
コロナがやっと落ち着いたのに、次は円安と物価高。
海外旅行に行きたいけど、お金が心配。
…実は、お手頃な価格で非日常を味わうことができる国や地域はたくさんあります!
お手頃なお値段で日本とは違う雰囲気を楽しむことができる世界の海外旅行先をランキング形式で紹介します。
また、お得な旅行プランを組むコツや格安旅行ならではの注意点も最後にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 格安かつ安全な海外旅行先を選ぶポイント
- アジア圏の日本から行きやすい安全な国ベスト5
- アジア以外で格安&安全に行ける海外旅行先ベスト5
- 英語圏で安く旅行できる国はどこ?
- 格安海外旅行でも安全に楽しむための注意点
- まとめ
格安かつ安全な海外旅行先を選ぶポイント
お手頃な費用で海外旅行を楽しむためには、旅行費用でも大きな割合を占める航空券と宿泊先の費用をどこまで削減することができるかが重要です。
このセクションではポイントを3つ紹介します。
①マイル派なら公式サイトをチェック!
もし航空会社のマイルをためているなら「公式サイト」をはじめにチェックしましょう。
予約した時の価格は高く見えても、実際にマイルとして還元される分を考慮するとほかのプラットフォームやLCCと比較して総合的にお得に予約できることが多いです。
また、公式サイトはセールの時期が決まっていることも多いため、自分の旅行日程とセールの時期をうまく合わせることもお得に航空券を予約するコツです。
さらに、公式サイトから予約すると、機内サービスや預入荷物料金などがお得になるケースも多く、変更・払い戻しの際の手続きも比較的柔軟です。
②ホテル込みのパック料金はお得!
たいていの場合、航空券とホテルをセットで予約する方が、それぞれを単体で予約するよりもお得になることが多いです。
さらに体験や施設の入場予約など、何かとたくさんの予約をしなくてはいけない旅行では、1つのプラットフォームで予約を済ませられると、確認や管理も簡単に行えるのがパックや海外ツアーで購入する強みになります。
③航空券は何度も検索しない方がいい
最近は検索履歴が表示価格に反映されることがあります。
つまり、同じ行き先と日程で航空券検索を繰り返し行うと表示価格が高くなることがあります。
実際に著者が同じ条件で何度も検索していたところ、一度も検索していない友人より高い料金で表示されていたことがあります。
日程を決め、よい条件の航空券が見つかればなるべく早めに予約しましょう。
アジア圏の日本から行きやすい安全な国ベスト5
つづいては日本と同じアジア圏の安全で行きやすくお得にかつ安全に旅行できるおすすめの国を5つ紹介します。
ランキングはアジア圏の国のうち、物価がほかのアジアの国と比較して高いシンガポールを除いたうえで、「世界平和度指数ランキング」をふまえて作成しました。
第5位・タイ
日本から直行便で6時間ほどで到着するタイは日本人に大人気の王道の観光地です。
お寺やマーケットなどの観光スポットはもちろん、ショッピングモールやスパ、マッサージなどの体験も充実しているところが魅力的な国です。
治安は、今回紹介する国の中では最下位ですが「夜一人で繁華街を出歩かない」「危ない地域にはいかない」ことを守れば、十分安全に旅行できます。
往復航空券は4万円弱から探すことができますよ!
第4位・韓国
日本のお隣、韓国は直行便で2時間ほどの距離。
往復航空券は1万5千円から探すことができます。
韓国のポップカルチャーや韓国料理は日本でも大人気であり、安心した気持ちで旅行することができるのも魅力の一つです。
観光客をねらったすりやぼったくりに気を付ければ、東京と同じくらい安心して楽しむことができます。
第3位・台湾
沖縄のすぐ近くにある台湾は、東京から直行便で4時間ほどでたどり着くことができ、往復航空券は4万円前後から探すことができます。
特に人気なのが台北。
一見するとエリアが狭く思えますが、博物館や夜市に雑貨屋巡り、台湾グルメなど何度言っても飽きないほどたくさんのみどころの詰まったまちです。
ほかの国や地域と同様、身の回りの品に気を付ければ、安全に観光を楽しむことができます。
第2位・ベトナム
先ほど紹介したタイのお隣にあるベトナムは物価がとても安く、ご飯もおいしいことで人気です。
日本からは直行便で5時間ほどで、往復航空券は5万円ほどから探すことができます。
フランス統治時代の街並みの中に、東南アジアらしいにぎやかでカラフルなお店がたくさんあるので街歩きも楽しい国です。
英語が通じづらいこともありますが、比較的治安が良く、女子旅でも安心の旅行先です。
第1位・マレーシア
堂々の1位に輝くのは、タイ、ベトナムと同じく東南アジアにあるマレーシアです。
日本からは直行便で7時間ほどと紹介した中では長距離になりますが、航空券は4万円前後から販売されています。
マレーシアは、マレー文化と中華文化が入りまじり、ショップハウスの街並みとエキゾチックな中華廟やモスクが立ち並ぶ景色が特徴。
近代的な建物も多くあり、歴史文化体験から近代的なモールでのお買い物まで楽しむことができます。
日本ではなかなかなじみのないマレー料理ですが、癖がなくマレーシア旅行をきっかけにはまってしまう人も多くいるほど!次の旅行の候補地に入れてみてくださいね。
アジア以外で格安&安全に行ける海外旅行先ベスト5
こちらのセクションでは、アジア圏以外で費用を抑えて楽しむことができる旅行先を紹介します。
第5位・ペルー
南アメリカ大陸のペルーは、日本からの直行便がなく33時間程度のフライトでアクセスすることができる国です。
