フィリピンで使われている言語のひとつ「ビサヤ語」とは?覚えておきたい単語・フレーズをご紹介!

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特にセブ島を訪れる日本人観光客も多いですが、その際に耳にすることがあるのが
ビサヤ語(Bisaya)」です。

セブ島だとビサヤ語よりも狭く、セブアノ語という言葉を話していたりしますが近しい単語も多いです。

ビサヤ語はフィリピンの中でも特定の地域で話される言語で、現地の人々と親しくなるためにはぜひ覚えておきたいものです。

この記事では、ビサヤ語とは何か、他のフィリピンの言語とどう違うのか、そして実際に使えるフレーズを紹介します。

ビサヤ語とは

ビサヤ語(Bisaya)は、フィリピンの中部から南部にかけて話される言語で、特にセブ島やボホール島、ミンダナオ島などで広く使われています。

ビサヤ語は「セブアノ語(Cebuano)」とも呼ばれ、フィリピンで2番目に多く話されている言語。

ビサヤ語とセブアノ語が同じだと考えている人もいますが、セブアノ語はよりセブ島周辺で話される言語で言語グループとしては区別されているようです。

母語話者は約2,000万人以上にのぼり、特にビサヤ諸島とミンダナオ地方で日常的に使用されています。

ビサヤ語はフィリピンの多くの地域で話されているため、標準化された形は存在せず、地域ごとに微妙に異なる方言が存在します。

たとえば、セブ島で話されるビサヤ語と、ミンダナオで話されるビサヤ語では単語や発音に違いが見られることもあります。

日本でいう関西弁と博多弁があるようなものだと考えてもらえれば分かりやすいかと思います。

セブ島のビサヤ語は特に旅行者にとっては覚えやすいとされ、観光地として発展しているため外国人にも親しみやすい言葉として使われています。

ビサヤ語には音楽や詩、伝統的なダンスといった文化的要素も豊富に含まれています。

特にビサヤ語で歌われる地元の音楽は、人々の生活や感情を表現する重要なツールとなっています。

現地のフェスティバルでもビサヤ語の歌や詩が披露されることが多く、文化を理解する上でもビサヤ語の学習は非常に有意義です。

ビサヤ語の起源はフィリピンの歴史とも密接に関連しています。

ビサヤ諸島やミンダナオ地方での古くからの文化と結びつき、スペイン植民地時代にも影響を受けつつ発展してきました。

スペイン統治時代にはスペイン語由来の単語がビサヤ語に取り入れられ、現在でもその影響を強く感じることができます。

また、フィリピン独立後もビサヤ語はその地域特有の文化を守り続ける手段として重要視されてきました。

特にセブ島はビサヤ語の中心地とされ、音楽や文学、演劇などの分野でもビサヤ語が用いられることが多く、文化的なアイデンティティを象徴する言語となっています。

ビサヤ語は、単にコミュニケーションの手段としてだけでなく、フィリピンの歴史や文化を理解するための重要な要素でもあります。

現地での祭りや伝統的な行事ではビサヤ語が使用されることが多く、その中でしか味わえない表現や感情が伝えられます。

私はセブ島に3年間住んでいましたが、現地でビジネスをする方はフィリピン人との関係性を作るために現地語を覚えて話されている方も多くいらっしゃいました。

ビサヤ語とタガログ語の違い

フィリピンの公用語はタガログ語を基にしたフィリピン語(Filipino)と英語ですが、ビサヤ語はそれとは異なる独自の言語です。

タガログ語は主にルソン島(特にマニラ周辺)で話される一方、ビサヤ語はセブ島やボホール島、ミンダナオなどの南部地域で使用されています。

語彙の違い

ビサヤ語とタガログ語は語彙が大きく異なります
同じ意味でも全く違う単語が使われることが多いです。

例えば、「ありがとう」はタガログ語では「Salamat」ですが、ビサヤ語でも同じく「Salamat」が使われることがあります。

ただし、表現の仕方や使い方が異なることも多く、ビサヤ語には特有の挨拶や感謝の表現が存在します。

また、「どこ?」という質問も、タガログ語では「Saan?」ですが、ビサヤ語では「Asa?」と言います。

日常的な会話の中で頻繁に使用される単語も異なり、例えば「私」はタガログ語では「Ako」ですが、ビサヤ語では「Ako」または「Ko」が使われることがあります。

発音の違い

タガログ語に比べてビサヤ語はよりフラットで滑らかな発音が特徴です。

特に、ビサヤ語では語尾がはっきりと発音される傾向があり、発話のリズムも異なります

また、タガログ語では強調したい部分を声調で表現することがありますが、ビサヤ語では抑揚が少ないため、フラットに聞こえることが多いです。

さらに、特定の音を省略する習慣があり、発音が速く感じられることもあります。

例えば「この場所」という意味の「Kani nga lugar」はビサヤ語では「Kani nga lugar」または「Kani lugar」と言うことがあります。

文法の違い

文法構造にも違いが見られます。特に動詞の活用や語順が異なることが挙げられます。

ビサヤ語では、動詞が文の後半に来ることが一般的です。

例えば、「私はご飯を食べる」という表現では、タガログ語では「Kumakain ako ng kanin」となりますが、ビサヤ語では「Kaon ko ug kan-on」となり、動詞「Kaon(食べる)」が文の最初に来る点で大きく異なります。

