フィリピンの都市一覧を紹介!留学するならどの都市を選ぶ?

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フィリピン旅行の人気都市というと、首都であるマニラ、セブ島、ダバオ、イロイロなど、美しいビーチや豊かな文化を背景に、魅力的な都市がたくさん思い浮かびますね。

この記事ではそんなフィリピン旅行の人気都市を一覧で紹介し、留学するならどの都市がおすすめなのかを解説します。

留学先都市の選び方や治安情報、安全対策についてもお話するので、フィリピン留学に興味のある方はぜひ参考にしてください。

フィリピン基本情報

項目 情報
面積 298,170㎢(日本の約1/5)
人口 1億903万5,343人
言語 フィリピン語(タガログ語)、英語
首都 マニラ
通貨 フィリピン・ペソ
日本との時差 -1時間(日本より1時間遅れている)
宗教 キリスト教(83%がカトリック)

東南アジアに位置するフィリピンは7,000以上の島々からなり、美しいビーチや歴史的建造物と、フレンドリーで温和な国民性が多くの人々に愛されている国です。

かつてアメリカの植民地であったことから英語とフィリピン語が公用語とされ、英語を学びたい人の留学先としても高い人気があります。

フィリピンの人気都市

フィリピンの都市一覧と留学先の選び方

ここからは、フィリピンで人気の都市を紹介していきます。
紹介するのは以下の5つの都市です。

・大都市・首都「マニラ」

・一大リゾート地「セブ島」

・多文化都市「ダバオ」

・治安が良く穏やかな都市「イロイロ」

・自然豊かな避暑地「バギオ」

では、順に紹介していきましょう。

大都市・首都「マニラ」

■マニラの基本情報

項目 情報
位置 フィリピン北部ルソン島
人口 約178万人
面積 約55.80㎢
気候 6~11月:雨季、12~5月:乾季
公用語 フィリピン語(タガログ語)、英語
日本からのアクセス 直行便で約5時間

フィリピンの首都マニラは、政治や経済の中心となっている地域です。
高層ビルが立ち並び、巨大ショッピングセンターやホテルなどが集中した、まさに大都市だといえます。

また、その一方で見ごたえのある歴史的建造物や教会なども多い魅力的な街です。
主な観光スポットとしては、スペイン植民地時代の建物が残る旧城壁都市イントラムロスや、世界有数の美しさを誇るマニラ湾の夕日、フィリピンの国民的英雄ホセ・リサール記念像のある広大な公園「リサール・パーク」などがあり、毎年多くの人々が訪れます。

セブ島の基本情報

項目 情報
位置 フィリピン中部ヴィサヤ諸島
人口 約335万人
面積 約4,468㎢
気候 6~11月:雨季、12~5月:乾季
言語 ビサヤ語、英語
日本からのアクセス 約5時間

美しいビーチと青い海が広がるセブ島は、世界的に有名な観光都市です。
透明度の高い海水と色とりどりの熱帯魚に、日々のストレスや疲れは吹っ飛んでしまいますよ。

また、セブの歴史は古く「マゼラン・クロス」や「サント・ニーニョ教会」のような建造物も多く残されています。

セブ島には雨季と乾季があるものの1時間程度のスコールが降って止むパターンが多いため、雨季もアクティビティを楽しめます。

ダバオの基本情報

項目 情報
位置 フィリピン南部ミンダナオ島南東部
人口 約163万人
面積 約2,444㎢
気候 年間通して高温多湿、雨季と乾季の区別がない
言語 フィリピン語、ビサヤ語、英語
日本からのアクセス 経由便で8時間~

ダバオはミンダナオ島南東部に位置し、マニラ、セブに次いで3番目の都市です。
また、近年では元ダバオ市長のドゥテルテ氏がフィリピン大統領に就任したことでも期待が高まっています。

台風が少なく過ごしやすい環境に恵まれ、さらに治安も良いダバオは、セカンドステイ先としても人気です。

観光地も多く、フィリピン最高峰で標高3,000mのアポ山や、骨の博物館「Dボーンコレクター」、野生のワニを養殖している「クロコダイルパーク」など、数々の人気スポットを有します。

イロイロの基本情報

項目 情報
位置 フィリピンパナイ島南岸
人口 約45万人
面積 約78㎢
気候 6~11月:雨季、12~5月:乾季
言語 イロンゴ語、フィリピン語、英語
日本からのアクセス 経由便で5時間半~

