1ヶ月の留学をする場合、スーツケースの容量は40〜60リットルが目安です。
また、持ち物は1週間分の衣類のほか、洗面用具や衛生用品、メガネ・コンタクトレンズ、常備薬など日常的に使用するものを中心に入れてください。
この記事では、1ヶ月の留学をする際のスーツケースの容量やスーツケース選びのポイント、スーツケースに入れるべき持ち物などについて解説しています。
これから留学を控えている方向けの内容となっているため、ぜひ参考にしてください。
- 1ヶ月の留学に合うスーツケースの大きさ・容量
- 1ヶ月の留学でスーツケースに入れるべき持ち物
- 留学に持って行くスーツケースの選び方
- スーツケースと一緒に買うと良いもの
- 航空会社の預け入れルールや注意点
- まとめ
1ヶ月の留学に合うスーツケースの大きさ・容量
1ヶ月の留学をする場合、スーツケースは40〜60リットルのものであれば十分です。
これは1週間分の衣類や下着を日本から持参したうえで留学期間中は現地で洗濯を行う形の場合です。
40〜60リットルのスーツケースであれば、1週間分の衣類に加え、後述するさまざまな持ち物も入れられます。
お土産をたくさん買いたい場合はもう少し大きいサイズを選んでもいいでしょう。
また、航空会社によって大きさのルールが設定されているケースもあるため注意が必要です。
大きさの表示にはキャスターやハンドルまで含めた総外寸と含めない本体のみのサイズである外寸があるため、航空会社のサイズ規定が外寸なのか、総外寸なのかをチェックしたうえで適切なサイズのものを選んでください。
1ヶ月の留学でスーツケースに入れるべき持ち物
ここでは1ヶ月留学する際に、スーツケースにどういったものを入れておくべきなのか解説します。初めての留学を控えており、何を持っていけばいいのかわからないといった方は、ぜひ参考にしてください。
衣類
1ヶ月の留学の場合、1週間分程度の服や下着を用意して、現地で洗濯しながら留学期間を過ごすケースが一般的です。
また、寒暖差の大きい国に行く場合は温度調整をするためにパーカーやジャケット、カーディガンなどがあると安心です。
暑い国でも商業施設の中は冷房が効いていて寒いといったケースもあるため持っていくことをおすすめします。
洗面用具
シャンプーやコンディショナー、ボディソープ、洗顔料といった洗面用具は現地でも購入可能ですが、どうしても使用したいものがある場合は詰め替え用のボトルなどに詰めて持参しましょう。
インスタント食品
1ヶ月の留学中に日本の食べ物が恋しくなる可能性がありそうな人は、インスタント食品を持っていくのもおすすめです。
また、日本のインスタント食品やお菓子をお土産として現地の人に渡せば喜ばれることもあります。
衛生用品
ポケットティッシュや爪切り、生理用品といった衛生用品は持参しておくことをおすすめします。
また、生理用品は現地でも購入できますが、国によっては日本のものよりも質が悪いケースもあるため、心配な場合は日本から持参しておくといいでしょう。
メガネ・コンタクトレンズ
メガネやコンタクトレンズを使用している人は、必ず荷物に入れておきましょう。
また、メガネに関しても予備の眼鏡を持っている人はそれも持っていっておくと万が一の事態が起こってもすぐに代わりのものを使用できます。
現地でもメガネやコンタクトレンズの調達はできますが、1ヶ月という比較的短い留学期間の中でわざわざ購入するのは手間であるため、基本的には日本から持参することをおすすめします。
薬類
頭痛薬や風邪薬、絆創膏などの薬類も使いきれる量を目安に持っていくと安心です。
また、万が一の事態に備えて日本のかかりつけの医師に英語で診断書や処方箋を書いておいてもらうと安心です。
スリッパ
現地の滞在先の部屋で使用する際にあると便利なのがスリッパです。
現地でも調達できますが、到着してそのまま滞在先の部屋に行く場合、お店によって購入する余裕がないと思われるため、日本から持参しておくと便利です。
小さめのショルダーバッグ
手荷物のバッグとは別にサブバッグとして小さめのショルダーバッグを用意しておくと、留学中に何かと役立つためスーツケースに入れておくことをおすすめします。
