フィリピンの語学学校でインターンしよう!内容や募集している主な学校を徹底解説します

フィリピンの語学学校というと、留学して英語を勉強するところというイメージが強いです。

でも実は、語学学校ではインターンとして海外で職業経験を積むこともできることを知っていましたか?

最初から海外で就職するのはイメージが湧きにくく、自分が本当に働くことができるのか心配という人におすすめの語学学校での海外インターン。

今回の記事では海外インターンの内容や、インターンシップの募集をしている主な語学学校について紹介します!

海外インターンとは

最近は海外でのキャリア経験を積む手段として、
「海外インターン」が注目されてきています。

旅行や語学留学とは違って、実際に現地にある起業やボランティア団体などで働いてみることで、将来のキャリアにつながるスキルや経験を実践的に得ることができるのが大きな特徴です。

ここではまず、海外インターンの基本的な情報について見ていきたいと思います。

海外インターンはどういうもの?

海外インターンというのは、簡単に言うとプログラムや会社の制度などを利用して、「海外で働く」という体験のことです。

ただし、実際に正規雇用として働くのとは異なり、基本的には会社の研修生のような立場として、一定期間企業やボランティア団体などで働くという形になります。

企業によって働く内容は異なりますが、会議への参加、資料の作成、顧客への対応など実際のビジネス現場で即戦力として働くことが期待されています。

インターンは無給で行われることもありますが、行き先の国や企業の制度によっては、有給で行われることもあります。

また、住居や食事が提供されることもあります。

たとえば、適切なビザを取得している場合に、正式に報酬を受け取ることもできるのです。

日本国内のインターンとの違いとは?

海外インターンの機会があるとはいえ、日本にいても大学生向けのインターン制度は一般的に浸透しています。

では、海外インターンは国内のインターンと何が違うのでしょうか。

一番の違いは、文化や価値観の違う人たちと一緒に働くという点です。

例えば会議に出席する時に、日本では控えめに振る舞う方が良いとされる一方で、海外では若手も積極的に意見を述べる姿勢が求められることがあります。

また、時間の感覚や仕事の優先順位、職場の同僚・上司との距離感なども違ってくるでしょう。

このように異文化に入って働くという経験は、柔軟かつ臨機応変に対応できる能力を養うことや、コミュニケーション能力を鍛えることにつながります。

さらには、社会で働くにあたって必要なグローバルな視点を養う上でもとても大事です。

海外インターンはどんな人に向いているのか?

海外インターンが向いているのはどのような人なのでしょうか。

まずは、将来は海外で働いてみたいと考えている人、またグローバルな職場で自分の力を試してみたい人におすすめです。

海外インターンはその目標の最初の一歩になるでしょう。

特にいきなり海外に就職することに不安があるという人であれば、インターンのステップを挟むことで、海外就職のイメージをつかむことができます。

また、英語などの語学力を磨きながら実務経験を積んでみたいという人にもおすすめです。

特に日本人の求人や、日本語を使う仕事の求人が多い国であれば、語学力が初級レベルでもインターンに参加できる可能性があります。

もちろん、文化の違いや生活環境のギャップに出会って戸惑ってしまう場面もあるかもしれません。

でもそれこそ海外でインターンをするからこそ経験できることです。

トラブルを乗り越える中で自分の対応力や成長を実感することができるはずです。

海外インターンの魅力・メリット

海外インターンは海外で働いてみたいという目標を叶えるにあたって活用できる選択肢の一つです。

具体的に海外インターンにはどのような魅力やメリットがあるのでしょうか。 早速見ていきたいと思います。

グローバル社会への適応力が育つ

まず紹介したい魅力は、海外インターンを通じてグローバル社会の中で生きた経験をすることができるという点です。

働く環境によりますが、海外で働くことで日本以外の異なる国籍・文化・価値観を持つ人たちと一緒に働いたり、お客さんが海外の人という場合が多くなります。

考え方の違いに触れる中で、考え方や振る舞いの多様性を自然と受け入れる力を養うことができるでしょう。

また、多民族国家や現地の人以外の様々な国籍の人が暮らしている地域でインターンをする場合には、国籍だけではなく宗教や働き方の文化も色々あるので、柔軟な対応力を持つことがとても大切になります。

