カナダワーホリの抽選に落ちたらどうする?倍率や落ちた場合の選択肢をご紹介!

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カナダのワーキングホリデーが抽選式であることは、ご存じでしょうか。申し込めば誰もがカナダのワーホリビザがもらえるわけではないため、この「抽選」という点に不安を抱く人もいるでしょう。

そこでこの記事では、カナダのワーホリ申請で抽選に落ちてしまった場合にどうすれば良いのかをご紹介します。どうしてもカナダでワーキングホリデーをしたい人や、すでに抽選に落ちてしまった人は、ぜひこちらを参考にしてください。

カナダワーホリの基本情報

抽選のことについて触れる前に、まずはカナダのワーホリについて、簡単に概要をご紹介しておきます。

基本情報概要

カナダのワーホリは、他の多くの国々のワーホリと同様に、1年間カナダに滞在できるビザとなっています。

就労に制限はないため、1年間ずっと同じ場所で働くことも可能です。ただし、就学期間は最長6ヶ月と定められており、語学学校などに合計6ヶ月を超えて通うことはできません。

申請料金は172カナダドル。2025年1月現在のレートで、19,000円弱くらいです。

ちなみに申請料金は抽選申込時に払うのではなく、抽選に受かって、本申請をする際に払うものとなっています。

申請条件

カナダのワーホリ申請条件は、下記のとおりとなっています。

・ビザ申請時に18〜30歳であること
・日本国籍を持っていること
・心身ともに健康であること
・扶養家族を伴わないこと
・ワーホリの期間以上の有効期限が残ったパスポートがあること
・2,500カナダドル以上の資金があること(残高証明の提出が必要)
・滞在期間中の医療保険への加入
・カナダから日本に帰国するだけの資金があること

カナダのワーキングホリデーは毎年改めて申請条件などが発表されるため、変更がある場合もあります。こちらは参考までにとどめ、常に最新の公式からの情報をチェックしておきましょう。

募集人数など

カナダのワーホリビザは、年間6,500人までの発給となっています。ただし、一度にこの6,500人分の抽選があるわけではなく、発給数の上限に達するまで、1年を通し何度も行われます。

6,500人と聞くと余裕がありそうに感じるかもしれませんが、過去には10月頃に定員に達した年も多く、カナダのワーホリの人気の高さがうかがえます。

カナダワーホリビザの抽選倍率は?

定員に達した年もあるとなると、ワーホリビザの抽選に応募しても、ワーホリには行けないかもしれないと不安になる人もいるでしょう。

抽選倍率は公表されていませんが、抽選は再応募が可能で定員に達するまでは抽選が繰り返されること、そして例年どおりなら秋頃までは抽選が行われていることを考えると、定員に達してなければ基本的に当選するものだと考えて良いでしょう。

ただし、秋頃には定員に達する年が多いため、秋頃に申し込む場合は要注意。秋以降に申し込む人は、定員の関係で抽選に落ちてしまう可能性が高まります。

カナダへのワーキングホリデーを決めたら、できるだけ1月〜3月の早めの時期には行動を始めるのがおすすめです。秋以降でなければワーキングホリデーができない事情がある場合は、翌年の申請を検討してみましょう。

カナダワーホリの抽選に落ちた際の選択肢

もしもカナダのワーホリ抽選に落ちてしまったら、カナダでワーホリをすることや働くこと、カナダに住むことは諦めなければならないのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

ここからは、もしもカナダのワーホリ抽選に落ちてしまった場合、どんな選択肢が考えられるのかをご紹介します。

再応募する

前述のとおり、カナダのワーキングホリデービザは、定員に達するまで何度も抽選が行われます。一度抽選に落ちたら、再応募はできないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはなく、抽選に落ちても、再応募は可能です。

ですから、一度抽選に落ちたからといって落ち込まずに、再チャレンジしてみましょう。特に年齢制限の余裕がある人や、スケジュールがフレキシブルな人は、翌年以降も再応募ができるため、あまり心配することはありません。

ただし、抽選申込時にすでに30歳の人は要注意。年齢が30歳に達していて、今年がラストチャンスという場合は、秋頃になって申し込み、抽選に落ちてしまったら、年齢の関係で再応募のチャンスがやってこない可能性もあります。

ですから、どうしてもカナダでワーホリをしたいなら、早めの申込みがおすすめなのです。

カナダの別のビザを検討する

もしも年齢制限などの関係で、ワーホリビザに再応募ができない場合も、カナダへの渡航を諦める必要はありません。カナダに滞在する方法は、ワーホリだけではないからです。

では、カナダでワーホリと似たような体験ができるビザにはどんなものがあるのでしょうか。

・学生ビザ

ワーホリビザの再応募を断念する場合、まず思いつくのが学生ビザによる留学ではないでしょうか。特に語学学校などで語学を磨くことを一番の目的にしている人なら、学生ビザでカナダに渡るのもアリです。

