ヨーロッパの国でワーホリ体験をしよう!〜おすすめの理由や国、英語話者の多い国まで解説!〜

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ワーキングホリデーは協定を結んでいる国同士の青少年が、互いの文化の違いを実際の生活を通して体験ができる制度。合わせて休暇を楽しむことも目的で、滞在費や観光費を補うための就労が認められているのが魅力です。

現在、日本がワーキングホリデーの協定を結んでいる国は30ヵ国あり、そのうちヨーロッパの国が21ヵ国も含まれています。

しかしヨーロッパでのワーホリに興味があっても、言語の不安やどの国が良いのかなど悩みますよね。

今回はおすすめの国や英語話者の多い国なども解説しますので、ヨーロッパワーホリを考えている方はぜひ参考にしてください!

日本がワーホリ協定を結んでいるヨーロッパの国々

まずは実際にヨーロッパのどの国が日本とのワーホリ制度に含まれているのかご紹介します。

フランス・イギリス・ドイツ・アイルランド・デンマーク・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・スロバキア・オーストリア・ハンガリー・スペイン・アイスランド・チェコ・リトアニア・スウェーデン・エストニア・オランダ・フィンランド・ラトビア・ルクセンブルク

以上が現在協定を結んでいるヨーロッパ21ヵ国。旅行でも人気の有名国からマイナー国まであり、選択肢がかなり豊富です。ただし国によって対象年齢、滞在できる期間や就学・就労可能期間が変わりますので、以下の表をご確認ください。

対象年齢(ビザ申請時点での年齢) 滞在可能期間 就学可能期間 就労可能期間 年間発給数
フランス 18~30歳 1年 制限なし 制限なし 1800
イギリス 18~30歳 2年 制限なし 制限なし 6000
ドイツ 18~30歳 1年 制限なし 制限なし 制限なし
アイルランド 18~30歳 1年 明記なし 週39時間まで 800
デンマーク 18~30歳 1年 明記なし 6ヶ月 制限なし
ノルウェー 18~30歳 1年 3か月未満 同一雇用主の下では6ヶ月まで 制限なし
ポーランド 18~30歳 1年 制限なし 制限なし 500
ポルトガル 18~30歳 1年 明記なし 同一雇用主の下では6ヶ月未満 制限なし
スロバキア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 400
オーストリア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 200
ハンガリー 18~30歳 1年(ビザ発給から) 明記なし 明記なし 200
スペイン 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 500
アイスランド 18~26歳 1年 明記なし 明記なし 30
チェコ 18~30歳 1年(ビザ発給から) 明記なし 明記なし 400
リトアニア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 100
スウェーデン 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 制限なし
エストニア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 制限なし
オランダ 18~30歳 1年 明記なし 明記なしだが、年間で同一雇用主は不可 200
フィンランド 18~30歳 1年(ビザ発給から) 明記なし 明記なし 制限なし
ラトビア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし 100
ルクセンブルク 18~30歳 1年 明記なし 最長6ヶ月まで(有期契約) 100

ワーホリの基本的な対象年齢は18〜30歳ですが、例えばアイスランドは26歳までと短く設定されている国もあることが分かりました。

国ごとにビザ発給要件も違いがありますので、行きたい国の駐日外国公館などのウェブサイトで申請に関する詳細を確認しましょう。また年間ビザ発給数に制限がある国は、申請可能時期などの確認も必要です。

ちなみにワーホリ協定国は毎年追加や変更の可能性もあるため、最新情報は外務省の公式ページを随時確認してください。

ヨーロッパでのワーホリをおすすめする理由

ヨーロッパでワーホリをすれば、英語以外の言語を学べたり、簡単にヨーロッパ旅行ができるメリットがあります。それではヨーロッパワーホリならではの魅力を詳しく見ていきましょう。

英語以外の言語を学べる

留学やワーホリの目的の1つとして、「外国語を話せるようになりたい」というのがあると思います。ヨーロッパであればフランス語・スペイン語・ドイツ語など習得したい言語の国を選び、実践的に学ぶことが可能です。さらにヨーロッパでは英語圏でなくても英語を第二言語として話す人も多いので、英語力も同時に鍛えることができるでしょう。

加えて言語習得のスピードを速めるには、ワーホリと同時に語学学校に通うのがおすすめです。

ヨーロッパの言語には世界的に重要とされている言語も多くあります。英語プラス他言語を習得できれば、国際的な人脈を増やすことも可能ですし、将来の仕事の幅も広がるでしょう。

ヨーロッパ旅行を楽しめる

人生で1度は訪れてみたいような国が多数集まるヨーロッパですが、日本から周遊旅行するとなると、航空券・宿泊費・移動費・観光費・飲食代と膨大な金額が必要です。物価が高い国であればさらにお金がかかります。

また日本からのフライト時間も長いため、なかなか気軽には行けません。

しかしワーホリであれば、簡単にしかも費用を抑えてヨーロッパ周遊が叶うのです。陸続きの国は飛行機を使わず周ることもできますし、EU加盟国内の移動であれば、ビザやパスポートの確認もされません。

イギリスやアイルランドなど少し離れた場所であっても、日本からのフライト時間と費用とは比べ物にならないほど短く安いです。加えて日本人の方がシェンゲン協定を結ぶ国へ行く場合、ビザ取得の必要なく90日以内の滞在ができます。

ワーホリは1年間の滞在期間が与えられるので、お金を貯めて旅行に行く時間もたっぷりありますよ。もし現地の友達を作ることができたなら、観光案内をしてもらったり、家に泊めてもらうこともできるかもしれませんね。

英語話者の多いヨーロッパの国は?

