新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、TOEICや英検などの試験が中止になっています。
そんな中、試験会場へ足を運ぶことなく受験できる「オンライン受験」が話題ですね。
しかし、TOEICや英検などを受験する前に、「自分の英語力をもっと簡単に、定期的にチェックする方法はないだろうか」と思ったことはありませんか?
今回は、ビジネス英語レベルをもっと気軽に判定できる、ネイティブキャンプの「マンスリースピーキングテスト ビジネス英会話」についてご紹介します。
Contents
マンスリースピーキングテストとは
ネイティブキャンプのマンスリースピーキングテストは、スマートフォン、またはタブレットから「ネイティブキャンプ アプリ」をダウンロードいただくことでご利用できます。
また、英語学習目的に応じて、日常英会話とビジネス英会話の2種類をご用意しています。
このブログではビジネス英会話についてを中心にお話をさせていただければと思います。
まず、ビジネス英会話では、会議でのプレゼンテーションや交渉など、リアルなシチュエーションの問題が出題されます。
問題は、ビジネスパーソンが日々の業務で使う英語での会話が中心となり、実践的な英会話力が身についているかどうかをチェックすることができます。
試験時間は約5分で、最先端のAI自動採点システムにより、24時間以内にテスト結果を受け取ることが可能です。
弊社マンスリースピーキングテストでは、精巧なAI技術によるテスト採点により、語彙力、文法、流暢さ、発音の4つの観点から客観的な採点を実現。
総合評価を10段階のレベルによって分けることにより、より自分に合った教材の選択や学習目標の設定ができます。
問題は毎月更新され、それぞれ月に1度、無料で受講が可能です。
例えば、外国人と話すとイマイチ通じない、理解してもらえないと感じた時に、皆さんは何が原因だと思いますか?
- 語彙力が足りていない
- 発音が悪い
- 文法がめちゃくちゃ
など、思いつくものはきっといくつかあるのではないでしょうか。
独学で英語を学ぶ多くの人がこのような場面で「語彙力も足りない、発音も悪い、文法もめちゃくちゃ。全然成長していないじゃないか。」と感じてしまい、挫折してしまうポイントでもあります。
しかし、これらの項目がそれぞれ別々に採点され、点数として見える化されていたらどうでしょうか。
- 発音教材をやっていたら、先月よりも「発音」の点数が上がった。
- 文法の教材を始めたら、「文法」の点数が上がった。
- 予習や復習にも力を入れたら、「語彙力」が上がった。
など、今まで「自分の英語力はまだまだだ・・・。」と感じていた人も、日々の努力の成果を感じることができ、学習意欲を高めることができるはずです。
逆に、学習時間をうまく作れず英語に触れる時間が短かった場合は、点数が下がってしまうこともあるでしょう。
その時は「もっとたくさんレッスンを取ろう!」と自分を鼓舞することで、モチベーションを維持することができます。
英語学習者の目標は、「外国人とビジネス場面でしっかりとコミュニケーションを取れるようになりたい。」「仕事で使える英語力を身に付けたい。」など様々ですが、マンスリーテストの点数に一喜一憂し、点数を上げることを目標にすることはお勧めしません。
マンスリーテストは、ご自身が掲げる目標を達成するために、次に何をしたらいいのか、どのような教材がお勧めなのかを知る材料としてご活用ください。
仮に点数が少し下がった場合、前回のテストと比較し、「それぞれの項目のバランスに大きな差はないか」「特に低くなったものはないか」など、客観的に分析することも良いでしょう。
後ほど改めて書かせていただきますが、AIによる判定ではいくつかのポイントや注意すべき点があるため、総合点が下がったからといって、学習者の英語力が下がったという訳ではない可能性があるからです。
スピーキングテストの問題形式
スピーキングテストの問題形式は、こちらのページでも紹介させていただいており、ログインをしていない状態でもご確認いただけます。
こちらでは大まかな流れを書かせていただきますので、詳しくは「ネイティブキャンプ マンスリースピーキングテスト」ページをご確認ください。
形式1 音読問題
・準備時間・・・30秒
・回答時間・・・30秒
形式1は音読問題です。
はじめにシチュエーションを説明するナレーション音声が流れ、30秒の準備時間が設けられています。
音読問題は時間内に読み切れるよう早く読めばいいという訳ではありません。
英語独特のリズムやイントネーション、語尾のトーンなど、気をつけるべきポイントはいくつもあります。
もちろん早く読めることは良いことですが、「息継ぎをせずとにかく早く読んでしまっている」「棒読みになってしまっている」人は、少しペースを落としてリズムやイントネーションに気をつけながら読んでみてください。
形式2 絵を見て答える(1)
・準備時間・・・10秒
・回答時間・・・15秒
形式2は、イラストについての質問に答える問題です。
・What’s the salesperson doing?
