
日本から直行便で約3時間半と日本に最も近いアメリカのリゾート地、グアム。初めての海外旅行でも手軽にリゾート体験できる場所として、日本人から常に人気があります。
「グアムに行ってみたいけど、アメリカって物価が高いのでは?」
「できるだけ支出は抑えて、グアム観光を楽しみたい!」
など、海外旅行にかかる費用や現地の物価は気になりますよね。
今回は、グアムの物価事情について徹底解説していきます!グアムでの支払い方法や、物価の目安、旅行の費用を抑えるコツもご案内します。
参考にしていただき、次のお休みはグアム旅行を計画するのはいかがでしょうか。
グアムの通貨・レート
グアムはアメリカ合衆国の準州のため、通貨はUSドル(USD)です。
紙幣は、1$、5$、10$、20$、50$、100$があります。硬貨はドルより下のセント¢という単位で、1¢(ペニー)、5¢(ニッケル)、10¢(ダイム)、25¢(クォーター)が流通しています。
クレジットカードが普及しているグアムでは、日常で50$や100$といった高額紙幣を利用する場面はほとんどありません。高額の支払いは、カードを利用する場合が多いためです。現金を両替する際は、50$以下の小額紙幣でもらうと支払いに便利です。
米国ドルへの両替
グアムへ旅行するときに必要なのが、日本円からUSドルへの両替です。グアムに関しては、基本的に日本の両替所のほうがレートが良い傾向にあります。まずは、日本国内の銀行もしくは出発前であれば空港で両替を済ませましょう。オンラインで24時間注文が可能な「外貨宅配サービス」もおすすめです。
為替レートは常に変動するので、実際に両替する際のレートをご確認ください。ご参考までに2025年10月12日時点では、1USD=約151.10~152.30円で推移しています。
グアムでの両替方法
グアム現地で準備した現金が足りなくなった場合は、ショッピングセンターやホテルで両替できます。グアムは空港の両替所よりも市内のほうがレートが良いです。空港で両替しなくても良いよう、到着後すぐに使う分のUSドルは、日本であらかじめ両替してから出発しましょう。
海外で現金を得るもう1つの方法が、ATMでのクレジットカードを利用したキャッシングです。一般的にグアムでのATMキャッシングは、両替所よりも良いレートで現金を引き出せます。市内でわざわざ両替所を訪れる手間を省け、ショッピングのついでに手軽に利用できるのも、キャッシングのメリットです。
グアムの現金・キャッシュレス事情
グアムは、米国本土と同様にクレジットカード決済対応が進んだ場所です。とはいえ、現金が必要な場面もあります。驚くかもしれませんが、グアムのタクシーは現金しか使えない場合が多く、現金を持って乗車したほうが安心です。最近普及している、配車アプリ「Stroll」を利用する場合は、カード決済が可能です。
アメリカにはチップの文化があるため、サービスに対して払うチップは現金で渡します。グアムはアメリカ本土と比較すると、チップの強制力は強くないので、必ず渡すというわけではありません。チップを渡す際は、硬貨ではなく1$紙幣で渡すのがマナーです。現金は基本的に、硬貨よりも紙幣を使う場面が多いので、紙幣をそろえておくようにしましょう。その他ナイトマーケットなどローカルなお店での支払いにも、現金が必要です。
〇現金が必要な場面
・一般的なタクシーの支払い
・チップ(1~2$)
・ローカルな屋台(チャモロビレッジや朝市など)
・ビーチの売店など小さな商店
〇キャッシュレスで支払える場面
・ホテル
・ショッピングモール
・コンビニやドラッグストアなど大型店舗
・レンタカー
・中規模以上のレストランやカフェ
グアムでの支払い方法は、クレジットカードをメインに現金も少額準備しておきましょう。必要な金額は滞在日数にもよりますが、まずは200$前後あれば十分です。足りなくなったら、現地のATMでクレジットカードを利用してキャッシングするか、日本円があれば現金を両替すれば良いです。
グアムの物価概要|日本や他のアジア諸国、リゾート地との比較

