世界第2位の広大な国土を誇る カナダ
地域によって景色や文化が異なり、見どころも盛りだくさんです。
都市ではショッピングや夜景の近くでの食事を楽しめ、自然の中ではその地域ならではのアクティビティを楽しめます。
そんなカナダには、
ナイアガラの滝や
メープル街道、
ノートルダム大聖堂をはじめとした有名な観光スポットが多くあります。
この記事では、カナダの有名な場所を、現地への渡航経験がある筆者が紹介します。
カナダの基本情報
人口:約4101万(2024年7月時点)
首都:オタワ
公用語:英語・フランス語
時差:日本時間-12.5〜17時間(地域によって異なる)
通貨:カナダ・ドル
カナダの有名な場所10選!
ここからは、カナダの有名な場所を10か所紹介していきます。
カナダを訪れたら一度は見ておきたい景色を、見どころとともにお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
ナイアガラの滝
ナイアガラの滝は、カナダとアメリカの国境に広がる巨大な滝です。
カナダ滝・アメリカ滝・ブライダルベール滝の3つから成り立っており、カナダ側から見られる一番大きなカナダ滝は、落差52m・幅675mもの大きさを誇りますよ。
ナイアガラの滝は、間近で見られるのが見どころです。
岩場の上の展望台「テーブル・ロック」では、滝を真横から眺められ、轟音や水しぶきを体感できるため、迫力満点。
また、遊覧船「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」からは下から滝を眺められるので、こちらも圧倒的な滝のエネルギーを感じられます。
また、ナイアガラの滝では、年間を通してイルミネーションを実施中。
夜には、カラフルに彩られた幻想的な滝の姿が見られます。
また、時期によっては滝と花火のコラボレーションが見られる場合も。
滝の周辺には、レストランやショップが充実しているので一日中楽しめます。
迫力のある自然の絶景を見たい人におすすめです。
イエローナイフのオーロラ
カナダ北西部にある
イエローナイフは、年間を通してオーロラ観賞ができる地域として有名です。
イエローナイフはオーロラの遭遇率が高く、3日間の滞在で見られる確率は、95%となっています。
晴れの日が多く、オーロラベルトの真下に位置するため、一年中見られるのです。
また、季節によって色や形状が異なるのも魅力的。
ベストシーズンは、8月〜9月と11月〜4月とされていますよ。
イエローナイフには、オーロラを鑑賞するための施設「オーロラビレッジ」があります。
テントの中で温かい飲み物を飲みながら、オーロラが出るまで待機できるので、気温が-30度を越える冬の間でも安心できますよ。
ガイドも付いているので、初めての人でも安心して鑑賞を楽しめます。
また、イエローナイフでは、オーロラ以外にも犬ぞりやスノーモービル、トレッキングなどのアクティビティも充実していますよ。
なかなか巡り合えない珍しい絶景を見たい人におすすめです。
メープル街道
メープル街道は、南のナイアガラの滝からから北のケベックシティへと続く全長約800kmの道です。
街道にはメープルの木が並んでいるため、その名がつけられました。
9月末から11月初旬には、葉が赤やオレンジ、黄色に染まり、美しい景色が堪能できます。
メープル街道沿いには、有名な観光スポットも盛りだくさん。
特に見どころなのは、紅葉に彩られた山々の景色をゴンドラから楽しめる「ローレンシャン高原」と、2,400もの湖と紅葉のコラボレーションが見られる「アルゴンキン州立公園」です。
他にも、大自然を満喫できるスポットが多くあるので、紅葉と景色を満喫したい人におすすめ。
また「メープル街道」の名にちなんで、街道沿いにはメープルの木の森林浴スポットやメープルシロップの製造所もあります。
木々に囲まれてリフレッシュしたい人にぴったりです。
プリンスエドワード島
カナダの東海岸に位置する
プリンスエドワード島は、世界的に有名な小説「赤毛のアン」の舞台となった島です。
