留学というと20代がするものというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、40代からの留学も十分可能です。
この記事では、留学先の中でもセブ島への留学に焦点を当て、40代がセブ島に留学するメリットやデメリット、留学する際の注意点などについて解説しています。
また、セブ島の中でもおすすめの語学学校も取り上げているため、留学に興味がある40代の方はぜひ参考にしてください。
- 留学は40代でも遅くない!
- 40代がセブ島留学するメリット
- 40代がセブ島留学するデメリット
- 40代がセブ島留学する際の注意点
- 40代がセブ島留学する際の学校の選び方
- 40代セブ島留学におすすめの学校
- まとめ
留学は40代でも遅くない!
大学留学や語学留学というと大学生や20代の若い人がするものと考える人もいるかもしれませんが、40代からの留学も決して遅くはありません。
若いからこそ経験できることがある一方で、歳を重ねたからこそわかることや得られるメリットもあるためです。
もちろん、留学に伴いさまざまな懸念点が出てくることもありますが、事前にそれらを整理したうえで対策を検討しておけば40代の留学は非常に有意義なものとなります。
40代がセブ島留学するメリット
ここでは40代の人がセブ島に留学するメリットを紹介します。
セブ島留学はどういった特徴があり、なぜ40代にもおすすめなのか、ぜひ参考にしてください。
短期プログラムが充実している
セブ島の語学学校の中には、短期プログラムを提供しているケースが少なくないため、40代でも留学しやすいといえます。
40代の中には仕事や家庭などがあるため留学できないと考えている人もいるかもしれませんが、数週間の短期プログラムであれば有給休暇や長期休暇等を合わせることで、留学できる可能性があります。
また、短期留学であっても、フィリピンの語学学校は基本的にマンツーマン中心で行うため、英語力アップは不可能ではありません。
アクティビティも楽しめる
セブ島は有名な観光地であり、周囲には綺麗な海があるため、勉強以外の時間のアクティビティを楽しむことも可能です。
綺麗なビーチ、サンゴリーフを眺めながらのんびりする、実際に海で泳ぐ、シュノーケリングなどでアクティブに過ごすなど、自分の好みに応じた楽しみ方ができます。
英語学習をベースにしつつも、せっかく留学するなら楽しい思い出も作りたいといった方にセブ島留学はぴったりだといえます。
日本からの近さ
フィリピンは日本から近い東南アジアに位置する国であるため、アクセスがしやすい点といえます。
直行便であれば4.5~5時間程度で到着するため、欧米への留学と比べても移動時の負担はかなり抑えられるでしょう。
また、時差も少ないため、留学中に日本の家族や友達との連絡も取りやすい点も特徴です。
キャリアアップにつなげられる可能性もある
40代の留学であっても、留学で学んだことを活かしてキャリアアップにつなげることは決して不可能ではありません。
留学中に語学を身につける、新しいスキルを学ぶなどすることで帰国後のキャリアの選択肢を増やせる可能性があるでしょう。
また、帰国後に新しい職種や業界への転職も選択肢になるかもしれません。
資金的に余裕がある
20代と比べ、仕事を経験し貯蓄も一定以上あると考えられる40代での留学は、資金的に余裕のある状態で取り組むことができます。
そのため、授業料こそ高いものの、質が高いと評判の語学学校に行く、価格は高くても勉強に取り組みやすい1人部屋の寮を選ぶ、休みの日にはフィリピン各地に旅行に行くなど、留学の選択肢の幅が広がります。
留学では、若いからこそ経験できることがある一方で、歳を重ねなければできないこともあると考えてください。
勉強に集中できる環境がある
セブ島をはじめとしたフィリピンの語学学校は、基本的に寮が学校に併設されており、生徒のほとんどは寮で生活しながら学校に通います。
そのため、勉強に集中しやすい環境だといえるでしょう。
また、学校によっては寮内でも英語以外の言語の使用を禁止しているケースもあります。