ヨーロッパへワーホリするなら、他言語を学ぶにしてもやっぱり英語が通じる場所が安心という方や、英語力をメインに伸ばしたいという方もいるでしょう。

ヨーロッパにある英語圏の国や、英語話者が多い国をご紹介します。

まず英語圏は、イギリス・アイルランド・マルタの3ヵ国です。いずれかの国に行けば、英語をある程度話せる方は生活で困ることはないですし、さらなるスキルアップも期待できるでしょう。またアイルランドの公用語はアイルランド語なので、他言語を学ぶこともできます。

英語話者が多い国は以下の表をご確認ください。

英語話者が多い国 英語レベル
オランダ 非常に高い
ノルウェー 非常に高い
スウェーデン 非常に高い
ポルトガル 非常に高い
デンマーク 非常に高い
オーストリア 非常に高い
ドイツ 高い
フィンランド 高い
ポーランド 高い
ハンガリー 高い
スロバキア 高い
エストニア 高い
ルクセンブルク 高い
リトアニア 高い
チェコ 高い

表から見てわかるように、ワーホリ協定に含まれる多くのヨーロッパ国で英語が通じます。

また英語レベルの高い国としてランクインしていないフランスやスペインでも、パリやバルセロナなど観光客が多く訪れる主要都市では英語が通じるでしょう。

ヨーロッパでワーホリをする際におすすめの国

ヨーロッパでワーホリができる国は21ヵ国もあり、一体どこに行けばいいのか決められないと困る方もいるでしょう。そんな方のためにおすすめの国をご紹介します。

イギリス

イギリスは英語圏なので、英語力を鍛えたい方にはうってつけですし、最大の魅力は条件無しで2年間の滞在が認められていること。

ほとんどの国が1年の滞在期間を設定している中、無条件で2年滞在できるというのは非常に大きなポイントです。さらには滞在期間中の就学・就労期間に制限もなく、かなり自由な海外生活を送ることができます。物価が高いイメージですが、英語力や経験によって良い仕事を見つけられれば、高額月給を稼げるでしょう。

また今までは年間1500名の制限があったビザ発給数が2024年から6000名に拡大された上、抽選式から先着順に変わったため、チャンス獲得の確率が上がりました。

ドイツ

ドイツはビザ発給数・就学・就労の全てにおいて制限がないので挑戦しやすいでしょう。また英語話者が多い国というのも安心点。また最低賃金が12.41ユーロと高めで、今後も引き上げが予定されているため稼げる国としても注目を集めています。

さらに首都ベルリンでは盛んな音楽や芸術を楽しめますし、他9ヵ国と隣接しているためヨーロッパ周遊旅行を考えている方の拠点にもおすすめです。

フランス

50近くもの世界遺産があり、豊富なアートや食文化が楽しめるフランス。年間ビザ発給数が1800名までの制限や、申請書類(動機書・滞在中の計画書・履歴書など)を英語もしくはフランス語で準備しなければならないので、難易度は少し高めですが挑戦する価値はあります。

就学・就労についての制限はありません。したがってワーホリで収入を得られれば、物価の高いフランスでも普通の旅行より何倍も楽しむことができるのです。

さらに隣国にはスペイン・ドイツ・スイス・イタリアなどがあり、気軽に旅行することができます。

スペイン

英語と中国語に並び世界で3番目に重要で、話者が多いとされている言語がスペイン語です。スペイン語を習得することができれば、グローバルな人材として仕事にも活かすことができます。

また現地の方々はフレンドリーな方が多く、過ごしやすい気候で物価も比較的安いので生活しやすいでしょう。

さらには誰もが一度は訪れてみたいと思うであろうサクラダ・ファミリアなどの独創的な建築物や伝統的なお祭りも多くあり、1年を通して楽しめることが多いのも魅力です。

年間ビザ発給数は500と少なめですが、挑戦する価値はあります。

アイルランド

アイルランド語が公用語にありますが、イギリス同様に英語圏です。就学可能期間は制限されていなく、就労も週39時間まで認められています。英語がある程度話せる方なら仕事も見つけやすいでしょう。

また日本人が少ない環境らしく、徹底的に英語を鍛えたいという方にはぴったり。加えて自然の豊かさと落ち着いた雰囲気が過ごしやすいと人気の穴場国のようです。

ヨーロッパワーホリならではのメリットを体験しよう!

ヨーロッパでワーホリをする最大の魅力は英語以外の他言語を学ぶことができる点と、滞在中に旅行で多数の国に行くこともできる点です。

さらにワーホリであれば、渡航先で就労をして滞在費と旅行費用を稼ぐことができるので、日本から旅行に行くより遥かに安くヨーロッパ旅行実現が可能。

また英語圏や英語話者が多い国もあるので「英語が通じないと不安」という方も安心して挑戦する国を選べます。

ヨーロッパでの生活に憧れがある方はぜひワーホリに挑戦してみてください!

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