LP banner

フィリピンで有名な料理は？肉料理・米料理・麺類から、おすすめのチェーン店まで！

留学 フィリピン留学 estrella



皆さんはフィリピンで有名な料理と聞くと、どんな料理を思い浮かべますか？

旅行先や留学先としては、日本人にも人気のフィリピンですが、フィリピンの料理に関しては、日本ではお店が少なく、まだまだ馴染みの少ないものかもしれません。

でも、実は日本人の口にもあう美味しい料理がたくさんあるとも言われています。

本記事では、そんなフィリピンで有名な料理や、おすすめのチェーン店までご紹介していきます。

フィリピンの食事・食文化の特徴

 

フィリピン料理は、先住民から継承されているシンプルな調理方法や、スペインや中国など諸外国の食文化を取り入れたものまで、さまざまです。

日本と同じように主食はお米ですが、日本のお米のように粘り気は少なめなのが特徴です。

フィリピンは島国のため、新鮮なシーフードを使った料理も多く、蟹やロブスターなどのように、新鮮なシーフードメニューは、フィリピンに行った際には是非、堪能してほしい食事です。

また、シーフードだけではなく肉類を使った料理の種類も多く、特にチキンは専門店があるくらい地元民に大人気です。

そして島国ならではのトロピカルフルーツもおすすめです！

 

フィリピンの歴史

 

フィリピンは7,641もの島々から成り立っているという特殊な地理です。

そして、その特殊な地理はフィリピン料理にも影響しています。

300年に及んだスペインの植民地時代には、メキシコをはじめ、その他の植民地から、アボカドやとうもろこしなどの食材と、スペインやメキシコの食文化が流入したと言われています。

 

食事の特徴と食事マナー

 

フィリピンでの食事は、メニューは1〜2品のお肉や、シーフード料理に野菜料理、そして主食のお米という構成になっています。

マナーに関しては、左手にフォーク、右手にスプーンを持つのが一般的です。

1度に並べられた料理の品々を、皆でテーブルを囲み、好きなようにいただくのが特徴です。

また、フィリピン料理では調味料が豊富なのも特徴のうちの1つ。

代表的な調味料をご紹介していきます。

・トゥヨ（大豆・食塩からできたお醤油）：大豆の風味が強いのが特徴。

・スーカ（サトウキビやココナッツからできたお酢）：柔らかい酸味なのが特徴。

・パティス（魚醤）魚に塩を混ぜて発酵させた物：塩辛いものが多いのが特徴。

・バゴオン（発酵エビ）小エビを発酵させた物：深みのある味と風味が特徴。

・パワダン（香りづけの葉）

・にんにく・生姜・玉ねぎ

などが代表的な調味料になります。

 

フィリピンの有名な料理：肉料理

 

続いては、フィリピンの有名な肉料理をご紹介していきます。

・Sisig（シシグ）

豚肉を細かく刻み、お醤油とお酢、にんにくと唐辛子で炒めた肉料理です。

一般的には豚肉のほほ肉を使っているため脂身たっぷりで、しっかりとした味付けなので、ビールなどお酒のお供として、また定食としても人気のある料理です。

・Lechon（レチョン）

フィリピンでの行事には、なくてはならない肉料理。

炭火でじっくりと焼き上げて作られるため、香ばしい皮とジューシーなお肉の食感を堪能できます。味付けは甘いソースで、お肉との相性も抜群です。

・Kare-kare（カレカレ）

牛肉とナスやインゲンなどの野菜を、ピーナッツソースで煮込んだシチューのような肉料理です。

その見た目と名前から、カレーのような味を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、日本では食べたことがないような味！フィリピンに行った際には、是非味わってみてください！

 

フィリピンの有名な料理：米料理

 

肉料理の次は、フィリピンの有名な米料理をご紹介していきます。

日本人と同じように、フィリピン人もお米をよく食べます。

・Boodle Fight（ブードルファイト）

テーブル上にバナナの葉を広げ、その上にお米やシーフード、お肉のBBQ、野菜やフルーツなどを豪快に乗せ、皆で素手で食べるというのが、伝統的なスタイルです。

このスタイルは、元々軍隊での食事スタイルが始まりと言われています。

フィリピンに行った際には、是非、体験してみてください！

・Garlic rice（ガーリックライス）

日本でも馴染みのあるガーリックライス。

レストランなどでライスをオーダーする際は、是非ガーリックライスを試してみてください！日本とは違い、フィリピンのお米はインディカ米で、そのまま食べるよりも、ガーリックライスで食べた方が旨味があるそうです。

・Puso（プソ）

ココナッツの葉を器用に編み込んだ中に、白米が詰まっている米料理です。蒸されていて、固めなのが特徴。

フィリピンでは、素手でご飯を食べるのが一般的なため、固い方が崩れにくく食べやすいので、BBQやキャンプの際の食事に重宝されています。

ナイフで切り込みを入れ、開いて食べます。

 

フィリピンの有名な料理：麺料理

 