・What is the man ordering on the phone at his office?
など、イラストから読み取れる情報を説明する力が求められます。
準備時間は10秒、回答時間も15秒と短いので、瞬発的に英文を組み立て、聞き手が分かりやすい表現をできるかがポイントになります。
形式3 絵を見て答える(2)
・準備時間・・・30秒
・回答時間・・・45秒
形式3は、形式2と同様でイラストについての質問に答える問題です。
しかし形式2よりもより高度な説明が求められるほか、回答時間も45秒と長めです。
この回答時間ですが、AIは45秒間の間にネイティブスピーカーが話せる語彙数を基準に採点をしています。
そのため回答者がいくら的確にそのイラストについて説明しても、20秒や30秒で回答を終了してしまうと、語彙が少ないと判断され思ったよりも低い点数になることがございます。
また、難しい単語ばかり並べることで点数が上がるかといったらそうでもありません。
もちろん簡単な単語だけでは語彙力が低く出てしまいますが、無理に使い慣れていない難しい単語を使うことで言葉に詰まってしまったり、的を得ていない回答になってしまっては元も子もありません。
テストということで緊張されるかもしれませんが、出来る限り本番を意識し、目の前にクライアントや同僚が自分の説明を聞いていると考えて、文章を組み立ててみましょう。
形式4 自由回答
・準備時間・・・30秒
・回答時間・・・45秒
形式4は、与えられたテーマについて自分の意見を述べる問題です。
こちらも形式3と同様、回答時間が45秒と少し長めに設定されています。
制限時間内にできるだけ多く話すことを意識しましょう。
また、英語では「結論を先、説明は後」という特徴があります。
30秒で自分の意見をまとめることは意外と大変ですが、説明からいきなり入らないように気をつけましょう。
マンスリーテスト 受講時のポイントまとめ
ここでは、前述したポイントを含め、受講時のポイントをまとめさせていただきます。
- 周りの音が入らず、声を出せる環境で受講しよう。
- マイク付きイヤホンを使うなど、声がしっかりと認識されるようにしよう。
- 英語のリズムやイントネーション、語尾のトーンを意識しよう。
- 求められている回答を把握し、的確に意見を述べられるようにしよう。
- 時間制限内に出来るだけ多く話すことを意識しよう。
- テスト結果をもとに、自己分析をするようにしよう。
また、「テスト結果をどのように分析すればいいかわからない」「毎月受講しても点数があまり変わらない」など、学習方法に不安や悩みがある場合は早いうちに解決することをお勧めします。
弊社では、日本人によるカウンセリングクラスをご用意させていただいており、マンスリーテストの結果から学習のお悩みや疑問等をご相談いただけます。
いつでもどこでも受講できるアプリを最大限活用しよう。
ネイティブキャンプは、24時間365日いつでもどこでも世界中の講師とレッスンをできることが特徴です。
今回紹介したマンスリースピーキングテストも、月に1度いつでもどこでもスマートフォンから気軽に受講できるため、ぜひ継続して受講いただくことをお勧めします。
弊社では、カランメソッドを含め、6,000以上の豊富な教材があり、学習者のレベルや課題、弱点に合わせて教材を選ぶことができます。
1から全て教材を進めることも大切ですが、その時その時に必要な教材を把握し、ピンポイントに苦手な部分を改善することも必要です。
皆様の課題や弱点把握に、弊社「マンスリースピーキングテスト」をご活用いただけますと幸いです。