セブ島インターナショナルスクールの学費事情:教育移住の現実と選択肢

フィリピン・セブ島は、子どもと一緒に留学する「親子留学」や「教育移住」の目的地として注目されています。

「いろいろな情報があって、どうやって学校を選べば良いか分からない」

「セブ島のインターナショナルスクールにかかる費用は、実際どれくらい?」

など、長期留学や移住に向けての学校選びにお悩みではありませんか?

本記事では、セブ島のインターナショナルスクールについて、主要な学校の学費比較と学校選びについて分かりやすくご紹介します。

学費が安いだけではなく、各校の教育内容もしっかり理解して学校を選ぶことが大切です。

親子留学や移住先に、セブ島のインターナショナルスクールを検討するきっかけになればと思います。

セブ島インターナショナルスクールの選択肢

セブ島への留学や教育移住を考えるときに、まずどのような学校へ通うかを決めることが重要です。

セブ島で日本人が通える学校の選択肢は、「インターナショナルスクール」と「プライベートスクール」があります。

それぞれの大きな違いは、カリキュラムです。

セブ島のインターナショナルスクール

インターナショナルスクールは、学校を運営する国の教育システムがそのまま採用されています。

世界的に有名な国際バカロレア(IB)や、ケンブリッジ式、モンテッソーリ教育などのカリキュラムを取り入れた学校が多いです。

授業は基本的に英語で行われます。

英語だけでなく国際的なカリキュラムを学びたい人、将来さらに海外の学校へ進学したい人には、インターナショナルスクールがおすすめです。

入学時に英語力の証明が必要な学校がほとんどで、足りない場合は別途英語補修クラスへ通うこともできます。

セブ島のプライベートスクール

プライベートスクールは現地の私立校で、フィリピン教育省が定めるカリキュラムが中心となっている場合がほとんどです。

プライベートスクールの中には、日本人を含む外国人は入学できない学校もあるので注意が必要です。

プライベートスクールのメリットは、インターナショナルスクールよりも学費が安いこと。

英語やタガログ語習得を留学の主な目的とする場合は、プライベートスクールへ通うのも有効でしょう。

本記事では、本格的にセブ島留学や移住を考えているご家族のために、セブ島のインターナショナルスクールに絞って学校の学費紹介や教育内容について解説していきます。

主要インターナショナルスクールの学費比較

セブ島にあるインターナショナルスクールは、下記の3つです。

①Cebu International School (CIS)
②Singapore School Cebu (SSC)
③Centre for International Education (CIE)

それぞれの学校の特徴と、学費を比較してみましょう。

①Singapore School Cebu (SSC)

【カリキュラム】シンガポール式+ケンブリッジ国際一般中等教育修了試験(IGCSE)、IBディプロマプログラム(IB DP)も履修可能

【学校の特徴】

シンガポール式のカリキュラムで、数学と科学といった理系科目に力を入れています。

英語だけでなく、タガログ語や中国語(マンダリン)も習得できる点が日本人にも人気です。

幼稚園ではシンガポール式カリキュラム、小学校(G7~G8)はケンブリッジIGCSEカリキュラム、中学校にあたるG11~G12はIBプログラムと、学年によって3種類のカリキュラムを経験できる珍しい学校です。

入学には試験があり、一定レベルの英語力が必要となります。

【学費】

セブ島のインターナショナルスクールのなかでは、授業料が安い学校です。

日本や欧米では、インターナショナルスクールは小学校でも年間学費が200〜300万円前後の学校が珍しくありません。

世界標準と比較すると、セブ島インターナショナルスクールは格安で通えることが分かると思います。

【年間授業料の目安】

小学校(Elementary) 24万〜30万ペソ(約62万〜78万円)
中学校・高校(High school / Pre-University) 33万〜43万ペソ(86万円〜112万円)

上記授業料のほかに入学金、施設使用料、教材費用などが必要です。

公式Webサイト:Home - Singapore School Cebu

③Centre for International Education (CIE)

【カリキュラム】ケンブリッジ式(Aレベル課程)

【学校の特徴】

イギリスの名門ケンブリッジ大学が勧める国際カリキュラムを採用している学校です。

大学入学に直結するAレベル課程の取得が可能で、条件を満たせば卒業後にケンブリッジ大学の入学資格も手に入ります。

日本や中国、フィリピンなどのアジアの学生以外にも、欧米からの留学生が多いことで知られています。
先生もネイティブスピーカーがほとんどで、質の高い英語力と国際的な知識が習得できるセブ島の人気校です。

【学費】

フィリピンの学校としては、学費が高めです。

その分充実した国際カリキュラムを身につけられるので、学費に見合った成果を求める人にはおすすめです。

【年間授業料の目安】

小学校(Primary) 43万〜45万ペソ(約110万円〜117万円)
中学校・高校(Secondary / Pre-University) 48万〜56万ペソ(約125万円〜146万円)

公式Webサイト:Centre for International Education - British School | The School for Leaders

③Cebu International School (CIS)

【カリキュラム】国際バカロレア(IB)

