首都。

バレッタにいく方法を紹介します。

実は、日本の主要空港からマルタへの直行便は運行されていないため、最も一般的な乗り継ぎ場所はヨーロッパの主要空港になります。

 

最も近くて乗り換えも楽なのはイタリアのローマ

ローマからは約1時間半でマルタに到着します。

そのほかにも、フランス・パリやドイツ・フランクフルトからの直行便も出ていますが、どちらも約3時間程度かかります。

 

船でマルタに到着してみたい!という方には、イタリアのポッツァーロという場所から高速船に乗ることで約1時間半で到着しますよ。

参考資料:
【マルタ共和国の世界遺産】ハチミツ色をした「ヴァレッタ市街」の魅力! - skyticket 観光ガイド
https://skyticket.jp/guide/95282/#articleHead_2

バレッタ市街の主な観光スポット:聖ヨハネ大聖堂

 

日本からのマルタ共和国・バレッタへの生き方を確認したところで、ここからはヴァレッタ市内にあるぜひ一度は訪れたい観光名所を三つほど紹介していきます。

 

1577年当時、マルタ島を支配していたローマ・カトリック教徒の騎士修道会である「マルタ騎士団」が建設したのが「聖ヨハネ大聖堂」です。

まさに、世界遺産であるヴァレッタの象徴でありマルタ共和国を訪れた観光客は必ず足をはこぶ有名な観光地です。

 

実際、筆者もマルタ共和国を訪れたことがあるのですが、この大聖堂から聞こえる荘厳な鐘の音にとても癒されました。

訪れた日は雨だったのですが、雨の中の聖ヨハネ大聖堂も、雰囲気があってとてもよかったです。

 

また、この教会には美術館が併設されています。

14〜15正規に活躍した画家や芸術家たちの作品が数多く展示されています。

バレッタ市街の主な観光スポット:騎士団長の宮殿

 

続いて紹介するヴァレッタのおすすめスポットは、騎士団長の宮殿です。

イスラム勢力からヨーロッパを守ろうと奮闘したマルタ騎士団を統率した場所として使用されました。

 

現在は、政府機関として使用されつつも、施設の一部が開放されているので観光客も建物内に入ることができます。

 

その内部には、インドやアフリカの繊細で美しい技術を駆使したタペストリーや美術品が多く展示されていたり、廊下には中世に使用されていた甲が並べられています。

参考資料:
【マルタ共和国の世界遺産】ハチミツ色をした「ヴァレッタ市街」の魅力! - skyticket 観光ガイド
https://skyticket.jp/guide/95282/#articleHead_2

バレッタ市街の主な観光スポット:勝利の聖母教会

 

最後に紹介するのは、勝利の聖母教会です。

この教会は、オスマン帝国からの勢力に対抗し、勝利を収めた記念に1567年に建設されました。

 

なんと、ヴァレッタ最古の建造物らしく、イタリア人建築家のフランシスコ・ラパレッリ・ディ・コルトーナと、先ほど紹介した聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿を設計したジェラーロモ・カッサーロによって設計されました。

参考資料:
ヴァレッタ市街 | マルタ | 世界遺産オンラインガイド
https://worldheritagesite.xyz/valletta/

まとめ

 

このコラムではここまで、マルタ共和国の首都、ヴァレッタ市街の観光情報にフォーカスしてお届けしてきました。

いかがでしたでしょうか?

 

マルタ共和国は、一年を通して安定した気候であり、治安もヨーロッパの中でもトップクラスでいいとされており、世界中からの観光客に人気の国となっています。

 

特に、首都のヴァレッタは、マルタを訪れたら必ず訪れたい大聖堂や、宮殿がたくさんあります!

ぜひ、マルタの長く深い歴史をその目で実際に体験してみてくださいね!

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