フィリピン・セブ島は、美しいビーチやリゾートで有名な観光地ですが、実はスパやマッサージのレベルも非常に高く、かつリーズナブルに楽しめることでも知られています。日本でマッサージに行くとなると1時間で5,000円以上かかることもありますが、セブ島では本格的なマッサージがその半額以下で受けられることもしばしばあります。
リゾートで遊んだあとに身体を癒したい方や、日頃の疲れをとりたい長期滞在者にとって、スパ・マッサージはセブ島生活の大きな魅力の一つです。私自身もセブ島に住んでいましたが、毎週末マッサージに行って癒されていました。
本記事では、セブ島で体験できるスパ・マッサージの種類、街スパと高級スパの違い、料金相場、そして気になるチップ文化についても徹底解説します。おすすめのお店もあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
セブ島のスパ・マッサージ事情
セブ島では、地元の人々はもちろん、日本人観光客や留学生、デジタルノマドまで、多くの人々がスパやマッサージを日常的に利用しています。特にストレスの多い日本人にとっては、セブ島のスパ体験は癒しの時間になることでしょう。街中を歩いていると「MASSAGE」「SPA」と書かれた看板が多く見られ、価格も安く気軽に入れるのが魅力です。一方で、リゾートホテル内の高級スパでは、ラグジュアリーな空間と一流の施術を体験することもできるので、用途や気分に応じて選ぶ楽しさもあります。
さらに、セブ島では伝統的な「ヒロット(Hilot)」というフィリピン式マッサージも人気。これはエネルギーの流れを整えるとされる伝統療法で、筋肉だけでなく心身のバランスも整えてくれる施術です。
スパ選びのポイントはいくつかありますが下記のような点を確認しておくと外れなく質の高いマッサージが受けられます。
施術者の技術力:上手なセラピストに出会えるとリピーター確定。
予約可否:人気のスパは事前予約をおすすめします。
セブ島で受けられるスパ・マッサージの種類やメニュー
セブ島のスパでは、以下のような多彩なメニューを体験できます。あなたの好みに合わせて行ってみてください。それぞれのマッサージで美容や筋肉をほぐすなど目的が異なるものもあるので、滞在中に様々なマッサージを受けに行くのもよいですね。スウェディッシュマッサージ
スウェーデン発祥のオイルマッサージの一種で、筋肉や骨格に沿って体をほぐすことで、心と体の両方のリラックス効果をもたらします。少量のオイルで筋肉や関節、骨、靭帯、腱などの身体構造に沿って体をほぐします。タイマッサージ
フィリピンのセブ島ではありますが、タイマッサージができるお店も多いです。体をぐいっと伸ばしてくれるストレッチ要素の強いマッサージ。姿勢の矯正や身体の歪みにも効果があるようです。フィリピン伝統マッサージ「ヒロット」
フィリピンでは古来より伝わる伝統療法で、代替医療として広く普及しています。 十指を用い、ヒーリングとリラクゼーションを組み合わせたメリハリのある施術で、血流を整え、冷えや疲れを和らげます。 トリートメントには肌にハリやうるおいを与えるバージンココナッツオイルを使用し、心身のバランスを整えます。アロマオイルマッサージ
アロマオイルマッサージとは、植物油に精油を混ぜたオイルを使って、手や足、全身などをマッサージする施術です。アロマセラピーの一種で、リラクゼーションやストレス解消、疲労回復などが期待できますフットマッサージ&リフレクソロジー
長時間歩いた後に最適。足裏のツボを刺激することで内臓の働きも活性化します。ホットストーンマッサージ
ホットストーンマッサージとは、温めた石とオイルを使って身体を温めながらマッサージする施術です。ホットストーンセラピー、ホットストーントリートメントとも呼ばれます冷え性や筋肉疲労に効果的です。ボディスクラブ&フェイシャル
マッサージに加えて、角質ケアや美白を目的としたトリートメントなどを行い、肌の古い角質や汚れを取り除きます。セブ島の街スパ
セブ島の街スパは、価格がリーズナブルで、日常的に通いやすいのが魅力です。ローカル色が強く、日本人観光客にも人気の場所をご紹介します。街スパでは予約なしでも入れることが多く、思い立ったときにふらっと寄れる気軽さがあります。観光やショッピングの合間に利用するのがおすすめです。Tree Shade Spa(ツリーシェードスパ)
