
ベトナム最後の秘境と呼ばれ、近年世界中の旅行者から注目を集める
フーコック島
透明度抜群のビーチや世界最長の海上ケーブルカー、さらに巨大テーマパークまで、この島には非日常の体験が凝縮されています。
今回は、初めての方でも絶対に外せない厳選スポット10選に加え、スムーズな行き方や現地で慌てないための注意点を徹底解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フーコック島の基本情報
「ベトナム最後の秘境」と称されるフーコック島は、タイランド湾に浮かぶ国内最大の島です。淡路島ほどの大きさに、豊かな自然と最新のリゾート施設が共存しています。
ここでは、旅の計画に欠かせない基本情報を分かりやすく整理しました。
1. 島の概要と地形
フーコック島はベトナム最大の島で、面積は約590平方キロメートル。
淡路島とほぼ同じ大きさです。
島の約7割がユネスコの生物圏保護区(国立公園)に指定されており、手つかずのジャングルと真っ白な砂浜が共存しているのが特徴です。
近年は、北部に巨大テーマパーク、南部にヨーロッパ風の街並みが整備されるなど、急速に発展を遂げています。
2. フーコックの3大特産品
観光と並んで島の経済を支えているのが、伝統的な名産品です。
ベトナム料理に欠かせない調味料。フーコック産は最高級品として知られています。
・胡椒:
香りが強く、大粒なのが特徴。島内には見学可能な胡椒農園も多くあります。
・真珠:
「パールの島」とも呼ばれ、高品質な養殖真珠のショップが点在しています。
3. 旅行者に嬉しいビザ免除規定
フーコック島には独自の入国ルールがあり、「フーコック島のみに滞在する30日以内の観光」であれば、日本を含む全ての外国人がビザなしで滞在可能です。
ベトナム本土へ移動する場合は通常のビザ規定が適用されますが、島内リゾートを満喫するだけなら、より気軽に訪れることができます。
4. 旅のヒント(電圧・チップ)
電圧は220Vで、プラグは日本と同じAタイプ、またはCタイプが主流です。
・チップ:
基本的に不要ですが、高級ホテルやスパで心地よいサービスを受けた際に5万ドン〜(約300円〜)程度渡すと喜ばれます。
日本からフーコック島への行き方
日本からフーコック島へは、2025年現在、残念ながら直行便が運航されていません。
そのため、ベトナム国内の主要都市を経由して向かうのが一般的なルートです。
初めての方でも迷わないためのアクセス方法をまとめました。
1. ベトナム国内都市での乗り継ぎが主流
最も一般的なのは、ハノイまたはホーチミンを経由するルートです。
国内線に乗り継ぎ、約1時間で島に到着します。
便数が非常に多いため、スケジュールが組みやすく一番のおすすめです。
・ハノイ経由: 日本から約5.5〜6時間でハノイへ。
国内線のフライト時間は約2時間と少し長くなりますが、ハノイ観光も併せて楽しみたい場合に適しています。
2. 第3国を経由するルート
航空券の価格やマイレージを重視する場合、韓国(仁川)、台湾(桃園)、タイ(バンコク)などを経由する選択肢もあります。
特に韓国経由はLCCの便数も多く、格安で移動できるケースがあります。
3. フーコック空港から市街地への移動
島に到着した後は、タクシーまたは配車アプリ「Grab(グラブ)」を利用するのが安心です。
事前に目的地を指定でき、料金も確定しているため、言葉の不安やぼったくりの心配がありません。
・空港送迎:
多くのリゾートホテルが無料の送迎シャトルバスを運行しています。予約時にホテルへ確認しておくと非常にスムーズです。
フーコック島でおすすめの観光スポット10選

美しい海、広大なテーマパーク、そして活気あふれるマーケット。
フーコック島は、エリアごとに全く異なる顔を持つ魅力的な島です。
ここでは、旅行で絶対に訪れたい厳選スポット10選を、それぞれの見どころや楽しみ方とともに詳しくご紹介します。
1. サンワールド・ホントム・ネイチャーパーク
サンワールド・ホントム・ネイチャーパークの体験は、出発点である「アン・トイ駅」から始まります。
コロッセオを彷彿とさせる壮大な駅舎から乗り込むのは、全長約7,900メートルのギネス記録を持つ海上ケーブルカー。
約15分間のフライトでは、足元に広がるターコイズブルーの海、点在する漁村、色とりどりの漁船など、フーコックでしか見られない絶景を独り占めできます。
到着先のホントム島は、島全体が巨大なテーマパーク。
世界的な賞を受賞したウォーターパーク「アクアトピア」には、20種類以上の最新スライダーがあり、特に「木製コースター」はスリル満点で大人に大人気です。
