留学に必要な持ち物完全版!期間別・国別必需品とお土産アイデア・パッキング術も紹介

海外留学の持ち物、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

初めての留学では、何を持参すればよいか悩みますよね。限られた手荷物の中で持っていくものを見極めるには、日本から必ず準備すべきものと、現地で調達できるアイテムを区別しておくことが大切です。

本記事では、そんなみなさんのお役に立てるように、必須の持ち物リストに加え、留学先で購入できる便利グッズも紹介します。また、留学期間や留学する国別に必要なものに加え、ホストファミリーへのお土産アイディアまでご紹介します。

さらに、スーツケース選びからパッキングのコツまで詳しく解説します。この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

留学に必要な持ち物リスト(必須アイテム+現地調達OK品)

海外留学で必ず持参すべきアイテムと、現地でも調達可能なグッズをジャンルごとにまとめました。手荷物とスーツケースに分けて忘れずに準備しましょう。

パスポート/渡航書類(☆手荷物へ)

パスポート本体

有効期限は出発日から最低6ヶ月以上あるか要確認。出入国時の必須持ち物。

パスポートコピー(紙+クラウド保存)

紛失・盗難時の再発行や、現地で身分証代わりに使えるので必要なものとして携帯します。

ビザ関連書類・入学許可証

学校から発行されるI-20やCOEなど、審査通過証明は必ず持参します。

海外旅行保険証書

病院で提示を求められる場合があるため、保険加入証はプリントアウト&PDF保存で二重管理しましょう。

貴重品類(☆手荷物へ)

現金

空港内や到着後にすぐ必要。留学する国の現金は2万円程持っていくと安心。

現地で両替もできるので日本円を数万円持っていると、もしもの時に安心です。

クレジットカード

留学先のATMでもお金をおろすことができるクレジットカードを持っていくと便利です。JCBが使用できないお店があるのでVISAやMASTERがおすすめです。紛失や盗難に備えて複数枚を分散して持つようにしましょう。

機内・移動中の快適グッズ(☆手荷物へ:ロングフライトの場合必要)

ネックピロー/アイマスク

長時間フライトでの首・眼精疲労を軽減します。

耳栓/ノイズキャンセリングイヤホン

機内の雑音や周囲の音を遮断して安眠をサポートしてくれます。

携帯用ブランケット または 大判ストール

空調対策に必須の持ち物。海外航空会社を利用する場合は想像以上に冷える場合が多いです。

スリッパ または 靴下

機内で靴を脱いでリラックスするときにあると便利です。

電子機器・充電関連(☆手荷物へ)

スマートフォン+充電器

SIMフリーの携帯電話があれば、現地でSIMを購入することで現地ですぐに使用可能です。

私が住んでいたインドネシアでは携帯電話を持ち込むのに関税がかかるので、事前に調べて行くと良いでしょう。 現地SIMを挿してすぐにSNSや地図が使えるようにすると便利です。

モバイルバッテリー

最低10,000mAh以上を目安に。外出先での電池切れ対策は留学では必須です。

ノートパソコン or タブレット

留学生活では、パソコンが必要不可欠です。授業のレポートや課題はすべてパソコンで行うため、留学前に使い慣れたものを持参しましょう。

変換プラグ

渡航先に合わせたプラグ形状と電圧に対応しているか事前にチェックしましょう。

USBケーブル×複数本 (機内はUSBで充電ができます)

予備として2〜3本あると安心です。

日用品関係(スーツケースへ)

衣類

Tシャツや下着、靴下など、最低限必要な枚数を用意しましょう。季節に合わせたアウターやパジャマも忘れないようにしましょう。

常備薬

風邪薬、胃薬、鎮痛剤などのほか、持病の薬は十分な量を。現地で同じものが手に入らない場合に備えます。留学先で病院に行くのは、難易度が高い場合もあります。医療費も高額になる可能性がありますので、常備薬は持参しましょう。

