
スイスやフランス方面に旅行しようかな…と考えているみなさん!スイスのローザンヌを訪れてみませんか?
歴史と文化の街であるローザンヌには、魅力がたくさんあります!今回の記事では、スイスのローザンヌについてご紹介します!
また、ローザンヌへのアクセスやおすすめ観光スポットもお伝えします!この記事がみなさんの参考になると嬉しいです!
- スイス・ローザンヌの概要とアクセス
- ローザンヌで訪れたい観光スポット
- ローザンヌから日帰りで行けるラヴォー地区
- ローザンヌ観光で活用したい交通手段
- ローザンヌのおすすめカフェ・レストラン
- ローザンヌのおすすめホテル
- まとめ
スイス・ローザンヌの概要とアクセス

まずは、スイスという国の基本情報をご紹介します。
そして、今回のメインテーマであるローザンヌの概要をみていきましょう!ローザンヌへのアクセス方法もご紹介します。
スイスの基本情報
「スイス」といえば…ハイジ?チョコレート?チーズフォンデュ?
では、スイスの公用語はご存知ですか?意外と知らない方も多いのではないでしょうか?まず、スイスの基本情報をご紹介していきますね!
| 国名 | スイス連邦 |
| 人口 | 約905万人 |
| 面積 | 約4.1万平方キロメートル |
| 首都 | ベルン |
| 公用語 | ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語 |
スイスの正式名称はスイス連邦で、ヨーロッパの中心部に位置しています。
日本からは東京からの直行便で約13〜15時間。時差は約-8時間(サマータイム期間は約-7時間)です。
ドイツ・フランス・イタリア・オーストリア・リヒテンシュタインに囲まれた内陸国で、九州ほどの大きさです。緩やかな連邦制をとっており、カントン(canton)と呼ばれる州が26州あります。
公用語はなんとドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4言語!都市部の人々は英語を流暢に話します。
『アルプスの少女ハイジ』の原作者ヨハンナ・シュピーリ、テニス選手のロジャー・フェデラーの出身国としても有名です!
ローザンヌの概要
みなさんは「ローザンヌ」と聞いて、何を思い浮かべますか?
ローザンヌは、ローマ時代から栄えた歴史的な場所であり、現在も音楽やバレエなどが盛んな文化都市でもあります。
ヴォー州の州都であり、フランス語圏の中心地です。旧市街の高台には、美しい大聖堂や美術館、高級住宅が立ち並んでいます。
レマン湖畔沿いのウーシー地区と旧市街には高低差があり、「坂の街」としても知られています。
あまりスイスについて詳しくない方でも、「ローザンヌ国際バレエコンクール(Prix de Lausanne)」のニュースを見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
「ローザンヌ国際バレエコンクール」は、日本でもよく知られているバレエのコンクールです。
世界中から15-18歳のダンサーが集まり、若手ダンサーの登竜門とされています。2025年第53回コンクールでは、安海真之助さんが第3位となりました。
さらに、国際オリンピック委員会(IOC)本部とオリンピック・ミュージアムがあることから、オリンピック・シティとしても有名です。
なんと!ローザンヌ駅は、世界で唯一、オリンピック五輪マークを駅の建物に飾ることを許可されている鉄道駅です。
スイスの主要都市からのアクセスも良く、電車でスムーズに向かうことができます!
| 出発地 | 所要時間(電車) |
| チューリッヒ | 約2時間10分 |
| ジュネーブ | 約40分 |
| ベルン | 約1時間5分 |
| バーゼル | 約2時間10分 |
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ローザンヌで訪れたい観光スポット
魅力たっぷりなローザンヌ!
ここからは、ローザンヌで訪れたい観光スポットをご紹介します!
おすすめスポット1:ローザンヌ大聖堂(Cathédrale de Lausanne)
ローザンヌを訪れたら外せないのが、ローザンヌ大聖堂(Cathédrale de Lausanne)。
スイス最大規模のゴシック建築であり、街のシンボル的存在です。ローザンヌ大聖堂の鐘楼からは、ローザンヌの街とレマン湖、アルプスが一望できます。
ただし、200段以上の階段を登らないといけません…絶景を見るために頑張ってください!!