静かに過ごしたい方には、専用のバギーで移動できるプライベート感たっぷりのビーチも用意されています。
2. グランドワールド・フーコック
「眠らない街」をコンセプトに開発されたこのエリアは、一歩足を踏み入れるとベトナムにいることを忘れてしまうほどの異国情緒に溢れています。
ヴェネツィアの運河を再現したエリアでは、水上タクシー(ゴンドラ)に揺られながら、オペラ歌手の歌声に耳を傾けることができます。
特筆すべきは、夜の無料エンターテインメント。
運河の中央で繰り広げられる噴水ショーは、レーザーと光、プロジェクションマッピングを駆使した世界クラスの迫力です。
また、ベトナム伝統の竹建築で作られた巨大なウェルカムセンターや、クマのぬいぐるみをテーマにした「テディベア・ミュージアム」など、昼夜問わず写真映えするスポットが目白押しです。
3. ヴィンパール・サファリ・フーコック
ヴィンパール・サファリ・フーコックは単なる動物展示の場ではなく、絶滅危惧種の保護や繁殖にも力を入れている世界水準のサファリパークです。
最大の見どころは「サファリバス」。
強化ガラス越しの至近距離をライオンやトラ、シロサイが横切る光景は圧巻の一言です。
さらに、キリンに直接野菜をあげることができる「ジラフ・レストラン」は、SNSでも話題のスポット。キリンと同じ目線で食事を楽しみながら交流できる体験は、子供だけでなく大人も童心に帰れます。
ゾウへの餌やりや、南国の鳥たちが飛び交うバードショーなど、動物との距離が非常に近いのが特徴です。
4. ヴィンワンダーズ・フーコック
6つのテーマゾーンからなるこのパークは、家族連れなら丸一日あっても足りないほどの規模を誇ります。
目を引くのは、巨大なカメの形をした水族館。世界最大級のアクリルパネル越しに見るジンベエザメや、数万匹の魚たちが泳ぐ姿は幻想です。
遊園地エリアでは、ギリシャ神話やアリスの不思議な国などをテーマにしたアトラクションが揃い、最新のVR技術を駆使した屋内ゲームセンターも充実。
夜にはお城を背景に、水と炎、プロジェクションマッピングを組み合わせた豪華なマルチメディアショー「ワンス(Once)」が開催され、感動的なフィナーレを飾ります。
5. サオビーチ(バイサオ)
フーコック南部にあるサオビーチは、ベトナムで最も美しいビーチの一つに数えられます。
最大の特徴は、雪のように白く、驚くほどきめ細かい砂質です。
水温も一年を通じて暖かく、遠浅の海がどこまでも続いているため、小さなお子様連れでも安心して海水浴を楽しめます。
砂浜に設置されたヤシの木のブランコは、海をバックにした最高の撮影スポット。
パラソルを借りてカクテルを楽しみながら読書をするもよし、ジェットスキーやパラセーリングなどのマリンアクティビティに挑戦するもよし。
喧騒から離れた贅沢な時間を過ごすのに最適な場所です。
6. フーコック・ナイトマーケット
夕暮れと共にズオン・ドン地区の中心が歩行者天国になり、何百もの屋台が灯りを灯します。
ここでの醍醐味は、店頭に並ぶ採れたてのロブスター、シャコ、ウニなどのシーフードを選び、その場で「炭火焼き」や「ガーリック炒め」にしてもらうライブ感溢れる夕食です。
また、お土産選びにも最適。
島の名産であるピーナッツ(数十種類の味があります)や、真珠のアクセサリー、現地の工芸品などが手頃な価格で手に入ります。
ロールアイスの屋台からはリズミカルな音が響き、歩いているだけで島のエネルギーを全身で感じることができます。
7. ホーコック寺院
2012年に建立されたこの寺院は、伝統的なベトナム建築と見事な景観が融合した、島内最大の霊場です。
18段の龍の階段を上った先には、真っ白な大理石でできた巨大な観音像が海を見守るように立っています。
ここから眺めるタイランド湾の景色は、島内でも指折りの美しさ。静寂に包まれた境内で風鈴の音を聞きながら、海風に吹かれる時間は、忙しい日常を忘れさせてくれます。
朝日を拝む場所としても非常に人気があり、早朝の訪問もおすすめです。
8. サンセット・タウン
フーコック南部に位置するこのエリアは、イタリアのアマルフィ海岸をモデルに設計されました。
カラフルなファサード、石畳の道、時計塔など、細部まで作り込まれた街並みは歩くだけで心が躍ります。
そして今、最も話題なのが2023年にオープンした「プロポーズ・ブリッジ(Kiss Bridge)」。
2つの橋がわずか数センチの間隔を空けて向き合っており、その隙間に夕日が沈む瞬間は、一生の記憶に残る美しさです。
夜には最新技術を駆使した海上ショー「キス・オブ・ザ・シー」も開催され、最新のリゾート体験を象徴する場所となっています。
