Could haveの意味と使い方

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みなさんこんにちは!

今回は「Could have」の意味や使い方についてご紹介していきます。

“Could”というと”can”の過去形で、日常英会話でもよく使う助動詞の1つですね。

そんな”could”に”have”と過去分詞がくっついた表現を見たことがあるでしょうか。

「仮定法過去完了」と呼ばれるその表現は、英語を勉強していれば、耳にしたり目にしたりすることが少なくないでしょう。

今回はそんな”could have + 過去分詞”の表現について、どんな意味になるのか、そしてどういう風に使えばいいのかを例文などを使ってご説明していきます。

今回は推量と仮定法としての用法を中心に見ていきますが、“could have”は後悔を表す表現もあるので、そちらは後半で少しだけご紹介していきます。

CouldとCould haveを比べてみよう

まずは”have”がつくとどんな意味になるのか、”could”単体を使った文章と、”could have”を使った文章を用いて見比べてみましょう。

推量

I could be wrong.
(私は間違っているかもしれない。)

I could have been wrong.
(私は間違っていたかもしれない。)

仮定法

I could go to Japan if I had a holiday.
(休暇があれば日本に行けるのに。)
=実際には休暇がない

I could have gone to Japan if I had had a holiday.
(もし休暇があったなら、日本に行くことができたのに。)
=実際には休暇がなかった

日本語の訳が似ているため、“Could”の使い方をしっかりと理解していなければ、この違いを感じ取るのは難しいかもしれませんが、”could”にはさまざまな用法があります。

この”could”の推量や仮定法で表した出来事に、過去形のニュアンスを加えるのが、”could have + 過去分詞“なのです。

例えば推量の”I could be wrong.”というのは、文法として過去形ではあるものの、文章自体は現在のことについて話しています。
しかしそこに”have+過去分詞”をくっつけることで、「間違っていたかも」という過去についての話となるんです。

仮定法についても、同じ事で”I could go to..”と言っているのは、「今現在実際には休暇がないけど、あれば日本に行くのに。」という願望のような表現です。
そこに”have + 過去分詞”をつけることで「(過去のある時点で)休暇がなかったけど、もしあったなら日本に行けただろう。」という本当には起こらなかった過去のことを推測して話しているのです。

この表現は日常会話で意外と使うので、ぜひ覚えていきたいところですが、仮定法がわかっていないと理解するのが難しいかもしれないので、まずは仮定法をマスターしましょう。

Could haveをもっと深く見てみよう

ではここからは、”could have”についてどのような使い方をすればいいのか、会話例文を使ってみていきましょう。

シチュエーション1:

A: Why did the teacher call you to his office?
B: Because I didn’t bring my homework. I left it at home.
A: You should have told me! You could have copied mine!
B: Well, I noticed that I hadn’t brought it when the teacher came into the classroom.
A: Oh…that’s too bad.

(和訳)
A: なんで先生のオフィスに呼ばれたの?
B: 宿題を持ってこなかったからだよ。家に忘れてきたんだ。
A: 言ってくれればよかったのに!(言ってくれていれば)僕のをコピーできただろ!
B: 先生が教室に来た時に、宿題持って来てない事に気づいたんだよね。
A: ああ・・・それは残念だったね。

ここでは、”You could have copied mine!”のところで、”could have”が使われていますが、この文章は「宿題を忘れたことを言ってくれていれば」という仮定の部分を省いた表現となっています。

口語表現ではよく省略されることもありますので、色々なフレーズに慣れていきましょう。

また、その前が、”You should have told me!”と、「言ってくれるべきだった=言ってくれればよかった」という文章なので、ここから「宿題を忘れたことを言ってくれていれば」という仮定が読み取れます。

“could have”の表現は、このような過去に実際には起こらなかったことについて話す仮定法でよく使われます。

シチュエーション2:

C: What are you looking for?
D: My car key. I’ve been looking for it for 20 minutes now but I can’t find it.
C: Did you check the bathroom?
D: Bathroom? Why?
C: Because the last time you lost your key, it was in the bathroom.
D: You’re right.
C: You could have forgotten about the key while checking yourself in the mirror.

