こんにちは。日本にいると誰しも一度は行ってみたいと思うのではないでしょうか。今日は、留学先としても観光としても大人気の国、アメリカについてご紹介します。アメリカはアメリカ合衆国という名前の通り、50の州と連邦区から成り立つ世界でも有名な国です。
広い大陸のアメリカでも、どこに行こうか悩んでいる人、特に留学先をアメリカにしたのはいいけど、どこの地域にしようかまだ迷っている人、移住先として地域を悩んでいる人向けにお話をしていきます。
この記事を読んでアメリカ都市の地域の違いを知り、それぞれの特徴と魅力に気付いてもらえたら嬉しいです。
- アメリカの都市ランキング:人気の高い都市一覧
- アメリカの都市について:留学先にピッタリの都市は?
- アメリカの都市:生活環境と教育制度
- アメリカ都市の魅力:観光スポットまとめ
- アメリカの都市ランキング:住みやすさを考える
- アメリカの治安
- まとめ
アメリカの都市ランキング:人気の高い都市一覧
日本も、北海道、東京、大阪、福岡など地域によって全く雰囲気が違うのと同様に、アメリカも地域によって雰囲気が全く異なります。特に、アメリカは地域で気候が全く異なったり、同じ国でも時差があるほどの大陸です。アメリカという国は、日本人の学生に留学先として、とても人気な国です。学生時代、筆者の友人もアメリカへ留学へ行っていましたが、みんなで集まって横断旅なんてしていて羨ましいなと思ったほどです。
アメリカの都市は、果たしてどこが一番人気なのでしょうか。アメリカ都市有名なところを一覧にしてご紹介します。
- ニューヨーク(東海岸)
- ボストン(東海岸)
- マイアミ(南部)
- ヒューストン(南部)
- シカゴ(中西部)
- ロサンゼルス(西海岸)
- サンフランシスコ(西海岸)
- ラスベガス(西海岸)
みなさんも、一度は聞いたことのある都市名があるのではないでしょうか。アメリカ都市は地図にすると大きく分けて東部、西部、中西部、南部と分けることができます(そこからまた細かくわかれることもあります)。では、具体的に都市の公共交通機関や生活環境、教育制度、医療機関などを調べてみましょう。
ニューヨーク(東海岸)
自由の女神やタイムズスクエアなど観光スポットも多いニューヨーク。地域によって未だに治安の悪いところも存在しますが、一昔前に比べて治安も良くなりました。日本の飲食店が多いイーストビレッジや中華系などの移民が多く住むブルックリン南部などは日本人も暮らしやすい地域です。最近では、日本の芸能人なども拠点をニューヨークに移して生活しています。東京などの都会が好きな人には魅力ある街でしょう。地下鉄も24時間稼働しているため交通に不自由はなさそうです。一流の大学や専門学校もあり、切磋琢磨して学べること間違いなしです。
ボストン(東海岸)
人口約70万人ほどいると言われているボストンですが、そのうち学生は20万人ほどいると言われています。そのため、若者が多く住む町として知られています。
元々は、イギリスから独立した町としての歴史があります。ハーバード大学やボストン大学など世界的にも有名な大学のある地域です。地下鉄も通っており、住む地域を考慮すれば比較的治安は安全と言えるでしょう。
ニューヨークよりは治安が良いと言われています。多様な人種が暮らしており、アジア人も一定数住む街です。ニューヨークの雰囲気とは異なり、公園や緑もあって落ち着いた町並みです。
マイアミ(南部)
一年を通して陽光が強いマイアミは、有名なマイアミビーチがあります。全体的に平な土地が広がっているため、現地の人々は自転車での移動を楽しみます。位置的にもキューバやコロンビアなどの近くにあり、多くの移民が作り上げてきた活気ある町です。治安はアメリカの中でも最悪の地域の一つですが、住みやすい環境がそろっているため、留学生もたくさんくる地域です。
ヒューストン(南部)
最後に紹介するのが南東部にあるヒューストンです。ヒューストンは、みなさんもご存知の通り宇宙飛行士の住む都市です。NASAの訓練所やジョンソン宇宙センターがあります。気候は、夏は気温が40度近くもあがり、一方冬は気温がマイナスになるなど季節がはっきりとしている地域です。日本人口は少ないですが、決して住みづらいというわけではありません。アメリカの中でも物価が安く、ガスや石油などの産業で栄えています。
シカゴ(中西部)
ニューヨーク 、ロサンゼルスに次いで第3の都市と言われているのがシカゴです。シカゴは、四季がありますが一年を通して気温差がとても激しい地域として有名です。
治安は、アメリカの中では比較的安全な方と言われています。1700年ごろ、スペイン、フランス、イギリスの人々が開拓したのが始まりという歴史があります。
人口は、270万人ほどと言われています。ダウンタウンのクラーク・ストリートやアーリントンハイツ、レイク郡などの地域に多くの日本人が生活をしているようです。アメリカ五大湖の一つであるミシガン湖に隣接した町であることも有名です。
ロサンゼルス(西海岸)
ニューヨークと並ぶアメリカ最大の都市です。一年を通して温暖な気候で雨もほとんど降らず過ごしやすい地域として知られています。ディズニーランドやハリウッドなど有名な観光スポットも存在します。交通機関は、バスやメトロレールと言われる電車が存在します。しかし、ロサンゼルスに住む多くのアメリカ人は車を使って移動します。車なしで住むのが少し難しい地域です。
サンフランシスコ(西海岸)
サンフランシスコには、有名なゴールデンゲートブリッジがあります。ロサンゼルス同様、一年を通してとても暖かい気候です。交通の便もとても良く、町を縦断するケーブルカーはサンフランシスコの顔とも言えます。世界から移民の集まる町ですが、治安の面ではアメリカの中でも良い方と言われています。サンフランシスコにはシリコンバレーがあるのでITやスタートアップに興味のある学生はこの地域で留学するのもいいかもしれません。
ラスベガス(西海岸)
ラスベガスと言えば、カジノがあることで有名な街です。観光スポットとして有名な地域ですが、実は留学先としては穴場スポットと言われており、アメリカの中では安価な価格で留学することができると言われています。有名なネバダ大学の他に多数の語学学校もあります。また、世界屈指のホテル学やホスピタリティ学を学ぶことができることでも知られています。また、少し車を走らせるとグランドキャニオンなどの自然や世界遺産も多く滞在先として魅力的な地域の1つです。
アメリカの都市について:留学先にピッタリの都市は?