気になるグアムの物価について、解説していきます。日本と日本からの旅行客が多い韓国、台湾、プーケット(タイ)、セブ島(フィリピン)の4カ国について、グアムとの比較を見ていきましょう。結論からいうと、日本やアジア諸国のリゾート地に比べてグアムは物価が高いです。物価比較によく利用される、各国のビッグマック指数をご紹介します。アメリカを基準とした指数のため、グアムは0%で表示されます。あくまでも物価の目安の1つとして、ご参照ください。
【各国ビッグマック指数(BMI)と価格の比較(2025年1月)】
| 国 | ビッグマック指数(BMI) % | 価格(USドル) | 価格(日本円) |
| グアム | 0.00 | 5.79 | 894 |
| 日本 | -46.29 | 3.11 | 480 |
| 韓国 | -33.63 | 3.84 | 593 |
| 台湾 | -58.84 | 2.38 | 368 |
| タイ | -30.80 | 4.01 | 618 |
| フィリピン | -50.05 | 2.89 | 446 |
参考:「The Economist」ビッグマックインデックス(BMI) 2025年1月
グアム>タイ>韓国>日本>フィリピン>台湾という順になりました。
日本や他のアジア諸国と比較すると、全体的にグアムの物価は高い傾向にあります。アメリカ全体の物価が日本より高いことに加え、ハワイと同様離島であるグアムは、多くの商品が輸入・輸送品であるのが理由です。アメリカ本土や各国からの輸送費が、商品価格に上乗せされています。
グアムの物価目安
グアムは日本より物価が高いことは事実ですが、実はグアムでは、通常日本でかかる下記の税金が免除されています。
1. 消費税
グアムはアメリカ合衆国の準州のため、州税としての消費税徴収がありません。ただお店によっては、GRT(Gross Receipts Tax)という売上税を商品価格に外税として請求する場合があります。GRTがかかるお店かどうか、支払い前に確認しておくと安心です。
2. 関税
グアムは自由貿易港となっており、輸入関税が一切かかりません。島のすべてのお店が免税扱いで、アメリカ本土やハワイといった観光地よりお得に買い物ができます。
2つの大きな免税制度を踏まえて、グアム旅行で必須の食費、交通費、土産・ショッピング代について具体的な物価目安をみてみましょう。
食費
観光で利用する飲食店での食事代は、一般的に日本より高額です。アメリカンサイズは1人前でも量が多いので、数人でシェアすることもできます。ショッピングセンター内のフードコートを利用してカジュアルなお店を選択すると、少し節約になります。
【費用目安】
フードコートなどカジュアルなランチ:10~25$(約1,500~3,700円) レストラン:20~50$(約3,000~7,500円) カフェ(コーヒー):5$~(約750円~)
交通費
グアムには鉄道がなく、観光客の主な交通手段はタクシーかレンタカーです。主な観光地とホテルから出ている、赤いシャトルバス(トロリーバス)を利用するとタクシーよりも費用を抑えられます。滞在中シャトルバスを主な交通手段とする場合、乗り放題券を購入しておくとさらにお得です。
【費用目安】
タクシー(初乗り):2.4$~(約360円~) レンタカー1日:70~90$(約10,500~13,600円) 赤いシャトルバス(1区間):大人・子ども(6歳以上)一律7ドル(約1,050円)、1日乗り放題大人15$(約2,260円)・子ども7$(約1,050円)※6歳未満無料
お土産・ショッピング代
お土産やショッピングは、何を購入するかによっても大きく差があります。比較的リーズナブルでおすすめのお土産は、お菓子類や小物雑貨です。
先に解説したように、グアムでは関税がかからないため、ブランド品や輸入化粧品などが安く手に入ります。お得だからといって大量に購入すると、日本帰国時に免税範囲を超えてしまう可能性があるので注意が必要です。海外市価の合計額が20万円までが免税対象です。例えば20万円を超えるブランドバッグは、購入金額全額が課税対象になってしまいます。
【費用目安(定番人気の土産)】
マカダミアナッツチョコレート(小袋):2~5$(約300円~760円)
バナナチップス:2~5$(約300円~760円)