こうした環境に身を置くことになると、あらゆる場面において相手の立場をリスペクトして尊重しようという意識が身につきます。

また、言語の壁を越えてコミュニケーションを取る必要があるので、語彙力だけではなく、どのように伝えるか・聞くかという実践的なコミュニケーションスキルも自然と高められていきます。

このようにグローバル社会の現場に立って、リアルな社会経験を積むことができるのです。

実践的な使える語学力を身につけられる

英語の試験で高得点を獲得できる人でも、仕事で使う場合には言葉の言い回しやコミュニケーションの方法などが違って戸惑うことがあります。

海外インターンであれば、実際の業務を通して英語を使う力を磨くことができます。

特に現地の人たちが話している生きた英語やことわざのような言葉、地域特有の言い回しに触れることで、語学学校では学べないリアルな表現を身につけることができます。

例えば、英語で「tea」というと「お茶」のことだと考える人が多いと思いますが、オーストラリアやニュージーランドでは、「軽めの夕食」のことを「tea」と呼ぶことがあります。

このように教科書では学べない現地の表現を、同僚などとの日常的な会話の中で学ぶことができるかもしれません。

就活の時にアピールポイントになる

現在、多くの企業が海外経験のある人や、グローバルな視点で仕事ができる人を求めています。

もし国内企業を志望していたとしても、就職活動の時に海外インターン経験があることは強いアピールポイントになるはずです。

特に語学力や柔軟に環境に対応する力、そして未知の環境に飛び込む行動力は、各企業が重視しているポイントです。

また、インターン中に出会った人たちとの人脈が将来のキャリア形成に役立つこともあるかもしれません。

フィリピン語学学校でのインターンの内容

それでは海外インターンの中でも、フィリピンの語学学校インターンはどのようなものなのでしょうか。

留学先としての語学学校は知っていても、インターンの活動については知らない人が多いかもしれません。

ここでは、語学学校におけるインターンの特徴や仕事内容について紹介していきます。

働くだけではなく、語学レッスンも受けられる!

フィリピンの語学学校でのインターンは、勉強しながら働く「留学型」というスタイルが特徴です。

基本的には、午前または午後のどちらかを英語の授業、もう一方を働く時間に充てるというというのが一般的です。

そのため、英語を勉強しながらインターン経験を積みたいという人にとって理想的な環境と言うことができます。

留学生のサポートや案内対応が中心

それでは語学学校内でインターン生は何をするのでしょうか。

主な仕事は在籍している留学生たちへのサポート業務になります。

具体的には、新しく留学しに来た生徒達へのオリエンテーション対応や、校内見学の案内、イベントの手伝いなどがあります。

これまでに留学したことがある人であれば、自分の留学初日でイメージしやすいかもしれません。

また、日本語能力を生かして見学希望者への対応や、パンフレットを日本語へ翻訳することなどもあります。

人と関わることも多いので、明るく元気な対応ができることも重視されます。

SNS運用やブログ記事の作成などの広報業務

最近では語学学校のSNSやウェブサイトを見て留学先を選ぶ人が増えています。

このようなサイトの運営にインターンが関わるということも増えてきています。

たとえば、学校での生活やイベントの様子を発信したり、フィリピンの現地にいるからこそわかる観光地の紹介をブログで投稿したりします。

特にSNSに関しては、写真の撮影や投稿に加えて、ハッシュタグを選んで説明文章を作ることを任されることもあり、日々の流行りに柔軟に対応しながら関わっていく姿勢も求められます。

フィリピンでインターンを募集している主な語学学校

語学の勉強と海外で働くという実務経験を同時に積むことができるのが、フィリピンの語学学校でのインターンです。

特にフィリピンのセブ島であれば、日本人にも馴染みやすいサポート体制を整えた学校や、日本人相手に日本語を使った業務が期待されている学校などが多く、比較的負担の少ない形でインターンをすることができます。

ここでは、フィリピンでインターンを募集している主な学校について紹介していきます。

CES(セブイングリッシュスクール)

