
英語留学と聞いて、真っ先に思い浮かぶ国はどこですか?アメリカ、カナダ、オーストラリア・・・それらの国とともに人気なのがヨーロッパなんです。
国によっては費用を抑えられたり、近隣の国へ旅行しやすく多様な文化を感じられるなど、メリットがたくさん!比較的年齢層が高めの学生も多いので、特に社会人の方におすすめできます。
私自身30代でマルタ共和国へ短期留学したので、その体験も含めてご紹介します。
なぜヨーロッパ留学がおすすめなのか?その魅力とは
語学留学を調べていると、さまざまな国が選択肢として挙がってきますよね。
「どこを選べばよいか、エリアすら絞れないんですが!」という方のために、まずはヨーロッパを選ぶメリットやその魅力をお伝えします。
複数の国に移動可能!だから満足度も高まる
一部の国を除きヨーロッパは陸続きのため、各国へ足を運びやすいです。
「留学=勉強第一」だとは思いますが、多様な文化に触れることもまた勉強です。
わざわざ飛行機に乗って遠くの国へ留学に行くのなら、いろんな食べ物・建造物・人・自然などに触れあって欲しいです。
勉強に行き詰まりを感じたら、週末に隣国へ遊びに行って実際に英語を使ってみるとか、前々から見てみたかったヨーロッパの歴史的建造物からパワーをもらうとか、好きな映画やドラマの舞台を訪ねてみるなど、ヨーロッパだからこそできることがたくさんあります。
私はマルタ共和国滞在中、イタリアへ行き、語学学校で知り合った友達のお家に泊めてもらいました。
数日はベネチアやベローナなどを1人で巡り、さまざまな景色に感動するとともに「日本から遠く離れた国で、私は今1人で旅をしている!」と、自分に自信を持てるようなきっかけにもなりました。
必然的に英語を話さなければならない環境に身を置けるので、実践的な英語の練習をするのにも最高の環境でした。
マルタ共和国は島国なので、他国へ行くには船または飛行機になりますが、それでも気軽に行けるのが最大のメリットです。
日本人が比較的少ない
国や時期によって異なりますが、ヨーロッパ留学は比較的日本人が少ない傾向にあります。
だからこそ「英語力をしっかり伸ばしたい」という方には、とても適した環境になりやすいのです。
私が通っていた学校も、事前に問い合わせたところ「日本人比率は2〜3%程度」とのことで、それが最終的な決め手になりました。
初めての留学では「日本人が少ないと不安・・・」と感じるかもしれませんが、実際には「意外といるな」と思うくらいでしたし、少数派だからこそ外国人から声をかけてもらえることも多く、むしろ安心できました。
日本人が少ない環境のメリットは、「日本人と関わらない」ことではなく、「バランスがとりやすい」という点にあります。
日本人が多いと、自然とかたまりがちになり、誰かが日本語を使い始めると、つられて全体が日本語モードになってしまうことも。
意志の強さに関係なく、環境の力は大きいものです。
最初は「絶対に英語しか話さない!」と意気込んでいても、帰国後に「思ったほど英語が伸びなかった」と後悔する可能性だってあります。
その点、日本人が少ない環境では、「せっかく英語を学びに来たんだから、これからも英語で話そうね!」とお互いに声をかけ合いながら、モチベーションを保ちやすくなります。
少人数だからこそ、気持ちを共有しやすく、良い関係を築きやすいのも魅力です。
そういった点で、語学力をしっかり身につけたい方には、日本人比率の低いヨーロッパ留学をおすすめします。
ただし、「日本人とは関わらない」と極端になる必要はありません。
日本人の友達が、新たな外国人との輪に入れてくれることもありますし、困ったときには一番の味方になってくれるかもしれません。
「日本人かどうか」よりも、「国籍にこだわらず、いろんな人と仲良く助け合っていこう」という姿勢のほうが、結果的に気持ちも楽になり、留学生活をより充実させられるでしょう。
年齢を気にしないで済む
「年齢」って意外と気にするポイントではないですか?「そんなのただの数字!関係ないわ。
」と思える方なら、もちろんそのままのマインドでいてほしいです。
でも実際30代だった私は、国を決める際に1番と言ってよいほど気にしました。
だから今、年齢層高めの国や学校を探している方の気持ちがよくわかります。
私はフィリピンのセブ島と、マルタ共和国に留学しました。
全体的にマルタのほうが年齢層が高めでしたし、学校によっては「30代以上のクラス」など年齢によってクラス分けをしているところもありました。
私の通った学校には、長期休み中に英語を勉強しに来た40代のイタリア人、中学生の娘を連れて親子留学している日本人やドイツ人、子どもが独り立ちして自分の時間をとれるようになった50代以上のチェコ人など、本当に多種多様なバックグラウンドを持った人たちが集まっていました。
マルタ共和国へ向かう飛行機の中でも、50代や60代で語学留学をしに来たという日本人の方に会いましたよ!