(和訳)
C: 何を探してるの?
D: 車の鍵だよ。20分ほどずっと探してるけど見つからないんだ。
C: バスルームは見た?
D: バスルーム?なんで?
C: だって前回鍵をなくしたとき、バスルームにあったでしょ。
D: 確かに。
C: 鏡で自分をチェックしてた時に、鍵のこと忘れちゃったんでしょ。

こちらは”You could have forgotten about the key”の部分が”could have”を使った文章です。過去についての推測・推量として使う表現ですが、”may have”や”might have”といった表現とも似ています。

このまま”may have”や”might have”に言い換えることもできるのですが、”could have”の方がどちらかというと確信度がより強い感じがするのがポイントです。

母親や親しい友達はあなたの習慣などをよく知っている可能性が多いので、「いつもあなたはそうだよね」とある程度確信を持って指摘してくるので、注意して聞いてみると意外と日常生活で使われる表現になります。

また、ビジネス英会話などでは新しい仕事を依頼するときや商談の条件などを提案する際、「これからも一緒に頑張りましょう」と伝える意味を込めて下記のように言うこともできます。

If I couldn't work with you, I couldn't have gotten so many customers.
もしあなた方と仕事ができなかったら、こんなにも多くの顧客を得られなかったでしょう。

そのあと「ところでこの件なんですが・・・。」と続ければ、相手も聞いてくれること間違いなしです!

今回は否定形で文章を作りましたが、肯定文でも同じように言うことができますので、文章を作るトレーニングとして色々なパターンで文章を作ってみてください!

I wish I could have …もよく使われる

さて、”could”を使った仮定法というと、”I wish I could…”という文章を見たことがある人もいるでしょう。
例えばこのような感じですね。

・I wish I could be there with you.
あなたと一緒にいられたらいいのに。

そしてもちろん、これも過去のことを表すときには”could have”を用いて表現することができます。

・I wish I could have been there with you.
あなたと一緒にいられたらよかったのに。

“could”のみの場合は、「今現在一緒にはいられないけど、一緒にいられたらいいのに。」という気持ちを表します。

”could have”になると、過去のあるポイントで、何かが起こっていて「その時、あなたと一緒にいられたらよかったのに。」と言っているわけです。

こちらの表現も、よく使われる表現ですから一緒に覚えておきましょう。

最後に後悔を表す英語表現をご紹介します。

後悔を表す表現ではcould haveよりもshould haveの方がよく使われるので、今回はその2つの違いを見て行きましょう。

・I could have come home early when I was done.
仕事が終わった時、早く家に帰ることもできたのに。

・I should have come home early when I was done.
仕事が終わった時、早く家に帰るべきだった。

could haveを使った文章では、仕事が終わった時点で帰れる条件も能力もあったのに、実際にはしなかったと言う表現になります。

should haveを使った表現では、仕事が終わった時に早く帰らなかったことで夕飯を食べ損なったり、誕生日パーティーに遅れてしまったり・・・。

何かしら「家に早く帰れたら・・・。」と思うことがあったことが伺えます。

どちらも「家に早く帰れたらよかったのに」という後悔しているようなニュアンスを表現できるのですが、「帰ることもできたのになー」と言うよりも「あの時帰るべきだったな」と思う方が自然ですよね。

そのため後悔を表す表現の多くは、should haveを使うと覚えてしまっていいかと思います。

まとめ

今回は“could have”の意味と使い方について、“could”との違いを絡めながらご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

特に仮定法としてよく使われるこの表現ですが、推量としての用法でも使われることが少なくありません。
会話の中で意味を取り違えないように、しっかり例文などを見て、シチュエーションを理解しながらマスターしていきたいですね。

仮定法や完了形は日本人にとってとても苦手な分野です。それが合わさった仮定法過去完了は、なかなか慣れないかもしれません。

しかし何度も言うようですが、ネイティブスピーカーは意外とこの表現を使いますので、何度も練習してみてください。

また、独学では使い方があっているのか確認することが難しいため、英会話スクールの講師などにチェックしてもらうことをおすすめします。

オンライン英会話スクールのネイティブキャンプには“could have”を学べる教材がありますので、マンツーマン英会話でさらに理解を深めることもおすすめします。

教材は文法教材「文法・中級」の「後悔を表現」という教材になります。

またこの教材の前後には、助動詞+have+過去分詞について学ぶレッスンもいくつかあるので、そちらも参考にしてみてくださいね。

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