安城学園高等学校(愛知県)様
生徒数1500人
私立高校普通科
課題・目標
- 大学入試対策だけではなく、生徒たちの総合的な英語力を高めるためネイティブキャンプオンライン英会話を導入
導入ご担当者
安城学園高等学校・英語科主任
国分渉悟 様
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生徒数に関してお答えください。
本校には普通科と商業科があり、普通科各学年約400人、商業科各学年約80人で、生徒総数は約1500人です。
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現状の安城学園の生徒の英語力に関して教えてください。
各学年の普通科には英語コース、特進コース、総合コース、こども・芸術コースの4つのコースがあります。英語コースの生徒は3学年で約120人で、その4分の1の30人くらいは英語を比較的流暢に話せるという印象です。
例えば、私が現在担任をしている1年生の英語コースでは英検準1級レベルから3級レベルまでさまざまな級を目指しています。英語をすでに上手に話せる子から、これから上達していく子まで幅広いレベルの子がいるため、授業内での交流もおもしろい効果を生み出しています。
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何人ぐらいの生徒がネイティブキャンプを活用しているのでしょうか。
現在は、1、2年生の生徒(約1,000名)が利用しています。来年度は、3学年に広げていきたいと思っています。
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生徒の金銭負担に関して教えてください。
少しでもご家庭での経済的な負担を減らすべく、慎重に検討してきました。回数制プランと月額プランを組み合わせて、すべての生徒が学べる形になっています。
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デバイスも学校より提供されていると伺いました。
すべての生徒にデバイスとしてiPadを提供しています。iPadを忘れた生徒や充電がなくなってしまった生徒には、学校が所有する貸出用のiPadで対応しています。
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ネイティブキャンプを導入された理由を教えてください。
いつでもどこでも学べる気軽さに魅力を感じました。こちらの都合に合わせて、教材も時間も先生も選べるのが素晴らしいと思います。また、私たちの要望に対する本校担当の方のレスポンスが非常に速い点にも魅力を感じました。オンライン英会話サービスのことをあまり詳しく知らない先生からすると、さまざまな点で不安がありました。そうした中で、私たち教員に対するサポートも手厚かったことが助かりました。
英語力を高める目標のひとつが高校卒業後の進路目標の達成ですが、生徒たちの確かな英語力(読む・聞く・書く・話すの4技能)を高めていきたいです。私自身、英語を勉強をするのが好きで、教員になる前も、なった後も、いろいろな英会話教材を試してきました。自分自身がオンライン英会話サービスで学んできて、自分の中に変化や成長を感じました。それを生徒たちにも体験させたいという思いがあります。
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「大学受験だけが目的ではない」とのことですが、どのようにネイティブキャンプと学校の英語の授業を行っているのでしょうか。
教員によって活用法も変わっています。例えば高校2年生の特進クラスでは、週2回、授業の中で英会話の時間を設定し、ネイティブキャンプで学んでいます。
授業内で活用しなくても、ネイティブキャンプを宿題として出す先生もいます。私の授業では、毎回の授業最後の25分間はネイティブキャンプを使用して英会話を勉強しています。
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各生徒はどのようにしてモチベーションを保って、ネイティブキャンプを使っているのでしょうか。
そこは、正直な話難しい部分もあります。管理者用ページから各生徒の進捗状況を見れるのですが、やってない子とやる子の差はどうしても開いています。英語を学んできた側からすると『こんなサービスを使わないのはもったない』という気持ちはあるのですが、生徒に利用を強要するわけにはいきません。オンライン英会話は気楽そうに見えても、ハードルは高いのか、環境があっても取り組まない生徒もいます。
例えば、英語が堪能な生徒ほど、話せるせいか、取り組んでくれないという場合もあります。逆に英検2級レベルの生徒からすると、いきなり英会話をするというのはハードルが高い。ただ、英会話は失敗も成功も経験となるので、是非取り組んで欲しいですね。
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生徒の受講スタイルに関して教えてください。
各自の自主性に任している部分も多いのですが、自分もネイティブキャンプで学んでいる分、ある程度教材に関してアドバイスしています。私が生徒に薦めている教材は『5分間英会話』や『デイリーニュース』です。短時間でトピックが変われば、使う文法や単語も変わる。その都度、生徒は英語を話せない、対応できない自分に苦しむ。英会話では、その状態も体験して成長して欲しいんです。
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今後、御校の英語教育に関して、どのような展開を考えているのでしょうか?
英会話を学ぶのに、こんな素敵な機会はないと思うんです。生徒として、何回でも失敗できるし、先生も沢山いる。失敗したり、嫌だったら、次回からその人の授業を受けなければいい。こんなに条件のいい学びの場って他にはないと思うので、ネイティブキャンプをより生徒に広めていきたいですね。最終的な夢という部分では、学校の先生は、生徒の学びにアドバイスする、ファシリテーター的な存在になるのが理想だと考えています。
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国分先生個人としても、ネイティブキャンプへの意見があるそうですね。
僕個人もネイティブキャンプをずっと使っているのですが、教材の質が最近向上しています。デイリーニュースなどの質が向上し、さらによくなりました。そこは、他のオンライン英会話との差だと思っています。英検教材の種類も増えてきていますし、教材をよりアップデートしていこうという姿勢を好きですね。
ネイティブキャンプ利用生徒
高校2年生
岡田紗弥 さん
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いつからネイティブキャンプを利用しているのでしょうか。
高校1年生だった昨年の10月から授業で週2コマ英会話を学んでいます。
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過去に英会話を学んだ経験はありますか。
中学生の頃に通っていた塾で外国人講師による英会話がありました。講師と生徒数人で1回50分の英会話授業をしていました。週に1回通っていたのですが、英語を話せるようにはならなかったです。
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ネイティブキャンプで英語力に変化はありましたか。
ネイティブキャンプでは先生と生徒が1対1で、教材もしっかりしているので、以前よりも英語を話せるようになってきたと実感しています。ネイティブキャンプを始める前より、発音にも気を遣うようになりました。
以前から、ある程度リスニングはできたのですが、音読が苦手でした。それが自分からスラスラ出来るようになってきているのを感じます。
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受講スタイル についてお聞かせください。
授業以外では、家に帰ってからタブレットで学んでいます。
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英会話を勉強されている姿を見て、ご家族の方はどのような感想を持っているのでしょうか。
最初の頃は緊張して講師の方ともあまり話せなかったのですが、『最近は楽しんで笑顔で話せるようになったね』と家族にも言われます。
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ネイティブキャンプの利点を教えてください。
自分のペースで英語を勉強できる点ですね。学校の授業だけでなく、家などの好きな場所、好きな時間帯に英語を学べるのが嬉しいですね。
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現在の目的や目標についてお聞かせください。
中学生の頃にハワイに旅行したことがあるのですが、現地の人と全くしゃべれなくて悔しかったんです。これから日常会話ができる程度には英語力を高めたいです。また、中学時代の友達がオーストラリアに留学しているのですが、その話を聴くと楽しそうなので、自分も英語力を高めて、海外留学してみたいです。