アメリカのユタ州は、壮大な大地と自然が織りなすダイナミックな絶景を楽しめるのが最大の魅力です。
今回は、ユタ州で見逃せない絶景スポットを8か所紹介します。
ベストシーズンや日本からのアクセス方法、現地での移動手段も紹介するので、チェックしてくださいね。
また、注意すべきユタ州のルールや国立公園での安全対策など、安心して旅行を楽しむためのポイントも解説します。
ぜひ本記事を参考にして、安全に楽しめるユタ州観光を計画してください!
- ユタ州の基本情報:歴史・文化・気候
- ユタ州観光で必見!見逃せない絶景スポット8選
- ユタ州観光を最大限楽しむための旅行ガイド
- ユタ州旅行前に知っておきたい注意点
- 忘れられない絶景を探しにユタ州へ旅立とう
ユタ州の基本情報:歴史・文化・気候
アメリカ西部に位置するユタ州は観光地として人気が高く、壮大な自然と独自の文化をあわせ持つ地域です。
歴史・文化・気候のそれぞれに特徴があります。
| 歴史 | ユタ州という名前の由来になったユテ族などの先住民が暮らしていた土地に、1847年、ブリガム・ヤング率いるモルモン教徒の一団がソルトレイク渓谷へ移住したことで、現在のソルトレイクシティ周辺の街づくりが本格的に始まりました。 それ以前はスペイン領・メキシコ領の時代を経て、米墨戦争後の1848年にアメリカ合衆国の領土になったという経緯があります。 |
| 文化 | 現在もユタ州では、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の信者が人口の多くを占めており、家族を大切にする価値観や、節度ある生活スタイルが地域文化に色濃く反映されています。 その影響もあり、アルコールの販売やギャンブルに対する州法・ローカルルールは他州より厳しめですが、近年は観光客も楽しめるバーやレストラン、アート・フェスティバルなども増え、宗教的雰囲気と現代的な都市文化が共存しているのが特徴です。 |
| 気候 | ユタ州は標高が高く、年間を通して空気が乾燥し、降水量も少ないのが特徴です。 夏の日中は地域によって30〜40℃近くまで気温が上がることもありますが、湿度が低いため日本の真夏ほどの蒸し暑さは感じにくい一方で、脱水や熱中症リスクには十分な注意が必要です。 ただし、日差し・紫外線が強いため、日焼け・熱中症対策が必須。夜との気温差が激しい日もあるので、羽織ものが必要です。 冬は氷点下になるほど寒く、特に山岳地帯では雪が多く降り、質の高いパウダースノーが楽しめます。 また、標高差が大きいため地域ごとに気候が異なり、北部と南部で気温や降水量に差が見られる点も特徴の一つです。 |
ユタ州は、開拓の歴史、宗教と自然が融合した文化、そして多様性のある気候を持つ魅力的な場所です。
ユタ州観光で必見!見逃せない絶景スポット8選
ユタ州は、世界有数の絶景が集まる観光地です。壮大な国立公園や映画のロケ地にもなった風景など、一度は訪れたいスポットが数多くあります。
ユタ州観光で外せない絶景スポットを8つ厳選して紹介するので、参考にしてみてください。
1. アーチーズ国立公園:自然が創り出した2,000以上の岩の芸術
アーチーズ国立公園は、2,000以上もの天然アーチが点在する世界的に有名な公園です。
中でもユタ州のナンバープレートに使われている「デリケートアーチ」はシンボル的な存在で、夕日に染まる姿は圧巻。
赤い砂岩が織りなす景観は、まさに自然が創り出した芸術です。
ただし、近年のハイシーズンには、混雑緩和のため「時間指定予約制(Timed Entry)」が導入されており、午前〜日中の入園には事前予約が必要な期間があります。
実施期間や対象時間帯は年ごとに変わるため、訪問前に必ずアーチーズ国立公園の公式サイトで最新情報をご確認ください。
2. キャニオンランズ国立公園:広大な渓谷と日の出が美しいメサアーチ
キャニオンランズ国立公園は、コロラド川とグリーン川に浸食された壮大な渓谷と台地が広がるダイナミックな景観が魅力です。
特に「メサアーチ」から望む日の出は有名で、岩のアーチ越しに差し込む光が幻想的な風景を演出します。
全長約1kmの短いハイキングコースがあるのも嬉しいポイントですね。
3. ザイオン国立公園:渓谷美と多様な生態系が魅力
ザイオン国立公園は、ハイキングコースが充実した人気スポットです。
大迫力の切り立った岩壁を間近で見られます。
中でも人気のハイキングコースは、渓谷の絶景が圧巻の「エンジェルスランディング(全長8.7km)」や、バージン川を渡りながら進む「ナローズ(全長15.4km)」です。
ただし「ナローズ」は、オンラインもしくは当日に現地での抽選で許可証を取得できなければ、行けないので注意してくださいね。
4. ブライスキャニオン国立公園:無数の尖塔「フードゥー」が並ぶ自然の円形劇場