留学は、決して安くはない費用と多くの時間を費やすので、自分が気にしてしまうポイントは事前に抑えておくとよいでしょう。
私のように年齢を気にしている方には、ヨーロッパ留学が合っているかもしれません。
おすすめ国TOP3+番外編:国別の特徴を整理
ヨーロッパと言ってもたくさんの国があります。
ここでは『英語留学先としておすすめの国TOP3』と、『英語以外のヨーロッパ言語を学ぶのにおすすめの国2つ』をご紹介します。
英語留学TOP1:マルタ共和国
<おすすめポイント>
・きれいな海が多く、雨も少ない
・はちみつ色の建物とカラフルな出窓が可愛い
・生活費や学費が、他のヨーロッパの国より比較的安い
マルタは小さな島国のため、短期留学であれば飽きることなく、国内を十分に満喫できます。
ビーチもすぐ近くにあり、気軽に出かけられるのも魅力の一つです。
私が滞在していた2024年9月〜11月は、雨の日も数えるほどで気候に恵まれていました。
マルタ共和国は、はちみつ色の建物が特徴的で、それぞれの出窓にカラフルな色が施されています。
住宅街を歩くだけでも楽しめる国です。
滞在中とくに印象的だったのは、スーパーで売られているパンの安さ。
1kgで約200円とお手頃で、主食としてとても重宝しました。
英語留学TOP2:イギリス
<おすすめポイント>
・イギリスのきれいな英語が学べる
・教育水準が高い
・多民族都市に身を置ける
やはり一番のメリットはイギリス英語を本場で学べること。
日本で習う英語はアメリカ英語がほとんどですが、映画などの影響からイギリス英語を学びたい人もいますよね!自分の好きなものが身近にあるほうがモチベーションも維持しやすく、結果的に英語力向上にもつながります。
英語留学TOP3:アイルランド
<おすすめポイント>
・自然が多い
・日本人が少ない
最近アイルランドも留学先として注目されつつありますが、まだまだ英語留学先としてはメジャーではありません。
そのため、日本人の少ない環境で集中して勉強したい人には向いています。
ただ、雨の日が多いのも特徴。
その他の言語1:デンマーク
<おすすめポイント>
・近隣国へ旅行しやすく、ヨーロッパを満喫しやすい
・幸福度の高い国に身を置ける
デンマークには、日本とは大きく違う生活があります。
労働時間、教育費、医療費などあらゆる点で制度が整っているので、留学することで自身の考え方などにも影響を与えるきっかけになるでしょう。
その他の言語2:スペイン
<おすすめポイント>
・歴史的建造物を満喫できる
・陽気な国民性
なんといっても、スペインにはサグラダ・ファミリアをはじめとする、圧巻の歴史的建造物/span>が数多く存在します。
また、スペイン語は「母国語としての話者数が世界第2位」と言われており、学んでおくと非常に実用的な言語です。
さらに、陽気でフレンドリーな国民性のおかげで、留学生活も明るく楽しいものになるでしょう。
生活&学費の目安:国別比較モデル
留学エージェントに相談し見積もりを出してもらったところ、アメリカ・カナダ・オーストラリアなどの英語圏に比べてヨーロッパのほうが全体的に費用が抑えられました。
ただ、これは学校や寮の設備などに左右される部分も大きいので、以下の目安をもとに、留学エージェントに相談しましょう。
ここでは『おすすめ国TOP3+番外編:国別の特徴を整理』で紹介した5カ国の、学費・渡航費・居住費・生活費を含めたおおまかな費用(1か月)をお伝えします。
■ マルタ共和国
25~50万円 ※夏はハイシーズンで高め
■ イギリス
25~60万円
■ アイルランド
25万円~30万
■ デンマーク
20~50万円
■ スペイン
20~50万円
生活環境・治安・文化体験の違い
今回は、実際に2か月間マルタ共和国に留学した私の経験談をご紹介します。
生活環境
同じフロアに、1人部屋・2人部屋・トイレ・シャワールーム・キッチン・洗濯機があり、すべて男女共有です。
最初は、男女で寮やフロアが分かれていないことにびっくりしましたが、マルタ共和国では一般的なようです。
もちろんトイレやシャワールームは鍵がかけられますし、怖い思いはしませんでした。
授業のあとに働いている人や、追加のレッスンを受けている人など、生活時間もそれぞれなので、キッチンを利用したい時間が他の人とかぶって困る、ということもありませんでした。
治安
留学した際に特に感じたのは、治安がとても良いこと。
もちろん細心の注意は払っておくべきですが、周りに話を聞いても危ない経験をした人はいませんでした。
文化体験
マルタ共和国はイタリアに近いため、イタリア料理店が多くありました。
マルタ料理としては、ウサギ肉・パスティッツィ・ピスタチオのクロワッサンなどがあります。
CISKという地元ビールも有名ですね。
学校がさまざまなアクティビティを用意していて、マルタ共和国の歴史ガイドツアーやカヤック体験などにも参加できました。
まとめ
ここまでヨーロッパ留学についてお話ししてきました。
ただ寮の周りを歩いているだけでも、映画の世界に入り込んだような美しい街並みが広がっていたり、今までよく知らなかった国を訪れたり、年齢もバックグラウンドも様々なヨーロッパ出身の友達ができたり。
これまで漠然としていた「価値観が広がる」という感覚を、自分自身の留学生活を通して、初めて実感として理解することができました。
まさに今、留学先を検討している方に、ぜひヨーロッパも選択肢の一つに入れていただければと思います。
◇経歴
31歳のときに「be動詞って何だっけ?」というところから勉強を始めました。年齢を重ねてからの学習に、難しさや焦りを感じている方の背中を押せたらと思っています。
◇英語に関する資格
TOEIC830点
◇留学経験
セブ島3か月、マルタ共和国2か月
◇海外渡航経験
マルタ共和国滞在中にイタリア人と仲良くなり、お家に招待いただきました。英語学習を始めたころ、海外とは無縁だった私にとって想像もしていなかった経験です。イタリア国内を案内してもらうだけでなく一人でベネチアやヴェローナなどを巡り、度胸もつきました!
◇自己紹介
元々勉強が好きではなかったので、英語も全くと言ってよいほどのレベルでした。でも「英語を勉強する!」と決めてからは、時には泣きながら時には貴重な経験を得ながら、毎日少しずつ努力をしてきました。
今では、英語学習の大切さを日々実感するとともに、一念発起した過去の自分に感謝しています。
これまでの努力を無駄にしないよう、今後も楽しく英語を勉強していきます。