2人部屋以上の寮を選べばルームメイトと会話する機会も増えるため、会話力アップを目指している人にとっては理想的な環境だといえるでしょう。
コストパフォーマンスに優れている
フィリピンは欧米と比べると物価が安いため、留学費用や生活費のコストパフォーマンスが優れているといえます。
セブ島の場合、学校にもよりますが留学費用は1ヶ月で30~40万円弱です。
欧米だと1ヶ月でこれ以上の金額がかかるケースも珍しくないことを考えるとリーズナブルだといえます。
留学してしっかりと英語を学びたいものの、費用面を懸念しているといった方はぜひセブ島留学を検討してみてください。
40代がセブ島留学するデメリット
40代のセブ島留学は、メリットの一方で少なからずデメリットも存在します。
そこでここでは具体的にどのようなデメリットがあるのか解説します。
メリット・デメリットの双方を理解したうえで留学をするのかどうか検討してみてください。
時間の確保が簡単ではない
40代の場合、留学するための時間を確保できない可能性があります。
事情は人によって異なりますが、例えば家庭があるために留学できない、仕事での立場があるため長期で抜けることができないといったケースです。
そのため、40代で留学したいのであれば、仕事や家庭などをどうするのか、事前に時間をかけて準備したうえで計画を立てなければなりません。
職場や家族の理解なしに留学するようなことは避けた方がいいでしょう。
キャリアにブランクができる
休職して留学するといったケースを除くと、留学中は基本的にキャリアにブランクができることとなります。
そのため、帰国後の就職活動・転職活動が困難になる可能性があるでしょう。
また、就職先が見つかったとしても、留学前よりも給与などの条件面が悪くなるケースも考えられます。
そのため、仕事を辞めて留学する場合は、帰国後の仕事をどうするのか、キャリアダウンの可能性も踏まえて検討しておくことが大切です。
語学習得に時間がかかる
一般的に語学学習は若い頃に行う方が身につきやすいとされているため、40代で留学しても思ったように語学が身につかない可能性があります。
特に記憶力が少しずつ衰えているため、単語や文法などを覚えるのに時間がかかることが予想されます。
そのため、留学をするのであれば、日本にいる間からコツコツと継続して勉強に取り組むことが大切です。
40代がセブ島留学する際の注意点
ここでは40代の人がセブ島に留学する際に注意するべき点について解説します。
留学を成功させるためにも非常に重要なポイントであるため、ぜひ参考にしてください。
明確な目的を掲げる
留学を成功させるために欠かせないのが、明確な目標を持つことです。
目標がないまま、ただなんとなく語学学校に通っているだけでは、留学を通した成長は望めません。
海外に住んでみたいということであればそれでも問題ないかもしれませんが、40代で留学をする人の多くは何かしらの成長などを求めている人が多いはずです。
語学力アップ、キャリアアップにつながるスキルを身につけるなど、留学を通して具体的に何を達成したいのかを決めておくことでより留学に取り組みやすくなります。
家族や会社には早めに伝える
40代で家庭や仕事がある状態で留学をしようとしている人は、できるだけ早いタイミングで家族や会社に留学する旨を伝えるようにしましょう。
40代の留学は周囲の理解や協力が必要不可欠です。
早いタイミングで相談できていれば、協力してもらうための準備期間も長くなるため、余裕を持って留学に行けます。
また、会社に対して留学したい旨を伝えておけば、退職ではなく休職扱いで留学し、帰国後に復職するという選択肢を与えてくれるかもしれません。
早めに伝えておくことが、よりスムーズな留学を可能にしてくれます。
準備は早めに始める
留学資金を確保するためにも、準備はできるだけ早いタイミングから始めるようにしてください。
また、ここでいう準備は資金だけでなく、語学も含まれます。
先ほども説明したように、40代は記憶力の低下から語学学習に時間がかかる可能性があるため、留学すると決めた段階で日本にいるうちに語学の勉強を開始しておきましょう。
