オーストラリア学生ビザ丸わかりガイド!申請方法・費用から気になる就労制限・延長まで!

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夢の留学先にオーストラリアを考えている方に、お届けいたします!
青い海と広大な自然、そして多文化が魅力のオーストラリアは、学生ビザを取得して留学するには理想的な目的地です。

この記事では、学生ビザの基本情報から申請方法、費用、就労制限、延長の方法まで、知っておきたいポイントを徹底解説します。

ワクワクする留学計画の第一歩を一緒に踏み出しましょう!

オーストラリアの学生ビザ概要

 

オーストラリアの学生ビザ(Student Visa)は、留学生がオーストラリア国内の教育機関でフルタイムのコースに登録する際に必要なビザです。

このビザを持つことで、語学学校、専門学校、大学などさまざまな教育機関で学べるだけでなく、一定の就労が可能になります。

また、ビザの種類によって滞在期間や条件が異なるため、自分の学びたいコースや目的に合ったビザを選ぶことが大切です。

 

何ができるか

 

学生ビザを取得することで、フルタイムの学習だけでなく、授業期間中の2週48時間までの就労や、休暇中の無制限の就労が認められます。

また、家族を帯同する場合には家族ビザを申請することで、同行者の滞在が可能になります。

さらに、学生ビザを利用して語学学校から専門学校、大学、大学院への進学も視野に入れられるため、学びの幅を広げることができます。

 

難易度

 

学生ビザの取得は比較的手続きが明確で、多くの留学生にとってアクセス可能なものです。

ただし、申請条件や書類の不備があるとビザ発給が遅れる場合があるため、計画的な準備が必要です。

特に、初めて海外留学をする方にとっては手続きに時間がかかることが多いため、移民局のガイドラインをしっかり確認することが重要です。

発給の難易度はそこまで高くないものの、申請時に提出する書類や項目は多岐に渡ります。

 

留学生人数制限について

 

2025年1月1日から、オーストラリア政府は新たに「National Planning Level(NPL)」という制度を導入し、留学生の受け入れ人数に上限を設ける予定です。

この制度では、新規留学生の受け入れ人数を年間27万人に制限すると発表されました。

・対象となる教育機関

大学:国立大学:約145,000人、私立のHigher Educationコース提供学校:約30,000人
専門学校:約95,000人

・対象外となる教育機関

語学学校
大学院(研究課程)
小中高等学校

この制度の導入により、特に「Group of Eight(Go8)」と呼ばれる外国人学生の割合が高い大学では、留学生受け入れ数に厳しい制限がかかると予測されています。

すでに、一部の大学では現在の留学生数を約52%削減する計画が報じられています。

これからオーストラリア留学を検討している方は、早めの計画と手続きをお勧めします。上限の影響で学費の引き上げが予想されるため、早めの対応が重要です。

 

オーストラリアの学生ビザ申請条件

 

学生ビザを取得するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。これらの条件をクリアすることで、留学生活を安心してスタートさせることができます。

本セクションでは、具体的な要件や準備すべきポイントを詳しく解説します。申請プロセスをスムーズに進めるためのヒントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

 

1. 教育機関への登録

 

学生ビザを申請するためには、まずオーストラリアの認定教育機関に登録し、入学許可書(CoE:Confirmation of Enrollment)を取得する必要があります。

この入学許可書は申請の必須書類です。

登録時には、学費の一部または全額を支払う必要がある場合があります。

教育機関によっては、登録前に英語力や学歴を証明する書類を提出する必要があります。

 

2. 英語力の証明

 

多くの教育機関では、IELTSやTOEFLなどの英語力テストのスコアを提出する必要があります。

コースによって必要なスコアの基準が異なるため、希望する教育機関の要件を事前に確認しましょう。

語学学校で英語力を高めるコースを受講する場合も、英語力証明が求められることがあります。

スコアが不足している場合には、ブリッジングコースを利用して条件を満たすことも可能です。

 

3. 健康診断

 

健康診断の受診が義務付けられており、指定の医療機関での検査結果を提出します。

特に長期滞在を予定している場合、このステップは避けられません。

診断結果が不十分な場合や追加検査が必要な場合は、対応に時間がかかることがあります。

健康診断では、結核や伝染病の有無などが確認されます。

健康状態に問題がある場合でも、追加書類の提出や医師の意見書を基に審査が進められるケースがあります。

 

4. 経済的証明

 

滞在期間中の学費や生活費を賄える十分な資金があることを証明する必要があります。

銀行口座の残高証明が一般的に求められますが、奨学金の受給証明や親族からの支援証明も有効です。

具体的には、年間生活費として約AUD29,710(約290万円)を基準として計算する必要があります。

資金不足が確認されるとビザ発給が拒否される可能性があるため、計画的に準備を進めましょう。

 