緑豊かな丘や透き通る海の景色から、
世界で一番美しい島だといわれています。
北海岸に位置するキャベンディッシュという村には、赤毛のアンの舞台となったグリーンゲイブルズハウスや作者・モンゴメリの生家があります。
赤毛のアンの世界観を体感してみたい人は必見です。
また、プリンスエドワード島にはいくつかのトレイルが用意されており、美しいビーチや緑豊かな森林を、ハイキングやサイクリングにて満喫できます。
特に、海岸にある61基の灯台は見どころの一つ。
青い海と空に、緑の丘の上に建つ赤と白で色付けされた灯台が映えて、まるで絵本の中の世界にいるような感覚を味わえます。
さらに、プリンスエドワード島は海に囲まれているので、新鮮なシーフードが食べられます。
中心都市のシャーロットタウンでは、新鮮なロブスターやオイスターを味わえますよ!のどかな自然や美味しいシーフードを満喫したい人におすすめです。
ケベックシティ
ケベックシティは、ケベック州に位置する、北米唯一の城壁に囲まれた都市です。
ケベックシティはフランスの入植者らによって築かれたため、公用語がフランス語となっています。
街のいたるところにフランスの文化や歴史を感じられるスポットがあり、美味しいフランス料理やワインが味わえるレストランもありますよ。
また、ケベックシティは、ヨーロッパの古い街並みを連想させるような建物や石畳が並んでいます。
歴史的に価値のある建物も多いので、街自体が世界遺産に登録されているのです。
そんなケベックシティのシンボルとして知られるのが「ホテル・シャトー・フロンテナック」。
フランスのルネサンス様式とアメリカの建築技術を組み合わせて建てられており、内部には豪華な装飾が施されています。
宿泊者以外も中を見学でき、最上階からは市街と市の東側を流れるセントローレンス川を一望できますよ。
また、夜間のライトアップも見どころです。
古き良きヨーロッパの雰囲気を味わってみたい人におすすめです。
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂は、ケベック州のモントリオールにあるキリスト教最大の教会です。
1820年代に建設されたゴシック様式の教会で、内部にはステンドグラスや彫刻の豪華な装飾が施されているのが特徴です。
この豪華さから、
北米で一番美しい教会といわれています。
ノートルダム大聖堂の見どころとして有名なのが、約7000本ものパイプを使用した世界最大級のパイプオルガンです。
毎週日曜日に行われる「ミサ」と呼ばれる祈りの儀式のみにて、美しい音色を響かせてくれます。
夏にはコンサートも開催されますよ。
また、ノートルダム大聖堂で人気なのが、「AURA(オーラ)」と呼ばれる、プロジェクションマッピングを使ったショーです。
壁にデジタルアートが投影される光と音楽を使ったショーとなっており、大聖堂全体が幻想的な空間に包まれます。
美しい装飾や、プロジェクションマッピングと歴史的建造物のコラボを体験してみたい人などにおすすめです。
CNタワー
CNタワーは、カナダ最大都市・トロントのシンボルとして知られる、高さ533.3mの自立式電波塔です。
展望台のある電波塔の高さランキングでは、日本の東京スカイツリー、中国の広州塔に次いで世界3位となっています。
CNタワーには、以下の3つの特徴が異なる展望台があります。
好みに合わせて行く場所を選べますよ。
・高さ346m「ルックアウト」→定番の展望台。 トロント市内を一望できる
・高さ342m 「グラスフロア」→スリルを感じるガラス張りの床・屋外展望台がある。
・高さ447m「スカイポッド」→天候によってはナイアガラの滝が見える。追加料金が必要。
また、356m地点にあるデッキでは、ハーネスを着けて金網の上を歩くスリリングなエッジウォークが楽しめます。
絶叫アトラクションが好きな人におすすめです。
CNタワーにはショップやレストランが併設されているので一日中楽しめます。
展望台からの風景を楽しみたい人やスリルのある体験をしたい人にぴったりです。