また、今年のワーホリビザの抽選には落ちてしまったけれど、どうしてもすぐにカナダに行きたいという人にも、学生ビザはおすすめです。

ちなみに学生ビザを取得してカナダに留学しても、ワーホリビザが取得できなくなるわけではありません。カナダへの留学経験者であっても、年齢制限に達していないなら、ワーホリビザの抽選に応募することができるのです。

逆に言えば、できるだけ長くカナダに滞在したいなら、まず学生ビザで語学留学をして、英語をしっかり磨き、その後ワーホリビザを取得して、カナダで1年間仕事をするということもできます。

ただし、ワーホリビザには年齢制限がありますから、留学→ワーホリというパターンを選ぶ場合は、ご自身の年齢とワーホリビザの再応募が必要になる可能性を考慮して、慎重に計画を行いましょう。

・Co-op就労許可証

カナダにはCo-opという留学も就労も可能なプログラムがあります。こちらはワーホリと異なり、年齢制限が設けられていないため、すでに31歳を越えている人に人気のプログラムとなっています。

Co-opプログラムもワーホリと同様に基本的には1年間のプログラムとなっており、まず最初の6ヶ月で英語研修と専門分野の学校に通います。専門分野には、ビジネスやIT系のものがあり、カナダで即戦力として働けるように知識とスキルをつけていきます。

その後、半年間は有給でインターンシップをする期間となっています。インターン先では学んだ専門分野を活かせる仕事をするため、オフィスワークのものが多いです。

ワーホリだとオフィス勤務はなかなかハードルが高いため、人によってはCo-opプログラムの方が魅力的に見えるでしょう。

・観光ビザ

日本人の場合、事前にビザを取得しなくても、観光ビザで半年間カナダに滞在することができます。ですから、カナダに滞在するのが半年以下で良いという人は、観光ビザでカナダに渡るのも良いでしょう。

ただし観光ビザの場合は、就労は禁止されています。語学学校に通ったり、ホームステイをしたりすることはできるため、特にカナダで働くことに執着がなく、ただ一定期間カナダ生活を楽しみたい人なら、観光ビザでの渡航もアリでしょう。

カナダの観光ビザは、事前取得は不要ですが、eTA(電子渡航認証)の申請は必要です。渡航前に申請しておくことを忘れないようにしましょう。

別の国のワーホリを検討する

カナダでワーホリビザの抽選に落ちてしまって、再応募が出来る時期まで待てないという場合は、別の国でのワーホリを検討してみてはいかがでしょうか。

たとえばオーストラリアやニュージーランドはワーホリビザ発給数に制限が設けられていないため、一年のうちいつでも自分の都合が良いときにワーホリビザを申請することができるのです。

オーストラリアやニュージーランドなら、カナダと同じ英語圏ですから、生活の中で英語を使うことができます。

さらにニュージーランドの場合は、就学期間が半年・就労期間の制限なしと、ルールがカナダと似ている上に、物価も他の英語圏の国々に比べると安めです。カナダのワーホリで抽選に落ちた際の、最有力候補として検討してみてはいかがでしょうか。

オーストラリアは就学期間が4ヶ月まで、就労期間は同一雇用主の元では最長6ヶ月とやや制限が厳しいのですが、ワーホリがとても盛んな国で、ワーホリメーカー向けの仕事が多いため、お仕事をしたい人にとっては嬉しい環境でしょう。

「どうしてもカナダ!」と思っているわけではないなら、カナダのワーホリを準備する際に、一緒に他の国の情報もチェックしておくと、いざ抽選に落ちたときに、すぐに他の国のワーホリ準備に取り掛かれますよ。

カナダワーホリビザに再応募する際のポイント

カナダのワーホリビザの抽選に落ちたとしても、再応募は可能です。しかし再び抽選に落ちてしまわないよう、書類などの不備には細心の注意を払いましょう。

抽選に落ちてしまった人の中には、応募時に何か不備があった人も含まれます。特にまだ定員まで余裕がある時期に抽選に落ちてしまった人は、申し込み時に不備があった可能性が高いです。

再応募をする際には、カナダのワーホリ申請資格をすべて満たしているのか、そして抽選に応募する際の書類・申し込み内容などに不備がないかをしっかり確認してから、提出を行いましょう。

まとめ

カナダのワーホリの定員は6,500名と比較的多めではあるものの、カナダはワーホリ人気国であるため、秋ごろには定員に達していることが多い国です。
抽選は再応募も可能ですから、もし抽選に落ちた時のことも考えて、早めの準備がおすすめ。特にワーホリの年齢制限が目前に迫っている人は、抽選になるべく落ちてしまわないよう、早めに準備をし、不備のない申し込みをするようにしましょう。

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