日本人利用者が多く24時間営業で旅行者にも便利です。場所もセブ島の中心地に近いITパークの目の前にあるのでアクセスがしやすいです。土日や平日夕方以降は混雑しているかもしれませんが、目の前がITパークなので予約した後に少しぶらぶら散策して戻るのもよいですね。
特徴:個室完備、男女OK、ペアマッサージあり
Thewi Thai Massage(テウィタイ)
本格的なタイ式マッサージとコスパの良さでリピーターも多いマッサージ店です。少し街から離れますが、金額以上の満足感を得られます。ポイント:スタッフの技術力に定評あり
セブ島のホテルスパ・高級スパ
「せっかくのセブ島旅行、ちょっと贅沢したい」という方にぴったりなのが、リゾートホテル内のスパや高級スパ施設です。街スパよりも価格は高めですが、空間、接客、技術のどれをとっても一級品。特別な日のご褒美にもおすすめです。高級スパでは、予約をしてから訪れるのが一般的です。また、ドリンクやアロマの香り選びなど細やかなサービスがあるのも特徴です。高級ホテルで宿泊をしたらチェックインのタイミングなどで予約をしておくのもよいかもしれません。
CHI, The Spa at Shangri-La’s Mactan Resort
世界的な高級ホテル「シャングリ・ラ・マクタンリゾート」内にあるスパ。広大な敷地にトロピカルガーデンを備え、まさにリゾートスパの理想形です。特徴:完全個室、自然と一体になれる静かな空間、五感を癒す施術
メニュー:アロマトリートメント、ヒロット、フェイシャルなど多彩
Mövenpick Spa(モーベンピックスパ)
モーベンピックホテルに併設された高級感あふれるスパ。海を眺めながらのマッサージも可能で、非日常を感じられます。ポイント:カップル向けプランあり、美白メニューが豊富
Spa at Marco Polo Plaza
セブ市内のマルコポーロホテルにあるラグジュアリースパ。交通の便も良く、旅の最後に立ち寄る人も多いです。特徴:シティビューが楽しめる空間設計、プロフェッショナルな対応
セブ島のスパの料金相場
スパといっても値段の幅は広く、街スパとホテルスパでは数倍の差があります。ここでは目安をカテゴリ別に紹介します。価格帯:300〜600ペソ(約750〜1,500円)
600〜1,200ペソ(約1,500〜3,000円)
価格帯:2,500〜5,000ペソ(約6,250〜12,500円)
セブ島のスパではチップを払うべき?
日本ではあまりなじみのないチップ文化ですが、フィリピンでは一般的にチップを渡すのがマナーとされています。セブ島では渡さなくても良い雰囲気もありますが、最近はチップを要求される場面も増えたような気がしています。特にスパやマッサージなどのサービス業では、感謝の気持ちとして渡すことが一般的です。
チップの相場
日本ではあまりなじみのないチップ文化ですが、フィリピンでは一般的にチップを渡すのがマナーとされています。特にスパやマッサージなどのサービス業では、感謝の気持ちとして渡すことが一般的です。高級スパ・ホテルスパ:100〜200ペソ(約250〜500円)
チップの渡し方
終了後に手渡しするか、受付で渡す方法が一般的です。一部のスパでは、伝票に「チップ込み」の記載がある場合もあるので要確認。チップは「強制」ではありませんが、施術が丁寧だったり、特に気に入った場合は感謝を示す意味でも渡すのがスマートです。まとめ
セブ島は、美しい海と自然だけでなく、リラクゼーションの面でも最高の環境が整っています。街スパの手軽さと高級スパの贅沢さ、それぞれに魅力があり、旅のスタイルや目的に合わせて選ぶことができます。料金相場は日本に比べて格段に安く、定期的にスパを利用する生活も夢ではありません。また、チップの文化を理解して気持ちよく過ごすことも大切です。
旅行の合間に、あるいは滞在のご褒美に、ぜひセブ島のスパ・マッサージで極上の癒し時間を体験してみてください。心も体もリフレッシュして、セブ島滞在をより一層満喫できますよ!

◇経歴
フィリピンへの海外赴任3年(広告・マーケティング)
カナダでの飲食店でのウエイター半年
◇資格
TOEIC780点
◇留学経験
ILSC Language school(カナダ・トロント/2か月間)
◇海外渡航経験
仕事:フィリピン
ワーホリ:カナダ
旅行:ベトナム、香港、中国、韓国、インド、アメリカ、ペルー、ボリビア、ブラジル
◇自己紹介
はじめての海外は知らない世界を見たくてワーキングホリデーでカナダに行きました。
その経験を活かして仕事でも海外に行かせてもらっています。海外の魅力やこれから海外に行こうと考えている人によりよい情報発信ができるように心がけています。