また、敬語の使い方にも違いがあります。
タガログ語では敬語や丁寧な表現が比較的多く使用されるのに対し、ビサヤ語では日常会話においてはフレンドリーな言葉遣いが多く見られます。

しかし、フォーマルな場面や目上の人に対しては適切な表現を使う必要があるため、その違いを理解することが大切です。

表現方法の違い

ビサヤ語とタガログ語は、表現方法においても大きく異なります

例えば、感情を表現する際の単語選びや言い回しが異なります。

タガログ語では「Mahal kita(あなたを愛しています)」という表現が一般的ですが、ビサヤ語では「Gihigugma tika」または「Gugma ko nimo」と表現することが多いです。

こうした違いは、ビサヤ語独自の文化的背景や感情表現のスタイルに起因しています。

さらに、ビサヤ語では比喩や冗談を交えた表現が多く用いられます。

特に友人同士の会話では、軽い冗談やからかいがコミュニケーションの一環として取り入れられることが一般的です。

こうした表現方法の違いを理解することで、より自然な会話ができるようになります。

ビサヤ語を学ぶメリット

ビサヤ語を学ぶことで以下のメリットがあります。

現地でのコミュニケーションが円滑になる

観光地でなくてもビサヤ語を話せると親しみを持ってもらえることが多いです。

また、現地の人々はビサヤ語を話せる外国人に対して非常にフレンドリーに接してくれることが多いです。

特にセブ島では、ビサヤ語で話しかけると現地の人々が親近感を持ってくれることが多いです。

文化理解が深まる

ビサヤ語には現地ならではの表現や文化が反映されています。

例えば、ビサヤ語特有の感情表現や挨拶は、フィリピンの地域文化を理解する上で非常に重要です。

現地の人々との交流がより深まる

ビサヤ語を話せることで、フィリピン人との距離をぐっと縮めることができます。

特に長期滞在やビジネス目的で訪れる場合は、ビサヤ語の習得が非常に役立つでしょう。
ローカルなイベントや文化活動にも参加しやすくなります。

基本的なビサヤ語:挨拶

挨拶は日常の買い物やタクシーに乗るときなどに使えるので初めに覚えておきたい言葉です。

私は言語が分からない国に行くときは挨拶だけは必ず覚えていきます。

現地の方と仲良くなれるとぼったくりも少なくなるかもしれません。

おはよう:Maayong buntag
こんにちは:Maayong hapon
こんばんは:Maayong gabii
さようなら:Babay
ありがとう:Salamat
はい:Oo
いいえ:Dili
また会いましょう:Kita-kita ta balik
ようこそ:Mabuhay!

基本的なビサヤ語:買い物

買い物に使える単語を紹介します。
特に高い値段で売りつけられる場合もあるので値下げを伝える方法は覚えておきたいですね。

いくらですか?:Tagpila ni?
高い:Mahal
安い:Barato
これをください:Palihug hatag ko ani
おつり:Sukli
値引きできますか?:Pwede mahangyo?
見せてください:Palihug ipakita

基本的なビサヤ語:食事・レストラン

フィリピン人と食事をする時やレストランに行ったときにスタッフに伝える言葉として使える言葉です。

美味しい:Lami
お腹が空いた:Gutom na ko
お水をください:Palihug hatag ko ug tubig
メニューをください:Palihug hatag ko ug menu
お会計をお願いします:Palihug hatag ko sa bill
いただきます:Kaon ta!
ごちそうさまでした:Salamat sa pagkaon

基本的なビサヤ語:その他日常会話のフレーズ

その他、日常会話で使える単語を紹介します。

名前は何ですか?:Unsa imong ngalan?
元気ですか?:Kumusta ka?
はい、元気です:Oo, maayo ko.
少しだけ話せます:Makasulti ko og gamay lang.
助けてください:Tabangi ko, palihug.
どこですか?:Asa man?
お手洗いはどこですか?:Asa ang kasilyas?

まとめ

ビサヤ語はフィリピンの中でも特にセブ島やボホール島で使われる言語です。

観光で訪れる際に少しでも覚えておくと、現地の人々との交流がぐっと楽しくなることでしょう。

挨拶や簡単なフレーズを覚えて、フィリピン旅行をより充実したものにしてください。