カナディアンロッキー
カナディアンロッキーは、アメリカからカナダにわたって広がるロッキー山脈のうち、カナダ国内にある山々を指します。
バンフ・ジャスパー・ヨーホー・クートニーの4つの国立公園から成る、総面積2万3,000km²もの大きさを誇るエリアで、世界遺産にも登録されていますよ。
カナディアンロッキーには、雄大な山々や氷河、湖が点在しており、スキー・釣り・キャンプといったアクティビティを楽しめます。
また、初心者から上級者用に分かれたハイキングコースが用意されているので、歩いて自然を堪能できるのです。
ときには、エリア内では野生のクマやヤマネコも観察できますよ。
雄大な自然を自分の足で歩いて満喫したい人におすすめです。
モレーン湖
モレーン湖は、カナディアンロッキーを構成する公園の一つ「バンフ国立公園」にある湖です。
標高1,884メートルに位置するモレ―ン湖は、透き通ったターコイズブルーの水面で知られており、
世界で最も美しい湖として知られています。
水面の色は、氷河に含まれる鉱物の粉が太陽の光に反射して生まれたとされており、自然の神秘を感じられますよ。
モレ―ン湖は、雪解けが確認できる時期から観光ができるようになり、6月下旬ごろから8月ごろまでがベストシーズンとなります。
特に、このシーズンの日の出や日の入りは息をのむほどの絶景ですよ。
モレ―ン湖では、湖を一周できる遊歩道があるので、ハイキングやサイクリングを楽しめますよ。
ほかにも、カヌーを借りて間近で青いモレーン湖を堪能する味わい方もあります。
自然がつくり出した神秘的な景色を見てみたい人におすすめです。
スタンレーパーク
スタンレーパークは、カナダ西部で最大の都市・バンクーバーに位置する、自然に囲まれた公園です。
都会のダウンタウンにありながらも豊かな自然を感じられる公園で、年間約800万人が訪れます。
400haに及ぶ広大な敷地内には、美しい自然が広がり、野生の動植物が生息しています。
ウォーキングやサイクリングをしている人も多く、自然の中でリフレッシュできますよ。
そんなスタンレーパークの見どころの一つが「プロスペクトポイント」と呼ばれる展望エリア。
バンクーバーの後ろに広がる山々やライオンズゲートブリッジが一望できる絶景ポイントです。
また、6月〜9月中旬まではローズガーデンを訪れるのもおすすめ。
約30種、3500本もの色とりどりのバラが咲き誇る様子は写真映えもして美しいですよ。
ほかにも公園内には、カナダ最大級の大きさのバンクーバー水族館やレストランもあり、一日中ゆったり過ごせる場所です。
自然の中でさまざまなアクティビティを楽しみたい人におすすめです。
まとめ
この記事では、カナダの有名な場所を10か所紹介しました。
広大な土地に都会と自然が共存するカナダ。
世界的に有名なタワーや大聖堂から、自然がつくり出した神秘的な光景や自然遺産まで、カナダはさまざまな魅力にあふれています。
また、紹介したスポットは、観光客が訪れやすいよう整備されているので、初めて訪れる場合も安心して観光できますよ。
カナダへ留学や旅行をする際には、ぜひこの記事を参考に気になる場所を訪れてみてくださいね。
◇経歴(英語を使用した経歴)
2018年 英語科高校卒
2022年 国際系学部卒
◇資格
TOEIC885点
◇留学経験
・2019年~2020年
→アメリカ 7か月 カリフォルニア大学リバーサイド校
・2016年
→オーストラリア 3週間
◇海外渡航経験
イギリス 2年半 在住
海外13カ国に渡航経験
◇自己紹介
英語学習記事を執筆するWebライターです。
オーストラリアとアメリカへの留学経験があります。
ここでは、経験を活かして留学にも興味を持っていただけるような記事づくりをします!
青年時代のイギリス在住をきっかけに英語に目覚め、高校・大学とともに国際系学科へ進学しました。
個人的にイギリス英語が好きで、ネイティブのように話せるよう日々学習中です。
皆さまに分かりやすい!興味深い!と思っていただけるような表現をしていきます。どうぞよろしくお願いします。