パナイ島南岸に位置する州都イロイロは、西ビザヤ地区の経済の中心地として発展する街で、古い歴史を持つことで知られています。

イロイロには近代的に開発された区域と、スペイン統治時代の歴史を残す建築物や20世紀前半のコロニアル建築の残された区域が混在しているのが、大きな魅力です。

世界遺産のミアガオ教会やモロ教会、ハロ大寺院などのスペイン時代の建物が数多く残され、1月第4週末に毎年開催される「ディナギアン」と呼ばれる祭りには、世界中から観光客が集まります。

バギオの基本情報

項目 情報
位置 フィリピンルソン島北西部
人口 約35万人
面積 約57㎢
気候 6~11月:雨季、12~5月:乾季
年間平均気温18~20℃
言語 フィリピン語、英語、イロカノ語、イバロイ語など
日本からのアクセス マニラ空港またはクラーク空港からバスで5~6時間

フィリピンは年間通して暑い国として知られていますが、バギオは非常に涼しいのが特徴です。
標高1,400mで年間平均気温は18~23℃と過ごしやすく、フィリピンの避暑地となっています。

バギオのシンボルは、白い建物に赤い屋根のバギオ大聖堂。ミサには多くの人々が祈りを捧げ、演奏やイベントが行われることもあるので、必見です。
また、セッションロードと呼ばれるメインストリートには商店街や銀行などがあり、オシャレなカフェやレストランも立ち並んでいます。

留学するならどの都市を選ぶ?

ここまで、フィリピンで人気の都市を順に解説してきました。
近代的な設備と豊かな自然がおりなすフィリピンの都市は、とても魅力的ですね。

では次に、留学を前提にフィリピンの都市を見ていきます。
ここでは、以下について解説します。

  • フィリピンでの留学先都市の選び方
  • 留学先都市 1位 セブ島
  • 留学先都市 2位 バギオ
  • 留学先都市 3位 ダバオ
  • 留学先都市 4位 イロイロ
  • 留学先都市 5位 マニラ

では、一つひとつ確認しましょう。

フィリピンでの留学先都市の選び方

フィリピンで留学都市を選ぶポイントには、以下の4つがあります。

  • 都市イメージと希望の生活
  • 物価と予算の釣り合い
  • 治安の良さ
  • 日本からのアクセス

まず第一にチェックすべきポイントは、留学先の都市イメージです。
静かな環境で集中したいのか、それとも勉強の合間にリゾート気分を満喫したいのかなどで、選ぶ都市を決めましょう。

次に大切なのは物価と予算の釣り合いです。
特に留学期間が長い場合は、滞在する都市の物価を確認し、予算内に収まるかを検討する必要があります。

また、治安面にも注意が必要です。フィリピンはアジア圏の中では比較的治安の良い方ですが、日本と比べると様々な軽犯罪が多発しています。また、万一被害に合った際に、サポート体制が整っているかの確認も必要になります。

最後に、日本からのアクセスも確認しましょう。
渡航に慣れている方は心配ありませんが、不慣れな場合は日本から直行で行けた方が安心です。乗り換えが必要な場合は、所要時間や乗り換え方法をしっかり確認しておきましょう。

では次に、留学都市として人気の都市をランキング形式で紹介していきます。

留学先都市 1位 セブ島

セブ島留学のおすすめポイント

セブ島留学のおすすめポイントは、何といってもリゾート気分を楽しめることです。また、セブはフィリピン留学の最もメジャーなエリアなので学校数が多く、カリキュラムの選択肢も豊富です。

セブ島留学に向いているのはこんな人

  • リゾート気分を味わいたい
  • オン・オフを切り替えたい
  • 今回が初めての留学
  • 英語初心者である

留学先都市 2位 バギオ

バギオ留学のおすすめポイント

エアコンとは違うバギオの天然の涼しさは、勉強に集中するのに最適です。また、日本人留学生が少ないので必然的に英語力が上達しますよ。さらに物価の安さや治安の良さも大きなポイントです。

バギオ留学に向いているのはこんな人

・暑いのは苦手

・日本語を使わずに英語を上達させたい

・物価の安いところが良い

・治安の良いエリアに行きたい

留学先都市 3位 ダバオ

ダバオ留学のおすすめポイント

フィリピン第3の都市であるダバオは、都市管理の行き届いたエリアです。治安も非常に良いので、落ち着いて勉強できるでしょう。台風が少ない地域であることも、安心して過ごせるポイント。また、日本人が少ないため英語の上達が見込めます。