ちょっとしたお出かけの際に、財布や携帯電話などが入り、なおかつ体にしっかりと密着させた状態でカバンを持てるため、盗難対策にもなります。
留学に持って行くスーツケースの選び方
ここでは1ヶ月の留学に行く際に使用するスーツケースの選び方を紹介します。機能性や収納力でどれを選べばいいか迷っているといった方はぜひ参考にしてください。
大きさ
スーツケースの大きさは、幅と高さ、奥行きの3辺の合計で表されます。
また、先述の通り、航空会社の規定が総外寸なのか外寸なのかを事前にチェックしておくことも大切です。
容量
スーツケースの容量はリットルで表されます。
40〜60リットルがどのくらいかイメージがわかないといった人はゴミ袋を使って実際にどのくらいのサイズでどのくらいの荷物が入るのか確認しておくことをおすすめします。
重さ
スーツケースはできるだけ軽量のものを選ぶのがおすすめです。 これは、軽い方が移動時の負担が少ないためです。
例えば、空港内で移動する、現地到着後空港から滞在先まで移動するなど、スーツケースを持って移動するケースは少なくありません。
また、国によってはエレベーターやエスカレーターが整備されておらず、階段で移動しなければならないケースもあるため、できるだけ軽いものがおすすめです。
また、軽いスーツケースであれば、受託手荷物を預ける際の重量制限にも引っかかりにくくなります。
頑丈さ
スーツケース選びに当たっては頑丈さも重要なポイントです。
そのため、強化プラスチックやハードタイプなど頑丈なものを選ぶことをおすすめします。
防犯機能
盗難に備えるためにも防犯機能がついたスーツケースを選びましょう。 具体的には鍵がついたものが挙げられます。
TSAロックとは、鍵の種類の1種で、アメリカに行く際には必須となります。
キャスター
スーツケースのキャスターの個数を確認することも大切です。
2輪のものはスーツケースを斜めにして動かします。
また、4輪のものはスーツケースを立てて動かしたい方におすすめです。 もちろん斜めにして動かすことも可能です。
渡航時は特にスーツケースを持って移動する機会が多くなるため、移動しやすいものを選びましょう。
スーツケースと一緒に買うと良いもの
ここではスーツケースと一緒に用意しておくと便利なグッズを紹介します。これからスーツケースを購入しようとしている方は、ぜひ併せて購入を検討してみてください。
ワイヤーロック
海外留学に行く際に不安になるのが盗難ですが、スーツケースの盗難防止のためにワイヤーロックを購入しておくと安心です。
これがあれば、荷物を下ろすときなどにスーツケースと手荷物をまとめておけば盗難のリスクを下げられます。
スーツケースベルト
スーツケースベルトは、その名の通りスーツケース専用のベルトのことです。
また、海外の航空会社は預け荷物の扱いが雑なケースもあるほか、スーツケースの中身を盗もうとする人も少なくないため、ベルトをしておき開けにくくしておくことで防犯対策にもなります。
圧縮袋
お土産を購入する際など、スーツケースのスペースを確保する必要がある時に役立つのが圧縮袋です。
圧縮袋自体は100円ショップなどで購入でき、なおかつ荷物としてもスペースを取らないため、購入しておくことをおすすめします。
航空会社の預け入れルールや注意点
航空会社によって預け入れ荷物のルールや注意点があるため、事前に確認しておきましょう。
手荷物に関しても、スーツケースを手荷物として機内持ち込みをする場合は、大きさや重さに注意してください。
まとめ
今回は1ヶ月留学する際のスーツケースの要領について解説しました。
1ヶ月の短期留学の場合、スーツケースは40〜60リットルが目安です。
衣類は1週間分を目安として荷物に入れ、現地で洗濯をしながら使用するようにしましょう。
また、洗面用具やインスタント食品、衛生用品などは必要に応じて持参し、コンタクトレンズや常備薬など欠かせないものは留学期間をカバーできるだけのものを用意しておきましょう。
スーツケースのサイズは航空会社によって規定が異なるため、利用する航空会社がどのくらいのサイズまで許容しているのか確認したうえで、適切なサイズを選ぶようにしてください。