エルニド旅行はいくらかかる?費用と内訳をわかりやすく解説

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フィリピンのパラワン島北西部に位置するエルニドは、
「最後の秘境」と呼ばれ、手つかずの自然が残る地域として、自然を求める旅行者に人気です。

また、エルニドは“アジアのモルディブ”とも称されており、1島1リゾートのスタイルを採用していることから、新婚旅行のカップルなどにも特別な旅先として知られています。

この記事では、気になるエルニド旅行の費用について解説します。

リーズナブルなホテルで街歩きや文化を楽しむ旅、ウォーターアクティビティを満喫する旅、あるいは高級リゾートでゆったりと過ごす旅など、エルニドにはさまざまな楽しみ方があります。

ぜひ最後までご覧ください。

エルニドへのアクセスと交通費の目安

日本からエルニドへの直行便はなく、一般的にはマニラを経由します。

マニラからは国内線の小型機でエルニド・リオ空港へ向かい、到着後は乗り合いバスやリゾートによる送迎ボートでホテルへ移動します。

成田空港からマニラへの航空券費用

成田からマニラへの航空券は、航空会社やシーズンによって価格が異なります。

◯ フルサービスキャリア(ANA、JAL、フィリピン航空など)

ピークシーズン(GW・夏休み・年末年始):往復60,000〜120,000円
オフシーズン:往復30,000〜60,000円
◯ LCC(セブパシフィック航空、エアアジア、ジェットスター、ZIPAIRなど)

ピークシーズン:往復40,000〜80,000円
オフシーズン:往復20,000〜40,000円

マニラからエルニドへの航空券費用

マニラのニノイ・アキノ国際空港からエルニド・リオ空港へは、エアスイフト(AirSWIFT)による直行便が運航されています。

繁忙期や直前予約では料金が高騰するため、40日前の予約がおすすめです。

・片道:7,700円〜
・往復:9,400円〜16,000円

宿泊費の相場と選び方

エルニドは約50の島々から構成されており、中心となるエルニド・タウンにはレストランやバーが集まり、ツアーの出発拠点としても便利な場所です。2022年にはアジア資本のリゾートホテルも開業し、観光客が増えています。

宿泊施設は、ホステルや格安ホテルから高級リゾートまで幅広く、自分の旅のスタイルに合った選択が可能です。

ホステルや格安ホテル

ホステルや格安ホテルに泊まる場合、相場は、ドミトリーベッドが800~2500円、プライベートルームが5,000~7,500円程度です。

多くの格安ホテルは、エルニドタウン中心から徒歩圏内にあり、ビーチまで徒歩数分と立地に優れていることが多いです。

なるべく価格を抑え、街歩き等、街の雰囲気を楽しみたい場合や、ツアーの拠点とすることを目的とする場合にこれらのホテルに宿泊するのがおすすめです。

中級ホテル

中級ホテルは、1泊あたり7,500〜15,000円程度で泊まることができます。

ただし、エルニド観光のハイシーズンにあたる、3〜5月は宿泊費が高くなり、同じホテルでも2倍以上の価格になることがあります。

中級ホテルの場合、エルニドタウン周辺やビーチフロントに立地します。エルニドタウン中心部より、静かな環境で宿泊を希望する場合は、ミドルクラスのホテルが適しています。

朝食がついており、プールやスパなどの館内施設も充実している場合が多いです。

こちらも、エルニドのツアーに参加する場合の拠点に適しています。

高級リゾートホテル

高級リゾートホテルの場合、1泊あたりの料金は3,200〜130,000円超になります。

ミニロック、ラゲン、パングラシアンなどの離島やプライベートビーチに面しているホテルが多く、リゾート内でもエルニドの自然を楽しむことができます。

高級リゾート内では、アクティビティなども提供されており、ホテルによってサンセットクルーズや、シュノーケリング、アイランドホッピングなどのウォーターアクティビティーなどが用意されています。

リゾートの場合、ホテルのスタッフ、施設、料理などのクオリティーが高いため、リゾートで特別な時間を過ごしたい人、特別な思い出を作りたい人におすすめです。

例えば、ハネムーンや記念旅行、または、子ども連れの家族などにおすすめです。

現地での食事や移動の費用

現地で体験できる食事や移動の費用について解説をします。

食事について

ホテルで朝食が提供される場合が多いです。

ローカルフード(アドボやシニガンなど)は1食あたり約300〜500PHP(約800〜1,300円)。

おしゃれなカフェや欧米風レストランでは、パスタやピザなどが約300〜600PHP(約800〜1,500円)で楽しめます。

「Art Cafe」では、シーフード料理が200PHP前後で提供されています。

高級レストランやホテルでのディナーは、1,500PHP(約3,900円)以上が目安です。

移動の費用

続いてエルニド内での移動の費用について説明をします。

・空港からエルニドタウンへの移動

まず、マニラから国内線でリオ空港に到着した際には、トライシクルというバイクタクシーを利用します。所要時間は、20分程度で費用は、1台300PHP(約780円)です。

