ルソン島北部にあるバギオは、学園都市として知られています。フィリピンの避暑地としても有名で、一年を通して冷涼な気候のため過ごしやすく、勉強に対するモチベーションの高い学生が多く集まる都市です。
その中でも語学学校のPINES(パインス)は、バギオの名門校として広く知られています。老舗の語学学校ならではの、継続的に研究・改良されている質の高いカリキュラムと、厳選された優秀な講師陣を強みとしています。
バギオには、PINESの3校舎のうち、メインキャンパスとIELTS専門キャンパスの2校があります。今回はこの2校について詳しくご紹介いたします。
フィリピンで語学学校を選ぶ際に、英語力向上を最優先したい方や、モチベーションの高い学生に囲まれて勉強したい方は、ぜひ最後までお読みください。
- PINES(パインス)メインキャンパスの特徴
- PINES(パインス)メインキャンパスが提供しているコース
- PINES(パインス)メインキャンパスの生活環境
- PINES(パインス)IELTS専門キャンパスの特徴
- PINES(パインス)IELTS専門キャンパスが提供しているコース
- PINES(パインス)IELTS専門キャンパスの生活環境
- まとめ
PINES(パインス)メインキャンパスの特徴
ここでは、PINEメインキャンパスの特徴についてご説明します。 以下は、PINESメインキャンパスの基礎情報です。
住所 | #3 Rommel Mansion Building Ignacio Villamor St., Lualhati, Baguio City, PhilipPINES |
設立 | 2001年 (2018年に新校舎) |
資本 | 韓国資本 |
定員 | 270人 |
生徒構成 | 韓国、台湾、中国、ベトナム、モンゴル、サウジアラビア |
学校の方針 | セミスパルタ式 (スパルタ式は自己申告制) |
学校Webサイト | https://PINESacademy.com/eng/index |
PINESは、韓国資本で2001年に設立されたフィリピンの語学学校で、バギオを代表する語学学校の一つです。独自のアカデミックチームを有し、教材の開発や講師の質の維持・向上に日々取り組んでいます。
その高い評判から、学習意欲の高い生徒が多く集まり、勉強に集中しやすい環境が整っており、英語力向上を最優先とする方にとって最適な語学学校です。
一般英語コースやTOEICコースを提供しており、IELTS対策に特化した別キャンパスや、セブ島のリゾート型キャンパスとの差別化もなされています。
2018年に新校舎が設立され、清潔で快適な環境の中で学ぶことができます。セミスパルタ式のため、平日夜の外出は禁止されていますが、希望者は5,000ペソ(4週間)で「EB PRO」プログラムを追加可能です。このプログラムでは、単語学習・テスト、人前で話す練習などのカリキュラムが組み込まれています。
PINES(パインス)メインキャンパスが提供しているコース
PINESでは、受講前のテストにより10段階の細かなレベル分けがなされており、生徒の目標やニーズに応じたコース選択が可能です。
Power Speaking
Power Speakingは、メインキャンパスで一番人気のあるコースです。グループレッスン4コマとマンツーマンレッスン4コマで、1日合計8コマが標準として組まれています。(1コマあたりの時間は、マンツーマンレッスンもグループレッスンも45分です。)
費用目安は、4週間(1人部屋)で 約27万円、(4人部屋) 約20万円です。
Intensive ESL
マンツーマンのレッスンを多くとり、英語のスピーキング力を伸ばすことを目標とするクラスです。クラスは、グループレッスンが5コマ、マンツーマンのクラスが2コマの1日あたり合計7コマのレッスンとなっています。
Power ESL 5, 7
このコースは、全てのコースがマンツーマンのレッスンで構成されます。レッスン数を5コマ、7コマのどちらかを選ぶことができます。カリキュラム中の2コマについては、ビジネス英会話、プレゼンテーションなど希望の科目を選択することができます。
Light ESL4
このコースは、4コマ全てがマンツーマンのコースです。社会人や比較的年齢の高い生徒さんなど、勉強をしつつも、1日の中で仕事等の自由時間をしっかりとりたい方におすすめのコースです。
Junior
15歳以下、中学生までのお子さんが受講することのできるコースで、グループレッスンが2コマ、マンツーマンのレッスンが5コマのコースです。週末にはアクティビティの機会も用意されています。
TOEIC / TOEIC Speaking
TOEICのスコアアップと、仕事で利用するための英語力をつけるためのコースです。グループレッスンが4コマ、マンツーマンのレッスンが4コマの構成となっています。
PINES(パインス)メインキャンパスの生活環境
学校内の施設
・内部寮(1人部屋 / 2人部屋 / 4人部屋 / 6人部屋)