チャモロクッキー:7$前後(約1,060円)
オーガニック石鹸:5~10$(約760~1,510円)
※すべて1$=約151円(2025年10月12日時点)で換算
グアム旅行の費用を抑えるコツ
グアム旅行では思いっきり楽しみたいけれど、費用もできれば抑えたいですよね。旅行にかかる費用を渡航費、食費、通信費に分けて、節約術をお伝えします。
渡航費
〇ハイシーズンを避ける
グアムに限らず、日本の長期休暇は混みあうので、全体的に渡航費が高くなります。グアム旅行のベストシーズン(ハイシーズン)は、気候が安定する1~4月です。12月~4月初旬にかけては、クリスマスや年末、春休みなど長期休暇が重なるため、航空券やホテル代が高騰します。
ねらい目は10月末~11月の、台風シーズンが終わるころです。乾季に向かって降水量も少なくなり、渡航者のピークも過ぎているので渡航費が抑えられるでしょう。
〇平日出発がお得
土日祝日の出発は基本的に高額です。平日出発や、深夜・早朝便の利用など、いくつかの航空会社を比較して航空券を探すと、安くできる可能性が高くなります。
食費
毎食にかかる食費は、旅行の中でも大きな割合を占める費用です。レストランなど旅行者向けの飲食店は、毎回利用しているとかなりの出費になります。食品や日用品を多く扱うABCストアや、現地のスーパーマーケットを利用してみてはいかがでしょうか。
よりローカルなグアムを知る、良い機会にもなります。ミネラルウォーターや軽食を購入して、ホテルの部屋で食べればレストランの利用を減らせます。
通信費
グアムでスマホを使うための通信方法は、SIMの利用、Wi-Fiの利用があります。通信費も旅行中は必須の費用なので、できるだけ安く抑えたい項目です。ポケットWi-Fiは滞在日数や渡航先のプランによっては、高額になる場合があります。
おすすめは、ローカルなデータ通信を利用する現地のSIM、もしくはeSIMです。事前に設定が必要になりますが、Wi-Fiルーターをレンタルするよりも、eSIMのほうが安く済むことが多いです。
まとめ
グアムの物価と、グアム旅行中に現地でかかる費用目安を解説しました。
全体的には日本よりも物価が高いグアムですが、渡航費や食費、現地の交通費など、工夫次第で節約できる場面はたくさんあります。レストランばかりでなく、現地の大型コンビニエンスストアや、スーパーマーケットを訪れてみると、費用を抑えつつ新しいグアムの発見にもつながります。
アメリカ本土と同様、クレジットカード決済が普及しているグアムでは、多くの現金を準備する必要はありません。渡航費を抑えるためには、長期休暇を避けて、平日出発や深夜・早朝のフライトも選択肢に入れると良いでしょう。
日本から3時間半と手軽に行けるアメリカ、常夏のリゾート地グアムをぜひ次の旅行先に検討してみてください!
①経歴
中学2年生の時に初めてカナダのバンクーバーでホームステイを経験。もっと英語が話せるようになりたい!と思い独学で勉強を続けました。
大学で米シアトルの大学へ留学が、初めて長期間英語圏で生活をした経験です。
帰国後も留学生との交流に積極的に参加しました。
母になってからは子どもと「おうち英語」を実践して、ゆる~く普段から英語を使うように意識しています。
②資格
・英検準一級
・総合旅行業務取扱管理者
③留学経験
・ワシントン大学(米シアトル)に9か月間
④海外渡航経験
大学生の時に、NGO学生ボランティアとしてフィリピンのマニラへ
毎年長期休暇に訪れていました。
大学院の時にインターンシップでベトナム、ホーチミンに3か月滞在
卒業後、日系コンサルティング会社から再度ホーチミンに赴任。
1年ほど現地にて現地法人営業などを担当していました。
その他海外旅行で訪れたのは13ヵ国以上。
⑤自己紹介
1番好きな国は長く滞在していたベトナム、そしてフィリピンです。
東南アジアの食文化や雰囲気が大好きです。
海外渡航専門の旅行会社で手配業務を担当していることもあり、海外旅行の計画を立てることが趣味です。
興味のある分野
・海外渡航、海外移住、海外出張
・幼児教育、子育て情報
・言語教育(英語、日本語)
・訪日外国人受け入れ事業(観光・技術実習生など)