おすすめスポット2:オリンピック博物館(Le Musée Olympique)
オリンピックの街として知られているローザンヌ。オリンピック博物館は外せません!
1993年に開館したオリンピック博物館では、古代から現在までのオリンピックの歴史を知ることができます。
最新の技術を使った展示や、お子様も楽しめるアクティビティもあります。
博物館にあまり興味がない方でも、行って良かった!と思える空間です。オリンピックを五感で感じましょう!
おすすめスポット3: アール ブリュット コレクション(the Collection de l'Art Brut)
アート好きな方におすすめなのが、アール ブリュット コレクションです。
アール ブリュットは、伝統的な派閥に属さず、独学でアート作品を作ってきた芸術家たちの作品です。
なんと、毎月第1土曜日は、入館料が無料。お得に唯一無二なアート空間を楽しむことができます。
ローザンヌから日帰りで行けるラヴォー地区
次にローザンヌの中心地から少し足を伸ばしてみましょう。
ラヴォー地区(Lavaux)は、ローザンヌからモントルー郊外まで広がる、ブドウ畑がとても美しい地区です。
美しい景観とワイン作りの伝統と歴史が評価され、2007年には世界文化遺産として登録されました。
このエリアは、ハイキングやサイクリングにも適しています。美しいレマン湖とブドウ畑を見ながらゆっくりとした時間を過ごしましょう。
ワインの試飲ツアーやガイドツアーもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ヴヴェイ(Vevey)は、喜劇王チャーリー・チャップリン氏が晩年を過ごした場所として知られています。
レマン湖畔には、彼の像があります。隣に座って同じ景色を眺めてみるのはいかがでしょうか?
また、モントルー(Montreux)には、スイス一の美しさと称されるシヨン城(Château de Chillon)があります。
レマン湖に浮かぶ美しい姿から、「レマン湖の白鳥」と呼ばれ、ディズニー映画『リトルマーメイド』のエリック王子のお城や、『ルパン三世 カリオストロの城』に登場するお城のモデルとなったという説もあります。
知っておきたい!レマン湖?ジュネーブ湖??
ローザンヌの情報をみていると、「レマン湖」と「ジュネーブ湖」で少し混乱することがあります。
実は、2つとも同じ湖Lac Lémanのことを表しています!
日本語では、Lac Lémanを「レマン湖」と表すことが一般的ですが、Lac Lémanを英語表記にすると、”Lake Geneva”となります。
ローザンヌ観光で活用したい交通手段
せっかくローザンヌに来たのなら、スムーズに移動してローザンヌを満喫したいですよね?
ローザンヌ観光で活用したい交通手段をご紹介します。
ローザンヌの街の移動は、主にメトロ(地下鉄)とバスを利用します。
スイスの公共交通機関は、”pünktlich”(時間通り)で有名なので、日本と同じ感覚でいても問題ありません。
メトロはM1とM2の2路線があり、バスの路線は街中に張り巡らされています。チケットは、券売機で購入、もしくはアプリを使ってオンラインで購入することができます。
ここで注意点!
スイスの公共交通機関は、日本のような改札がありません。たまに駅員が乗り込んできて、乗客のチケットをチェックします。
無賃乗車の場合の罰金は、非常に高額です…誤ったチケットで乗車している場合も罰金対象となるので、不安なときは、運転手や近くの乗客に尋ねてみましょう。
滞在日数や訪れる観光スポットがすでに決まっている場合には、シティパスもおすすめです。旅行プランに合わせて活用してみてくださいね!
ローザンヌのおすすめカフェ・レストラン
旅行で外せないのは、おいしいもの!ローザンヌのおすすめカフェ・レストランをチェックしておきましょう!