留学先にぴったりの都市を選ぶ基準としては、やはり「自分が何をしたいか」で決まると思います。アメリカは地域によって強い分野が異なります。自分がエンタメを極めたいのか、はたまた芸術なのか、ITや産業なのか自分自身がやりたい分野を見つけてその分野が強い地域に行くことをおすすめします。また、アメリカは都市によって気候が変わります。自分にあった気候を考えて留学先を決めるのも良いかもしれません。
留学先としてよく聞くのはニューヨークとロサンゼルスだと思います。この2つの地域が日本人の留学先として多い理由は、多くの語学学校があり、多国籍だからと言えるでしょう。
ニューヨーク は世界経済の中心地でもあり、多くの若者がダンスや芸術を求めて留学に来ます。一方、ロサンゼルスは、ハリウッドがあり、映画などのエンタメで世界からも注目を集めています。また、ロサンゼルスは、日本からLCCの飛行機も飛んでおり、比較的安価で飛ぶこともできます。
アメリカの都市:生活環境と教育制度
アメリカの都市の生活環境と教育制度はどうでしょうか。
日本人に人気なニューヨークとロサンゼルス2つを見てみましょう。
ニューヨークなどの東海岸は、気候は日本と似ていて夏は暑く、冬は寒い傾向にあります。
世界中から、ファッションやダンスなど感性やスキルを学ぶことを目的に人が集まっています。また、世界的にも有名な博物館や美術館もニューヨークにはあります。そのため、これらの芸術や文化を求めて世界中から人が集まる多国籍な地域です。日本人だからといって浮くようなことはなくとても過ごしやすいように思います。物価が少々高めですが、たくさんの刺激を受けることは間違いないです。
交通機関は、地下鉄が通っており車がなくても移動することができます。多くの観光スポットもこの地下鉄を使っての移動が可能です。
教育制度に関しては、世界的にも有名なコロンビア大学やジュリアード音楽院などがニューヨークにはあります。しかしどこもレベルの高い大学や専門学校が名を連ねています。
治安に関してはアメリカの中でも良い方とされています。しかし、スリや強盗などは日常茶飯事なので、気を付けて過ごしてください。特に日本人は世界的にも有名な治安の良い国として知られています。治安の良い国から来た観光客はねらわれやすいです。
ロサンゼルスなどがある西海岸は、気候が年中暖かく、日本人にも馴染みやすい気候です。また多くの日本人の移民が住んでいるため、日系のスーパーにもアクセスができるという点もとても魅力的です。
しかし、デメリットは西海岸の場合、車生活だということです。車に乗れないと生活はかなり厳しいです。アメリカは土地が広く、一つ一つの建物が大きい分、距離が離れています。
アメリカは、日本よりも免許がとりやすく、学生の中にはアメリカにいる間に免許をとる日本人も多いです。学生どうしで、車をシェアするなどして生活していることもあるようです。
また、教育制度に関してですが、ロサンゼルスは難関大学や多くの大学編入を可能にするコミュニティカレッジが設置されていて高等教育制度が整っています。そのため、大きな大学に進む英語力がなくても、まずはロサンゼルスのカレッジに進む学生も多いです。また、ロサンゼルスは、ビバリーヒルズやハリウッドなどにアクセスも近くエンターテイメントに興味がある人が集まっています。
治安に関してですが、ロサンゼルスは犯罪率が高く、アメリカの中でも治安が悪い方とされています。しかし、日本人も住む地域もあるほどなので、過度に心配する必要はありません。日常的にスリや置き引きには注意してください。
アメリカ都市の魅力:観光スポットまとめ
アメリカは、英語や文化を学ぶだけでなく多くの魅力ある観光地が集まる国です。
ハリウッド(LA)
映画の都ハリウッドはロサンゼルスにあります。有名な「HOLLYWOOD」の白い看板をバックに写真をとりたくなります。中心街には、有名なセレブたちの手形や足形があり、日々観光客で賑わう地域です。
ビバリーヒルズ(LA)
ハリウッドと同じく、ロサンゼルスにはセレブたちの豪邸が立ち並ぶビバリーヒルズがあります。セレブたちの御殿があるわけですが、その周りをまわることが観光スポットとなっています。筆者も昔、マイケルジャクソンが最後に住んだと言われる豪邸のそばまでガイドに連れて行ってもらったことがあります。
グランドキャニオン(LA)
世界遺産にもなっているグランドキャニオン国立公園は、アリゾナ州に位置しています。ロサンゼルスから日帰りでアクセスも可能です。夕日や朝日は特に圧巻の景色でおすすめです。
