アメリカで最も愛されているスナック菓子、ポテトチップス!
スナック菓子のカテゴリーランキングで常に首位を占めており、アメリカのスーパーに行くとさまざまなフレーバーのポテトチップスがずらりと並んでいます。
自宅でテレビを見ながら食べたり、ランチボックスにサンドイッチの付け合わせとして入れたり、ホームパーティーでディップと一緒に提供したり、サラダやサンドイッチに入れてアレンジしたり、ポテトチップスは実にさまざまなシーンで食べられています。
日本のポテトチップスとは味や食感が違うものが多いので、アメリカを訪れる機会があれば、いろいろと試してみたいものです。
そこで、今回の記事では、アメリカのポテトチップスについて詳しく解説します。人気ブランドやおすすめのアレンジ方法もご紹介するので、スナック菓子が好きな方はぜひご一読ください。
- アメリカのポテトチップスの特徴
- アメリカの定番ポテトチップスブランド
- お土産におすすめのアメリカのポテトチップス
- アメリカのポテトチップスの美味しい食べ方
- アメリカのポテトチップスの歴史
- 日本でアメリカのポテトチップスを買う方法
- アメリカのポテトチップスで本場の味を楽しもう
アメリカのポテトチップスの特徴
アメリカのポテトチップスは、日本のポテトチップスと味付け、サイズ、食感などが少し異なります。まずは、アメリカのポテトチップスの特徴をご紹介します。
日本との味・サイズ・食感の違い
アメリカのポテトチップスは、日本のものに比べると塩気が強く、濃厚なフレーバーが多い傾向にあります。日本で言う「うすしお」のような塩分控えめの商品は少なく、ガツンとした味わいのものが多いです。
パッケージのサイズも日本のポテトチップスに比べると大きめです。
日本の標準的なレギュラーサイズの容量は55g前後、Lサイズでも120gなのに対し、アメリカのポテトチップスは、レギュラーで200〜240g、ファミリーサイズで250〜300g、パーティーサイズでは350g以上と、日本の2〜3倍の大容量です。
食感はポテトチップスの種類によって異なります。アメリカのポテトチップスで代表的な5種類と食感の特徴をご紹介します。
| 種類 | 食感の特徴 |
| Classic(クラシック) | 薄切りポテトを素早く揚げた定番のタイプ。軽くてサクッとした食感が特徴です。 |
| Kettle-cooked(ケトル式) | 厚みのあるスライスを大釜(ケトル)でじっくり揚げたタイプ。クラシックよりも硬めで、ザクザクガリガリと歯ごたえがあります。 |
| Wavy / Ridged(波型 / 溝付き) | 波や溝を入れて立体的にカットしているため丈夫で、割れにくいのが特徴。ザクっとした食感で、ディップソースや料理アレンジに向いています。 |
| Stacked / Formed(積み重ね / 成型) | ジャガイモをマッシュあるいはフレーク状にして、均一な形に成型したタイプ。サクッとした軽めの食感が特徴です。 |
| Waffle Cut(ワッフルカット) | 格子状に立体的にカットされたタイプ。歯ごたえはザクっとしているものの、硬すぎず噛みやすいのが特徴です。 |
アメリカで人気のフレーバー
アメリカのポテトチップスはフレーバーが豊富なのも魅力です。人気のフレーバー7つの英語表記と味わいの特徴をご紹介します。
| フレーバー | 味わいの特徴 |
| Plain / Sea Salt(プレーン / シーソルト) | 定番のシンプルな塩味。シーソルトは海水を乾燥させた海塩で、ミネラルが含まれているため、程よい塩辛さとまろやかで豊かな風味を楽しめます。 |
| Barbecue(バーベキュー) | スモーキーな香りとトマトやタマネギの甘み、各種スパイス、ウスターソースなどが混ざった、コクのある甘じょっぱさが特徴的です。 |
| Sour Cream and Onion(サワークリーム&オニオン) | 玉ねぎの旨味とサワークリームのまろやかな酸っぱさが合わさった人気フレーバー。ディップのフレーバーとしても人気があります。 |
| Cheddar Cheese(チェダーチーズ) | 濃厚なコクと旨味が魅力のチェダーチーズ風味。コクと塩気の両方を楽しめます。 |
| Salt and Vinegar(ソルト&ビネガー) | 口に入れた瞬間に鼻にツンとくるお酢由来の刺激的な酸味と、しっかりとした塩味が広がります。 |
| Jalapeño(ハラペーニョ) | ハラペーニョのピリ辛味を楽しめる刺激的なフレーバー。辛いもの好きの方に人気があります。 |
| Dill Pickles(ディルピクルス) | ハーブの「ディル」を効かせたピクルスの味わいを再現。お酢の酸味、程よい塩気、ハーブの爽やかな香りが合わさった、清涼感のある味わいです。 |
アメリカの定番ポテトチップスブランド
アメリカのスーパーではポテトチップス売り場が広く設けられており、カラフルなパッケージの商品が棚にずらりと並んでいます。
数あるブランドの中で、全米のどのスーパーでも必ずと言っていいほど売られている定番ブランドをご紹介します。