ホテルの送迎サービスがついている場合はそちらを利用しましょう。

・エルニドタウン内の移動

エルニドタウン内の移動に関してもトライシクルの利用が一般的で、1回あたり短距離で20~50PHP(約50~130円)、長距離が100~200PHP(約100~520円)が一般的です。

アクティビティやツアーの費用

エルニドには、4種類のメジャーなツアーがあり、ツアーA、ツアーB、ツアーC、ツアーDと名付けられています。

午前8〜9時ごろに集合、午後3〜4時ごろに解散の所要時間7~8時間のコースです。

費用は、各ツアーグループツアー(20人程度)の場合、1,800PHP(約4,680円)です。港までの送迎、昼食、水、ラグーン料金、環境税などが含まれます。

通常、シュノーケリングやカヤックの道具レンタル料が別途かかります。

プライベートツアーの場合、グループあたりの料金が10,000PHP(約26,000円)です。

1人追加ごとに1,000PHP(約2,600円)の料金がかかります。

ツアーA:一番メジャーなエルニドの周辺の見どころを巡るコースです。

ビッグラグーンをカヤックで探索、シミズ島でシュノーケリング、セブンコマンドビーチという白砂のビーチでリラックスできます。
ツアーB: スネークアイランドを訪れます。

スネークアイランドは、干潮時にヘビのような形をした白砂のビーチが現れる人気のスポットです。クドゥニョン洞窟、カテドラル洞窟、エンタルラビーチなどを訪れます。
ツアーC:エルニドの深部を回るコースです。

シークレットビーチ、ヒドゥンビーチ、マティンロック神殿、ヘリコプター島などを巡ります。
ツアーD: エルニドから比較的近い、カドラオ島周辺の小さな島やビーチを巡るコースです。

カドラオラグーン、イピルビーチ、パサンディアンビーチ、ナトナトビーチでビーチ散策、シュノーケリングなどを楽しみます。

エルニド観光での注意点

エルニド観光での注意点についてまとめます。

環境保護への配慮

エルニドは、海洋保護区に指定されています。

観光客であったとしても、サンゴ礁やビーチの保全に協力し、ゴミは必ず持ち帰るなど環境へ配慮しましょう。

環境税などの追加料金

エルニドでは、環境税(400PHP)やビッグラグーン(200PHP)がかかります。

ツアー料金に含まれる場合もあります。

環境税等はエルニドを楽しむための必要経費のため、予算に組み入れておくようにしましょう。

天候・ベストシーズンについて

エルニドの観光のベストシーズンは、
12~5月です。

一方で6~11月は雨季のため天候が不安定です。

特に7~9月は台風の影響を受けるため、エルニドの海でアクティビティを楽しみたい方は避けると良いでしょう。

喫煙場所の確認

ビーチや公共の場所、ホテルのロビー、レストランの屋内エリアなど公共エリアでは喫煙が禁止されています。

フィリピン国内では、公共の場での喫煙は法律で制限されており、違反の場合は高額の罰金が科される場合があるため注意が必要です。

チップの目安

フィリピンでは、必ずチップを渡す必要はないものの、良いサービスを受けた場合にチップを渡す習慣があります。

チップは現金で渡すため、細かな紙幣や硬貨を用意すると良いでしょう。

チップの金額の目安としては、ホテルのポーターには、荷物1つにつき20〜50PHP、ベットメイキング1回あたりに20~50PHP、レストランはサービス料が含まれていない場合は、会計の10%程度です。

タクシー料金のトラブル

フィリピンでは、観光客を対象に高額のタクシー料金を請求されることがあります。

料金のトラブルに合わないためにも、事前に相場や乗車前の料金の確認が大切です。

日焼けや熱中症の注意

エルニドは日差しが強く、気温も30℃を超える日も多いリゾートのため、日焼け止め、防止、サングラスなどの対策グッズ、熱中症対策でこまめな水分補給が大切です。

まとめ

以上、エルニド旅行に際しての費用について、解説をしてきました。

格安でコスパ中心のプランの場合、4泊5日で15~25万円程度、中級リゾートに泊まりアクティビティを中心に楽しみたい場合、4泊5日で25~30万円程度、高級リゾートに宿泊する場合、40~60万以上を目安に考えると良いでしょう。

エルニドは、リゾートの中でも白い砂浜サンゴ礁、透明度の高い青い海、など特に自然の豊かさが魅力です。

日本からまたは、フィリピン留学・駐在中にも訪れる価値のある場所といえるのではないでしょうか。

フィリピン旅行では、空港やレストラン、ツアーのガイドも一般的に英語で行われます。

旅行を最大限楽しむためにも、ネイティブキャンプ英会話で事前に英語を練習し、旅の思い出を作ってください。

 

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