
韓国旅行でのグルメは、韓国料理が中心になることが多いですが、手軽に食べられるファストフードも早く安く済ませたい人にとっておすすめです。
日本でもおなじみのマクドナルドには、韓国ならではのオリジナルのメニューがあったり、価格や注文方法にも違いがあります。
今回の記事では、韓国マクドナルドの限定バーガーや期間限定商品、お得なアプリの活用方法までご紹介します。
- 韓国のマクドナルド事情|店舗数・営業時間など
- 韓国と日本のマクドナルドの違い
- 韓国マクドナルドならではの限定メニュー
- 韓国マクドナルドでの注文・支払い方法
- お得に韓国マクドナルドを楽しむコツ
- おまけ:マクドナルド以外の韓国のファストフードチェーン
- まとめ
韓国のマクドナルド事情|店舗数・営業時間など
韓国のマクドナルドは、ソウルであれば、明洞やソウル駅周辺などの観光客に人気のエリアにある店舗は日本と同じくアクセスが良く非常に便利です。
ここでは、韓国でマクドナルドを利用する際に役立つ、店舗の特徴、営業時間、注文方法の概要を解説します。
店舗の特徴と24時間営業の多さ
韓国国内のマクドナルドの店舗数は約400店舗で、特にソウルの中心部や大通り沿いに数多くあります。また、日本と同じくドライブスルー(マックドライブ)を併設している店舗も多いです。
さらに、旅行者が多く利用する明洞や主要駅周辺などの店舗は24時間営業の店が多いことも特徴です。24時間営業の店舗は、空港移動などで早朝や深夜に利用する場合に便利で、旅行者にとっては安心です。
店舗での注文方式の概要
韓国のマクドナルドでは、かなり前からタッチパネル(キオスク)を使用しての注文が主流です。タッチパネルは、日本語や英語に対応していることがほとんどなため、韓国語が話せなくても問題なく注文ができます。
注文に不安がある場合は、レジで直接店員に注文することもできますが、タッチパネルの方が早く済むことが多いです。
韓国と日本のマクドナルドの違い
韓国のマクドナルドでは、日本と同様に人気商品を販売していますが、価格、メニュー、店舗での利用方法には違いがあります。
ここでは、韓国マクドナルドならではの特徴を解説します。
定価単価は高いが、割引で逆転するコスパ
韓国のマクドナルドの価格設定は、ビッグマックなど定番商品を定価単品で比較すると、韓国の方が日本よりも高い場合が多く、一概に「安い」とは言えません。ですが、アプリの割引やワンプラスワン(1+1)を使用すれば、実質の価格は日本より圧倒的に安くなるため、結果としてコスパは高いです。
また、韓国ならではのオリジナルメニューや、韓国でしか手に入らない限定グッズの付加価値を考えれば、旅行者にとっては魅力があります。
サイドメニューやドリンクの微妙な違い
韓国では、ビッグマックやドリンク、ポテトのサイズが、日本とは若干異なる場合があります。
また、サイドメニューには日本では販売されていないチーズスティックなど、韓国人に人気のサイドメニューがあります。
また、韓国人が好きなさつまいもを使った限定メニューが販売されることもあります。他にも、シェイクの商品名や、提供されるドリンクの種類に微妙な違いがあり、韓国国内で販売のオリジナルドリンクなどもあります。
イートインではセルフサービスが徹底されている
韓国のファストフード店では、イートインの場合でもゴミの分別とトレイの返却を自分で行うセルフサービスが徹底されています。食後は、トレイ、紙のパッケージ、プラスチックカップ、氷、残飯など、細かく分別する必要があります。
日本のようにテーブルに置いたまま店員が片付けるのを待つのはマナー違反で、外国人でもセルフサービスの徹底が求められます求められるのは韓国ならではのルールです。
韓国マクドナルドならではの限定メニュー

韓国のマクドナルドでの楽しみは、日本にはない限定メニューを味わえる点です。
ここでは、韓国ならではのプルコギバーガーや期間限定のバーガーの魅力をご紹介します。
韓国の二大定番!プルコギバーガーと上海バーガーの味
プルコギは、韓国料理としても良く知られていますが、それをバーガーにしたものがプルコギバーガー (Bulgogi Burger)です。韓国のマクドナルドでは定番で、甘辛いプルコギソースとポークパティが特徴です。
味は、日本のテリヤキバーガーのようなしょうゆをベースにした甘みが強めのソースで、子供や甘い味が好きな人に人気です。テリヤキバーガーとの味の違い、韓国ならではのバーガーを手軽に楽しむのにおすすめです。
上海バーガー (McSpicy Shanghai Burger)は、プルコギバーガーと並んで人気のレギュラーメニューで、チキンパティを使った、スパイシーなソースが特徴です。
辛さがありますが、辛すぎず日本人にも食べやすいです。チキンのボリュームがあり、チキンが好きな韓国人に人気があります。
韓国マクドナルドを代表する二大定番バーガーは、ぜひ試してみたい韓国限定メニューです。
魚介系・デザートなど期間限定のオリジナルメニュー