9. ヌクマム(魚醤)工場
フーコックのヌクマムは、ベトナムで初めて欧州連合(EU)の原産地名称保護(PDO)に認定された、まさに「世界ブランド」です。
工場内に一歩入ると、高さ3〜4メートルもある巨大な木製の樽がずらりと並ぶ光景に圧倒されます。
良質なカタクチイワシと塩を1年近く発酵させて作られるヌクマムは、驚くほどコクが深く、化学調味料を一切使わない自然の旨味が凝縮されています。
製造工程を学ぶとともに、等級による味の違いを体験できるテイスティングも楽しみの一つ。
ただし、機内への持ち込みには厳しい制限があるため、お土産にする際は配送や専用梱包の相談が必要です。
10. フーコック監獄(ココナッツ収容所)
華やかなリゾートの歴史には、かつて「地獄の門」と呼ばれた過酷な時代がありました。
フランス植民地時代からベトナム戦争にかけて、多くの政治犯が収容されていたこの場所は、現在は歴史博物館として保存されています。
再現されたトタン屋根のバラックや、脱出のために掘られたトンネル、そして当時の拷問の様子を伝える精巧なマネキンは、訪れる者に強い衝撃を与えます。
リゾート地としてのフーコックだけでなく、この島が歩んできた歴史を理解することは、より深く島を知るための貴重な体験となるはずです。
フーコック島を観光する際の注意点
フーコック島での滞在を安全・快適に楽しむためには、リゾート地ならではのルールやベトナムの最新事情を知っておくことが大切です。
特に2025年からは新しい規制も始まっているため、出発前に以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
1.【重要】電子タバコ・加熱式タバコの全面禁止
2025年1月1日より、ベトナム全土で電子タバコ(アイコス等を含む)の持ち込み・使用・所持が全面的に禁止されました。
観光客であっても例外ではなく、持ち込みが発覚した場合は没収や罰金の対象 となります。
「知らなかった」では済まされない厳しい規則ですので、愛煙家の方は十分ご注意ください。
2. 交通手段と安全管理
島内の移動は、配車アプリ「Grab」の利用が最も安全です。
街中で簡単に借りられますが、ベトナムの運転免許証がない状態での運転は基本的に違法です。事故の際に保険が適用されないリスクが高いため、避けるのが賢明です。
・シートベルトの着用:
タクシーや送迎車に乗る際は、後部座席でもシートベルトを着用しましょう。近年、取り締まりが強化されています。
3. 環境保護とマナー
美しい自然を守るため、海洋保護への意識が高まっています。
シュノーケリングの際、サンゴを踏んだり触れたりすることは厳禁です。一部のツアーでは、サンゴに有害な成分を含む日焼け止めの使用を制限し、ラッシュガードの着用を推奨しています。
・寺院での服装:
島の寺院や聖なる場所を訪れる際は、肩や膝が出る露出の多い服装は控えましょう。
4. 水道水と衛生面
水道水は飲めません。
必ずペットボトルやサーバーのミネラルウォーターを購入してください。
水道水は飲めません。必ずペットボトルやサーバーのミネラルウォーターを購入してください。
・紫外線・虫除け:
日差しが非常に強いため、高SPFの日焼け止めは必須です。
また、デング熱などの感染症対策として、特に夕方以降は虫除けスプレーを使用しましょう。
まとめ
今回はフーコック島について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
本記事でご紹介したように、フーコック島は美しい海と最新のエンターテインメント、そして独自の文化が融合した魅力溢れるリゾートです。
世界最長のケーブルカーや幻想的なグランドワールド、活気あるナイトマーケットなど、この島でしか味わえない体験があなたを待っています。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひフーコック島観光をご検討されてみてはいかがでしょうか?
◇経歴
国際系学部出身
◇資格
英検1級、TOEIC900点以上
◇留学経験
アメリカ・ワシントン大学に半年間留学経験あり
◇海外渡航経験
旅行と留学のみ。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、カナダに渡航経験あり
◇自己紹介
「暗記」よりも「理解」を意識した記事作成を心がけております。海外経験がなくても、オンライン英会話を活用すれば英語は話せるようになります。私自身もそうでした。一緒に楽しみながら英語を学んでいきましょう!