CESでは、3~6ヶ月の期間で学校運営業務を担当するインターンを募集しています。

業務の内容は、学生のサポートやSNS運用、事務作業など多岐にわたります。

働く中で英語を自然に使う機会を見つけることができるでしょう。

語学の勉強に関しては、1日4コマのマンツーマンレッスンと1コマのグループレッスンというカリキュラムになっており、学生寮の提供や昼食の支給、ビザ申請費用の負担など、生活面で手厚い支援を受けることができます。

まだ新しい職場のため、自分の意見やアイディアを反映しやすい職場環境であるというところも魅力的です。

ECCセブ校

日本でも英語の学校として知られているECCがセブ島に持っている校舎です。

この学校では、学校運営インターンと日本語教師インターンの2種類のプログラムが用意されています。

業務時間は1日4時間で、生徒対応やSNS投稿、スタッフなどに向けた日本語教育を担当しながら、残りの時間を英語の授業にあてることができるという生活スタイルです。

住居や平日2食の食事が支給となり、ビザ関連の費用も会社の負担です。

特に日本語教師インターンは1年以上続けることが条件となっていますが、その分月に3万ペソの生活補助が用意されているので、教育経験を積みたい人には最適な環境です。

NILS

NILSは語学学校への半年留学限定で、学校の業務に関わりながら、4コマの英語授業と寮の滞在、平日朝夕の食事が無料となる制度を実施しています。

業務では学校のホームページ運営や事務業務をすることになります。

ちなみにこの学校では英語だけではなく、ITスキルを勉強することも可能です。

Webデザインや動画編集などの内容もあるので、費用を抑えて長期留学をしてみたいという人や、Webスキルを身につけたいという人にとっては、実践的な力を身につけることができるおすすめの学校になります。

フィリピンの語学学校でインターンをするときに資格は必要?

海外インターンをしてみたいといっても、「どれくらいの英語力が必要なんだろう?」とか、「資格やスキルが求められるのかな?」と不安に感じる人もいると思います。

ここでは、実際に応募に必要な英語力の目安や、求められている人物像、そして年齢や経歴に関する制限があるのかといったことについて解説してみたいと思います。

求められる英語力はTOEIC400点以上が目安

インターンをするにあたって特別な資格や証明書を必要としている語学学校はほとんどありませんが、ある程度の英語力の目安を設けている学校はあります。

その目安は大体TOEIC400点から600点程度の英語能力です。

これは、中学英語レベルの英語力です。

語学学校で働く場合には、英語を使って学生対応をしたり、資料作成をする場面が多くなるので、このように英語力が求められています。

でも、TOEICの満点近い点数が必要というような高レベルな英語力ではないので、安心できるかもしれません。

社会人としてのスキルやパソコンスキルを身につけている

インターンに参加する時にはまだ学生という人も多いかもしれませんが、語学学校でインターンとして働く際には、学生であっても社会人の学校のスタッフと同じように責任を持って業務を進めていく責任感が求められます。

また、業務の中でパソコンを使ってワードやエクセルのファイルを作成する場面も多いので、パソコンを使って資料作成やデータ管理をするスキルを最低限身につけておくと役に立つはずです。

立場や年齢の制限は意外と少ない

年齢制限やこれまでの職歴の有無については、フィリピンのインターンでは比較的自由度が高いということができます。

社会人経験が無い学生だけではなく30代、40代でもチャレンジできます。

ただし、学校によっては「学生のみ」「25歳以下」といった形で条件を決めている場合があるので、応募する際にはあらかじめ条件の確認をするようにしましょう。

まとめ

今回の記事ではフィリピンの語学学校でできる海外インターンについて詳しく紹介してきました。

英語の授業やITスキルを学ぶ授業を受講して自分のスキルアップに努めながら、インターンで実践的な仕事の経験を積むことができるというのは、なかなか他のインターンでは経験することができません。

この海外インターンの経験は将来のキャリア選択にも生きてくるものだと思うので、興味を持った人はぜひ、インターンを募集している語学学校を調べてみてくださいね。

 

 

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