レイズ(Lay's)
レイズは、1932年にアメリカ・テネシー州でハーマン・レイ氏が設立した、世界最大のポテトチップスブランドです。フリトレイ(Frito-Lay)社を経て、現在は清涼飲料や食品を多く取り扱うペプシコ社傘下にあります。
薄くてパリッとした軽い食感が特徴で、フレーバーのバリエーションが豊富なことで知られています。
海外市場にも広く進出しており、アジア食料品店では、北京ダック味やドリアン味など、中国や東南アジアから逆輸入された独特なフレーバーのレイズも販売されています。
ケトル(Kettle)
1982年にアメリカのオレゴン州で誕生したブランドで、皮付きのジャガイモを厚切りにして、大釜(ケトル)で少しずつ低温でじっくり揚げるケトル式製造のポテトチップスを販売しています。
化学調味料、人工保存料、遺伝子組み換え作物不使用で、素材の味をいかしたナチュラル派のポテチが人気です。
ラッフルズ(Ruffles)
ラッフルスは、ギザギザ形状をしたRidged(溝付き)チップスで知られるブランドで、レイズ同様にペプシコ社傘下のブランドです。
テレビのコマーシャルや広告で見る「Ruffles have Ridges(ラッフルズ・ハブ・リッジズ)」のキャッチフレーズは有名です。薄切りタイプに比べると丈夫で割れにくいため、ディップとの相性が抜群です。
プリングルス(Pringles)
プリングルスは、オハイオ州を拠点とするプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)社が開発し、現在はマース社グループのケラノバ社が展開するStacked / Formed(積み重ね / 成型)タイプの代表的なブランドです。
厚紙でできた筒に入って販売されていて、ヒゲをたくわえたMr.Pというおじさんの顔が入ったパッケージが特徴的です。
お土産におすすめのアメリカのポテトチップス
日本にはないフレーバーやカラフルなパッケージのポテトチップスは、アメリカ土産としても人気があります。お土産として購入するのにおすすめのポテトチップスをご紹介します。
また、以下の2記事では、アメリカのお土産としてスナック菓子を購入する時の注意点や、お土産におすすめのお菓子について解説しています。アメリカを旅行や出張で訪れる方で、お土産にスナック菓子を購入したいという方は、ぜひ参考にしてください。
スーパーで買えるおすすめ商品
お土産として購入するなら、プリングルスに代表されるStacked / Formed(積み重ね / 成型)タイプのポテトチップスがおすすめです。
厚紙でできた筒に入っているため、スーツケースに入れても潰れにくいのが大きなメリットです。
袋入りのポテトチップスなら、多少の衝撃では割れにくいKettle-cooked(ケトル式)やWavy / Ridged(波型 / 溝付き)タイプを選ぶのがおすすめです。
以下の記事では、アメリカのスーパーで買えるおすすめのお菓子をカテゴリー別にご紹介しています。ポテトチップス以外のお菓子もお土産に購入したいという方は、ぜひ参考にしてください。
ばらまき用にぴったりのサイズと値段
オフィスやご近所の方など、多くの方に配るばらまき用のポテトチップスなら、スナックサイズのパッケージがおすすめです。
各ブランドからGrab-and-Go(持ち運び)、Snack Size(スナックサイズ)、Minis(ミニサイズ)などと呼ばれる、一食分サイズのパッケージが販売されています。
価格は1つあたり約60セント〜1ドル(95円〜160円)なので、20人分購入しても2,000〜3,000円程度と、お財布にも優しいですよ。
アメリカのポテトチップスの美味しい食べ方
ポテトチップスはそのまま食べても美味しいですが、ポテトチップス大国アメリカでは、いろいろな料理にアレンジして食べられています。より美味しく楽しめる、おすすめの食べ方をご紹介します。
ディップと合わせる定番スタイル
アメリカのホームパーティーでよく見るのが、ポテトチップスにサワークリームやチーズベースのディップソースを付けて食べるスタイルです。
ディップに付ける場合は、割れにくいWavy / Ridged(波型 / 溝付き)タイプのポテトチップスを使います。
ランチドレッシングやサワークリームオニオン味などのディップは瓶入りで販売されており、スーパーではポテトチップス売り場に一緒に並んでいることが多いです。
サンドイッチに挟むアメリカ流アレンジ
ポテトチップスをサンドイッチに挟むのも人気の食べ方です。
柔らかい食パンにバターをたっぷり塗り、塩味のポテトチップスを挟んだ「ポテトチップ・サンドイッチ」は、パンの柔らかさとポテトチップスのカリッとした食感のコントラストを楽しめるのが魅力です。
BLTと呼ばれるベーコン、レタス、トマトの定番サンドイッチに、ハラペーニョやソルト&ビネガーのチップスを加えてザクっとした食感をプラスした「BLTアップグレード」も、デリのメニューでよく見かけます。
サラダのトッピングに!
