フィリピン留学におすすめの海外保険は?失敗しない選び方も教えます!

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セブなどのリゾート地を複数有する
フィリピン

日本から気軽に行ける距離ということもあって長期休みに旅行で行く方も多いのではないでしょうか。

また、フィリピンは格安ながらも短期間で英語を伸ばせるとして、近年語学留学先にも人気です。

魅力たっぷりのフィリピンですが、治安や衛生環境は日本と比べると十分とはいえず、病気やけがのリスクがあります。

今回はそんな時に入っておくと安心な海外保険について紹介します!

フィリピン留学に保険は必要?

フィリピン含め海外では、日本で加入している保険は使用ができないため、旅行や留学の際は海外保険に加入するかどうかを選択する必要があります。

保険に加入するか否かは個人の自由ですが、多くの旅行代理店や留学エージェントは海外保険に入ることを強く推奨しています。

この理由を説明していきます。

衛生環境が悪い

フィリピンは日本よりも衛生環境が良くなく、水質や空気も日本とは異なるため、食中毒や感染症にかかりやすいです。

例えば、屋台で食べ物を買って食べた際にそれが腐っていたり、食べなれなかったりして食中毒を起こす人がいます。

水に関しても浄水設備が不十分なため水質が悪く、水道水を飲んでしまうとおなかをこわす可能性がある上に、硬水です。

軟水の日本の水を飲み慣れている人にとっては、例え水質に問題がなくとも体に合わない可能性があります。

さらに、道路の整備が不十分なため脚を引っかけてけがをする可能性や、野犬・野良猫が多いため噛まれる・引っかかれるなどして狂犬病のリスクもあります。

旅行先では体調を崩しやすい

旅行先では環境の変化に適応するのに時間がかかり、体調を崩す人が多くいます。

疲労で体調がよくなく免疫力が下がっているところに、どこかで感染症をもらってきてしまう、ということも考えられます。

様々なアクティビティに参加する人が多い

フィリピンでホエールウォッチングやハイキングなど様々なアクティビティに参加する人は多いと思います。

その際、海でクラゲなどに刺される、虫に刺される、転倒しけがをすることも考えられます。

熱中症や日焼けによるリスクなど、様々な病気・けがのリスクもあります。

楽しいアクティビティを思い切り楽しむためにも、このようなアウトドアアクティビティに参加する方は海外保険に加入することをおすすめします。

スリなどの軽犯罪に遭う可能性がある

物価に対して収入が低い人が多く、ホームレスやストリートチルドレンも多いフィリピンは治安があまりいいとは言えません。

荷物から財布やスマートフォンを抜き取られるといった被害報告も多いほか、タクシーや路地裏で銃やナイフを突きつけられて金銭を脅し取られたという被害も報告されています。

鞄を前に抱える、大きな道を歩くなどの対策をするのはもちろんですが、万が一に備えて携行品の盗難もカバーする海外保険に加入すると安心でしょう。

フィリピンの医療事情

地域によって医療水準が異なるというのがフィリピンの医療事情の実態です。

都市部では高度な医療を受けることができます。

また日本語対応をしている病院も存在するほか、語学学校によっては毎週医師の往診を行っている学校や看護師が常駐し、簡単な薬を処方・治療してくれる場合もあります。

フィリピンでかかりやすい病気

フィリピンでかかりやすい病気を、実例も交えながら解説します。

食中毒

例)レストランにて生ユッケを食べたところ、その日の夜に下痢・嘔吐に見舞われ、食中毒と診断された。

病院にて抗生物質の注射と薬の処方を受けた。

フィリピン留学や旅行に来る人の中で一番かかる可能性が高いのが食中毒です。

上記例のように日本で食べなれないものを食べることや調理が不十分なもの、腐っているものを食べてしまうことでかかります。

〇食中毒の対策方法:特にローカルレストラン・屋台に注意!

セブに来たらぜひ試したいローカルフードですが、ローカルな分日本ほどは衛生管理がしっかりされておらず、食中毒の危険があります。

また、食べたことのない果物などを食べてかぶれやアレルギー反応が起きる可能性もあります。

この対策方法として、

・肉が生焼けで赤っぽい場合は食べない(特に豚・鶏肉)
・口に入れた際にかゆい感じがしたら食べない
・日本から胃腸薬を持っていく
・万が一に備えて病院の位置や連絡方法、海外保険の確認をしておく