そうすることで留学スタートのタイミングでより高いレベルのクラスに所属できる可能性があるほか、授業にもついていきやすくなります。
40代がセブ島留学する際の学校の選び方
ここではセブ島留学を検討している40代の方に向けて、学校選びのポイントを紹介します。
セブ島だけでも多くの学校があるため、選ぶ際の参考にしてください。
短期留学の可否
学校によっては1週間の短期留学を受け付けているケースもあるため、短期留学ができるかどうかをチェックしておきましょう。
特に仕事や家庭を持つ40代の場合、長期留学は難しい可能性があるため、短期留学の可否は非常に重要です。
また、短期留学ができる学校の中でも、1日中みっちりと勉強できる学校であれば、より語学力アップに向けて専念しやすくなります。
生活環境
フィリピンの語学学校は基本的に寮生活となるため、どのような寮なのか、生活環境をチェックしておきましょう。
施設が古い、大人数の部屋、立地が悪いといった要素は勉強の妨げになる可能性もあります。
特に短期留学をするとなると、いかに勉強に集中できるかが重要であるため、勉強に取り組みやすい環境であるかどうかは必ず確認しておきましょう。
なお、資金に余裕のある場合は、ホテル寮やコンドミニアム寮などを選ぶのも1つの方法です。
40代セブ島留学におすすめの学校
最後に40代でセブ島に留学する方におすすめの学校を紹介します。
セブ島は多くの語学学校があるため、どれにすればいいか迷っているといった方はぜひ参考にしてください。
MeRISE
MeRISEは、セブ島で長年にわたって社会人向けのコースを提供している日系の語学学校です。
滞在先の環境も快適であるため、勉強に取り組みやすい環境が整っています。
また、寮の門限等はなく、外食もできるため、資金的に余裕のある人であれば勉強もフィリピンでの生活も楽しむことができるでしょう。
CLC
CLCは、4つ星のホテル内に教室を持つ日系の語学学校です。
滞在や食事などはそのホテルを利用することとなるため、快適性に関しては申し分なしだといえます。
自由度の高い学校であるため、落ち着いて勉強に取り組みたい人におすすめの学校だといえます。
WALES
WALESは学生の半数近くが40代以上を占める学校です。
中高年からの支持が高い理由の1つが自由な校風と、グレードの高い滞在先です。
また、授業に関しても半日コースが設定されているため、詰め込みすぎてキャパオーバーになるといった心配がありません。
40代でも無理なく勉強に取り組めるでしょう。
まとめ
今回は40代の留学について解説しました。
留学=20代のイメージを持っている人もいるかもしれませんが、40代からでも決して遅くはありません。
もちろん家庭や仕事など、考慮するべき要素は多くなりますが、しっかりと準備をすれば留学すること自体は十分可能です。
留学を成功させるためにも、会社や家族からの理解を得られるように早いタイミングで留学したい旨を伝えてください。
また、日本にいる間から英語の勉強を始めることも大切です。
今回の内容を参考に、セブ島留学に向けて準備を始めてみてはいかがでしょうか。

◇経歴
・イギリスに半年間留学
・イギリスでサッカーの指導者ライセンスを取得(指導の試験などは全て英語)
◇資格
・特になし
◇留学経験
・イギリス:2013年4月〜9月、The English Studio
・ドイツ:2019年9月〜、大学院留学(英語ではなくドイツ語です)
◇海外渡航経験
イギリスにはサッカーの指導を勉強するために留学しました。半年間現地の日系チームに所属し、指導者として活動しながらイギリスの指導者ライセンス取得に向けてコースにも参加していました。また、平日は語学学校に通い、英語の勉強をしていました。
◇自己紹介
ドイツの大学院に留学中のライターです。イギリスに半年間の留学経験があるほか、ドイツには現在も留学中で6年目を迎えています。現在はドイツ語学習がメインですが、英語も勉強しなおしており、語学力をさらに伸ばすことを目標にしています。