サラダのトッピングとしても、ポテトチップスは人気があります。
クルトンの代用品としてシーザーサラダに入れたり、マヨネーズを使ったクリーミーなポテトサラダに、ディルピクルス味のポテトチップスを加えたりします。
サラダで美味しく食べるコツは、必ず食べる直前にトッピングすること。食べる直前まで待つことで水気でふやけてしまうのを防げ、ポテトチップスならではのサクサクとした食感を楽しめます。
アメリカのポテトチップスの歴史
ポテトチップスが誕生したのは1853年。アメリカのニューヨーク州のサラトガ・スプリングスにある高級ホテルのコックが考案したと言われています。
フライドポテトを注文したお客に「フライドポテトが厚すぎる」「もっとカリカリに!」と何度も文句を言われたことに腹を立てたコックが、フォークで刺せないほど薄切りにしてカリカリに揚げて出したのが始まりです。
コックの復讐として誕生したポテトチップスですが、その客は大喜びし、お代わりも注文したとか。
このポテト料理は地名にちなんで「サラトガチップス」と名付けられ、瞬く間にレストランの人気メニューとなったそうです。
日本でアメリカのポテトチップスを買う方法
「アメリカで食べたポテトチップスをもう一度食べたい!」という方には、日本でアメリカのポテトチップスを購入する方法をご紹介します。
実店舗で購入するなら、アメリカ発祥の大型会員制スーパーのCostco(コストコ)、輸入食材を多く取り扱っているKaldi(カルディ)やPLAZA(プラザ)がおすすめです。レイズ、ケトル、ラッフルズ、プリングルスといった代表的なブランドの商品が見つかることもあります。
インターネット通販で購入する場合は、アマゾンや楽天市場をチェックしてみてください。アメリカから輸入した珍しいフレーバーが購入されていることがあります。
アメリカのポテトチップスで本場の味を楽しもう
アメリカでしょっぱい系のスナック菓子と言えば「ポテトチップス」。
レストランでハンバーガーやサンドイッチの付け合わせに出されることも多く、子どものランチボックスに入れたり、ホームパーティーでディップと一緒に提供されたりと、いろいろなシーンで楽しまれている国民的スナックと言えるでしょう。
アメリカには移民が多く、世界中の食文化の影響を受けていることもあり、ポテトチップスのフレーバーや製法もさまざまです。
アメリカのスーパーに行くと、日本では見たことのないようなフレーバーのポテトチップスがずらりと並んでいて、いろいろな種類を試してみたくなります。
食べ比べて自分好みのポテトチップスを見つけたり、ディップを付けたり、サンドイッチやサラダにアレンジしたりと、ポテトチップスが大好きなアメリカらしい食べ方もぜひチャレンジしてみてください。
◇経歴
東京出身。アメリカの大学を卒業後に現地企業にて12年勤務。子育てを機に退職し、現在はフリーライターをしています。
◇英語に関する資格
英検準1級
TOEIC875点
◇留学経験
アメリカ高校交換留学、アメリカの4年制大学卒
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容
アメリカに住んで20数年!アメリカ以外にもカナダ、イタリア、フランス、スペイン、モロッコ、メキシコなど旅行経験あり。
◇自己紹介
高校での交換留学を機に、アメリカの大学へ進学、そのままアメリカで就職し、いつの間にかアメリカ在住20数年。趣味はガーデニングと美術館巡り。