といったことが挙げられます。

さらに、レストランや屋台で出される水は水道水のことがあり、その水はそもそも硬水であるうえに衛生的でない可能性もあります。

そのため、無料で提供される水は飲まず、ペットボトルの水などを購入して飲むようにしましょう。

狂犬病

例)路上にいた犬がかわいいからと近づいたら噛まれてしまった→すぐさま病院へ行き、発症を抑えるために注射を5本された。

例)学校に住み着いている猫と遊んでいたら引っかかれてしまった→上記と同じく病院で処置。

フィリピンの路上には野犬や野良猫が多くいます。

かわいいからと安易に近づくととても危険です。

彼らは狂犬病ウイルスを持っている可能性があるからです。

狂犬病は発症してしまうと致死率がほぼ100パーセントの恐ろしい病気で、動物にかまれた際に傷口からウイルスが入ることが原因で感染します。

そのため潜伏期間のうちに対処して発症させないことが大事です。

病院や地域にもよりますがフィリピンでは太い注射を4〜5本打つという対処をするところが多いようです。

環境の変化による発熱など

例)排気ガスや冷房による喉へのダメージで入国後1週間で声が全くでなくなる。

その後1週間ほどかけて喉は回復するも、発熱。

環境の変化で体調を崩すことも考えられます。

特に真冬の日本から常夏のフィリピンに旅行・留学にくる際は寒暖差や服装調節の失敗で風邪をひく人も多いです。

さらに、フィリピンでは排気ガス量の制限がされていない地域も多く、交通量も多いため空気が汚れています。

そのため上記例のように喉や鼻の調子が悪くなってしまうのです。

念のためのど飴やマスクを多めに持っていくことをおすすめします。

マラリアなどの感染症

日本ではほぼ感染しない感染症に感染してしまう可能性があります。

特に、フィリピンにはマラリアの原因になるマラリア原虫を持った蚊が生息しており、刺されると感染のリスクがあります。

ワクチンは無く、根本的な予防法としては蚊に刺されないことです。

蚊が多く出る夕方〜夜には草むらに近づかないようにすることや、長袖長ズボンなどで肌の露出を避けて対策しましょう。

切り傷、やけどなどの外傷

例)道路に空いていた穴に足がはまり、穴の中に飛び出た釘で足に切り傷ができた。

その後、発熱。

例)バイクタクシーに乗った際、バイクが違法改造されておりマフラー部分が高温になっていて太もも裏側全面やけど。

フィリピンの道路はアスファルトで舗装されているところも多いものの、整備が不十分で大きな穴が開いていたり、でこぼこなことが多いです。

加えて、道の端に家庭ごみが積み上げられているため、さらに歩きにくいです。

脱げやすいサンダルなどは避け、つま先まで覆うかかとのある歩きやすい靴を履きましょう。

どんなに気を付けていても、上記例のように予想もしなかった理由でけがを負う可能性もあるため、海外保険への加入をしておくと安心です。

フィリピン留学の保険の選び方

補償範囲

対象となる補償の範囲や保証される金額を確認するようにしましょう。

契約する保険会社や保険プランによって対象になっている内容が違います。

保険料も考慮して保険内容を比較検討することをおすすめします。

キャッシュレス受診可能か

もし病院にかかることになった場合、キャッシュレスで受診が可能だと後々楽になります。

もしキャッシュレスで受診ができなければ、現地で自分が立て替えて治療費用の支払いをし、日本へ帰ったあと保険会社に連絡、返金対応が必要になります。

自分の目的に合わせる

短期留学か長期留学か、など留学の期間などによっても合う補償内容が変わってきます。

毎週末アウトドアアクティビティに出かけるのかそこまで出かけず近場のショッピングモールで過ごすのかなどによってもまた変わるため、留学期間や自分がフィリピンで何をするのかによって最適な保険を選びましょう。

フィリピン留学におすすめの保険まとめ

ここまで紹介してきた条件をもとに、おすすめの保険を紹介します。

AIG損保

多くの留学エージェントで推奨されているのがAIG保険です。

特徴として

・留学生用の特化型プランがある
・けがや病気に加えて歯科治療、飛行機遅延など各種補償が充実
・24時間対応のサポートセンターの利用が可能で、24時間日本語対応してくれる
・緊急一時帰国費用の補償もある。

という点が挙げられます。

このほかにも保険会社は数多くあるため、加入を検討する場合は一度留学エージェントに相談してみるといいでしょう。

クレジットカード付帯保険でもいいの?

クレジットカードを持っていれば無料で利用可能なクレジットカード付帯保険。

起こるかどうかもわからない緊急事態に対してお金を払いたくない、と考えてこれを選ぶ人も多いですが、デメリットもあります。

〇クレジットカード付帯保険メリット

・クレジットカードを持っていれば無料で利用できる

最大のメリットはクレジットカードを持っていれば無料で使えるということ。

この手軽さはほかにはないメリットです。

〇クレジットカード付帯保険デメリット

・保証金額や内容の範囲は有料の海外保険に劣る

補償額は有料の保険に対してかなり低く、大きい病気やけがを想定すると不安が残ります。

また、スリや携行品の破損には対応していないものもあるため補償範囲をよく確認する必要があります。

・発効条件があるため注意が必要

ただクレジットカードを持っていればいいというわけではなく、海外保険を発効させるために様々な条件があることがほとんどです。

例をあげると

・日本で自宅などから空港へ向かう途中、もしくは現地についてから何かしらの交通手段の支払いをそのカードでする必要がある。
・病院にかかる際にサポートデスクへ現地から電話する必要がある
・保険の内容を記した書類を持っている必要がある

などです。

カード会社によってルールが異なるため、もしクレジットカード付帯保険を利用する場合はよく確認してください。

・短期間の旅行を想定したものが多い

クレジットカード付帯保険はたいていの場合、90日ほどを保証期間とする短期間の旅行・留学向けです。

留学先から加入することのできる保険はあまりないため、長期で滞在する場合はあらかじめ自分が滞在する期間をカバーしている有料の保険に加入してから行きましょう。

まとめ

フィリピン留学の際におすすめの海外保険について紹介しました。

普段体調を崩しづらい方も体調不良になりやすいフィリピン留学。

自分は大丈夫と思っても予期せぬ病気やケガ、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

本記事を参考にしていただき、自分に合った保険を選んで安心して渡航していただければ幸いです。

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