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社内英語研修での社員のモチベーションを高める方法

社内の様子

グローバル化が進む現代において、世界公用語である英語の必要性が高まってきています。

特に、ビジネスの世界においては、よりハイレベルな英語力が必要とされ、積極的に社員様の英語研修に取り組まれている企業様も増えてきています。

社員様の英語力が上がることで、企業の海外進出や拠点拡大・新規顧客の獲得など、英語を使用するビジネスチャンスがぐっと上がるのではないでしょうか。また、2020年には東京でオリンピック、2025年には大阪で万博など、日本国内においても国際的なイベントの開催が決まっております。

このような背景のもと、日本における英語の必要性・英語を話せることで広がる可能性は計り知れないと感じております。

さて、先ほど申し上げた通り、英語研修に積極的に取り組まれている企業様(以後、担当者様と呼ばせていただきます。)は非常に多く、ありがたいことに弊社にも、たくさんのお問い合わせを頂戴致します。

そんな中、ここ最近、よくお問い合わせいただくご担当者様からお悩みを、ご紹介させていただきます。

 

研修を進めていく中で、

個々の英語力が異なるので、どのように指導すればいいのかわからない…」

「社員の学習意欲にバラつきを感じる…」

そのように感じたご担当者様は少なくないかと思います。

かくなる私も、新入社員時代は英語に対する学習意欲は決して高くはなく、苦手とさえ感じておりました。英語研修における社員様のモチベーションに悩まれているご担当者様は、ぜひこのブログを参考にしていただけると嬉しく思います。

 

まず、なぜ英語研修において意欲的になれない社員様(以後、受講者様と呼ばせていただきます。)がいらっしゃるのか。過去の私も同じような経験がございますが、それは、対象となる受講者様が英語の必要性を感じていないことが原因として上げられます。

グローバル社会といっても、なかなか日常的に英語を使うことはないかと思います。それ故に、今すぐ英語力を高めなくても、日常生活には困らないのでは、と感じてしまうからです。

担当者様としては、受講者の英語力を高めたいが、実際に英語を学習する受講者様からすれば、「英語は必要だと思うけど、今すぐ必要かと言われるとそういうわけじゃないし…」といったように、英語を学ぶことにおいて、意欲的になれないのです。

では、具体的に受講者様の英語学習におけるモチベーションを高めるために、必要なことはなんでしょうか?また、担当者様はどのようにアプローチをすれば効果的なのでしょうか?

 

「学習者の内発的モチベーション」

内発的モチベーションとは、文字通り、内側からわき上がるようにして生まれてくるモチベーションのことを指します。つまり、英語を学ぶことそのものが楽しく、受講者様自ら英語を学びたいというモチベーションのことです。それが心理的な報酬となって、喚起されます。

受講者様自身が思うように学習し、それに値する結果を得ることができる場合には、内発的モチベーションは高くなり、英語学習に面白さを感じ、没入することができるでしょう。

つまり、英語研修の目的を、受講者様がビジネスで英語を使うことならば、担当者様は、この内発的モチベーションを育てることが求められるとも言えるでしょう。

 

「企業からの外発的モチベーション」

一方で、外発的モチベーションとは、外から向けられた報酬などによって行動が始まるモチベーションのことを指します。

つまり、様々な手法を駆使して受講者様の心を理解し、内発的モチベーションを上げるかが、担当者様には求められるのです。

はじめは、担当者様による外発的モチベーションにより、英語研修に取り組まれたとしても、受講者様がやりがい・達成感を得ることができる研修内容であれば、受講者様の内発的モチベーションを上げることができます。

しかし、それはあくまできっかけの話であり、最終的には外発的モチベーションではなく、受講者様の内発的モチベーションで研修に取り組むことができるプログラムが必要ではないでしょうか。

 

 

「受講者同士のチームモチベーション」

また、受講者様同士で情報を共有することで、内発的モチベーションを高められることが、実証されています。

そのことから、社内での勉強会の実施や、受講者様同士が情報を交換したり、お互いをサポートし、励まし合うことができる環境があるということは、受講者様のモチベーションを高めるきっかけになると言えます。

 

 

「モチベーションセミナーとチームビルディング」

ここ近年、モチベーションセミナーという言葉を耳にするようになりました。
しかし、モチベーションとは、ただ講師の話を聞くだけで確実に上げることができる、とは断言できません。

意欲というものは、組織のあり方や周りの人、つまり、「自分の外」にある要因に影響を受けやすいものです。

ですので、まずは受講者を取り巻く状況の改善を図ること、それを踏まえた上で研修が取り組まれることが効果的だと思われます。受講者様がご自身の思考パターンを理解することで、ポジティブに切り替えるスキルを身につけることができるのです。

また、担当者様が受講者様をチームとしてマネジメントを徹底することで、受講者様一人ひとりに使命感を持たせ、モチベーションをより高めることができるのではないでしょうか。

 

「マインドセットの大切さ」

「マインドセット」という言葉を耳にしたことはありますか?

「マインドセットが大切です!」と、重要性を主張したり、最近では、マインドセットについての著書も販売されているようです。

なんとなく、マインドセットが「何か重要なもの」だということは伝わりますが、具体的なところはわからない人も少なくないと思います。

では、マインドセットとはどのようなことを指すのでしょうか。

こちらは、何か物事に取り組むための心構えや、取り組む心の状態を示します。マインドセットとは、なにかを成し遂げるためのベースになるものです。

つまり、マインドセットがうまく出来ていないと、結果も出にくく、うまくいかない可能性もあるのです。だからこそ、何かを成し遂げるためには、しっかりとしたマインドセットを作る必要があると言えます。

 

「英語研修のスケジューリング」

では、英語研修における理想のスケジューリングとはいったいどういうものでしょうか。それは、受講者様が能動的に学ぶことができる環境を用意することが大事です。

一般的に、英語をマスターするには3000時間が必要と言われています。

これは、英語力がゼロの人を基準にした数値であり、学生時代に英語に触れてきた人であれば、すでに約2000時間は費やしてきたと言えるでしょう。

つまり、企業は、残りの1000時間分を研修として受講者様の個々の学習に当てればいいのです。

そこで、社内で行う研修とは別に、オンライン英会話を活用することで、より英語に触れる機会を作ることができるのではないでしょうか。オンライン英会話であれば、受講者様一人一人のタイミングで学習することができるので、5分、10分など短い時間でも英語に触れることができます。

また、先に申しました通り、受講者様が意欲的に英語研修に取り組むためには、受講者様同士が切磋琢磨しあえる環境作りが大切なのです。ですので、オンライン英会話での個々の学習と並行し、担当者様としては定期的に受講者様同士が交流できる機会を設けることで、受講者様のモチベーションはぐっと高まり、より効率的に英語研修に取り組むことが可能になると思います。

 

「まとめ」

いかがでしたでしょうか。

一言にモチベーションといっても、内発的要因・外発的要因によってアプローチの方法は様々です。まずは、受講者様にあったモチベーションの高め方を見つけ、受講者様にあった学習方法を見つけることが大切だと思います。

オンライン英会話のネイティブキャンプなら、24時間365日、好きなタイミングでいつでも何度でもレッスンの受講が可能です。

スキマ時間に5分、10分でも英語に触れる環境をご提供いたします。また、日本人カウンセラーと一緒に、受講者様にあった教材・コースを見つけることができます。

英語学習は、1人で進めることは非常に困難だと思います。受講者様が英語研修に楽しさを感じ、意欲的に英語を学ぶ環境が重要とされ、求められます。