PINESメインキャンパスで勉強する学生は、敷地内の内部寮に宿泊します。部屋は、1人部屋ABC、2人部屋AB、4人部屋、6人部屋の中から選ぶことができます。
部屋には、机、椅子、ベッド、テレビ、シャワー、トイレ、Wi-Fi、大型除湿機、収納、LEDライトなどが完備されています。
4人以上の相部屋であっても、勉強机や収納などプライバシーが確保できる作りになっています。
・学校内の設備
施設内の設備については、ジム、ランドリー、保健室、IELTSテストセンター、食堂などがあります。
食事は、食堂にてビュッフェ形式で提供されます。多国籍の生徒が集まるため、食事の内容も多国籍なものとなっています。
学校のロケーションについて
メインキャンパスは、バギオ市中心部から車で10分ほどの場所にあります。キャンパス周辺は、自然に囲まれたエリアです。近くには、ザ・マンションと呼ばれる夏季中の大統領の別荘があり、治安としてもフィリピンの中では良好な場所と言えます。
バギオ市中心には、Burnham Parkという公園があり、人々の憩いの場となっています。「SM バギオ」は、両替所、スーパー、レストランが揃うショッピングセンターで、生活に必要なものは全て揃えることができます。
PINES(パインス)IELTS専門キャンパスの特徴
IETLSとは、TOEFLと並び、欧米の大学への入学や、英語圏の移民申請の際の英語力を測定するために利用されるテストです。
PINES のIELTS専門キャンパスは、IELTSのスコアを伸ばすことを目標とする生徒のみが集まる校舎となっており、同じ目的を有する生徒と共に、集中した環境で勉強をすることができます。
IELTSのテストには、独自の対策が欠かせませんが、講師の多くがIELTSの公式テストで、7.0点以上を保有しており、試験自体や生徒のスコアの伸ばし方について熟知した講師が在籍しています。
PINES(パインス)IELTS専門キャンパスの基礎情報
住所 | #49 Chapis Village, Marcos highway, Baguio city, PhilipPINES |
設立 | 2001年 |
資本 | 韓国資本 |
定員 | 150人 |
生徒構成 | 韓国、台湾、中国、ベトナム、モンゴル、サウジアラビア |
学校の方針 | セミスパルタ式 / スパルタ式 母国語禁止ルールあり |
キャンパス内には、IELTSの公式テストセンターもあり、模擬試験ではなく本試験で習熟度チェックをすることが可能です。
費用は、IELTSの2週間コース4人部屋で約15万円、4週間で約20万円です。8週間のIELTS点数保証コースでは、4人部屋で約50万円程度です。料金は為替レートにより変動します。
PINES(パインス)IELTS専門キャンパスが提供しているコース
IELTS専門キャンパスが提供しているコースは、3種類あります。
pre-IELTSコース
pre-IELTSコースでは、IELTSの点数が3.5以下の生徒を対象に、英語の基礎力から勉強するコースとなっています。4週間に1回の模擬テストを受け、習熟度を確認します。コマ数は、マンツーマンクラスが4コマ、グループレッスンが4コマです。
IELTSコース
IELTSコースは、IELTSの点数が4.0-6.0点の人を対象に、スコアアップを目指すコースです。マンツーマンの授業が4コマ、グループレッスンの授業が3コマです。
IELTS点数保証コース
IELTS点数保証コースは、目標スコアを目指すもので、8週間か12週間のコースのどちらかを選ぶことができます。出席率など、特定の条件を満たしたにも関わらず、目標スコアを達成できない場合、4週間無料で授業を受けることができます。ただし、滞在費やビザの費用は自己負担になります。
PINES(パインス)IELTS専門キャンパスの生活環境
・内部寮(1人部屋 / 2人部屋 / 3人部屋 / 4人部屋)
IELTS専門キャンパスには、内部寮が併設されており、PINES IELTS専門キャンパスで学ぶ学生は、内部寮に滞在をします。部屋は、1人部屋から4人部屋を選択することができます。
・施設
キャンパス内には、食堂、ジム、売店、ランドリー、ラウンジ、保健室などが備わっており、留学中は外出せずに施設内で勉強することになります。
食事はメインキャンパス同様にビュッフェ形式で、多国籍の料理が提供されています。
学校のロケーションについて
PINESのIELTS専門キャンパスは、バギオ市中を挟んでメインキャンパスの反対側に位置します。市中から車で10分ほどの位置にあります。
周辺にお店はなく、誘惑が少ないため集中して勉強をせざるを得ない環境になります。
まとめ
バギオにあるPINESの2校、メインキャンパスとIELTS専門キャンパスについて解説をしました。
バギオはセブ島に比べて、英語力の向上の優先度が高い意欲的な生徒が集まるため、学習に集中することができます。中でも、PINES校は長年の実績から、教材の質、教師の質、環境が良く、英語力の向上にコミットできる環境です。
英語力の向上を第一としたフィリピン留学を考えている場合は、ぜひバギオのPINES校への留学を検討してみてください。