韓国人は魚介を好む人が多く、韓国では日本よりシュリンプ(エビ)バーガーや魚のメニューが充実し、期間限定のオリジナル商品が頻繁に販売されます。
他にも、限定デザートで、さつまいも(コグマ)を使ったパイや、日本のメニューにはないチーズスティックなどサイドメニューでも期間限定メニューが販売されます。
また、カカオフレンズのキャラクターのチュンシクなど韓国の人気キャラクターやアイドルとコラボした商品や限定の保冷バッグが販売され、SNSで話題になりました。
韓国マクドナルドでの注文・支払い方法
ここでは、韓国マクドナルドでのタッチパネル(キオスク)を使った注文方法と決済の流れを解説します。また、言葉の心配なく食事を楽しめるデリバリーサービスもご紹介します。
タッチパネルの具体的な操作手順と決済方法
韓国のファストフード店で多く導入されている、タッチパネルでの注文と決済の方法は以下の通りです。
1.言語選択:タッチパネルの右上などで日本語を選択します。
2.店内飲食/持ち帰り:店内飲食か持ち帰りかを選択します。
3.注文:メニュー一覧から商品を選び、セット内容やサイズを決めます。
4.決済:レジではなくタッチパネルでします。支払いは、クレジットカードやT-moneyなどの交通カードでの決済が基本で、現金は一部の店舗でレジ対応の場合があります。
5.受け取り:商品の受け取りカウンターで、注文完了後に発行される番号が呼ばれるのを待ちます。
ホテルや宿泊先まで届く「マックデリバリー」の活用
韓国では、マクドナルドなどのファストフード店以外でも以前よりデリバリー文化が発達しており、マックデリバリーもとても人気があります。
デリバリーは、公式アプリまたは専用のウェブサイトから利用できます。韓国語に不安がある場合は、ホテルのフロントに依頼するのもひとつの方法です。
デリバリーは、深夜や早朝でも利用ができ、旅行中に言葉の心配なくホテルの部屋でゆっくり食べられるのが大きなメリットです。
お得に韓国マクドナルドを楽しむコツ
韓国マクドナルドでは、割引やキャンペーンがあり、それらをうまく活用することがお得に楽しむためのポイントです。
ここでは、旅行者でも利用できるアプリのクーポンやランチ割引の活用方法を解説します。
アプリの割引クーポンと1+1(ワンプラスワン)の利用
韓国マクドナルドの公式アプリでは、旅行者でも利用できるお得なクーポンがたくさんあります。クーポンの内容は、韓国では定番の割引スタイルである、ひとつ買うとひとつ無料になるワンプラスワン(1+1)などの割引率の高い限定クーポンが頻繁に出ます。
利用方法は、注文時にタッチパネルかレジでクーポンを提示します。
韓国のマクドナルドは、 定価では日本より高くなる商品がありますが、クーポンを利用すれば圧倒的に安くなり、コスパが日本よりも高くなります。
平日ランチタイムの「マックランチ」を活用
マックランチは、 平日の決まった時間帯にセットメニューが割引価格で提供されるサービスで、ビッグマックなど定番バーガーのセットが割引対象になることが多いです。
マックランチを利用すれば、昼食の時間を狙うことで、アプリのクーポンがなくてもお得に人気メニューを楽しめます。
おまけ:マクドナルド以外の韓国のファストフードチェーン
韓国には、マクドナルド以外にも、日本でもお馴染みのファストフード店があります。
ここでは、定番ファストフードチェーンもご紹介します。
韓国人に人気!ロッテリアとKFC
ロッテリアは、韓国でも人気が高く、日本と同じく広く店舗展開しています。プルコギバーガーはマクドナルドと同様に定番の人気商品です。韓国のロッテリアと言えば、モッツアレラチーズを使ったチーズスティックが定番サイドメニューで、これが日本のロッテリアとの大きな違いです。
KFCでは、フライドチキンを甘辛いソースをチキンに絡めたヤンニョムチキンなど韓国ならではの味付けのメニューがあります。KFCに限らず、ヤンニョムチキンは韓国の食文化には欠かせない食べ物で、チキンとビールを楽しむ「チメク文化」のある韓国らしいメニューです。
バーガーキングとサブウェイ
韓国のバーガーキングでもワッパーをベースにしたプルコギバーガーがあります。クーポンやワンプラスワンのプロモーションが頻繁にされており、お得に楽しめます。バーガーキングでは、チキンナゲットなどサイドメニューが充実している点が特徴です。
サブウェイは、 野菜を食べたい人やヘルシーな食事をしたい人に人気です。プルコギやエッグマヨといったメニューがあったり、野菜の種類やソースの味に多少の違いがあります。
まとめ
韓国のマクドナルドは日本に比べ定価が高い傾向にありますが、アプリ割引やワンプラスワンを活用することでお得に楽しめます。
また、プルコギバーガーや上海バーガーなどの限定メニューは韓国でしか味わうことができないオリジナルメニューです。
今回の記事を参考に、韓国のマクドナルドで韓国ならではの味をぜひ楽しんでください。/p>