ここ近年で、英語研修を行う企業様は急増しているかと思います。そんな中、非常に有り難いことに、英語研修の一環として弊社サービスをご利用いただくことも多く、私共も企業の担当者様からお話をお伺いすることが多々ございます。
そこで、このたびは、これから英語研修をご検討されている企業様に向けて、英語研修を行うにあたり必要なことや、具体的な研修内容についてお話させていただきたいと思います。少しでもこの記事をご覧になった方の疑問やお悩みが解決できれば嬉しく思います。
「研修担当者様が抱える悩み」
英語研修を行うにあたり、どのような障害があると思いますか?まずはじめに学習時間の確保です。忙しい社会人にとっては、勉強時間を確保することも容易ではありません。日々の業務の間に、どのように英語研修を計画するかがポイントになるでしょう。
次に、個々のレベルやモチベーションの違いです。入社するまでのプロセスや経験が全く違う社員様にとって、どのようにすれば共通の学習内容を提供できるのでしょうか。
また、全社員様の学習状況や英語力を把握することも、大切ですが、人数が多ければ多いほど、時間や手間がかかります。
このように、考えだしたらきりがないほど不安要素はでてきてしまいます。しかし、これらの不安要素というのはすぐに解消できるものばかりです。ですので、それらの不安を解決しながら、英語研修を行うためにご担当者様は何をするべきかをお話させていただきます。
「担当者様の目的を明確にする」
英語研修を行うにあたり、1番はじめに行っていただきたいのは、ご担当者様の目的を明確にすることです。なぜ英語研修を行うのか、英語力を向上させどうしたいのか、ご担当者様の目的を明確にし実際に研修に参加する社員様に共有することで、社員様のゴールを定めることができます。
目的がなくゴールのない学習というのは、進む方向・学習方法も不明確になってしまい、時間を消費するだけで得られるものはありません。また、あれもこれもと手を付けることで迷走してしまい、学習意欲の低下にも繋がります。そのため、英語研修を行うことが決まったら、まずは目的を明確に定め、社員様に共有してください。
その際、ご担当者様は決して定めた目的からぶれないように注意いたしましょう。担当者様が目的からぶれてしまっては、実際に学習する社員様も不安を感じ、学習意欲の妨げになってしまいます。ですので、目的からずれてしまっていると感じた際には、1度原点に戻り、どうしてその目的を立てたのかを思い出してください。
「チームビルディング」
目的が決まったら、社員様への共有です。どのような背景があり、目的を設定したのか、そのためにどのようなプロセスが必要になるのかをきちんとお伝えすることで、社員様の英語研修に対する意識は高まります。
研修を行う前に、あらかじめ社員様の英語力を測定おくことで、学習成果を目で見て判断することが出来るようになります。また、英語力を測定し、英語力が同じくらいの社員様同士で意見・情報共有を行える場所を作ることで、学習に躓いた際に社員様同士でモチベーションを高め合うことが可能です。
また、同じ境遇の学習者がいることでアウトプットの場として、自分の意見や考えを伝えやすい環境がうまれます。どのような表現にするべきか、発音は聞き取りづらくないかなど、お互いに考察し合うことで自分自身の英語にも意識を向け、自発的に学習に取り組むことができるようになります。つまり、英語研修において、チームビルディングは重要な役割を担っているのです。
「英語研修を行う」
では、実際に英語研修を行いましょう。ここで注目してほしいのが、英語研修における英語学習は、個々のレベルや時間にあった自習型の英語学習であるということです。全体的な研修としては、英語研修におけるマインドセットやチームビルディングを行い、実際の英語学習については、各々が自由に学習できる環境を提供してあげることではないでしょうか。
各々が自由に学習出来る環境とは、まず第1に、個々にあった学習内容であることです。社員様の実状といたしまして、学生を卒業してから全く英語に触れる機会がなかった方もいれば、海外旅行が好きで自信をもって英語を話せる方もいらっしゃるかもしれません。
それこそ十人十色の社員様がいらっしゃる中で、全員のレベルに合わせた学習内容というのは、ほとんど存在しないでしょう。ですので、様々なレベルの社員様全員が自分のレベルに合わせた個々の学習が求められるのです。
次に上げられるのが、学習時間に縛られないことです。先ほども申しました通り、十人十色の社員様がいる中、全員が毎日同じタイムスケジュールで仕事をしているわけではありません。そのため、英語研修に参加できる時間も自ずと限られてくるのではないでしょうか。
そんな中強制的に研修に参加させようとなりますと、確実に社員様の負担になってしまうことは目に見えています。学習は、強要されて行っても知識はつきません。ですので、社員様それぞれのタイミングで学習することができる環境が理想的だといえるでしょう。
以上のことから、英語研修で行う学習は、各々が自由に学習ができる自習型英語学習が最適だと言えるでしょう。
「担当者様にお願いしたいこと」
先ほど、全体的な英語研修では、マインドセットやチームビルディングを行うと効果的であるとご紹介させていただきました。
学習時間や学習状況は、社員様ごとに異なるため、言ってしまえば学習意欲に基づいて学習成果が現れるといっても間違いありません。そこで、ご担当者様には、学習に躓き自身では学習意欲を向上させることができない社員様をサポートし、もう一度学習意欲を取り戻すよう働きかける必要があります。
そのため、ご担当者様は、社員様の学習状況を把握し学習状況が芳しくない方については、個別でフォローアップしていただきたいと思います。
もちろん、365日24時間把握する必要は一切ございません。しかし、週に1度ほどの頻度で社員様全体の学習状況の把握や、意欲が高い社員様はどのように学習に取り組まれているのかを確認することで、学習に躓いてしまった社員様へすぐさまアプローチすることも可能になります。
ネイティブキャンプをご利用いただきますと、それぞれの社員様に合わせた学習内容をご提供することはもちろん、法人マイページ(学習管理画面)より、ご利用いただいている全社員様の受講状況やレッスンの詳細をご確認いただけます。また、レッスン状況は、「レッスン回数報告書」として印刷することも可能ですので、社員様の学習状況の把握にはピッタリのサービスかと存じます。
「まとめ」
いかがでしたでしょうか。いざ、英語研修に取り組もうにも、何から手を付けていいかわからない、といったお悩みも多数お聞きいたします。そんなときは、ぜひ1度ネイティブキャンプ 法人様サポートセンターまでお問い合わせください。私たちは、企業様がご満足いただける英語研修を行えるよう、お問い合わせから導入、アフターフォローまで万全の態勢でサポートいたします。
英語研修についてご検討されているご担当者様がいらっしゃいましたら、私共にご相談くださいませ。そんなご担当者様のお悩みを解決し、社員様にぴったりな研修内容をご紹介させていただきます。