マンハッタン(NY)
ニューヨークのマンハッタンには有名な橋があり、多くの観光客で賑わっています。またその周辺地域にはおしゃれなカフェもたくさんあるのでコーヒー片手に橋を渡っても良いかもしれません。
タイムズスクエア(NY)
四方八方ネオンの広告塔に囲まれる観光スポットタイムズスクエアでは昼も夜も多くの観光客が写真をとるのに賑わっています。有名人や有名なキャラクターに仮装した人も多くいてその人たちと写真をとるとチップを要求されるので気をつけてください。
ブロードウェイやミュージカル(NY)
ニューヨークに行ったら一度はみてみたい本場のブロードウェイやミュージカルです。時期によって見れるショーが異なるため事前に調べて行くことをおすすめします。チケットは高額でショーによっては売り切れることもあります。また、ショーの内容や座席を気にしなければ当日に安く購入できる方法もあります。
アメリカの都市ランキング:住みやすさを考える
住みやすさを考える際、みなさんは何を意識しますか?気候やアジア人の数、物価、都会か自然かなど基準は様々だと思います。
語学学校が特に多く人気な都市、ニューヨークとロサンゼルスでも比較するとしたら、多国籍、交通の便からいうとニューヨーク、海や自然、日本人の多さも兼ねていることを考えるとロサンゼルスといったところでしょうか。
住みやすい基準は、人それぞれですがアメリカで過ごす上で非常に重要な点は「安全かどうか」です。そこで、アメリカの治安についてふれていきます。
アメリカの治安
アメリカの都市治安ランキングをご紹介します。アメリカは、世界の先進国の中でも治安の悪さが目立ちます。
アメリカ都市で最悪なのはテネシー州メンフィス、アラスカ州アンカレッジ、ニューメキシコ州アルバカーキです。
アメリカは、銃社会であり、保身のために銃を持ったり撃ったりすることが合法の国でもあります。地下鉄に乗っていたら銃をポケットに入れていた人をみた筆者の知人にもいました。それをアメリカ人に話したところ、驚きもせず笑われたそうです。それほどアメリカではよく見る光景ということだそうです。
また、車の中に荷物を入れて鍵を締めて少しの間止めていたところ、窓ガラスが割られて盗まれていたという情報もアメリカではよく耳にします。いずれも日本では考えられない事件ばかりです。そういうことが最悪、おこる街であることを念頭に置きながら過ごしていきましょう。
日本にいると平和ぼけをしていると言われることが良くあります。日本より治安が良い国はまずないと考えてください。その上で、アメリカでは安全面を第一に考えて生活することを頭に入れておいてください。
都市によって治安の良し悪しはありますが、どこもアメリカという国であることは忘れずに過ごしましょう。どの地域にも治安の良い地域、悪い地域は存在するので留学などで長期滞在される際、また観光でホテルを探す際はその地域の治安情報をしっかり調べることを強くおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?今回はアメリカ都市のどこが人気かについてご紹介しました。ニューヨークやロサンゼルスは元より、多くの魅力ある都市がアメリカにはあります。
最後に、アメリカの医療費は非常に高額です。観光でも留学でも医療保険や海外旅行保険に入っておくことを強くおすすめします。
どこも魅力ある町です。ぜひ一度はアメリカに行ってみて海外を感じるのも考えてみてはいかがでしょうか。
◇経歴(英語を使用した経歴)
学生時代に、デンマークのど田舎で交換留学を経験。ヨーロッパ中から集まる学生と寝食を共にし、英語漬けの日々を送った。
タイで現地採用として3年勤務。
タイ語が一向に上手にならず、英語で生活。
現在私立の小学校で英語講師として勤務している。
◇資格
TOEIC、TOFELiBTなどの受験経験あり。
◇留学経験
デンマーク:デンマーク南大学(UC SYD)に5ヶ月間
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
ケニア、カナダ、フィリピンなど
仕事、留学、旅行合わせて計21か国の渡航経験あり。
◇自己紹介
英語は決して得意な方ではありませんでした。だからこそ、今日まで続けてきたのかもしれません。苦手だったからこそ、みなさんのお悩みに寄り添える記事を書きたいと思っています!「英語は一生」です。共に頑張りましょう。