ブライスキャニオン国立公園は、「フードゥー」と呼ばれる尖塔状の岩が無数に並ぶ独特な景観が特徴です。
まるで自然の円形劇場のような地形は、日の出や夕暮れ時に特に美しさを増します。
歩きやすいトレイルから、中級者向けや本格的なハイキングコースまで揃っているので、誰でも楽しめますよ。
5. キャピトルリーフ国立公園:地球のシワ「ウォーターポケット・フォールド」
キャピトルリーフ国立公園は、比較的観光客が少ない穴場スポットです。
約161kmに及ぶ「ウォーターポケット・フォールド」があり、壮大な断崖から見えるシワのような地層のうねりが特徴です。
全長2.9kmの中級者向けハイキングコースの「ヒックマン・ナチュラル・ブリッジ・トレイル」では、砂岩でできたアーチや紀元前に暮らしていたフリーモント族の遺物を見られます。
また、ユタ州には、前述のアーチーズ、キャニオンランズ、ザイオン、ブライスキャニオン、キャピトルリーフの5つの国立公園があり、「Mighty 5(マイティ・ファイブ)」として世界中のアウトドア好きに知られています。
キャピトルリーフ国立公園はその一つで、約160kmにわたり連なる地層の隆起「ウォーターポケット・フォールド」が象徴的な景観を形づくっています。
6. モニュメントバレー:映画の舞台にもなったアメリカの原風景
モニュメントバレーは、ユタ州とアリゾナ州の州境に広がる絶景エリアです。
小さな丘やテーブルのような多様な形の岩がダイナミックに広がっています。
映画のロケ地としても有名で、西部劇をはじめ「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Part3)」や、「フォレスト・ガンプ」など数々の名作に使われました。
7. ソルトレイクシティ:大自然への玄関口とモルモン教の本部が置かれている都市
ソルトレイクシティは、ユタ州観光の拠点となる都市です。
モルモン教の総本部である「テンプルスクエア」が代表的な観光スポットで、ビジターセンターや庭園などを楽しめます。
また、世界最大級のパイプオルガンも見どころです。
周辺には、グレートソルトレイクやアンテロープアイランド州立公園など自然も広がり、都市と自然の両方を楽しめます。
8. グースネックス州立公園:蛇行する3億年の絶景
グースネックス州立公園は、川が長い年月をかけて削り出した蛇行地形を上から覗き込むのが見どころです。
直径約2.4kmのW字型の渓谷のねじれた砂岩が織りなす景色は、自然が創り出した造形美を楽しめます。
約3億年の地層の変化を一望できるこの場所は、まさに地球の歴史を体感できる絶景スポットといえるでしょう。
ユタ州観光を最大限楽しむための旅行ガイド
ユタ州は、広大なエリアに見どころが点在しているため、事前の計画が旅行の満足度を大きく左右します。
ユタ州観光を最大限に楽しむために押さえておきたいポイントを解説します。
ユタ州観光のベストシーズンはいつ?
ユタ州観光のベストシーズンは、一般的には春(3〜5月)と秋(9〜10月)とされ、日中の気温が穏やかでハイキングやドライブに最適です。
一方で、夏(6〜8月)は気温が上がるものの、晴天率が高く青空と赤い岩のコントラストが美しい時期なので、暑さ対策を徹底すれば国立公園巡りには人気のシーズンです。
冬(11〜3月)は雪景色やスキーを楽しみたい方には最適なシーズンですが、寒さが厳しくなり、ハイキングをする際に道も滑りやすくなります。
日本からユタ州へのアクセス方法
・羽田・成田・関西空港→サンフランシスコ→ソルトレイクシティ国際空港
日本からソルトレイクシティ国際空港までは直行便がなく、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デンバーなどアメリカ国内のハブ空港で乗り継ぐルートが一般的です。
乗り継ぎ時間にもよりますが、フライト自体はおおよそ13〜16時間前後を見込んでおくとよいでしょう。
そのほか、サンフランシスコやシカゴ、デンバーから鉄道でユタ州の州都ソルトレイクシティに向かう方法もあります。
広大なユタ州内の移動手段はレンタカーが基本
ユタ州は非常に広く、観光スポットが点在しているため、レンタカーでの移動がおすすめです。
ソルトレイクシティでは路面電車やバスが整っていますが、モニュメントバレーや各国立公園を巡る場合、公共交通機関ではアクセスが難しいケースが多いです。
アメリカでの運転は日本と異なり右側通行ですが、道路は広く整備されているため比較的運転しやすい環境といえるでしょう。
事前に国際運転免許証を取得するのを忘れないでくださいね。
ツアーを予約するのもよいですが、自由に周りたい人にはレンタカーが最適です。
加えて、ユタ州の広大な自然の中をドライブするのは新鮮で、思い出の一つになるでしょう。
ただし、ドライブ中は野生動物の飛び出しに気をつけてください。
高速道路に飛び出してくることもあるそうです。