航空券は20万円〜と割高になりますが、物価は安く、滞在費を抑えることができるのが特徴です。
マチュピチュをはじめとする遺跡やカラフルで美しい伝統工芸が観光客に大人気です。
第4位・ハンガリー
続いて紹介するのは、ヨーロッパのほぼ中央にあるハンガリー共和国。
こちらも日本からの直行便がなくフライトは20時間以上と長時間になり、往復航空券は15万円ほどから探すことができます。
ヨーロッパの中でも物価はかなり安く、レストランでは千円ほどからおいしい食事を楽しむことができます。
観光の見どころは、ドナウ川沿いの美しい建築物。
息を飲むような風景を楽しめます。
第3位・スロベニア
続いて紹介するスロベニアも中央ヨーロッパの国です。
日本からの直行便はありませんが、フライト時間は18時間前後、往復航空券は15万円ほどから探すことができます。
スキーリゾートとして、美しい自然が有名な国でその雄大な自然とともに、中世のお城や教会などが点在しています。
物価は日本と比較しても安価で、滞在費を抑えながら観光を楽しむことができます。
第2位・モロッコ
第2位は、アフリカ大陸の北西部の国、モロッコ。
乗継便で最短23時間ほどかかります。
往復航空券は9万円台から探すことができます。
陽気でゆったりとした時間が流れるモロッコでは、SNSでも有名な青い街並みのメディナ、美しい山々に、モスク、赤い街マラケシュなど、日本では見られないような異国情緒あふれる空気を存分に味わうことができます。
治安も比較的よく、物価はかなり安いです。
第1位・トルコ
第1位は、アジアとヨーロッパのちょうど中間にあるトルコ。
日本からは直行便で12時間、往復航空券は20万円前後から探すことができます。
物価は日本と比較して3分の2ほどで現地での出費も抑えやすいです。
イスタンブールで遺跡巡り、カッパドキアで気球乗り体験、グランドバザールでショッピング…などとにかく見どころがたくさんあるのがトルコの特徴です。
英語圏で安く旅行できる国はどこ?

つづいては英語がスムーズに使え、かつお手頃に旅行が楽しめる国を2つ紹介します。
フィリピン
東南アジアの美しい島国・フィリピンは英語が公用語です。
物価は日本の半分から3分の2ほどで、ビーチリゾートでのアクティビティ、島巡りなどをお得に体験することができます。
日本から直行便で5時間ほど、往復航空券も3万円台から探すことができます。
マニラなど、一部治安があまりよくないエリアもありますが、観光客が安全に楽しめる地域もたくさんあるので、海外旅行初心者向けの目的地としてもおすすめできます。
シンガポール
東南アジアで最も発展しており、欧米系の企業もたくさん進出しているのがシンガポール。
英語が公用語の一つであり、旅行中にコミュニケーションに困ることは基本的にありません。
これまでに紹介した国と比較すると物価は高めですが、距離が近く航空券は往復7万円台から見つけることができます。
マレーと中華の影響を受けたグルメや文化、ショッピングなどが楽しめます。
格安海外旅行でも安全に楽しむための注意点
最後に、格安海外旅行で注意したいポイントを紹介します。
現金を用意しておく
今回紹介した格安海外旅行の行き先の多くは、クレジットカードが使える場所が限られる国や地域も多く含まれています。
特にローカルの食堂や屋台、雑貨店を利用して、滞在中の費用も抑えたいと考えている方は、現地のお金の現金を用意しておくようにしましょう。
両替は、日本円で対応してくれる可能性の高い空港で、多めにしておくことをおすすめします。
万が一に備えておく
格安海外旅行の行き先の多くは、まだまだ衛生環境やインフラが整っていない場所も多いです。
特に、日本では食べ慣れない食事でおなかを壊したり、でこぼこの道で足をくじくなど、日本では予想できないようなトラブルが起きることも少なくありません。
お金はかかってしまいますが、海外旅行保険に加入したり、常備薬を持参するなど、渡航前にできる準備をしておくことが大切です。
これからも、格安海外旅行に行きたいと考えている方は、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを契約しておくのも安心です。
まとめ
今回の記事では、お手頃に海外旅行を楽しむためのコツを紹介したうえで、実際にアジアからヨーロッパまでの世界中の格安旅行先と、格安旅行をするときの注意点もまとめました。
節約した分で新しい国や地域を訪れることができるなど、格安旅行には魅力がいっぱいです。
円安は引き続き継続する傾向にありますが、安全に気を付けながら、世界中を思いっきり楽しみましょう!
①経歴
日本の公立中高を卒業後、理系の大学に進学。
現在は、タイの大学院に留学しています。
②資格
・TOEIC 805点
・IETLS Academic 6.0
③留学経験
・オーストラリア(2週間)→中学3年次にホームステイ
・タイ(1年)→修士課程に在学中
④海外渡航経験
長期でのんびりと滞在する旅行スタイルが好きで、シンガポール(1か月)、タイ(1年)、アメリカ(1か月)に滞在。
ほかにも、マレーシア、カナダ、オーストラリア、韓国、台湾、香港などを旅行しました。
⑤自己紹介
これまで長期の語学留学経験はなく、日本の公立中高に通いながら、ほぼ独学で英語を学んできました。英語を使うことで、世界中の最新の研究やデザインに触れる機会が増え、自分の視野が大きく広がったと感じています。特に東南アジアの都市が好きで、現在はタイの大学院で学んでいます。この経験を活かしながら、多くの方に英語を学ぶ楽しさや魅力を伝えていけたらと思っています。