メガネ/コンタクトレンズ

普段使いの予備と、レンズケース・洗浄液をセットで携行すると安心です。

現地で購入するには医師の処方箋が必要な国もあります。高額になる場合もありますので持っていくと良いでしょう。

洗濯ネット

海外では洗濯ネットを使用しない場合がありますので、ダイソーで何枚か購入するのが良いです。

また、コインランドリーなどを使用する際にも洗濯ネットがあることで紛失予防にもなります。

日本の食材

現地でも醤油などはスーパーで購入できますが、値段が高いです。日本から持っていけるのであれば、必要最低限を持参した方が節約になります。

出汁の素やインスタント味噌汁、調味料、ふりかけ、小分けパックのお菓子など、ホームシック対策になります。

化粧品

スキンケアや基礎化粧品は日本製を中心に、トラベルサイズでまとめておくと便利です。

肌が敏感な場合は難しいかもしれませんが、現地にも様々な種類の化粧品が売ってますので、慣れてきたら色々試すのも楽しいです。

歯ブラシ

日本とは違い、歯ブラシのサイズがかなり大きいです。もし、こだわりがある方は日本から購入していきましょう。

歯磨き粉も現地調達可能ですが、日本の製品が好きな場合は持っていきましょう。

プリントをはさむファイル

意外と売っていない国もあるようです。

目薬

国によっては販売されてない場合もあるので、必要な方は用意しておきましょう。

折りたたみ傘

海外製の折りたたみ傘はすぐに壊れます。日本製を持っていくことをおすすめします。

お土産

ホストファミリーや寮のスタッフへ、日本のお土産(お菓子や扇子など)を持って行くのが良いでしょう。

ただし、国によっては持ち込めない食品もありますので事前に必ずチェックしましょう。

現地購入可能グッズ

シャンプー・リンス

日本から持参すると重たいので現地で調達しましょう。クオリティーは低い可能性もありますが、現地で買える物は現地で買うのがおすすめです。

日焼け止め・虫除けスプレー

気候に合わせて現地ブランドを試してもいいかもしれません。

衛生日用品(生理用品・絆創膏・歯ブラシ)

こちらは女性に必須な物ですが、日本と海外のクオリティが違いますので、もし肌が敏感な方は持っていくと良いかもしれません。現地でも購入は可能です!

洗濯用洗剤

現地で購入するもので十分です。

文房具(ノート・ペン)

安価な現地品で賄えますが、日本製を好む場合は予備分を少量持参しましょう。

ドライヤー

電圧の違いがある国に関しては日本のドライヤーが故障することもあります。そのため、現地で購入するのがおすすめです。

衣類

留学先によってはパーティーなどもある可能性があります。最低限だけ持っていき、あとは現地で調達するのがおすすめです。

変圧器

重いので、現地で調達しましょう。留学を終えた先輩に譲ってもらったり、各地域の譲りますコーナーを覗いてみると案外安く手に入ります。

女子に必要な持ち物

留学予定の女子におすすめの持ち物をご紹介します。

生理用品(おりものシートなども)

眉毛用のはさみ:必ずスーツケースに入れましょう!

ウェットティッシュ

メイク落とし

カイロ(売ってない国もあります。冷え性の人は忘れずに!)

留学期間別必需品ポイント

留学期間によって用意すべき持ち物は変わります。ここでは“短期”“中期”“長期”の各期間に分けて、必要な持ち物を具体的にご紹介します。

短期留学(〜1ヶ月)の持ち物

衣類:

下着・靴下・Tシャツをそれぞれ5〜7日分+予備1日分。速乾素材を選ぶと、旅先で手洗い&速乾が可能です。

トラベルサイズ洗面用品:

現地でも購入できますが、荷物も多くならないので、シャンプー・リンス・ボディーソープは旅行用パウチで持参してもいいですね。

常備薬:

痛み止め・胃薬など最小限の量を持参。長期処方薬が不要なら現地調達も検討可。

中期留学(1〜6ヶ月)の持ち物

衣類:

1週間分×2セットを目安に用意します。季節が変わるタイミングに留学する場合は、注意しましょう。

通信手段:

現地SIM契約書類またはポケットWi-Fi。留学先に到着後すぐネットに繋げるよう準備しましょう。

常備薬・持病薬:

1ヶ月分以上をまとめて持参。日本製の薬は現地で手に入りにくい場合があります。

長期留学(6ヶ月以上)の持ち物

季節別衣類:

夏用/冬用のアウターをそれぞれ準備。寒暖差が激しい地域は重ね着できるアイテムも必要です。

クレジットカード、デビットカード:

紛失や盗難などに備えて、複数枚用意しましょう。

予備の眼鏡やコンタクトレンズ:

レンズの消耗や破損に備え、2週間分以上を用意することをお勧めします。

貴重品管理:

セーフティポーチにパスポート・現金・クレジットカードを分散して携帯しましょう。

留学国別必需品ポイント

主な留学先の気候や文化に合わせて、必要な持ち物をリストアップしました。

現地で購入できるものもあると思いますが、留学期間に合わせて必要なら日本から持参するといいでしょう!

カナダ留学に必要な持ち物

防寒衣類:

ダウンジャケットやフリース、手袋、ニット帽など重ね着できるアイテム。

厚手ソックス・防水ブーツ:

雪や雨に備え、滑りにくいもの。

変換プラグ/電圧対応アダプター:

カナダの電圧は120V、プラグ形状はAタイプ。

保湿スキンケア用品:

乾燥が激しいため、リップクリームやハンドクリーム。

フィリピン留学に必要な持ち物

軽量速乾衣類:

高温多湿の気候に合わせ、通気性&速乾性のあるTシャツやショーツ。

虫除けスプレー

日焼け止め(SPF50以上):

紫外線が日本より強いので忘れずに。

携帯用ミネラルウォーターボトル:

現地の人は水を持ち歩きます。

防水バッグ/ジップロック:

スマホやパスポートを水しぶきから守るための防水ケース。

水着やサンダル、ラッシュガード:

娯楽でプールやビーチに行くこともあるかもしれません。

オーストラリア留学に必要な持ち物

UV対策グッズ:

世界で一番日差しが厳しいので、帽子・サングラスは必須。

四季対応衣類:

四季があります。

変換プラグ/電圧対応アダプター:

オーストラリアの電圧は230V、プラグ形状はIタイプ。

長袖シャツ&薄手ジャケット:

夏でも朝晩は冷える地域があるため、羽織りものを用意。

水着やサンダル、ラッシュガード:

娯楽でプールやビーチに行くこともあるかもしれません。

アメリカ留学に必要な持ち物

四季対応衣類:

東海岸なら冬は厳寒、西海岸は温暖なので、エリアに合わせて衣類を選択

全米対応SIMカード or モバイルWi-Fi:

広大な国土で通信環境を整えるための通信手段。

クレジットカード+デビットカード:

VISA/MasterCardを複数枚持参がおすすめ。

変換プラグ/電圧対応アダプター:

アメリカの電圧は120V、プラグ形状はAタイプ。

ホストファミリーや寮のスタッフへのお土産アイディア

ホストファミリーや寮でお世話になる予定の場合は、お土産を持っていくと喜ばれます。

実際に私が留学した際に、喜ばれたお土産を紹介します。また、お土産を選ぶときのポイントもまとめてみます。

喜ばれるお土産

食べ物(1番喜んでもらえた物、特に抹茶のお菓子が人気)

扇子

日本語が書いてあるTシャツ

手ぬぐい

日本茶

折り紙(子供のいる家庭は一緒に楽しめる、鶴を折ってあげるととても喜ばれる)

配慮するポイント

イスラム教など宗教上の理由などで食べられない物もありますので、事前に確認が必要です。心配であれば「ハラルフリー」のマークが記載された食品を持って行きましょう。イスラム系の方には、食べ物以外がいいかもしれません。

アルコールや豚由来(ゼラチンも含む)も注意しましょう。

食べ物を選ぶ際には、個包装された小袋入りのもの、割れにくい物を選びましょう。

パッキングのコツを紹介!

例えば1年間の海外留学の場合、スーツケースは2つ持っていく場合は多いのではないでしょうか。1年間の荷物をスーツケース2つにまとめるのは大変ですよね。そこで、パッキングのコツをご紹介します。

軽いスーツケースを選ぶ

片手で持てる軽いスーツケースを選びましょう。

機内へ持ち込む際には重量制限(各航空会社に要確認)があります。スーツケース本体が重いと、持っていける荷物が少なくなります。出来るだけ軽いスーツケースを準備するのがおすすめです。

圧縮袋を使用する

衣類はかさばるので、圧縮袋に入れて、コンパクトにしましょう!

壊れやすいものを保護する

壊れやすいものは、タオルなどに包んでスーツケースの中央に配置するようにしましょう。電子機器なども専用のクッションポーチに入れ、十分に保護しましょう。

日本だとスーツケースの扱いはかなり大切にしてくれますが、海外だと放り投げられる場合もありますので、かなり厳重に保護するのがおすすめです。

液体はこぼれないようにする

化粧水などの液体は100ml以下のトラベルボトルに詰め替え、ジップロックなどに入れて密封し、こぼれないようにしましょう。

どうしても漏れやすい液体があるのであれば、二重、三重にしておくと安心です。

郵送も考える

飛行機で持っていける荷物に入りきらない場合は、郵送も検討するのが良いでしょう。

航空便は国によって高額になるので、時間はかかりますが船便で郵送するのがおすすめです。郵送できない物もあるので調べてみてください。必ず保証付きにしましょう。

知っておくべき持ち物の注意点

留学の準備では「何を持っていかないか」も重要です。以下のポイントを押さえて、限られた手荷物に必要なものを絞り込みましょう。

高価なものは持っていかない

留学先での盗難リスクを減らすため、高価な物は持っていかないようにしましょう。ルームシェアなどをする場合も注意が必要です。

荷物は必要最低限で良い

極力現地で購入できる物は現地で購入するのが良いです。持っていきすぎても留学期間中に使用せず持って帰ってくることもあります。

現地で購入できない物でなるべくかさばらない物を選び、持ち物を軽量化しましょう。

持っていって良い物かを確認する

国によっては持ち込む際に税関で止められる場合があります。特に食品(果物、牛肉など)、お酒、タバコ、植物などは注意が必要です。持っていって良いのかな?と思う物は事前に留学先の国の情報を必ずチェックしましょう!

預ける手荷物を確認する

液体類やバッテリー系電子機器は、機内手荷物では制限される場合があります。

100ml超の洗面用品は預入手荷物にまとめ、モバイルバッテリーは手荷物で持参、といったように「何をどこに入れるか」を細かく分けて準備しましょう。これで忘れ物や超過料金を防げます。

まとめ

留学に必要な持ち物や準備のコツを、期間別・国別・用途別に幅広くご紹介しました。

何を持参すべきかは留学予定期間や渡航先の気候・文化によって異なるので、本記事のチェックリストを参考にして、必要なものを抜け漏れなく揃えてください。

とにかく、パスポートさえあれば出国できます!安心して留学生活をスタートできるように、この記事を参考にしてくださいね。

あなたの大きな一歩を、万全の準備で迎えられますように!

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