世界自然遺産が多い国について知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
ユタ州旅行前に知っておきたい注意点
アメリカ西部のユタ州では、日本とは異なるルールや環境があるため、事前に注意点を把握しておくことも重要です。
飲酒に関するルールと国立公園での安全対策を解説するので、覚えておきましょう。
飲酒に関するルールと法律
ユタ州では、モルモン教徒が人口の大きな割合を占めており、その価値観も背景の一つとなって、アルコールの販売や提供については他州より厳しめのルールが設けられています。
具体的には、飲酒可能年齢は21歳以上、スーパーで購入できるのは度数5%未満のビールに限られ、ワインや蒸留酒など度数の高いアルコールは州営の酒屋(State Liquor Store)のみで販売されるなどの制限があります。
公共の場での飲酒や「オープンコンテナ(中身の入った酒のボトル・缶を外で持ち歩くこと)」が禁止されているケースも多いので、トラブルを避けるためにも、バー・レストラン・宿泊施設といった許可された場所で楽しむようにしましょう。
主なポイントは以下の通りです。
違反すると罰金対象になることもあるため、現地ルールに従いましょう。
国立公園での服装と安全対策
ユタ州の国立公園を観光する場合は、砂漠や渓谷など過酷な自然環境を歩くことを考えて、トレッキングシューズやスニーカーを履きましょう。
服装は、季節にあわせて以下のようなものを用意してくださいね。
| 春・秋 | 長袖や薄手のジャケット。 朝晩は冷え込むことがあるため、フリースやセーターを用意しておく。 |
| 夏 | Tシャツ・ショートパンツで過ごせるが、朝晩の気温差があるため、薄手の上着を準備しておくとよい。 加えて、帽子やサングラス、日焼け止めなど紫外線対策も必要。 |
| 冬 | ダウンジャケットや手袋・帽子など防寒着・防寒具が必要。 また、凍結や積雪に備えて、防水性のある靴や滑りにくい靴だと安心。 |
ザイオン国立公園のナローズでは、川の中を歩くコースがあるので、乾きやすくて動きやすい服や、水温で寒くなったときのための羽織が必須です。
靴は長靴だと水が入って重くなってしまうため、ハイキングシューズやアクアシューズを履きましょう。
服装に加えて、以下のような安全対策も大切です。
・急な天候変化に備えてカッパや折りたたみ傘を準備しておく
・万が一のケガや体調不良に備えて応急処置キットや薬を用意しておく
・スタミナ補充のために軽食やスナックを持参する
暗い場所を歩くときや日暮れ対策で、懐中電灯やヘッドライトもあると安心ですよ。
また、電波が届かないエリアも多いため、事前にルートを確認し、無理のないスケジュールを組むことも安全に観光を楽しむポイントです。
また、アメリカの国立公園では、自然保護の観点からさまざまなルールが設けられており、違反すると高額な罰金の対象になることもあります。
代表的な例として、ほとんどの国立公園でドローンの飛行が禁止されていること、決められたトレイルから外れて歩く「オフトレイル」が禁止されていること、動物への接近や給餌が禁じられていることなどが挙げられます。
公園ごとに細かなルールが異なるため、ビジターセンターや公式サイトで最新の注意事項を確認してからハイキングに出かけましょう。
アメリカのデンバー観光について知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
忘れられない絶景を探しにユタ州へ旅立とう
アメリカのユタ州で最大限に観光を楽しむためには、事前の情報収集と準備が欠かせません。
本記事で紹介した8つの絶景スポットを参考に、旅行計画を立ててみてください。
行くタイミングは季節ごとの気候の特徴を把握したうえで、自分のニーズにあわせて考えてみてくださいね。
国立公園では、服装や持ち物をしっかり準備し、万全な状態で安全に楽しみましょう。
ユタ州は広大で、国立公園やほかの観光地も距離があるため、レンタカーでの移動がおすすめです。
車で隣のネバダ州やコロラド州に行くのもよいかもしれませんね。
◇経歴
幼少期から英会話スクールに通い、大学は英語専攻に進学、社会人を経験した後にオーストラリアで1年ほどワーホリをしました。
◇資格
英検準2級、現在IELTSの受験勉強中
◇留学経験
オーストラリアの語学学校で2ヶ月英語を学びました。
◇海外渡航経験
オーストラリアでワーホリ(約1年)、現在フランス人のパートナーとフランス滞在中
◇自己紹介
オーストラリアでのワーホリを1年経験しました。
その時に出会ったフランス人の彼と現在フランスに住んでいます。
彼との会話は英語です。以前ライティングの仕事をしていた経験を活かし、Webライターとして活動しながら、英日翻訳家になるための勉強もしています。