5. GTE(Genuine Temporary Entrant)の記載

 

学生ビザの申請には、GTE(Genuine Temporary Entrant)の記載が求められます。

これは、申請者がオーストラリアに一時的な目的で入国し、留学終了後に帰国する意思があることを示すものです。

GTEには以下の内容を含める必要があります。

・留学の目的と背景
・過去の学歴や職歴
・留学後の計画(帰国後にどのようなキャリアを築く予定か)
・経済的基盤や支援体制

この内容は申請書の一部として提出され、移民局が審査を行います。説得力のある内容を記載することで、ビザの承認率が高まります。

 

オーストラリアの学生ビザ申請方法

 

オーストラリア移民局の公式ウェブサイトを通じて申請を行います。

申請書の記入や必要書類のアップロードはすべてオンラインで完結します。

もちろん、全ての項目を英語で申請する必要があるため申請を開始する前に、必要な書類やメモをしっかり準備しておくことをおすすめします。

 

必要書類の準備

 

・パスポートのコピー(有効期限が十分に残っていることを確認)
・入学許可書(CoE)
・健康診断の結果(指定医療機関での検査が必須)
・経済的証明(銀行口座残高証明、奨学金証明など)
・英語力の証明(IELTS、TOEFLなどのテストスコア)
・渡航歴の記録(過去の渡航先や滞在期間を記載)
・オーストラリア国内での滞在予定(住所または仮の滞在先情報)
・家族を帯同する場合は、家族のパスポートコピーや関係を証明する書類

 

ビザ申請料の支払い

 

ビザ申請料は申請時にオンラインで支払います。

支払い後は、領収書を保管しておきましょう。支払いに使用するクレジットカードは、手続き時に必要となるため事前に準備してください。

 

審査結果の通知

 

審査には数週間〜長い場合は数ヶ月かかることがあります。

審査中に追加の書類提出が求められる場合もあるため、移民局からの連絡を随時確認してください。

申請が承認されると、電子ビザが発給されます。ビザ発給後は、入国前にビザ条件を再確認し、準備を整えておくと安心です。

 

オーストラリアの学生ビザ申請にかかる費用

 

学生ビザの申請費用は現在(2025年時点

)、約AUD 1,600(約16万円)です。

さらに、家族を帯同する場合は追加のビザ申請料が必要です。

ただし、教育機関やコースの種類によって追加費用が発生する場合があります。
健康診断が求められる場合もあり、その費用は大体、2万円〜3万円です。

オーストラリア移民局が指定する病院にて、診断を受ける必要があるため、そこまでの交通費等を考えると付帯費用も安くはありません。

また、ビザ申請費用は予告もなく突然変わります。

実際に、昨年2024年7月1日にAUD650から、現在のAUD1,600に大幅値上げされました。

準備中に予期せぬ出費に見舞われないよう、予算は多めに見積もっておくことをおすすめします。

 

オーストラリアの学生ビザの就労制限

 

 

1. 就労時間の上限

 

学生ビザを持つ留学生は、授業期間中は2週48時間まで、休暇期間中は無制限で働くことが許可されています。

これにより、生活費の一部を補うことが可能です。就労時間を超えないようにするために、雇用主とのスケジュール調整が重要です。

 

2. 就労先の選び方

 

多くの留学生はカフェ、レストラン、または小売店でのアルバイトを選ぶことが一般的です。

また、語学力を活かせる職場を探すこともおすすめです。

現地の大学や教育機関内での仕事は、語学力を向上させる良い機会となります。

 

3. 注意点

 

就労制限を超える勤務はビザの取り消しにつながる可能性があります。

ルールを守りながら働くことが重要です。

また、現地での税務登録や雇用契約書の確認も忘れずに。

 

学生ビザの延長について

 

 

1. 延長が必要なケース

 

・現在のコースを修了せずに滞在期間が終了する場合
・新たなコースに進学する場合
・語学学校から専門学校、または大学への進学を予定している場合

 

2. 延長の手順

 

延長申請もオンラインで行います。

必要書類として、現在の学生ビザ、進学先の入学許可書、新たな健康診断結果などが求められます。

延長手続きは、現在のビザが切れる数カ月前に開始するのが理想です。

 

3. 延長にかかる費用

 

延長申請料は、通常の学生ビザ申請料と同様の金額がかかります。

健康診断や英語力テストの再提出が必要な場合、それに伴う費用も発生します。

また、新しい教育機関に支払う学費も予算に含めて計画を立てましょう。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。もしかしたら、少々ハードルが高く感じた方もいるかもしれません。

でも、オーストラリアでの留学経験は何にも変えがたい宝物になるはずです。

自分でしっかり調べることももちろんですが、専門機関やエージェントに頼るのも手です!しっかり準備をしてオーストラリアでのスクールライフを楽しみましょう!

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