続いては麺料理をご紹介していきます！

・Pansit canton（パンシットカントン）

この麺料理は、日本で言う「焼きそば」のようなものです。

調味料は醤油やナンプラー、塩や胡椒などで味付けされているので、あっさりしています。

パンシットは「麺」という意味で、「パンシットカントン」は麺の1種になります。

地域によって使用する麺の種類は異なり、中華麺やビーフンなどが使用されることもあります。

具材はキャベツやたまねぎ、ピーマンやニンジン、にんにく、そして豚肉などです。

カラマンシーも添えられており、麺にかけて食べるのが一般的です。

・Pancit Miki-Bihon（パンシット・ミキ・ビーホン）

フィリピンには、どこの町にもテイクアウトできるお店「パンシテリア」があり、そんなお店での人気メニューのうちの1つが、「パンシット・ミキ・ビーホン」です。

ミキというのは、小麦粉から作った黄色い卵入りの麺です。

ビーホンは、ビーフンのことで、米の粉から作られた麺です。

この2種類の麺が入っており、その上に野菜炒めのあんかけがかけられているものが一般的です。

・Batchoy（バッチョイ）

日本で言うラーメンのようなもので、豚肉のダシで濃厚なスープを使ったフィリピンの麺料理です。

パナイ島で、今から100年くらい前に生まれた麺料理と言われています。

 

フィリピンの有名な料理：スープ料理

 

続いてはスープ料理です！

・Sinigang（シニガン）

お肉やお魚、野菜を煮込んだ酸味のあるスープ料理です。

酸味があるのは、タマリンドというマメ科の植物が生み出しているからです。

かなり酸っぱいので、好みは分かれるかもしれませんが、フィリピンの濃い味付けの料理と一緒に食べると、このさっぱりした感じがクセになります。

こちらはスーパーでも小袋で売られているので、日本へのお土産にもおすすめです！

・Bulalo（ブラロ）

牛の骨付きすね肉を煮込んだスープ料理です。

コンソメのような味わいなので、日本人にも馴染みやすく、出汁がきいていて地元民にも人気のある料理。

地元の人は、お酒を飲んだ後に酔いを覚ますためにブラロをいただくことが多いようです。

まるで日本のお味噌汁のような役割！是非、試してみてください。

・Hinalang（ヒナラン）

こちらは辛いスープ料理。辛いもの好きな人には是非、試してみて欲しい料理です。

牛の骨付きすね肉で出汁が取られており、ブラロと似たような味わいです。

辛いですが、極端に辛味が強いわけではなく、牛の出汁もしっかりと効いているので、辛いものが得意ではない人でも食べられるかと思います。

 

フィリピンの有名な料理：屋台料理

 

フィリピンに行った際には、せっかくならローカルな気分を味わいたいですよね！そんな時におすすめなのが屋台料理。

フィリピンでは、いたるところで地元民が、屋台料理を味わっています。

そこで、続いては有名な屋台料理をご紹介していきます。

・ルンピア

日本で言う「春巻き」で、地元民はスナック感覚で食べています。

ルンピアには、「プリト」と呼ばれるひき肉やお魚、野菜を包んで揚げたものと、「サリワ」と呼ばれるソテーした野菜を生春巻きで巻いたもの、具を巻かずにお米などと一緒に食べる「フバッド」と呼ばれる、3種類があります。

屋台飯では「プリト」が一般的に販売されています。是非、チリソースやお酢と一緒に堪能してみてください！

・フィッシュボール

他のアジア圏でも人気のフィッシュボールは、フィリピンでも人気の屋台料理。

魚の練り物を揚げ、丸いボールのような形をしており、地元民の間で人気のおやつです。

フィリピンでは、フィッシュボールの屋台が至る所にあります。

お酢や甘いソース、辛いソースなど、お好みの味付けで楽しめる料理です。

・ハロハロ

日本でも一時期ブームになったハロハロは、フィリピンの人気スイーツです。

ハロハロという言葉は、「まぜこぜ」という意味で、ゼリーやかき氷、練乳や果物、アイスクリームやタピオカ、お豆などを、混ぜたスイーツです。

ウベと呼ばれる紫芋のアイスを入れたものが大人気です。

 

おまけ：フィリピンのおすすめチェーン店

 

最後に、フィリピンのおすすめチェーン店をご紹介していきます！

・Jollibee Food

フィリピン最大のファーストフードチェーンブランドである「Jollibee Food」。店舗は1,400を超えているほど。

フィリピン国内の、他の全てのファーストフードブランドを合わせたものよりも店舗数が多いそうです。

・Chowking

中華をメインとしたチェーン店で、1985年、フィリピンのマカティに店舗をオープンしたのが始まり。 2017年には、500店舗目までに増えていったそうです。

フィリピン料理に飽きてきた際に、旅先で中華料理を食べるのも良いですね！

・Greenwich Pizza

フィリピン最大のビザチェーン。2021年には、272店舗も増えていったとか。

地元民にも大人気で、店舗によっては並ぶこともあるとか。

こちらもフィリピン料理に飽きてきた際におすすめです！

 

まとめ

 

本記事では、フィリピンで人気のお米料理や麺料理、屋台料理やおすすめのチェーン店などをご紹介してきました。

料理の名前からは想像できないものも、日本人に馴染みのある味付けの料理が意外と多いなという印象を持たれた方も少なくないのではないでしょうか。

日本では、まだまだ馴染みの少ないフィリピン料理ですが、是非この機会に試してみてください！

 

 

nativecamp.net

nativecamp.net