【学校の特徴】

セブ島のインターナショナルスクール3校の中で最も学費が高く、施設やカリキュラムが充実した学校で有名です。

国際バカロレア(IB)の全課程を学べるセブ島唯一の学校として、さまざまな国からの留学生が集まります。

【学費】

学費は高めの学校ですが世界的にみると安価に通えるので、国内外から質の高い教育を求める家庭から選ばれています。

【年間授業料の目安】

小学校(Primary Years) 65万〜90万ペソ(約170〜230万円)
中学校・高校(Middle/High School) 90万〜140万ペソ(約230万円〜360万円)

上記授業料のほかにも入学金、施設使用料、教材費、ESL(英語補習)費用などが必要です。

公式Webサイト:Cebu International School

学費と教育の質のバランスを考えて選ぶ

セブ島インターナショナルスクールの学費事情については、イメージできましたか?安くて良い学校へ通えることは、教育移住を考える親御さんにとって嬉しいポイントだと思います。

一方で学費の安さだけに注目せず、学校の教育内容や雰囲気、施設など多角的に判断することが重要です。

学校選びで重視するポイントは、留学目的や家族の状況によっても異なりますよね。

ここでは、学校選びのポイントを3つご紹介します。

1.お子様の個性にあった教育方針を選ぶ
2.学校のカリキュラム(教育理念)が家庭にあっているか
3.留学後の目標

お子様が小学生以上の年齢であれば、フィリピンでの滞在を終えたあとの目標や進路をある程度考えておくべきです。

留学中に目標が変わることがあっても良いと思いますが、まずはフィリピンでインターナショナルスクールに通う目的を家族で共有して、学校を選択しましょう。

入学手続きと必要書類

学校が決まったら、いよいよ入学手続きです。
入学までの流れと必要書類について、解説していきます。

セブ島インターナショナルスクールの入学手続き

【出願申請】

入学を希望する学校の出願書(Application Form)に必要事項を記入して、必要添付書類と合わせて提出します。

日本からオンラインで申請が可能な学校が多いです。

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【入学試験と面接】

入学前に基礎学力テスト、英語力テスト、IQテストなどの試験があります。

3者面談が行われることもあります。

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【合格したら、費用の支払いと入学手続き】

まず入学金を支払い、入学後に必要な授業料、教材費、制服代などの支払いについても確認していきましょう。

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【就学許可証(SSP)の取得】

フィリピンの学校に通う外国人は、SSP(Special Study Permit)の取得が必要です。

SSPの取得は、フィリピンへ着いて通う学校が決まってからしか申請できません。

転校などで新しい学校へ通うときは、再申請をしなければいけません。

入学に必要な書類について

入学準備に必要な書類は学校ごとに違うので、詳しくは公式のWebサイトで最新の情報を確認してください。

ここでは、一般的に準備しておくべき書類をご案内します。

〇パスポートコピー

フィリピン入国時、有効期限が6か月以上残っている必要があります。

有効期限が間近の場合は、更新手続きをしてから渡航しましょう。

〇フィリピン滞在ビザのコピー(ある場合)

〇証明写真(サイズは学校が指定するもの)

〇英文成績証明書

幼稚園や小学校など、過去に在籍してた学校に発行を依頼します。

学校で英文書類が発行できない場合は、翻訳業者に頼んで英語翻訳をしてもらいましょう。
取得に時間がかかるため、日本にいるときに準備してください。

〇戸籍謄本の英訳書類

役場で発行した戸籍謄本を、日本外務省にてアポティーユ認証を受ける必要があります。

学校の規定によっては、フィリピン大使館で領事認証が必要な場合もあります。

この手続きも日数がかかるので、早めに準備しておくと良いです。

〇健康診断書

学校が定める項目で提出を求められます。

ワクチン接種記録のコピーを取っておくと、何かと便利です。

セブ島の基本情報

最後に、フィリピンセブ島の基本情報をまとめます。

渡航情報

セブ島はフィリピン中部にあるビサヤ諸島の一部で、マクタン島とセブシティを合わせて
「セブ」と呼ばれています。

首都マニラからは南へ約587km、飛行機で1時間半程度のフィリピン屈指のビーチリゾートとして有名で、フィリピン国内外から観光客が多く訪れます。

2025年7月現在、日本からは東京(成田/羽田)、関空、中部に直行便が就航しており、所要時間は4時間半〜5時間半。
日本との時差はたったの1時間と、とても身近に渡航できる国です。

気候

1年を通して温暖で、平均気温は26〜30℃と寒暖差が少ない場所です。

季節は雨季(6〜11月)と乾季(12月〜5月)に分かれています。

雨季には夕方の時間帯にスコール(ゲリラ豪雨)に見舞われることが多いので、雨がっぱを準備しておくと良いでしょう。

言語

公用語は英語とフィリピン語(タガログ語)、セブ島周辺の地方語としてビサヤ語が使われています。

基本的にはどこでも英語が通じ、学校の授業も英語で行われます。

まとめ

フィリピンセブ島は、安い学費で本格的な英語環境の留学ができることから、教育移住先に選ぶ家族が増えています。

セブ島にはたくさんの学校がありますが、日本人が通えるインターナショナルスクールは数えられるくらいです。

今回は、そんなセブ島インターナショナルスクールの学費事情と各学校の特徴についてご紹介しました。

1番大切なのは、実際に学校に通うお子様にあった学校を選び、卒業後の進路を見据えた意義のある移住生活にすることです。

ぜひ家族で話し合い、セブ島インターナショナルスクールへ通うという選択肢をご検討ください。

 

 

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