Crêperie la Chandeleur
ローザンヌ大聖堂の近くにあるクレープが楽しめるお店です。
食事系クレープやデザート系クレープ、ベジタリアン向けクレープなどメニューも豊富で、トッピングも充実しています。
とても有名なお店で、30年以上もの間世界中の人々から愛されてきました。
Le Chalet Suisse
スイスを訪れたら、一度は食べておきたいのがチーズ!
Le Chalet Suisseでは、ラクレット(野菜などに溶かしたラクレットチーズをかけて食べる料理)やチーズフォンデュを味わうことができます。
レストランの建物は、「シャレー」と呼ばれる山小屋風になっており、雰囲気も抜群!外の席もおすすめです!
Ça Passe Crème
ローザンヌの街歩きの間においしいコーヒーとペストリーでホッと一息つくのはいかがでしょうか?
Ça Passe Crèmeでは、スペシャルティコーヒーや季節限定ドリンクが提供されています。
店内のインテリアもとてもおしゃれです!駅前のアクセス抜群の場所にあるので、テイクアウトして楽しむのもおすすめです。
ローザンヌのおすすめホテル
ローザンヌはレマン湖畔沿いに素敵なホテルがたくさんあります。
ここでは、ローザンヌ滞在におすすめのホテルを2つご紹介します!
Hôtel Royal Savoy Lausanne
ホテル・ロイヤル・サボイは、レマン湖と街の間に位置している5つ星ホテルです。
歴史あるシャトー様式の建物は、まさにお城のようです!お値段は張りますが…設備やサービスは一流です。スイスで贅沢な滞在をしてみませんか?
Hotel Swiss Chocolate Lausanne by Fassbind
2023年にオープンにしたチョコレートがテーマのホテルです。
中心地に位置しており、良心的な価格設定が魅力です。63室のシンプルでモダンな客室には、キッチン付きのお部屋もあり、比較的長期の滞在や家族連れにもおすすめです。
ホテルの中にはチョコレートファウンテンがあり、宿泊客に大人気です。系列にワインをテーマにしたホテルもあります。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、スイスのフランス語圏の街ローザンヌをご紹介しました!
スイスの主要都市やフランスからのアクセス抜群な「ローザンヌ」を、次の目的地に選んでみてはいかがでしょうか?
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◇経歴
大学生時代に語学留学と学部留学を経験。大学卒業後、教育機関で留学アドバイザーとして、大学生の留学生活全般をサポート。『英語+α』を目指し、特許法律事務所に転職。弁理士のアシスタントとして海外クライアントとのやりとりなどを担当した。現在は、育児をしながら経理事務・ウェブライターとして活動中。バイリンガル育児にも興味があり、子供と一緒に楽しみながら英語を学んでいる。
◇資格
IELTS 6.0(学生時代に受験) 現在は、新たな目標に向けてやり直し勉強中!
◇留学経験
イギリスで約1年間の語学留学。生粋のLondoner夫婦のもとでホームステイ
スイスで約1年間の学部留学(人文科学系学部)。学生寮で世界中から集まった留学生と暮らした
◇海外渡航経験
イギリス、スイス、フランス、ドイツ、イタリア、リヒテンシュタイン、オランダ、オーストリア、バチカン市国、デンマーク、ハワイ、サイパン、韓国
語学留学中に仲良くなったデンマーク人の友人と会うためにデンマークを訪れました。友人宅に滞在し、地元の公園で語らい、「現地の暮らし」を体験しました。卒業から15年以上経った今でも連絡を取り合う大切な友人です!
スイスでは、アートイベントで使用するパンフレットの翻訳に携わりました。アートにも翻訳にも無縁な人生でしたが、スイスでの出会いが貴重な経験に繋がりました。
◇自己紹介
子供の頃に映画で観たロンドンの街並みに魅了されてから、英語学習が人生の一部になりました!趣味は、語学学習(英語・ドイツ語・韓国語)、旅行、世界の料理を作ることで、滞在先で食べた料理を食卓に出しては、家族に当時の思い出を語っています!
新しい言葉や表現を知れて楽しい!という気持ちを大切にしています!一緒に英語学習を頑張りましょう!