ダバオ留学に向いているのはこんな人

・治安の良いエリアに行きたい

・日本語を使わずに英語を上達させたい

・都会で便利に過ごしたい

留学先都市 4位 イロイロ

イロイロ留学のおすすめポイント

教育水準の高いイロイロは、多数の大学が集まった都市です。治安も良いので安心して勉学に励めます。気候は比較的安定しており、降水量も少なめ。また、セブ島のリゾート地へは1時間程度で行けるため、遊びに行くことも可能です。

イロイロ留学に向いているのはこんな人

・大学の多い地域で勉強に集中したい

・治安の良いエリアに行きたい

・気候の穏やかな地域が良い

留学先都市 5位 マニラ

マニラ留学のおすすめポイント

高層ビルが立ち並ぶマニラは、アジア有数の大都市です。物価は高いですが、日本と同等に便利な生活がおくれます。ビジネスの中心地でもあるので、フィリピンでの就職を考えている人にもおすすめです。

アジア有数の大都市です。物価は高いですが、日本と同等に便利な生活がおくれます。ビジネスの中心地でもあるので、フィリピンでの就職を考えている人にもおすすめ。

マニラ留学に向いているのはこんな人

・交通や買い物に便利な地域が良い

・留学後はフィリピンで就職したい

・他の都市にも観光に行きたい

・活気のある都会で生活したい

フィリピンには留学におすすめの地域が数多くありますが、やはり治安が気になるという人は多いでしょう。

ここでは、以下について解説します。

  • マニラの治安
  • セブ島の治安
  • フィリピンでの安全対策

では、順に見ていきましょう。

マニラの治安

マニラはフィリピンの中でも最も犯罪率の高い地域で、特にマニラ市のマラテ付近は夜間の犯罪が多いエリアです。
拳銃を持って強盗をするような被害も起こりえるので、夜の一人歩きは絶対にしてはいけません。

また、マニラ・イントラムロス(旧市街)では観光客や留学生を狙った犯罪が多発しており、
スリやひったくり、馬車利用時のぼったくりなども報告されています。

マニラで外出する際は高価な服装や大金を持ち歩くのはNGです。
荷物は身から決して離さず、道路側に鞄をかけて歩くのはひったくりに合う危険があるので注意しましょう。

セブ島の治安

セブ島はフィリピンでは一般に治安が良いとされていますが、一部の地域では軽犯罪が多発しています。

注意が必要とされているのは、セブ・パシル地区や、セブ・SMモール周辺です。
昼間は観光客が多く比較的安全ですが、スリやひったくりには十分注意しましょう。

夜間は犯罪が多くなる傾向にあるため、要注意です。
特に繁華街の周辺やナイトクラブが立ち並ぶ通り、裏道などには近づかないようにしましょう。

フィリピンでの安全対策

軽犯罪が多いとされるフィリピンでは、常に安全対策に留意する必要があります。
貴重品や大金は持ち歩かず、見知らぬ人の話を信用してはいけません。

生命と身体の安全を最優先に考え、危険なエリアや場所には決して近づかず、怪しいと感じたらすぐにその場から立ち去ることが大切です。

また、夜間の一人歩きは避けましょう。
お金やクレジットカードは分散して持つこともポイントです。

公共交通機関はなるべく利用しないことをおすすめします。
タクシーに乗車する際は、なるべく複数名で利用しましょう。

フィリピンでの緊急連絡先

連絡先電話番号
在フィリピン日本国大使館02-8551-5710(代表)
02-8834-7508(領事班直通)
邦人援護ホットライン:02-8551-5786
在セブ日本国総領事館032-231-7321、032-231-7322(代表)
ダバオ総領事館082-221-3100
警察・消防・救急911
救急(フィリピン赤十字)143

まとめ

この記事では、フィリピンの人気都市を紹介し、留学におすすめの都市についても解説しました。
フィリピンで留学先都市を選ぶ際は、自分がどんな留学生活を送りたいのかや、目標は何なのかがポイントになります。

留学先の都市イメージ、物価と予算の釣り合い、治安、日本からのアクセスなどを総合的に考えて、行き先を決めましょう。

あなたのフィリピン留学が実り多いものになることを、心より祈っています!

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